選ばれた者 おっさんの気ままな冒険

盾乃あに

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第3章 ダンジョンとおっさん

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ジョキジョキ・・・ジョキジョキ・・・ジョキ・・・ジョキ・・・
いま俺は髪を切って貰っている。
不安しかない、なんでこんなに躊躇無く切れるんだ?
しかも大量に俺の髪が落ちている。
坊主にする気なのか?
「だいたい切り終わったからシャンプーして?その後染めてから整えるからね?」
ほー、賢人に切って貰ってたけど本格的なんだなぁ
「じゃー?こっちきて?」
「なんでシャンプー台が?」
「いつもお店とかないからねー?その場で切ることが多いんだよ?」
そんなもんか?
「はい?座ってー?熱くない?」
「ちょーどいいよ!ありがとう!」
「どー致しまして?」
その後染めて整えて終了!
鏡で見ると久しぶりに自分の顔見た気分だな
「きゃー!数人ー!愛してるー!」
抱きついてくる美羽
「どーどー、ついでに髭も剃ってくるよ」
「どーぞどーぞ!」
髭もダメだったようだ
アンコとマロンが固まっている
「アンコ?マロン?どした?」
「戦国バチェラーの島がいる・・・」
「ちがいます、真田ですよ」
と辺なことを言っているがまぁいいか
髭を剃ってスッキリすると気分もいいな!
「キョウ!ありがとな!」
「いいよー?カズッチイケメンだったねー?」
「おっさんにイケメンはないぞ!ダンディーとかか?」
めっちゃ笑われて
「ダンディーは無いよ?カケラすらない?」
否定された
「ほら、島じゃん!」「いや絶対に真田です!」
後ろでまだなんか言ってるアンコとマロン
美羽はさっきから写メ撮ってるし
まーいいや、気分もいいし
「キョウ?コーヒー飲むか?ジュースの方がいいか?」
「ジュースで?」
と二人ベンチに座りコーヒーとジュースを飲む
「突然だけど僕の力は虚飾?君の固有スキルが呪いのように君の心を蝕んでるから少し止めておいた?君の左肩?心臓に近い所に少し細工しているよ?心が黒くなることない?」
黒くなる、心がか?言われればあるかな?
「あるよ、あれは固有スキルのせいなのか?」
俺は心臓に手を当てる
「たぶんね?それを少しでも止めて楽になる為にやった?少しでも黒くなるのを吸ってくれるよ?でも大きくなりすぎると危ないから注意してね?」
「そっか、ありがとな!キョウ!」
キョウは恥ずかしそうに
「いいよ?勝手にやってごめんね?」
「俺の為にだろ?ありがたいよ!」
俺の為にやってくれたことに感謝しか無い
「今日はバーベキューだ!準備手伝ってくれよな?」
「あったりまえだよ?」
二人で手を繋いで家まで戻った
家に戻ると美羽、アンコ、マロンがピタっとくっ付いて離れない
とても邪魔
「今日はバーベキューするから手伝ってくれよ!」
言うと三人とも動き出しすぐ終わって、またピタっとくっつく、動けない
「そろそろアイツラ帰ってくるから外に出て準備しよーか?」
ってまた三人でテキパキやって終わったらピタっとくっつく
もーなにこれ?嫌がらせ?
「カズッチ愛されてるねー?」
「これ嫌がらせでしょ?」

で四人が帰ってきたからバーベキューするぞーって呼ぶと
「兄さーーーーーーーーん‼︎」
と走ってくるボブに蹴りを入れたのに足にしがみついて
「前の兄さんだ!兄さんだ!」
ってうるさい!
「兄ちゃん、髪切ったんだ!よかった!」
と賢人は喜んでくれている
「僕は・・・僕は・・・」
ノセは泣いて僕はしか言わないし
「うわー、なんか久しぶり過ぎてビックリしたよ」
モッチーも普通だ、良かった
「よるな!雌猫」
「なんでよ!少し触るくらいいいでしょ!」
「アンコ!マロン!フォーメーションA!」
「「了解!」」
「くそー、こーなったら必殺技使うわよ!」
ってなにしてんだよこいつらは
カオスだカオス!
「いい加減にしろよ!バーベキューすんぞ!」
やっと収まった、もういい加減疲れるぞ
「よーやくごはん?ごっはっん?ごっはっん?」
なんかキョウに癒やされるとは思わなかったよ。
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