12 / 84
12
しおりを挟む
「……くぁぁ…」
「シュルク…起きた?」
「タール様…?じゃあ…さっきのは…夢?」
私が起き上がろうとするとタール様に止められた。
「無理しないで。熱があるんだ。ゆっくり寝てて。」
「夢じゃなかった…の?」
「僕は驚いたよ…そろそろシュルクが起きる頃だと思って部屋に行こうとしたら倒れてるんだもん。しかも凄い熱で。」
「…ごめんなさい。」
私は俯いた。
「…いや多分魔導書を読んだことによって大量の情報が頭に流れ込んだのが原因だろうって。」
「…情報。」
今この体には私とシュルクと魔導書の情報が入っているのか
そりゃ倒れるはずだ
「…痛いのぉ…」
「…痛み止めする?」
「するぅ…」
私は頭を押さえて縮こまった。
タール様は痛み止めを済ませると付きっきりで私に看病をしてくれた。
「シュルク…起きた?」
「タール様…?じゃあ…さっきのは…夢?」
私が起き上がろうとするとタール様に止められた。
「無理しないで。熱があるんだ。ゆっくり寝てて。」
「夢じゃなかった…の?」
「僕は驚いたよ…そろそろシュルクが起きる頃だと思って部屋に行こうとしたら倒れてるんだもん。しかも凄い熱で。」
「…ごめんなさい。」
私は俯いた。
「…いや多分魔導書を読んだことによって大量の情報が頭に流れ込んだのが原因だろうって。」
「…情報。」
今この体には私とシュルクと魔導書の情報が入っているのか
そりゃ倒れるはずだ
「…痛いのぉ…」
「…痛み止めする?」
「するぅ…」
私は頭を押さえて縮こまった。
タール様は痛み止めを済ませると付きっきりで私に看病をしてくれた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
427
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる