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第一章 スティアと日記帳
閑話 魔王降臨
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俺の名前は、カイル・フォレスター。
フォレスター侯爵家の長男で次期フォレスター侯爵だ。
フォレスター侯爵家領は隣接するアストンフォーゲル辺境伯領には負けるが代々貿易で栄えてきた領だ。
そんなフォレスター侯爵家を継ぐ俺は、勉強も武術も頑張ってきたし、両親や領民も俺に聞いしてくれている。
…つまり、何が言いたいかというと、俺はこんなところで終わって良い人間ではないんだ。
「カイルー!そこにいるのは分かっているんだよ。後、5秒で出てこないと、このドアブチ破るよ。」
…何で俺が!こんな事に…!!
俺の部屋の前では、レオンがドアを叩いている。
これはヤバイ…レオンとは幼馴染みだから分かるが完全に目が据わっていた。そういう時のレオンはマジでヤバイ…
ーーーードゴッ…バギッ…ーーーー
「やあ、カイル久しぶり。で、聞きたいことがあるんだけどさ。何でティアがお前のことカイお兄さまって呼んでいるのかな?
しかも、可愛いティアと楽しくお出かけまで行ったそうじゃないか。
僕を差し置いて行ったお出かけはさぞかし楽しかったんだろうなぁ…ね?詳しく話聞かせてくれるよね?」
ああ、神様、どうかお助け下さい…目の前に人の皮をかぶった魔王がいます…
俺は、自分で言うのも何ですが真面目に生きてきたはずです…
どうして俺がこんな目に!
この、シスコンめっ!!
「ん?何か言いたいことがあるのかい?
なら、はっきり言ってごらん。」
「ナンデモ…ナイデス…」
ああ…神様…
俺はどうやら幼馴染みを間違えたようです。
来世ではどうか人間の友だちを下さい…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後までお読みいただきありがとうございます!
色々あり家から出る機会がなくなり生活リズム乱れまくりのマンドラゴラです。
今回は、前回レオンがいない時にスティアとカイルが出掛けたのを知ったレオンがカイルに八つ当たりしに行く話です。
超短編です。
マンドラゴラがレオン魔王を降臨させたかっただけです。
明日からはちゃんと過去編書きます!
フォレスター侯爵家の長男で次期フォレスター侯爵だ。
フォレスター侯爵家領は隣接するアストンフォーゲル辺境伯領には負けるが代々貿易で栄えてきた領だ。
そんなフォレスター侯爵家を継ぐ俺は、勉強も武術も頑張ってきたし、両親や領民も俺に聞いしてくれている。
…つまり、何が言いたいかというと、俺はこんなところで終わって良い人間ではないんだ。
「カイルー!そこにいるのは分かっているんだよ。後、5秒で出てこないと、このドアブチ破るよ。」
…何で俺が!こんな事に…!!
俺の部屋の前では、レオンがドアを叩いている。
これはヤバイ…レオンとは幼馴染みだから分かるが完全に目が据わっていた。そういう時のレオンはマジでヤバイ…
ーーーードゴッ…バギッ…ーーーー
「やあ、カイル久しぶり。で、聞きたいことがあるんだけどさ。何でティアがお前のことカイお兄さまって呼んでいるのかな?
しかも、可愛いティアと楽しくお出かけまで行ったそうじゃないか。
僕を差し置いて行ったお出かけはさぞかし楽しかったんだろうなぁ…ね?詳しく話聞かせてくれるよね?」
ああ、神様、どうかお助け下さい…目の前に人の皮をかぶった魔王がいます…
俺は、自分で言うのも何ですが真面目に生きてきたはずです…
どうして俺がこんな目に!
この、シスコンめっ!!
「ん?何か言いたいことがあるのかい?
なら、はっきり言ってごらん。」
「ナンデモ…ナイデス…」
ああ…神様…
俺はどうやら幼馴染みを間違えたようです。
来世ではどうか人間の友だちを下さい…
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最後までお読みいただきありがとうございます!
色々あり家から出る機会がなくなり生活リズム乱れまくりのマンドラゴラです。
今回は、前回レオンがいない時にスティアとカイルが出掛けたのを知ったレオンがカイルに八つ当たりしに行く話です。
超短編です。
マンドラゴラがレオン魔王を降臨させたかっただけです。
明日からはちゃんと過去編書きます!
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