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吐くほどに
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飲みすぎた。ぼやけた視界にはストロング系缶チューハイのロング缶が何本も転がっている。なにもかもがぐらぐらして気持ち悪い。
ぐったりとベッドに寄りかかる私に手が伸びてきた。Tシャツの裾を掴み、万歳させられる形で脱がされる。この時点で私が纏う布はパンツだけだった。
乱暴に持ち上げられ、ベッドに放り投げられる。吐きそう、気持ち悪い。懸命に吐き気を抑えるよう、肩で大きく息をする。腰に手がかかり、太腿から足先を布が通っていくのを感じた。あ、私今何も着てない。
せめてもと、保健で習った気がする回復体制とやらを目指して横向きになる。それを押し戻すように、足を開かされた。ぴちゃぴちゃと水音がしている。最早感覚はバグっていて気持ちいいとは思わなかったが、割れ目を舐められているのがわかった。
しかし、濡らされたそこに指をあてがわれ、中をかき回されると違った。動きたくない、という気持ちとは裏腹に、私の下半身はびくびくと、弱々しく反応している。
腕を引っ張られ、上体を起こされ、酒臭い口が呻きを漏らす私の口を塞いだ。
「して」
言葉こそキツくないものの、半ば命令である。逆らえないのが分かっているから、強い言葉を使う必要がない。
仰向けに倒れるそいつの、下腹部に顔を近づける。右手でそれを支え、ある程度形を保っているそれを丸ごと咥える。舌先を立て、筋を沿うように舐めながら、口と手を上下させた。
暫く続けていると、それは根本まで咥え込むのが精一杯になるくらいには大きくなった。すると、髪を鷲掴みにされる。支える右手が払われ、陰毛が目や鼻、口の中にあたるまで思いっきり頭を押し付けられる。必死に、舌と唇の力を抜かないよう吸い付く私の頭を、容赦なく上下させる。
苦しい。息ができない、それから口を離すことも許されないし、陰毛が触り気持ち悪い。鼻水が垂れ、涙が溢れる。喉奥の壁まで当たるように強く打ち付けられる。
ごぽっ
一瞬何が起きたか分からなかった。
吐いた。
掴む腕をぷるぷると掴み返し、頭を揺らされないよう必死に抵抗する。
「ごめ、んなさいっ、ごめんっ、なさい…はきました」
吐瀉物に塗れるのが快感なのか、恍惚とした表情を浮かべている。流石にそのままというわけにはいかず、私の頭から手を離し、ティッシュで吐瀉物を拭き取っている。
放心したようにぼんやりと眺めていると、顎に手が伸ばされ引き寄せられた。においはもう分からないが、ねっとりと舌が私の口内を内側からなぞっていく。
どろどろのぐちゃぐちゃになった私を丁寧に舐めあげる。気持ちいい。せいを感じる。愛されているとすら思う。
「ゴムつけて」
そういって、箱の角を私のお腹のふよふよした肌に押し付けてくる。痛い。
箱を開け、1枚取り出し、中身を少し寄せ、端を切る。指の腹で摘むように取り出し、裏表を確認してそれにのせる。くるくると根本までゴムを下ろしていく。
私が手を離すと、思いっきり肩を押され、仰向けに倒された。乾いてしまった私の割れ目を、また舌が唾液を垂らしてくる。濡れた割れ目を突き破って、それが入ってくる。
こんなにボロボロでも、快感が下腹部からのぼってくるのが分かる。音にならない呻きをあげながら腰が少しだけ浮く。
ぼやけた視界に映る影から、腕が伸びてきた。突如、喉を圧迫される。苦しい、息ができない。首を絞められている。カハッと舌を出し必死に息を吸おうとする。両手の爪を、首元のそれに立てても力は弱まらない。足がバタバタしている気がする。
「締めろ」
短く命令される。お尻の穴がきゅーっとなるように、必死に下腹部に力を入れる。それまで気づかなかったが、影はヘコヘコと腰を動かしていた。内側で何かが動いている、そんな感覚があるようなないような気がした。
爪を立てていた手に力が入らなくなる。見えているのか見えていないのかもよく分からない。
ふっと、首の圧迫がなくなり、私の体は水を取り戻した魚のように、空気をむさぼった。舌を出して、大きく肩で息を吸い、涙をこぼす私に影は嬉しそうな表情を見せる。
体を転がされ、四つん這いにされた。後ろからずぶずぶとかき回され、肉が打ち付けられる。
「あぁ、きもち、いいっ、です…きもちいいっ、です…」
ひときわ大きく引き抜かれ、根本まで突かれた。急に重さがのり、身体が押し潰される。背中の上で荒い息が聞こえる。終わった、のだろうか。
ぐぼっと引き抜かれた力に引っ張られ、仰向けになる。下半身が弱々しく痙攣しているのが分かる。
すると、長い指がどろどろの割れ目をまさぐり、中に入ってきた。舌が豆を擦り始める。痙攣のおさまらない下半身に急な快感が押し寄せ、腰を浮かせて喘いでしまう。簡単にイかされた。
