20 / 41
第2章 異世界家族
第9話 狂気
しおりを挟む
アキはリリの遺体を抱えると薬屋に運び込み、ゆっくりと床に下した。
ばあちゃん、冷たいだろうけどごめんね。そう言い残して店にある薬をかき集める。村ではまだ命を取り留める可能性がある人がいるかも知れないからだ。
イズモとヒュウガはリリにしがみ付き離れようとはしない。
「今度こそイズモのこと、お願いしますよ!」
アキは冷たくバサラに言い放つ。とても初対面の相手に言うセリフではないが、アキの感情は既にボロボロになっており、それを理解できたバサラも承知と言うだけに留めた。
店を飛び出したアキは、村中を駆け巡った。
傷が浅い人には薬を手渡し、次に回る。
重症の人には、薬をぶちまけ、開いた傷口を無理矢理閉めた。痛みで暴れ、アキを殴る者もいたが、アキは何も感じなかった。
傍にいる人に縫合の説明をし、次の人のところに回った。
手遅れの者もいた。近親者からは「なんとかしろよ!!」と詰め寄られ、「できない」と答えるとまた殴られる。それの繰り返し、アキの顔はパンパンに腫れていた。
アキは医者ではない、簡単な体の仕組みは知っていても、設備も無ければ環境も悪い。ましてや薬屋の孫でしかないのだ。
皆がそれをわかっている。理解はできても納得はできない。
行き場のない怒りだけが村に漂っていた。
村の人口は多くない。一通り回ったところでアキは甲冑らの隣に立つ。
アキの矢に貫かれた彼らは物言わぬ骸と化しており、アキがそれを足蹴にすると、甲冑に紋章が入っているのを発見する。
(まさか…)
という思いと共に他の甲冑を確認すると、やはり他の甲冑にも紋章が刻まれていた。
つまり彼らが正規兵だということだ。
最後の甲冑を足蹴にしたところで甲冑が生体反応を示した。
アキを怒りが支配する。
そのまま両の腕を両足で踏みつけると、仰向けとなった甲冑のバイザーを上げ、顔を拝んだ。
アキが知っている顔がそこにあった。
数日前、リリと共に領都に向かう途中に捕縛した野盗の1人であったのだ。
口から血を噴き出した男はアキの顔を見るといやらしく笑う。
「何だ、お前、あの時のガキじゃねえか、うぅん、お前人族かっ!!」
どうやら矢は貫通したようだが、動脈などは傷つけずにいたようで、奇跡的にこの男は助かったものの痛みで気絶したようだった。
「質問に答えろ」
アキは冷たくそう言い放つと、貫通してある傷口に指を突っ込む。
ぎゃあああと男の叫び声が響き、その声に反応した村人たちがアキと男を取り囲み始めた。
「へっへへ、、答えたら助けてくれるのかよ。」
アキは無言で指を再度突っ込む。
ぐあああああああ。
「質問に答えろ」
アキは再度冷たく言い放つ。男は知らないがアキほど拷問に詳しい者などこの村にいないのだ。
アキは男から全てを聞き出す。
男たち野盗が牢屋に入っていると、子爵の代理を名乗る者から取引を持ち掛けられたとのことであった。内容は男たちを捕縛した生意気な亜人が憎くないか。奴隷狩りをするから無償で手伝え。手伝えば今回の罪は見逃してやると。
アキは頭を働かせる。子爵、野盗のメリット、デメリットを考え出す。
少し考えれば全容は理解できた。
要は、奴隷が必要になった子爵が野盗を利用し、奴隷狩りを行った。
子爵は野盗を担ぎ上げることで奴隷狩りの大義名分を手に入れられ、町に奴隷を連れ帰った後は、野盗は口封じに処刑すればいい。
また仰々しくも領内を騎士たちが行進するのも野盗退治と銘打てば、領都に戻って来た時に騎士がつれているのは、野盗と獣人族。話などどうにも作りあげられる。
現にこの男の甲冑には紋章が刻まれていない。なるほど醜い作戦だ。そうアキは感じた。
こんな奴らにばあちゃんが殺されたのか…。
どうやって殺そう。アキはそればかり考えていた。
アキが考えこんでいると、群がっている人の中から声が上がる。
アキの尋問が終わったことに気がついたのであろう。
どうした!早く殺せ!!
