勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました

まりあんぬさま

文字の大きさ
85 / 171
追憶編

賑わいの街で

しおりを挟む
 翌朝。
 朝露を踏みしめ、二人は再び街道を歩き出す。
 途中、小さな村で一泊し、さらに翌日の夕方――目的の街が見えてきた。
 街の外壁は高く、門前には露店が並び、人々の声と音楽が溢れている。
 祭りの準備で通りは賑やかに彩られ、空気には熱気と笑い声が満ちていた。

「すげぇ……俺たちの拠点の町とは比べ物にならないな」

 バニッシュは思わず感嘆の声を漏らす。

「まったくだ」

 カイルも目を丸くしながら頷く。
 人の波、飾り付けられた屋根、甘い香り。
 すべてが生きているようにきらめいていた。

「と、とにかく……今日は宿で休もう」

 珍しく気圧された様子のカイルに、バニッシュは思わず吹き出す。

「どうした? 珍しく気圧されてるのか?」

「う、うるさいな……!」

 赤くなった顔を隠すように早足で歩くカイル。
 その背中を見ながら、バニッシュは静かに笑みを浮かべた。
 翌日、薄明の光が宿の小窓から差し込み、鳥のさえずりが街の喧騒に混じって聞こえていた。
 安宿とはいえ、そこは大都市の宿。
 木製の床は磨かれ、寝具も清潔で、拠点にしている町の宿に比べれば格段に居心地がよかった。
 ベッドの上で寝返りを打ったバニッシュは、ぼんやりと天井を見上げる。

「……うーん、もう朝か……」

 寝ぼけ眼で頭をかき、体を起こすと――隣のベッドはすでに空だった。
 視線を横にやると、カイルがテーブルに地図を広げていた。
 姿勢は真っすぐ、ペンを片手に何やら印を付けている。
 机の上には既に整えられた装備と、磨かれた剣。

「お、起きたか、バニッシュ」

 カイルが顔を上げる。
 その声には、もうすでに一日の始まりに向けた気力が満ちていた。

「……相変わらず早いなぁ」

 バニッシュは欠伸を噛み殺しながら苦笑した。

「何言ってるんだ。仕事なんだから当たり前だろ」

 カイルは地図を手際よく畳み、腰のポーチにしまう。

「ほら、早く準備してくれ。今日はギルドで依頼内容の最終確認だ」

「……それと?」

「街の巡回ルートの下見もする」

「マジか。寝起きの体には堪えるな……」

「寝起きのまま動けるようになるのが、一流の冒険者だ」

 若さと理想に満ちたカイルの言葉に、バニッシュは思わず笑ってしまう。

「まったく、お前は朝から眩しすぎるよ……」

 のそりと立ち上がり、装備を整えながら窓の外を眺める。
 そこには、祭りを前にして活気づく街の風景が広がっていた。
 屋台を組み立てる職人、花飾りを吊るす少女たち、香ばしいパンの匂い。

 ――今日、この街で始まる任務が、やがて二人の運命を変えることになるとは、この時のバニッシュはまだ知る由もなかった。

 準備を終えたバニッシュとカイルは、宿を出て祭り前で活気づく街道を歩いていた。
 朝の陽光が石畳を照らし、色とりどりの旗や花飾りが風に揺れている。
 露店の設営に奔走する職人たち、子どもを連れて笑う母親、行商人の声――どこを見ても賑やかで、街全体が明日の祭りに向けて沸き立っていた。

「……すげぇな。まるで街そのものが祭りをしてるみたいだ」

 思わず見上げながらバニッシュがつぶやく。

「気を取られるなよ。今日はあくまで仕事の確認だ」

「はいはい、真面目なことで」

 そんな軽口を交わしながら、二人は石造りの大通りを抜け、ひときわ目立つ建物の前で足を止めた。

 ――冒険者ギルド・ロウメリア支部。
 白い大理石の壁に、金の紋章。
 拠点にしている町の木造ギルドとは比べものにならないほど立派で、まるで貴族の館のような威容を放っていた。

「……おいおい、これがギルドか? 城じゃないのか?」

 思わず漏れるバニッシュのため息。
 その隣で、カイルもわずかに口を開けた。

「確かに……規模が違うな」

 二人はその堂々たる建物を見上げながら、しばし言葉を失う。
 だがすぐにカイルが我に返り、真面目な顔で言う。

「とにかく、依頼内容の確認だ。行くぞ」

 重厚な扉を押し開けると、そこには更なる喧騒が待っていた。
 広いホールには、冒険者たちのざわめきと、紙の音、金属の擦れる音が渦巻いている。
 掲示板には無数の依頼書が張り出され、鎧を着た冒険者たちが群がっていた。
 カウンターの奥では、ギルド職員たちが次々と書類をさばき、声を張り上げて対応している。

「……すげぇ……人が多すぎるだろ……」

「明日が祭りだからな。警備の依頼も増えてるんだろう」

 カイルが短く答える。
 その声にも自然と緊張が混じっていた。
 ふと、バニッシュはカウンターに目を向ける。
 拠点の町のギルドでは、受付嬢が一人いれば十分だった。
 だが、ここでは――ずらりと五人の受付嬢が並び、それぞれが列を作る冒険者たちを相手にしていた。
 それでも列は絶えず、次々と人が押し寄せている。

「……これが都会のギルドってやつか」

「見とれてる場合じゃない、行くぞ」

 カイルが前に進む。
 その背中を見て、バニッシュは肩をすくめ、ゆっくりと後に続いた。
 人の波を縫うようにして、バニッシュとカイルは受付の列へと並んだ。
 ギルドホールの喧騒はすさまじく、冒険者たちの声と金属の音、紙の擦れる音が入り混じっている。

