34 / 41
33婚約者
しおりを挟む
ラーズの事務所の中は、外の祭りとは無縁の静けさに包まれていた。いつもたむろしている事務員もみな祭りに出かけているらしく、会長自ら鍵を開けて部屋の明かりをともした。
「奥の部屋へどうぞ」
とラーズは扉を手で開けると、ザーレが目を丸くした。
「外にいるから」
ラーズ会長がささやく。私はうなずいた。何かあったら、彼に仲裁してもらわなくては。
私が部屋に入って扉を閉めると、先に入ったザーレが待っていたとばかりに扉を閉めた。
「姉さん。見た? ここの扉、手動だよ。それに、鍵って。初めて見たよ」
いささか興奮気味に話す弟に私はうんざりする。
「私の家も似たようなものよ。ここでは当たり前よ」
「姉さん、そんな野蛮な。いったい、いつの時代だよ。ここ、魔法は本当に使えないのか?」
「ここは魔法が使いにくいのよ。あなたも実感したでしょ」
「でも、砦の中は全部魔法で開け閉めできたのに」
「それで、何の用でこんなところまで来たの?」
ただ様子を見に来たわけではないようだ。そんな時間と金を割く余裕など実家にはない。
「それは、姉さんをここから救い出そうと思ったんだよ」
大真面目な顔でザーレは言う。
「……余計なお世話よ。なんでまたそんなことを」
「どうしてって。こんな呪われた土地に姉さんを置いておくわけにはいかないだろう?」
「ここは呪われた土地ではないわよ。失礼だわ」
私は憤慨した。
「それよりも、ザーレ、あなた一人でよくここまで来たわね。そちらこそ驚きだわ。学校はどうしたのよ。父様や母様は? それに、よく旅費が出せたわね」
「一人じゃない。ミーシャと一緒に来た」
弟はちらりと閉じられた扉の向こうに目をおよがせる。
「ああ。あの人。あの人は貴方のお友達? 学校の」
「いや、そうじゃなくて……首都で知り合ったのは確かだけど……」
弟はいったん話を切って、しばらく言葉を選んでいるようだった。
「あのね、あの人は姉さんの……姉さんの婚約者にどうかって」
え? 頭が付いていかなかった。婚約者? あの人が?
「ほら、姉さんのあの件で……父上が困っているときに助けてもらったんだ。それで、そのあとに次の婚約者はこの人でどうかって」
「……私、結婚などしないわよ」
もうこりごりだ。
私の顔を見て、弟は慌てて言葉を重ねた。
「そりゃ、わかるよ。姉さんがあの男にひどい振られ方をしたから、そういうものを信じられなくなったのは。でも、いつまでも、というわけにはいかないだろう。……とてもいい話なんだよ。降ってわいたような。相手はこちらと格が同じ、貴族の出だ。財力も等級も申し分ない。……なにより、彼、姉さんの好みだろう。金髪、碧眼、魔力も高い。姉さんを楽々光らせることもできるくらい高い魔力なんだよ」
私はこそりと所在なく祭りを眺めている男を見た。確かに、帝国の貴族らしい光り輝く金髪と薄い色の目が印象的だ。昔はそういう外見の男が好みだった。
でも今は? 正直、ミーシャという男を見ても心は動かなかった。
「なんで、また、そんなことを。本当に余計なお世話だわ」
話はおしまいと言い換えた私をザーレは必死で引き留めた。
「だから、話を聞いてくれよ……」
「私の意思も聞かずに婚約まで話を進めたというの?」
私はむっとして弟に文句を言う。
「え? だっていい話だろ。ミーシャは等級は高いし、あの外見だ。姉さんなら絶対に気にいると思ったんだよ。父上や母様も乗り気だったし……」
「父様や母様にその話をしたの!」
私のとがった声に弟はびくりとした。
「私は帰りたいなんて、一言も言っていないわよ」
「だって、姉さん、ここは流刑地だよ。元、流刑地」
私の険悪な表情におびえたように弟は言い直した。
「どころじゃないよ。こんな呪われた土地に好きでやってくるなんて、そんな頭がおかしい奴いないだろ」
頭がおかしくて悪かったわね。私はザーレをにらむ。
「とにかく、姉さん。帰ろうよ。姉さんがここに来たのは、一時的な気の迷いだろ。わかるよ。婚約破棄とか切り出されたから、動揺してたんだろ。でも、見て。ミーシャが婚約者だったら、誰も文句は言わないよ。前の婚約よりもずっといい条件なんだから。あの男の、婚約破棄したあの野郎の数倍、数十倍はすごい人なんだよ。ミーシャは」
「いやよ。いきなり変な話をしないでちょうだい。私は今教師なの。ここで、子供たちに教えているの。仕事があるのよ」