最初の声に続けとばかりに別の声が上がる。
そうだ!殺せ!!
殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!
大合唱。流石のアキも戸惑う。
やめえぇぇぇぇんかあぁああ!!!ばぁかどもぉがあぁ!!!
助け船を出したのは鍛冶屋のパザンであった。
「貴様ら、幼い子になんという業を背負わせようとしておる!!先ほど口を開いた者、前に出よ!!儂が責任を持って叩き潰す!!」
静まり返る一同。
「いいか!!その野盗の処遇、儂が預かる!!異議があるもの名乗り出よ!!アキもそれで良いな!!」
パザンは皆に有無も言わせぬまま野盗をどこかに連れて行った。
アキは先ほどパザンを治療していた。決して浅くない傷を負い、それでも孫のパダイとその母親を守っていたらしい。
野盗を肩に担いでいく、パザンの腰に巻かれた包帯からは血がにじんでいた。
アキは手に着いた血を井戸から汲んだ水で洗い流し、店に戻る。
「バサラさん、有難うございました。それと、先ほどは失礼なことを言い申し訳ありませんでした。」
「栓無きことである。お気になさるな。」
少し冷静になったアキ。ジッとイズモらの様子を見守ってくれていたバサラに感謝と謝罪を伝え、バサラもそれを素直に受け取る。
イズモらは相も変わらずリリにしがみ付き、嗚咽を漏らしていた。
「すみません、バサラさん。母さんの行方がわからないのです。もう少し妹らをお願いしてもいいでしょうか?」
「もちろんである。」
アキは一礼すると、家を出て状況を聞いて回る。
直ぐに事態を把握している者と話すことができた。村長の息子、狐人族のコウである。
コウによると、
村に押し寄せた騎士団は、直ぐに小さな子供たちを奪取。大人たちに降伏を勧めた。
ナディアを含むほとんどの大人が抵抗を止め、素直に枷をはめたという。
しかし、事はそれで終わらず、何人かの騎士が剣を抜き村人を斬り始めたという。恐らく、快楽目的だとコウは言う。笑いながら人を斬っていたと。
パザンやリリもナディアや子供たちが人質になっている以上、過度な反撃ができず、それがまた狂人らの欲を刺激したようだと。
結局、アキが射殺した5人を除いて、騎士団は人質を牢馬車に放り込むとそのまま帰っていったという。
リリが斬られた姿を見たナディアの叫び声が忘れられないとコウはアキに教えてくれた。
《アキ…アンタ》
「分かってる…やりすぎるつもりはないよ。…でもこのままでは終わらせない。絶対に」
《そうかい。ならアタイは何も言わない。》
<…そう。クズ共と同じになっちゃダメ…>
アキの目には決意じみた灯が灯っていた。
アキはまた店に戻る。店の扉を開けるとバサラと目が合う。
お互いに小さく頷いただけで意思の疎通ができていた。
リリの最期の言葉。
アキは店にある床の隠し扉を開いた。
ばあちゃん、冷たいだろうけどごめんね。そう言い残して店にある薬をかき集める。村ではまだ命を取り留める可能性がある人がいるかも知れないからだ。
イズモとヒュウガはリリにしがみ付き離れようとはしない。
「今度こそイズモのこと、お願いしますよ!」
アキは冷たくバサラに言い放つ。とても初対面の相手に言うセリフではないが、アキの感情は既にボロボロになっており、それを理解できたバサラも承知と言うだけに留めた。
店を飛び出したアキは、村中を駆け巡った。
傷が浅い人には薬を手渡し、次に回る。
