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久しぶりの冒険者ギルド

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  僕は騎士たちと別れた次の日に王都の冒険者ギルドに来ていた。

「ここに来るのも久しぶりだな。」

そう言って僕は冒険者ギルドの中に入って行った

「すみませーん。ちょっとギルドマスターに用事があるのですが。」

「はい。ってあなたは子供じゃないですか。Gランククエストならあっちにあるよ。」

くっ、自分が子供のせいで相手にもされてない。

「とりあえずギルドマスターを呼んでください。その後に事情を話しますから。」

「ギルドマスターは君に会えるほど暇じゃないの。また大人になってからおいで。」

できれば使いたくなかったが、

「あまり大声を出さないでくださいね。」

そう言いながら僕は自分のギルドカードを出した。

「こ、これはAランクのギルドカード。なんであなたみたいな子供がこれを持っているの?」

「とりあえずわかったでしょう。ギルドマスターに用事があるので呼んできてください。」

「い、今すぐ呼んできます。少しお待ちを。」

周りの人には何事だと思われたが仕方がない。

「ギルドマスターが会えるそうです。今、会議室にご案内します。」

僕は会議室まで移動して、会議室に入った。

「久しぶりですね。ギルドマスター。」

「こちらこそ久しぶりです。アイン殿。今日はどのようなご用件で?」

「ああ、今日は僕が7歳になったので、ギルドランクを上げにきた。」

「おお、ついに7歳になったのですね。では約束通りギルドランクをSランクにあげさせていただきたいと思います。」

「ちなみに今は何人いるの?」

「今は、世界で5人くらいいます。」

「ふ~ん。それでSランクになるとなんかあるの?」

「はい。Sランクになると、他の国でも首都と大きな都市以外のギルドマスターよりも偉く、大きな都市のギルドマスターと同じ権力をもてます。そしてすべてのクエストを受けられ、クランを作ると職員からのアドバイスをもらえ、毎年白金貨100枚をギルドからもらえます。」

「一応ギルドに所属している側なのにそんなにお金がもらえるの?」

「ギルドの本音を言えば、ギルドを抜けてもらいたくないのです。」

「なるほどね。とりあえずクランは何人まで入れていいの。」

「Sランクは上限はありません。」

「じゃあここで作っちゃうよ。」

「いいですが、金貨50枚必要ですよ。あと名前と人数を教えてください。」

「はい。これ金貨50枚ね。あとクラン名は創焉覇神兵で、20万人ね。」

「2、20万人ですか!まぁいいですけど。」

自分の領地で冒険者になった兵は20万人だからな。名前はこれでいいでしょ。

「それじゃあよろしくね。」

そして僕は騎士たちに伝えてから城に戻った。
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