 バニッシュは自然と周囲へ視線を巡らせた。
 鎧の傷だらけのベテラン冒険者、まだ十代と思しき若者、そして自分たちのように地方ギルドから派遣されてきたであろう者たち――。
 誰もがそれぞれの武器を背負い、己の目的を胸に抱いている。

「……すげぇな。こんなに冒険者が集まってるの、初めて見たかもしれん」

 小声で漏らすと、隣のカイルが眉をひそめた。

「おい、あまりキョロキョロするなよ。目立つぞ」

「いや、こう人が多いとソワソワするっていうか……な」

 バニッシュは苦笑しながら首の後ろを掻いた。
 都会のギルドの空気は、拠点にしている町のそれとはまるで違う。
 整然としているのに、どこか張り詰めていて、まるで一つの巨大な生き物の中に飲み込まれているようだった。
 そんな中、ようやく二人の番が回ってきた。
 受付に立つと、目の前には若い受付嬢が柔らかく微笑んでいた。
 肩までの栗色の髪を後ろでまとめ、白い制服の胸元にはギルドの紋章が輝いている。

「本日は、どういったご用件ですか?」

 鈴のような声で、彼女は丁寧に問いかけてきた。
 カイルは一歩前に出て、依頼書を差し出す。

「こちらの依頼を受けて来ました」

 受付嬢は受け取った依頼書に目を通し、ぱらりと紙をめくると、すぐに微笑みを深めた。

「はい……お祭りの警備ですね。確認いたしました」

 言葉遣いも動作も無駄がない。
 地方のギルドでは見られない、まさに都会的な対応だった。

「それでは、こちらの書類にサインをお願いします。それと、冒険者証の提示もお願いいたします」

 バニッシュとカイルは、受付嬢の案内に従ってカウンターに立った。
 差し出された書類にサインをするため、二人は並んでペンを走らせる。

 カイルはきっちりとした筆跡で自信に満ちた署名を、
 バニッシュはやや崩れた字で、しかし丁寧に名前を記す。
 その間――受付嬢は、無駄のない動きで彼らの冒険者証を手に取った。
 同時に別の書類に日付とギルド印を押していく。

 その動作には、一切の迷いも滞りもなかった。
 ――流れるような手さばき、バニッシュはちらりとその横顔を見て、思わず感嘆の息を漏らす。

(この人、すげぇな……)

 目の前の受付嬢は、ほんのりと桜色の唇を引き結び、淡々と事務を進めている。
 その仕事ぶりは、まさに都会ギルドの象徴だった。
 やがて、二人のサインが済むと、受付嬢は軽やかに手元の書類を確認し、
 カウンターの下から新たな書類の束と、小さな筒状のもの、それに布袋を取り出した。

「はい、こちらが依頼受領の控え書類と、当日の巡回ルートを記した簡易マップになります」

 彼女は手際よくそれらを並べる。

「こちらの袋には、滞在中の食事などに使える支給金が入っております。また、こちらの書類には注意事項や禁止事項などがまとめられていますので、今夜のうちに一通り目を通しておいてくださいね」

 淡々としながらも柔らかい笑顔――それがプロの余裕を感じさせた。
 バニッシュは「なるほどな……」と受け取りながら頷いた。
 と、その瞬間、受付嬢がさらりと言葉を添える。

「それと、明日は朝六時にギルド前へ集合をお願いします」

「ろ、六時!? ……朝のか?」

 バニッシュの目がまんまるになる。
 寝起きの悪い彼にとって、それはほぼ“未明”の時間だ。

「はい。お祭り自体は九時から開始予定ですが、警備担当の方々には事前の配置確認や安全指示などがございますので」

 受付嬢は悪びれず、しかし申し訳なさそうに微笑んだ。
 まるで当たり前のこととして告げられるその時間に、バニッシュはため息を漏らす。

「……仕方ない、か」

 肩を落としたバニッシュの背中を、カイルが軽く叩いた。

「これも仕事だ。頑張ろうぜ」

「お前は本当に真面目だな……」

「当然だろ、冒険者はいつでも準備が大事だ」

 そんな他愛もないやり取りを交わしながら、二人はギルドを後にした。
 街は祭りの前夜祭のように賑わい、人々の笑い声と楽団の練習音が遠くに響いていた。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る

マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・ 何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。 異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。  ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。  断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。  勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。  ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。  勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。  プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。  しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。  それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。  そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。  これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。

スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜

東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。 ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。 「おい雑魚、これを持っていけ」 ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。 ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。  怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。 いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。  だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。 ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。 勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。 自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。 今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。 だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。 その時だった。 目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。 その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。 ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。 そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。 これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。 ※小説家になろうにて掲載中

最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした

新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。 「もうオマエはいらん」 勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。 ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。 転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。 勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。

桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。 だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。 そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。 異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。 チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!? “真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!

無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。

さら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。 だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。 行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。 ――だが、誰も知らなかった。 ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。 襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。 「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。 俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。 無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!? のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!

クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました

髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」 気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。 しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。 「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。 だが……一人きりになったとき、俺は気づく。 唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。 出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。 雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。 これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。 裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか―― 運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。 毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります! 期間限定で10時と17時と21時も投稿予定 ※表紙のイラストはAIによるイメージです

スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~

深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】 異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!

処理中です...