重症の人には、薬をぶちまけ、開いた傷口を無理矢理閉めた。痛みで暴れ、アキを殴る者もいたが、アキは何も感じなかった。
傍にいる人に縫合の説明をし、次の人のところに回った。
手遅れの者もいた。近親者からは「なんとかしろよ!!」と詰め寄られ、「できない」と答えるとまた殴られる。それの繰り返し、アキの顔はパンパンに腫れていた。
アキは医者ではない、簡単な体の仕組みは知っていても、設備も無ければ環境も悪い。ましてや薬屋の孫でしかないのだ。
皆がそれをわかっている。理解はできても納得はできない。
行き場のない怒りだけが村に漂っていた。
村の人口は多くない。一通り回ったところでアキは甲冑らの隣に立つ。
アキの矢に貫かれた彼らは物言わぬ骸と化しており、アキがそれを足蹴にすると、甲冑に紋章が入っているのを発見する。
(まさか…)
という思いと共に他の甲冑を確認すると、やはり他の甲冑にも紋章が刻まれていた。
つまり彼らが正規兵だということだ。
最後の甲冑を足蹴にしたところで甲冑が生体反応を示した。
アキを怒りが支配する。
そのまま両の腕を両足で踏みつけると、仰向けとなった甲冑のバイザーを上げ、顔を拝んだ。
アキが知っている顔がそこにあった。
数日前、リリと共に領都に向かう途中に捕縛した野盗の1人であったのだ。
口から血を噴き出した男はアキの顔を見るといやらしく笑う。
「何だ、お前、あの時のガキじゃねえか、うぅん、お前人族かっ!!」
どうやら矢は貫通したようだが、動脈などは傷つけずにいたようで、奇跡的にこの男は助かったものの痛みで気絶したようだった。
「質問に答えろ」
アキは冷たくそう言い放つと、貫通してある傷口に指を突っ込む。
ぎゃあああと男の叫び声が響き、その声に反応した村人たちがアキと男を取り囲み始めた。
「へっへへ、、答えたら助けてくれるのかよ。」
アキは無言で指を再度突っ込む。
ぐあああああああ。
「質問に答えろ」
アキは再度冷たく言い放つ。男は知らないがアキほど拷問に詳しい者などこの村にいないのだ。
アキは男から全てを聞き出す。
男たち野盗が牢屋に入っていると、子爵の代理を名乗る者から取引を持ち掛けられたとのことであった。内容は男たちを捕縛した生意気な亜人が憎くないか。奴隷狩りをするから無償で手伝え。手伝えば今回の罪は見逃してやると。
アキは頭を働かせる。子爵、野盗のメリット、デメリットを考え出す。
少し考えれば全容は理解できた。
要は、奴隷が必要になった子爵が野盗を利用し、奴隷狩りを行った。
子爵は野盗を担ぎ上げることで奴隷狩りの大義名分を手に入れられ、町に奴隷を連れ帰った後は、野盗は口封じに処刑すればいい。
また仰々しくも領内を騎士たちが行進するのも野盗退治と銘打てば、領都に戻って来た時に騎士がつれているのは、野盗と獣人族。話などどうにも作りあげられる。
現にこの男の甲冑には紋章が刻まれていない。なるほど醜い作戦だ。そうアキは感じた。
こんな奴らにばあちゃんが殺されたのか…。
どうやって殺そう。アキはそればかり考えていた。
アキが考えこんでいると、群がっている人の中から声が上がる。
アキの尋問が終わったことに気がついたのであろう。
どうした!早く殺せ!!
最初の声に続けとばかりに別の声が上がる。
そうだ!殺せ!!
殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!
大合唱。流石のアキも戸惑う。
やめえぇぇぇぇんかあぁああ!!!ばぁかどもぉがあぁ!!!