私がイったことを確認したのか、影がまた覆いかぶさってくる。首に指が絡みつき、ぐっと喉を押される。息ができない、苦しい。手を首のそれにもっていくも、もう力が入らない。
視界が暗くなっていく。
落ちた
ぐったりとベッドに寄りかかる私に手が伸びてきた。Tシャツの裾を掴み、万歳させられる形で脱がされる。この時点で私が纏う布はパンツだけだった。
乱暴に持ち上げられ、ベッドに放り投げられる。吐きそう、気持ち悪い。懸命に吐き気を抑えるよう、肩で大きく息をする。腰に手がかかり、太腿から足先を布が通っていくのを感じた。あ、私今何も着てない。
せめてもと、保健で習った気がする回復体制とやらを目指して横向きになる。それを押し戻すように、足を開かされた。ぴちゃぴちゃと水音がしている。最早感覚はバグっていて気持ちいいとは思わなかったが、割れ目を舐められているのがわかった。
しかし、濡らされたそこに指をあてがわれ、中をかき回されると違った。動きたくない、という気持ちとは裏腹に、私の下半身はびくびくと、弱々しく反応している。
腕を引っ張られ、上体を起こされ、酒臭い口が呻きを漏らす私の口を塞いだ。
「して」
言葉こそキツくないものの、半ば命令である。逆らえないのが分かっているから、強い言葉を使う必要がない。
仰向けに倒れるそいつの、下腹部に顔を近づける。右手でそれを支え、ある程度形を保っているそれを丸ごと咥える。舌先を立て、筋を沿うように舐めながら、口と手を上下させた。
暫く続けていると、それは根本まで咥え込むのが精一杯になるくらいには大きくなった。すると、髪を鷲掴みにされる。支える右手が払われ、陰毛が目や鼻、口の中にあたるまで思いっきり頭を押し付けられる。必死に、舌と唇の力を抜かないよう吸い付く私の頭を、容赦なく上下させる。
苦しい。息ができない、それから口を離すことも許されないし、陰毛が触り気持ち悪い。鼻水が垂れ、涙が溢れる。喉奥の壁まで当たるように強く打ち付けられる。
ごぽっ
一瞬何が起きたか分からなかった。
吐いた。
掴む腕をぷるぷると掴み返し、頭を揺らされないよう必死に抵抗する。
「ごめ、んなさいっ、ごめんっ、なさい…はきました」
吐瀉物に塗れるのが快感なのか、恍惚とした表情を浮かべている。流石にそのままというわけにはいかず、私の頭から手を離し、ティッシュで吐瀉物を拭き取っている。
放心したようにぼんやりと眺めていると、顎に手が伸ばされ引き寄せられた。においはもう分からないが、ねっとりと舌が私の口内を内側からなぞっていく。
どろどろのぐちゃぐちゃになった私を丁寧に舐めあげる。気持ちいい。せいを感じる。愛されているとすら思う。
「ゴムつけて」
そういって、箱の角を私のお腹のふよふよした肌に押し付けてくる。痛い。
箱を開け、1枚取り出し、中身を少し寄せ、端を切る。指の腹で摘むように取り出し、裏表を確認してそれにのせる。くるくると根本までゴムを下ろしていく。
私が手を離すと、思いっきり肩を押され、仰向けに倒された。乾いてしまった私の割れ目を、また舌が唾液を垂らしてくる。濡れた割れ目を突き破って、それが入ってくる。
こんなにボロボロでも、快感が下腹部からのぼってくるのが分かる。音にならない呻きをあげながら腰が少しだけ浮く。
ぼやけた視界に映る影から、腕が伸びてきた。突如、喉を圧迫される。苦しい、息ができない。首を絞められている。カハッと舌を出し必死に息を吸おうとする。両手の爪を、首元のそれに立てても力は弱まらない。足がバタバタしている気がする。
「締めろ」
短く命令される。お尻の穴がきゅーっとなるように、必死に下腹部に力を入れる。それまで気づかなかったが、影はヘコヘコと腰を動かしていた。内側で何かが動いている、そんな感覚があるようなないような気がした。
爪を立てていた手に力が入らなくなる。見えているのか見えていないのかもよく分からない。
ふっと、首の圧迫がなくなり、私の体は水を取り戻した魚のように、空気をむさぼった。舌を出して、大きく肩で息を吸い、涙をこぼす私に影は嬉しそうな表情を見せる。
体を転がされ、四つん這いにされた。後ろからずぶずぶとかき回され、肉が打ち付けられる。
「あぁ、きもち、いいっ、です…きもちいいっ、です…」
ひときわ大きく引き抜かれ、根本まで突かれた。急に重さがのり、身体が押し潰される。背中の上で荒い息が聞こえる。終わった、のだろうか。
ぐぼっと引き抜かれた力に引っ張られ、仰向けになる。下半身が弱々しく痙攣しているのが分かる。
すると、長い指がどろどろの割れ目をまさぐり、中に入ってきた。舌が豆を擦り始める。痙攣のおさまらない下半身に急な快感が押し寄せ、腰を浮かせて喘いでしまう。簡単にイかされた。
私がイったことを確認したのか、影がまた覆いかぶさってくる。首に指が絡みつき、ぐっと喉を押される。息ができない、苦しい。手を首のそれにもっていくも、もう力が入らない。
視界が暗くなっていく。
落ちた
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