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015 新しいスキル
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毒死から無事に復活できた僕は、相変わらず自死とボス討伐によるSP獲得を繰り返していた。
そして数日に一度、空腹を感じた時はブラック・ファングの死体を喰らう。
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
そんな日々を過ごしてきたある日の事。
唐突にある変化が訪れた。
魔物の肉を食べても、死ぬことがなかったのだ。
多少の苦しさはあるがそれ止まり。
どういうことか戸惑う僕だったが、その理由はすぐに判明した。
『全ての条件が達成されました』
『スキル【毒耐性】を獲得しました』
「……毒耐性?」
突然のシステム音がそう告げたため、僕は自分のステータスを確認した。
――――――――――――――
シン 15歳 レベル:40
称号:なし
HP:400/400 MP:118/118
攻撃力:1405
防御力:1380
知 力:580
敏捷性:1370
幸 運:575
SP:0
ユニークスキル:【無限再生】
通常スキル:【毒耐性】
――――――――――――――
【毒耐性】
・毒が効きにくくなる。
――――――――――――――
「これは……!」
確かにシステム音が言った通り、スキル欄に新しく毒耐性が加わっていた。
「そういえば聞いたことがある。スキルは生まれ持ってのもの以外に、特定の条件を達成することで得られることもあるって……」
ただし、条件自体はかなり厳しいらしい。
たとえばこの毒耐性なら、死に至るほどの毒を耐え続けることでようやく得られるのだとか。
普通なら獲得するよりも前に、まず間違いなく死ぬだろうという話だった。
現に僕自身、毒によって何度も死んでいるわけだが……
「無限再生のおかげで、毒に耐えている時間自体はかなり長い……だから獲得できたのかな?」
経緯はどうあれ、これは嬉しい誤算だ。
まさか自死を繰り返しているだけで新しいスキルを得られるだなんて、考えてもいなかった。
「それにもしかしたら、この調子で他にも色々とスキルが得られるかもしれない……」
そう呟きながら、僕は改めて自分のステータスを確認した。
「……もっとも、いつまで僕がここにいるかは分からないけど」
ここに閉じ込められてから、既に30日は経っただろうか。
僕のステータスは、以前からは考えられない程の値にまで成長していた。
通常、レベルアップを重ねてSPを均等に割り振った場合、各パラメータはレベルの2倍程度となる。
そう考えた場合、僕は既にレベル300の冒険者以上の力を手にしていた。
そしてアルトたち【黎明の守護者】の平均レベルは300。
気が付けば、僕は彼ら以上のステータスに到達していたみたいだ。
だからといって、今すぐ復讐できるというわけでもないが。
「少なくともここから出るためには、エクストラボスであるネクロ・デモン――1000レベルの魔物を倒せるだけに力が必要なわけだからね」
成長は実感できているが、まだまだ足りない。
僕は改めて気を引き締め直し、自死を繰り返すのだった。
◇◆◇
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
――それから、さらに約1か月後。
僕のステータスは、さらなる高みに到達していた。
――――――――――――――
シン 15歳 レベル:40
称号:なし
HP:400/400 MP:118/118
攻撃力:2810
防御力:2780
知 力:980
敏捷性:2770
幸 運:970
SP:0
ユニークスキル:【無限再生】
通常スキル:【毒耐性】・【睡眠強化】
――――――――――――――
そして数日に一度、空腹を感じた時はブラック・ファングの死体を喰らう。
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
そんな日々を過ごしてきたある日の事。
唐突にある変化が訪れた。
魔物の肉を食べても、死ぬことがなかったのだ。
多少の苦しさはあるがそれ止まり。
どういうことか戸惑う僕だったが、その理由はすぐに判明した。
『全ての条件が達成されました』
『スキル【毒耐性】を獲得しました』
「……毒耐性?」
突然のシステム音がそう告げたため、僕は自分のステータスを確認した。
――――――――――――――
シン 15歳 レベル:40
称号:なし
HP:400/400 MP:118/118
攻撃力:1405
防御力:1380
知 力:580
敏捷性:1370
幸 運:575
SP:0
ユニークスキル:【無限再生】
通常スキル:【毒耐性】
――――――――――――――
【毒耐性】
・毒が効きにくくなる。
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「これは……!」
確かにシステム音が言った通り、スキル欄に新しく毒耐性が加わっていた。
「そういえば聞いたことがある。スキルは生まれ持ってのもの以外に、特定の条件を達成することで得られることもあるって……」
ただし、条件自体はかなり厳しいらしい。
たとえばこの毒耐性なら、死に至るほどの毒を耐え続けることでようやく得られるのだとか。
普通なら獲得するよりも前に、まず間違いなく死ぬだろうという話だった。
現に僕自身、毒によって何度も死んでいるわけだが……
「無限再生のおかげで、毒に耐えている時間自体はかなり長い……だから獲得できたのかな?」
経緯はどうあれ、これは嬉しい誤算だ。
まさか自死を繰り返しているだけで新しいスキルを得られるだなんて、考えてもいなかった。
「それにもしかしたら、この調子で他にも色々とスキルが得られるかもしれない……」
そう呟きながら、僕は改めて自分のステータスを確認した。
「……もっとも、いつまで僕がここにいるかは分からないけど」
ここに閉じ込められてから、既に30日は経っただろうか。
僕のステータスは、以前からは考えられない程の値にまで成長していた。
通常、レベルアップを重ねてSPを均等に割り振った場合、各パラメータはレベルの2倍程度となる。
そう考えた場合、僕は既にレベル300の冒険者以上の力を手にしていた。
そしてアルトたち【黎明の守護者】の平均レベルは300。
気が付けば、僕は彼ら以上のステータスに到達していたみたいだ。
だからといって、今すぐ復讐できるというわけでもないが。
「少なくともここから出るためには、エクストラボスであるネクロ・デモン――1000レベルの魔物を倒せるだけに力が必要なわけだからね」
成長は実感できているが、まだまだ足りない。
僕は改めて気を引き締め直し、自死を繰り返すのだった。
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『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
『ダンジョン攻略報酬 SPを10獲得しました』
――それから、さらに約1か月後。
僕のステータスは、さらなる高みに到達していた。
――――――――――――――
シン 15歳 レベル:40
称号:なし
HP:400/400 MP:118/118
攻撃力:2810
防御力:2780
知 力:980
敏捷性:2770
幸 運:970
SP:0
ユニークスキル:【無限再生】
通常スキル:【毒耐性】・【睡眠強化】
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