助け船を出したのは鍛冶屋のパザンであった。
「貴様ら、幼い子になんという業を背負わせようとしておる!!先ほど口を開いた者、前に出よ!!儂が責任を持って叩き潰す!!」
静まり返る一同。
「いいか!!その野盗の処遇、儂が預かる!!異議があるもの名乗り出よ!!アキもそれで良いな!!」
パザンは皆に有無も言わせぬまま野盗をどこかに連れて行った。
アキは先ほどパザンを治療していた。決して浅くない傷を負い、それでも孫のパダイとその母親を守っていたらしい。
野盗を肩に担いでいく、パザンの腰に巻かれた包帯からは血がにじんでいた。
アキは手に着いた血を井戸から汲んだ水で洗い流し、店に戻る。
「バサラさん、有難うございました。それと、先ほどは失礼なことを言い申し訳ありませんでした。」
「栓無きことである。お気になさるな。」
少し冷静になったアキ。ジッとイズモらの様子を見守ってくれていたバサラに感謝と謝罪を伝え、バサラもそれを素直に受け取る。
イズモらは相も変わらずリリにしがみ付き、嗚咽を漏らしていた。
「すみません、バサラさん。母さんの行方がわからないのです。もう少し妹らをお願いしてもいいでしょうか?」
「もちろんである。」
アキは一礼すると、家を出て状況を聞いて回る。
直ぐに事態を把握している者と話すことができた。村長の息子、狐人族のコウである。
コウによると、
村に押し寄せた騎士団は、直ぐに小さな子供たちを奪取。大人たちに降伏を勧めた。
ナディアを含むほとんどの大人が抵抗を止め、素直に枷をはめたという。
しかし、事はそれで終わらず、何人かの騎士が剣を抜き村人を斬り始めたという。恐らく、快楽目的だとコウは言う。笑いながら人を斬っていたと。
パザンやリリもナディアや子供たちが人質になっている以上、過度な反撃ができず、それがまた狂人らの欲を刺激したようだと。
結局、アキが射殺した5人を除いて、騎士団は人質を牢馬車に放り込むとそのまま帰っていったという。
リリが斬られた姿を見たナディアの叫び声が忘れられないとコウはアキに教えてくれた。
《アキ…アンタ》
「分かってる…やりすぎるつもりはないよ。…でもこのままでは終わらせない。絶対に」
《そうかい。ならアタイは何も言わない。》
<…そう。クズ共と同じになっちゃダメ…>
アキの目には決意じみた灯が灯っていた。
アキはまた店に戻る。店の扉を開けるとバサラと目が合う。
お互いに小さく頷いただけで意思の疎通ができていた。
リリの最期の言葉。
アキは店にある床の隠し扉を開いた。
0
あなたにおすすめの小説
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
喪女だった私が異世界転生した途端に地味枠を脱却して逆転恋愛
タマ マコト
ファンタジー
喪女として誰にも選ばれない人生を終えた佐倉真凛は、異世界の伯爵家三女リーナとして転生する。
しかしそこでも彼女は、美しい姉妹に埋もれた「地味枠」の令嬢だった。
前世の経験から派手さを捨て、魔法地雷や罠といったトラップ魔法を選んだリーナは、目立たず確実に力を磨いていく。
魔法学園で騎士カイにその才能を見抜かれたことで、彼女の止まっていた人生は静かに動き出す。
小さな貴族は色々最強!?
谷 優
ファンタジー
神様の手違いによって、別の世界の人間として生まれた清水 尊。
本来存在しない世界の異物を排除しようと見えざる者の手が働き、不運にも9歳という若さで息を引き取った。
神様はお詫びとして、記憶を持ったままの転生、そして加護を授けることを約束した。
その結果、異世界の貴族、侯爵家ウィリアム・ヴェスターとして生まれ変ることに。
転生先は優しい両親と、ちょっぴり愛の強い兄のいるとっても幸せな家庭であった。
魔法属性検査の日、ウィリアムは自分の属性に驚愕して__。
ウィリアムは、もふもふな友達と共に神様から貰った加護で皆を癒していく。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる