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第三十八話 そこの兄ちゃん
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「斬撃は吸収できねえみてえだな?」
ブターノの左足をよく見ると、血が流れ、地面に溜まっていた。そして、その脇にいたのは、着物に裁着袴姿の刀を持った男性だった。
「そこの兄ちゃん」
「はい?」
「悪いがここからは、俺にこいつの相手させてくれや」
「・・・・・・わかりました。むしろお願いします」
「じゃあ、きついと思うが、少し離れとけ」
「はい!」
タケシはゆっくり後退りする。
男は刀身にビリビリと雷を纏わせた。
「おい!何をするつもりなんだな!?」
「じっとしててくれや。気絶させるだけだからよ」
「ふざけるな!」
ブターノは男に右拳を放つ。しかし、男はいとも容易く避け、右腕を斬りつける。
「ぎゃああああ!」
「だから、じっとしてろって言ってるだろ?」
「じっとなんかできるかなんだな!」
ブターノは今度は左拳を振るうが、避けられ、左腕を斬りつけられる。
「いぎゃああああ!」
さらに男は後ろにまわり、背中に雷を纏わせた刀を突き刺す。
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!」
ブターノの身体から煙のようなものが出て、そのまま前に倒れ込んだ。
ブターノの左足をよく見ると、血が流れ、地面に溜まっていた。そして、その脇にいたのは、着物に裁着袴姿の刀を持った男性だった。
「そこの兄ちゃん」
「はい?」
「悪いがここからは、俺にこいつの相手させてくれや」
「・・・・・・わかりました。むしろお願いします」
「じゃあ、きついと思うが、少し離れとけ」
「はい!」
タケシはゆっくり後退りする。
男は刀身にビリビリと雷を纏わせた。
「おい!何をするつもりなんだな!?」
「じっとしててくれや。気絶させるだけだからよ」
「ふざけるな!」
ブターノは男に右拳を放つ。しかし、男はいとも容易く避け、右腕を斬りつける。
「ぎゃああああ!」
「だから、じっとしてろって言ってるだろ?」
「じっとなんかできるかなんだな!」
ブターノは今度は左拳を振るうが、避けられ、左腕を斬りつけられる。
「いぎゃああああ!」
さらに男は後ろにまわり、背中に雷を纏わせた刀を突き刺す。
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!」
ブターノの身体から煙のようなものが出て、そのまま前に倒れ込んだ。
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