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「か…」
「か?」
「かわいい!!何これ!!昔のタール様みたい!!」
「…シュルクまたぶっ壊れてるよ。」
「あらやだいけない。」
ふ~
取り乱しちゃった
だって…
本当に昔のタール様みたいなんだもん
でもね~
想像してたのと違うんだね
赤ちゃんかと思ったけど結構育ってたわ
「あなた達。名前は?」
「ルナ。」
「サン。」
「…月と太陽ね。歳は?」
「「4歳。」」
「…お母さんと離れて寂しい?」
「お母さんなんていない。」
「僕達のお母さんは僕達が生まれてすぐ死んだ。」
…私と同じ…
だからこんなに悲しい瞳をしているのね
「…私があなた達のお母さんになるのよ。よろしくね。」
なるべく…近寄ってあげないと
寂しい思いをさせないようにね
「よろしくお願いします。」
「よろしく。」
「お願いされました。…さて。ルナ、サン。ちょっとこっちに来なさい。」
「は~い。」
「うん。」
「ちょっと?シュルク?僕の存在忘れてない?」
「あタール様。今から約束破るね。転移」
「え!?魔法使ったな!!シュルク!!」
わ~
これ帰ったら怒られるかも…
「2人とも手離しちゃいけないわよ。置いてけぼりになるからね。」
そうそう
次元の狭間に置いてかれちゃうよ~
数分後~
「着いたわ。」
「「うわぁ…」」
私は2人をあの洞窟へ連れて行った。
普通に出て行ってもいいんだけどね?
タール様がついてくるだろうし…
「チロ。いる?」
チチチ
「あ…チロ!!」
チロは満足に飛べないようだった。
「禁忌を犯すことをお許しください。私の名の元この鳥を…不死鳥へとお変えください。」
「「お母様?」」
2人の目の前で魔法使っちゃった…
でもね
チロを助けるのはこの術しかないんだよ
「チロ。ちゃんとフェニックスになれた?」
チチチ
「う~ん…見た目じゃ分からないわね。フェニックスって火の鳥だと思ったのだけれど…」
これじゃ術が成功したのかしてないのか分からないじゃない
「か?」
「かわいい!!何これ!!昔のタール様みたい!!」
「…シュルクまたぶっ壊れてるよ。」
「あらやだいけない。」
ふ~
取り乱しちゃった
だって…
本当に昔のタール様みたいなんだもん
でもね~
想像してたのと違うんだね
赤ちゃんかと思ったけど結構育ってたわ
「あなた達。名前は?」
「ルナ。」
「サン。」
「…月と太陽ね。歳は?」
「「4歳。」」
「…お母さんと離れて寂しい?」
「お母さんなんていない。」
「僕達のお母さんは僕達が生まれてすぐ死んだ。」
…私と同じ…
だからこんなに悲しい瞳をしているのね
「…私があなた達のお母さんになるのよ。よろしくね。」
なるべく…近寄ってあげないと
寂しい思いをさせないようにね
「よろしくお願いします。」
「よろしく。」
「お願いされました。…さて。ルナ、サン。ちょっとこっちに来なさい。」
「は~い。」
「うん。」
「ちょっと?シュルク?僕の存在忘れてない?」
「あタール様。今から約束破るね。転移」
「え!?魔法使ったな!!シュルク!!」
わ~
これ帰ったら怒られるかも…
「2人とも手離しちゃいけないわよ。置いてけぼりになるからね。」
そうそう
次元の狭間に置いてかれちゃうよ~
数分後~
「着いたわ。」
「「うわぁ…」」
私は2人をあの洞窟へ連れて行った。
普通に出て行ってもいいんだけどね?
タール様がついてくるだろうし…
「チロ。いる?」
チチチ
「あ…チロ!!」
チロは満足に飛べないようだった。
「禁忌を犯すことをお許しください。私の名の元この鳥を…不死鳥へとお変えください。」
「「お母様?」」
2人の目の前で魔法使っちゃった…
でもね
チロを助けるのはこの術しかないんだよ
「チロ。ちゃんとフェニックスになれた?」
チチチ
「う~ん…見た目じゃ分からないわね。フェニックスって火の鳥だと思ったのだけれど…」
これじゃ術が成功したのかしてないのか分からないじゃない
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