貴族令嬢が仕事なんて、という弟の言葉は無視だ。
「でもさ、姉さん。ミーシャはここまで来てくれたんだよ。わざわざ。悪いと思わないかな」
諭すように、甘えるように、弟はこちらに食い下がる。
「ぜんぜん。とにかく私は今、婚約とかそんな面倒くさいことをしている時間がないのよ。忙しいの」
「まさか、まさかだけど、姉さん。恋人ができたとか、ないよね」
え? 私はぎくりとする。
「い、いないわよ。そんな人」
あ、反応が早すぎただろうか。頭の片隅に残っていた、あの門のところにラーズ会長と一緒に行く未来をたたき割る。
「本当?」
「ほ、本当よ。私みたいな子が恋愛なんてできると思うの?」
頭に血が上る。どうか、弟が私の熱に気が付きませんように。
「ふうん?」
弟は疑いの目で私を見ている。まさか、ラーズさんの存在に気が付いているとか。
「当たり前でしょう。私のような小さい子が好きなんて、変態よ。変態。そんな人と恋愛なんてできると思うの?」
口に出してしまってから、しまったと思う。声が大きかったかしら。ひょっとして部屋の外でも聞こえるくらい? ラーズ会長が聞いてしまったら……そう思うとますます血が上ってくる。
「と、とにかく、私は今、働いてるの。そ、そんな浮ついたことをしている暇なんてないの」
それなら、何で外出したのか、なんて突っ込まれたらどうしよう。変な考えがぐるぐると頭をめぐる。
「そうなのか? うーん。じゃあ、一回。じゃあ、一回だけ。ミーシャと話をしてみてよ。ほら、戦勝記念の祭りがあるんだろ。ここ。明日の晩、砦で舞踏会が開かれるそうじゃないか。その時に一緒に踊ってみて、それで彼の人となりを判断してくれよ」
弟のしつこい懇願に私は折れた。この混乱した頭をどこかで冷やさないと。
「じ、じゃあ、一回だけよ。明日の夜、舞踏会ね」
「ああ、そうしてくれると助かる」
弟はあからさまにほっとした表情を浮かべる。
「でも、その舞踏会って、砦で行われる内地人の集まりよね。私、内地風の夜会服なんて持ってないわよ」
本当は行きたくない。服を理由にしてでも断りたい。それが私の本音だ。
「それなら、心配はいらないよ。姉さんが着る予定だった服はちゃんと持ってきてあるから」
母様が乗り気だったんだ、とザーレは得意そうに言う。
着る予定だった服って、それは卒業パーティーのために用意したものだと思う。縁起でもない不吉な服だ。でも、今から夜会服を用意するといっても間に合わない。既製品が合わない子供の体型が恨めしい。かといって、辺境風の服を着て行ったら困ったことになりそうだと私もわかっている。
話し合いが済むと、部屋から出ると二人の男は立ち上がった。ラーズ会長の険しい顔を見ると、話が漏れていたのではないか。大きな声で話し合っていたし。
「話はすみましたか?」
金髪の男は優雅に私の手を取って礼をした。
「うん。姉さんは舞踏会に出ることを了承したよ」
「それは良かった。いつでも帰路につけますね?」
ミーシャの言葉に私は眉を顰める。
「私は舞踏会に行くとは言ったけれど、帰るなんて言っていませんよ。まだ、仕事が残っていますし」
ね、と同意してもらいたくてラーズ会長のほうに笑いかける。
だが、ラーズ会長は腕を組んだまま硬い表情を崩さない。
「わ、私、途中で仕事を投げ出すなんてできませんから」
何を動揺しているの? 私は自分でも驚いた。ラーズ会長は私が仕事を続けることに全面的に同意してくれると思っていたのに。すぐにでも私の援護をしてくれると思っていたのに。
「もちろんです。レディ」
ミーシャはうなずいた。
「でも、久しぶりに内地の催し物に参加するのは悪くないですよね」
「ええ。まぁ」
ちらりとラーズ会長を見たが、険しい顔をしたまま固まっている。
どうして何も言わないの? いつものラーズさんなら、きっと何か言ってくれるはずでしょ。
「姉さん、今日は一緒に砦の中に泊まらないか? 母様がきちんとした通信で話したいといっていた。姉さんの家からの通信は画面が荒いから……」
私の家からの通信で十分だと、言い返したかった。
でも、ラーズさんの沈黙が私の心に重くのしかかる。
どうして黙っているの?
話が漏れていたのかしら。恋人はいないとか、結婚は考えていないとか。いやいや、それは事実なのだけど。それで、気を悪くしてしまったの?
それとも……彼が私のことを思ってくれているというのは勘違いだったのかしら。何か言ってくれると思う私の考えが間違っているの?
