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4章 恋慕
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しおりを挟む「苗も一緒だょ!
兄さんとはずっと仲良くしたいだょ!!」
「──💧」
満面の笑みで答える苗に晴樹は肩を落とし小さく溜め息を漏らしていた‥
‥だめだコイツ‥
やっぱり何もわかってねぇ―――💧
「‥その言葉を聞いて安心したよ💧
‥‥‥
一緒に居ような‥
ずっと…。」
「うん!」
言葉の深い意味もわからずに笑顔で答える苗に晴樹も引きつる笑顔を返し、再び車を走らせた
―ガチャ!
‥‥‥‥
‥ふぅ‥‥‥疲れる…
晴樹は苗を送り届け、そして自室のソファに腰を下ろし一息ついた――――
気持ちの伝え方がわからない――――
あれだけ、言ってもわかってくれない――――
苗にとって俺はそんなに対象外なのか?
‥‥‥‥
アイツは俺が他の女と居ても全然平気なんだろうな‥
ヤキモキしてんのは俺だけってことか‥‥‥
晴樹は苗の気持ちを試してみたくなった‥
今度は苗から連絡くるまでこっちからは連絡取らないようにしてみるか‥‥?
‥‥よしっ‥決めた!
・
ただ‥‥そう決めてはみたものの──
「───…っ…💧
あ〰〰〰〰〰もうムカつく!!
なんだ、あのクソ女ッ!!」
「―――どうしたハル‥
いきなり雄叫びなんか上げて‥‥💧」
ムーン・ライトのカウンターでいきなり叫ぶ晴樹にマスターのヒロさんが呆れながら声をかけた
今日は金曜日の夜‥
あれから4日経つ‥‥‥‥
苗からは一本の電話もメールも送られて来ていなかった💧
結局、しびれを切らしたのはやっぱり晴樹だったのだ‥
‥毎日、苗から連絡がきてないか確認する度に苛立ちが募るッ
会いたいッ
そう思うのはやっぱり俺だけッ
しかも、メールさえも送って来ないッ💧
苗からの連絡だけを待ち望んでる自分に嫌気がさしてくる―――――
「‥そんなに腹立つことがあったんなら何か飲むか💧?ノンアルコールじゃ気がほぐれないだろ💧?」
「‥‥‥‥///💧
いゃ‥これでいい‥。」
晴樹はいつ苗から連絡がきても出掛けられるようにアルコールを飲まずにいたのだ‥
「ねえヒロさん‥
俺ってすげー健気なんだよ‥‥」
「‥なんだそりゃ!?」
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