【完結】嗤われた王女は婚約破棄を言い渡す
「ニクラス・アールベック侯爵令息。貴方との婚約は、本日をもって破棄します」
応接室で婚約者と向かい合いながら、わたくしは、そう静かに告げました。
もう無理をしてまで、愛を囁いてくれる必要などないのです。
わたくしは、貴方の本音を知ってしまったのですから――。
応接室で婚約者と向かい合いながら、わたくしは、そう静かに告げました。
もう無理をしてまで、愛を囁いてくれる必要などないのです。
わたくしは、貴方の本音を知ってしまったのですから――。
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見栄を張っただけ、というのも嘘くさいなあ。
人間、思ってもない事は口にしないもの。心のどこかで嘲っていたから出た言葉なんじゃないかな?と個人的には思いました。
ま、100歩譲って見栄を張っただけだったとしても、誰が聞いているかもわからない場所で、王女にチクられる危険性も考慮できない阿呆とは結婚したくはないでしょ。
それに「恥ずかしくてつい逆の事を言ってしまう」のが許されるのは子供のうちまでなので。
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人前で身内を誉めるのが苦手で、逆に貶してしまう男性って、今だに一定数いますよね。
ニクラスはその代表のような男。人前で冗談でも貶されれば、心は離れて行くものです。
口は災いのもと。
ざまぁの話しが好きで読みました。とてもまとまっていて、読みやすかったです。
さまぁ感は薄かったですが、最後に幸せになれて、本当に良かったです。
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