結局、今日も砦に泊まる話がまとまってしまった。
ラーズ会長はその間何も口を挟まなかった。
「奥の部屋へどうぞ」
とラーズは扉を手で開けると、ザーレが目を丸くした。
「外にいるから」
ラーズ会長がささやく。私はうなずいた。何かあったら、彼に仲裁してもらわなくては。
私が部屋に入って扉を閉めると、先に入ったザーレが待っていたとばかりに扉を閉めた。
「姉さん。見た? ここの扉、手動だよ。それに、鍵って。初めて見たよ」
いささか興奮気味に話す弟に私はうんざりする。
「私の家も似たようなものよ。ここでは当たり前よ」
「姉さん、そんな野蛮な。いったい、いつの時代だよ。ここ、魔法は本当に使えないのか?」
「ここは魔法が使いにくいのよ。あなたも実感したでしょ」
「でも、砦の中は全部魔法で開け閉めできたのに」
「それで、何の用でこんなところまで来たの?」
ただ様子を見に来たわけではないようだ。そんな時間と金を割く余裕など実家にはない。
「それは、姉さんをここから救い出そうと思ったんだよ」
大真面目な顔でザーレは言う。
「……余計なお世話よ。なんでまたそんなことを」
「どうしてって。こんな呪われた土地に姉さんを置いておくわけにはいかないだろう?」
「ここは呪われた土地ではないわよ。失礼だわ」
私は憤慨した。
「それよりも、ザーレ、あなた一人でよくここまで来たわね。そちらこそ驚きだわ。学校はどうしたのよ。父様や母様は? それに、よく旅費が出せたわね」
「一人じゃない。ミーシャと一緒に来た」
弟はちらりと閉じられた扉の向こうに目をおよがせる。
「ああ。あの人。あの人は貴方のお友達? 学校の」
「いや、そうじゃなくて……首都で知り合ったのは確かだけど……」
弟はいったん話を切って、しばらく言葉を選んでいるようだった。
「あのね、あの人は姉さんの……姉さんの婚約者にどうかって」
え? 頭が付いていかなかった。婚約者? あの人が?
「ほら、姉さんのあの件で……父上が困っているときに助けてもらったんだ。それで、そのあとに次の婚約者はこの人でどうかって」
「……私、結婚などしないわよ」
もうこりごりだ。
私の顔を見て、弟は慌てて言葉を重ねた。
「そりゃ、わかるよ。姉さんがあの男にひどい振られ方をしたから、そういうものを信じられなくなったのは。でも、いつまでも、というわけにはいかないだろう。……とてもいい話なんだよ。降ってわいたような。相手はこちらと格が同じ、貴族の出だ。財力も等級も申し分ない。……なにより、彼、姉さんの好みだろう。金髪、碧眼、魔力も高い。姉さんを楽々光らせることもできるくらい高い魔力なんだよ」
私はこそりと所在なく祭りを眺めている男を見た。確かに、帝国の貴族らしい光り輝く金髪と薄い色の目が印象的だ。昔はそういう外見の男が好みだった。
でも今は? 正直、ミーシャという男を見ても心は動かなかった。
「なんで、また、そんなことを。本当に余計なお世話だわ」
話はおしまいと言い換えた私をザーレは必死で引き留めた。
「だから、話を聞いてくれよ……」
「私の意思も聞かずに婚約まで話を進めたというの?」
私はむっとして弟に文句を言う。
「え? だっていい話だろ。ミーシャは等級は高いし、あの外見だ。姉さんなら絶対に気にいると思ったんだよ。父上や母様も乗り気だったし……」
「父様や母様にその話をしたの!」
私のとがった声に弟はびくりとした。
「私は帰りたいなんて、一言も言っていないわよ」
「だって、姉さん、ここは流刑地だよ。元、流刑地」
私の険悪な表情におびえたように弟は言い直した。
「どころじゃないよ。こんな呪われた土地に好きでやってくるなんて、そんな頭がおかしい奴いないだろ」
頭がおかしくて悪かったわね。私はザーレをにらむ。
「とにかく、姉さん。帰ろうよ。姉さんがここに来たのは、一時的な気の迷いだろ。わかるよ。婚約破棄とか切り出されたから、動揺してたんだろ。でも、見て。ミーシャが婚約者だったら、誰も文句は言わないよ。前の婚約よりもずっといい条件なんだから。あの男の、婚約破棄したあの野郎の数倍、数十倍はすごい人なんだよ。ミーシャは」
「いやよ。いきなり変な話をしないでちょうだい。私は今教師なの。ここで、子供たちに教えているの。仕事があるのよ」
貴族令嬢が仕事なんて、という弟の言葉は無視だ。
「でもさ、姉さん。ミーシャはここまで来てくれたんだよ。わざわざ。悪いと思わないかな」
諭すように、甘えるように、弟はこちらに食い下がる。
「ぜんぜん。とにかく私は今、婚約とかそんな面倒くさいことをしている時間がないのよ。忙しいの」
