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第十五話 リ・ル・ちゃん
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そこにいたのは、ナメクジを人の形にしたような何かだった。
「どうした!?リル!」
厨房から四十代くらいのケツあごの男性がでてきた。
「お父さん!」
「みんな、うつ伏せになってるが・・・・・・」
リルの父がナメクジのような何かに気づく。
「ぎゃああああああああああ!ナメクジの魔物──ぐぼぉっ!」
リルの父が突然、顔の頬を触手のようなもので殴られた。
「お父さん!」
リルは父に駆け寄るが、リルの父は気を失っていた。
「魔物じゃないわよ!魔族よ!ちっ!あーもう!あんたのせいで透明化解けちゃったじゃないのよ!」
タケシを見て、文句を言い出した。
「まさか、お客さんがテーブルにうつ伏せになってるのも、あなたの仕業!?」
リルがナメクジの魔族に問う。
「あーこいつらには、あたしの眠り液で眠ってもらったのよ。本当は毒で殺りたかったんだけど、それをやると透明化が解けちゃうからしかたなくね・・・・・・けど」
ナメクジの魔族がタケシをギロっと睨みつける。
「こいつがいつまでも経っても、寝ないもんだから腹立って、思わず殴っちゃったのよ!そのせいで透明化は解けちゃうし、もう最悪よ!」
「・・・・・・あなたは、一体なんでこんなことをしたんですか!?」
「フフフ、それはね・・・・・・リ・ル・ちゃん・あなたをあたしのものにするためよ。ウフッ」
「えっ!?」
「どうした!?リル!」
厨房から四十代くらいのケツあごの男性がでてきた。
「お父さん!」
「みんな、うつ伏せになってるが・・・・・・」
リルの父がナメクジのような何かに気づく。
「ぎゃああああああああああ!ナメクジの魔物──ぐぼぉっ!」
リルの父が突然、顔の頬を触手のようなもので殴られた。
「お父さん!」
リルは父に駆け寄るが、リルの父は気を失っていた。
「魔物じゃないわよ!魔族よ!ちっ!あーもう!あんたのせいで透明化解けちゃったじゃないのよ!」
タケシを見て、文句を言い出した。
「まさか、お客さんがテーブルにうつ伏せになってるのも、あなたの仕業!?」
リルがナメクジの魔族に問う。
「あーこいつらには、あたしの眠り液で眠ってもらったのよ。本当は毒で殺りたかったんだけど、それをやると透明化が解けちゃうからしかたなくね・・・・・・けど」
ナメクジの魔族がタケシをギロっと睨みつける。
「こいつがいつまでも経っても、寝ないもんだから腹立って、思わず殴っちゃったのよ!そのせいで透明化は解けちゃうし、もう最悪よ!」
「・・・・・・あなたは、一体なんでこんなことをしたんですか!?」
「フフフ、それはね・・・・・・リ・ル・ちゃん・あなたをあたしのものにするためよ。ウフッ」
「えっ!?」
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