言いそびれている肝心なこと

幼稚園からずっと一緒に育ってきた幼馴染みのハルカはズルイ。同級生なのに、4月生まれのハルカは、3月生まれの俺よりいつだって一つ早く大人になるからだ。

ハルカの20歳の誕生日の夜。「トモキ君のせいで、俺は童貞のままハタチを迎えることになったよ。責任とって俺のバースデーを一緒に祝ってよ」というハルカからの電話で呼び出された俺は、得意気に初めてアルコールを口にするハルカを眺めているだけのつもりだった。

大学生カップルのお話です。
この作品はムーンライトノベルズにも掲載しています。
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