「まさか、まさかだけど、姉さん。恋人ができたとか、ないよね」
え? 私はぎくりとする。
「い、いないわよ。そんな人」
あ、反応が早すぎただろうか。頭の片隅に残っていた、あの門のところにラーズ会長と一緒に行く未来をたたき割る。
「本当?」
「ほ、本当よ。私みたいな子が恋愛なんてできると思うの?」
頭に血が上る。どうか、弟が私の熱に気が付きませんように。
「ふうん?」
弟は疑いの目で私を見ている。まさか、ラーズさんの存在に気が付いているとか。
「当たり前でしょう。私のような小さい子が好きなんて、変態よ。変態。そんな人と恋愛なんてできると思うの?」
口に出してしまってから、しまったと思う。声が大きかったかしら。ひょっとして部屋の外でも聞こえるくらい? ラーズ会長が聞いてしまったら……そう思うとますます血が上ってくる。
「と、とにかく、私は今、働いてるの。そ、そんな浮ついたことをしている暇なんてないの」
それなら、何で外出したのか、なんて突っ込まれたらどうしよう。変な考えがぐるぐると頭をめぐる。
「そうなのか? うーん。じゃあ、一回。じゃあ、一回だけ。ミーシャと話をしてみてよ。ほら、戦勝記念の祭りがあるんだろ。ここ。明日の晩、砦で舞踏会が開かれるそうじゃないか。その時に一緒に踊ってみて、それで彼の人となりを判断してくれよ」
弟のしつこい懇願に私は折れた。この混乱した頭をどこかで冷やさないと。
「じ、じゃあ、一回だけよ。明日の夜、舞踏会ね」
「ああ、そうしてくれると助かる」
弟はあからさまにほっとした表情を浮かべる。
「でも、その舞踏会って、砦で行われる内地人の集まりよね。私、内地風の夜会服なんて持ってないわよ」
本当は行きたくない。服を理由にしてでも断りたい。それが私の本音だ。
「それなら、心配はいらないよ。姉さんが着る予定だった服はちゃんと持ってきてあるから」
母様が乗り気だったんだ、とザーレは得意そうに言う。
着る予定だった服って、それは卒業パーティーのために用意したものだと思う。縁起でもない不吉な服だ。でも、今から夜会服を用意するといっても間に合わない。既製品が合わない子供の体型が恨めしい。かといって、辺境風の服を着て行ったら困ったことになりそうだと私もわかっている。
話し合いが済むと、部屋から出ると二人の男は立ち上がった。ラーズ会長の険しい顔を見ると、話が漏れていたのではないか。大きな声で話し合っていたし。
「話はすみましたか?」
金髪の男は優雅に私の手を取って礼をした。
「うん。姉さんは舞踏会に出ることを了承したよ」
「それは良かった。いつでも帰路につけますね?」
ミーシャの言葉に私は眉を顰める。
「私は舞踏会に行くとは言ったけれど、帰るなんて言っていませんよ。まだ、仕事が残っていますし」
ね、と同意してもらいたくてラーズ会長のほうに笑いかける。
だが、ラーズ会長は腕を組んだまま硬い表情を崩さない。
「わ、私、途中で仕事を投げ出すなんてできませんから」
何を動揺しているの? 私は自分でも驚いた。ラーズ会長は私が仕事を続けることに全面的に同意してくれると思っていたのに。すぐにでも私の援護をしてくれると思っていたのに。
「もちろんです。レディ」
ミーシャはうなずいた。
「でも、久しぶりに内地の催し物に参加するのは悪くないですよね」
「ええ。まぁ」
ちらりとラーズ会長を見たが、険しい顔をしたまま固まっている。
どうして何も言わないの? いつものラーズさんなら、きっと何か言ってくれるはずでしょ。
「姉さん、今日は一緒に砦の中に泊まらないか? 母様がきちんとした通信で話したいといっていた。姉さんの家からの通信は画面が荒いから……」
私の家からの通信で十分だと、言い返したかった。
でも、ラーズさんの沈黙が私の心に重くのしかかる。
どうして黙っているの?
話が漏れていたのかしら。恋人はいないとか、結婚は考えていないとか。いやいや、それは事実なのだけど。それで、気を悪くしてしまったの?
それとも……彼が私のことを思ってくれているというのは勘違いだったのかしら。何か言ってくれると思う私の考えが間違っているの?
結局、今日も砦に泊まる話がまとまってしまった。
ラーズ会長はその間何も口を挟まなかった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
61
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる