一人では戦えない勇者

高橋

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間章2

矢萩弓弦5

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 他の勇者がどんな戦いをするのか楽しみで眠れなかった。
 なので、騎士団の訓練所に着いた時には、遅刻かと思ったけど、移動速度が他の連中より速いから、シュェさんに教わった時間より早く着いてしまった。
 闘技場のような訓練所の、観客席の一番後ろに座り、闘技場内を見渡す。
 日本人は、いくつかのグループに別れて観客席に座っていた。

 例外は【光の勇者】。
 彼は闘技場の真ん中で、数人の貴族と談笑している。
 視線を巡らせると、貴族のお供のような騎士は、闘技場の隅で警護しているのが見える。

 ……この騎士たち、僕より弱いけど、【光の勇者】より強いんじゃないかな。
 スキルといい、プラーナ量といい、【光の勇者】を上回っている。
 勿論、戦闘における強さの優劣はそれだけで決まるわけではないけど、目安として参考になると思う。
 それを踏まえて断言できる。
 【光の勇者】の方が弱い。

 というか、勇者でまともな戦力になりそうなのは、【風の勇者】と【雷の勇者】だけじゃないか?

 あれ? 斧と拳と火がいない。

 ……まあ、問題しか起こさないだろうから、いなくていいや。

 勇者のスキルとプラーナ量をチェックしていたら、闘技場の入り口の方からプラーナの塊がやって来る。
 相変わらず凄まじい。
 あれでも、制御できずに漏れ出たプラーナなんだよな。

 闘技場内に騎乗したまま入るのは不味いと思ったのか、入り口付近で全員下馬していると、【光の勇者】の周りの貴族が平賀先輩に近づく。

 あれ? 昨日会ったシュェさんとエウフェミアさんがいない。……ああ、そうか。二人とも赤目だったな。魔物扱いされる赤目をこんなとこに連れてこないか。

 ん? 小倉姉妹もいない。確か、宮野先生と一緒に平賀先輩のとこにいるはずだよな。

 おや? 平賀先輩と【光の勇者】が揉めてる。なんだろう?
 獣人種じゃないから、〈聞き耳〉がカンストしててもこの距離では聞こえない。
 少し前に行き、腰を下ろしたら、後ろから肩を掴まれた。けど、確かに掴まれてるはずなのに気配はない。

 ゆっくり振り返ると、猫の仮面を被ったロジーネさんだった。
 うん。なんとなくそんな気はしたけど、さっきまで平賀先輩の後ろにいたよね?

「ユリアーナちゃんとマーヤちゃんがいるから、私一人がいなくても大丈夫よ」

 いや、先輩の心配はしてません。
 むしろ、先輩の周りにいる女性を見て先輩に決闘を挑む【光の勇者】を心配しています。

 あれ? どうも、決闘にはならず〈契約魔術〉による契約で、奴隷を解放するようだ。
 僕が見た所、彼女たちの中に奴隷はいない。
 先輩にとってノーリスクの契約だ。
 【光の勇者】の周りにいる貴族はどういうつもりなんだろう?

「彼らが連れてる〈人物鑑定〉持ちのスキルレベルが低いから、鑑定できないのよ」
「僕の〈人物鑑定〉はカンストしてますけど、皆さんのクラスすら見れないです」
「そりゃあ、〈鑑定無効〉があるからね。これをオンにしとけば見られることはないわよ。けど、〈鑑定無効〉を持ってることはわかるでしょ?」

 そうなんですか? そういえば、ダンジョンで思わず鑑定してしまった時も、なんとなく無効化されたって感じた。
 〈鑑定無効〉か……便利なスキルだ。僕も欲しい。

「お? 欲しい? なら、鑑定してあげる」

 ゾクッとした。
 そんな、すぐに取得できるわけないじゃん。

「プラーナで壁を作るイメージよ」

 ……お、ゾクゾクが減った。

 そんなことをしてる間に、先輩たちの間に契約が結ばれた。
 契約のために皆さんが鑑定される。
 ロジーネさんはシレっと鑑定待ちの列に並んでた。
 並んでこっちを見てないのに、彼女に鑑定されている。どうやってるの?

 あ、今なら彼女たちのクラスくらい見れるかも。……え?
 ……見なきゃ良かった。

 なんなの?
 【家令】とか【剣士】はいい。普通だ。レベルは異常だけど。
 けど、本当に異常なのは、【戦乙女】とか【剣聖】とか【拳聖】とか【武聖】だ。

 ちなみに、鑑定が終わって後ろに戻ってきたロジーネさんは、【拳聖】だ。

 あ、契約が無事に結ばれ、平賀先輩たちが引き上げるようだ。
 ん? ロジーネさんは引き上げないの?

 引き上げる平賀先輩の後を、【光の勇者】が声をかけながら追う。

 あれ? あの契約内容だと……やっぱり。
 〈剣術〉が消えてる。
 あ、〈精力絶倫〉も消えた。
 残るスキルは二つ。〈光魔法〉と〈早漏〉だ。
 僕の中の黒い感情が、「〈早漏〉だけ残れ!」と叫んでいる。
 鐙に片足をかけた平賀先輩の肩を掴んだ【光の勇者】から、〈光魔法〉が消える。
 心の中だけにしようと思ったけど、堪えきれずに「よし!」と声が漏れた。拳も握っていた。

「あれ? クラスが……」

 イケメンの不幸を喜んでいたら、そのイケメンのクラスが空白になってる。
 しかも、先輩たちの会話からすると、クラスが消えても勇者としての特性は消えないようで、クラスを変更できないらしい。

「うわー。【光の勇者】が早漏の勇者になっちゃったね」

 他人事ですね。おたくのリーダーがやらかしたんですよ。

 しかし、勇者は対応するスキルを失うとクラスも失うのか。
 僕も〈弓術〉を失うと【弓の勇者】を失うのかな? たぶん、失うんだろうな。僕も気を付けよう。

「ところで、いつまで僕に〈人物鑑定〉を使うんですか?」
「耐性スキル、なかなか生えないわね。適正の問題かしら? ついでに呪いもかけてるから遅いのかしら?」

 待て。〈呪い無効〉は欲しいけど、一言言ってからにしてほしい。弱めに呪ってるらしいけど、一言言ってからにしてください。
 あれ? 後ろのロジーネさんへ苦情を言ってる間に、貴族がいなくなったぞ。
 ……これ、帰ったらダメかな?

「今日中に無効スキルは無理でも、抵抗スキルは取得してほしいわね」

 ダメっぽい。

「あの、前から思ってたんですけど、どうして僕に良くしてくれるんですか?」

 この際だから聞いてみよう。
 まさか、僕に惚れたから、なんて、自惚れたりはしない。
 というか、美人であってもこんなおっかない恋人はちょっと……。

「んー、最初は、マゴイチ君と雰囲気が似てるから手を貸してあげようと思ったんだけど、今はマゴイチ君が君のことを気に入ってるから、私たちは積極的に君を鍛えてるんだよ」

 んー、嬉しいような、有り難迷惑なような?
 もう少し手加減してもらえると、素直にお礼を言える。

「私たちにとっても、〈支援魔法〉を使わない鍛え方って手探りだから、普通の鍛え方を知るいい機会かなって思ってるの」
「先輩の〈支援魔法〉って、そんなに凄いんですか?」
「〈支援魔法〉が凄いのかマゴイチ君が凄いのかは比較対象がないからわからないけど、マゴイチ君の凄さを端的に言うと、一ヶ月足らずで人間が半分神様になっちゃうくらい凄い」

 言ってることがいまいち理解できな……ああ、【戦乙女】がいたな。あれって、神様だよね。

 ロジーネさんが、先輩が今までに使った〈支援魔法〉を教えてくれる。
 正直、ベッドでの使い方はオブラートに包んでほしかった。

「たぶんですけど、先輩の発想と、それを実現できるプラーナ量が凄いんですよ」

 魔法はイメージが大事。
 イメージを明確にする知識も必要だけど、その知識を活かすための発想も大事だ。

「そもそも、勇者ってなんなんだろうね。マゴイチ君やユヅルちゃんが勇者で、あそこにいる生徒会長君や無駄にハイスペックなユカリちゃんが勇者ではない理由ってなんだろ。ユカリちゃんの性格は脇に置いといて、能力なら勇者であってもおかしくないのに、あの二人は一般人として召喚された」

 確かに。
 そう考えると、勇者は性格や能力に難がある人ばかりか?
 いや、二人ほどまともなのがいるか。

「副会長とその妹さんは?」

 あの二人なら、性格も能力も問題ないでしょ。

「あの二人は、優秀な能力を上回る問題が中身にある」

 えー、そうは見えないけど?
 あの二人、学校で人気がある姉妹なんですよ?

「二人とも、ユカリちゃんと同類だからね」

 平賀さんの性格に問題があるのはわかる。
 お兄さんである平賀先輩を見る目はヤバかったし、僕が平賀先輩とお話ししてる時の僕に向ける目は……思い出したくない。ゾクッてなる。あれ? これはロジーネさんの鑑定のせいか?

「あの二人が平賀さんの同類、ですか」
「姉は妹のストーカーで、妹はマゴイチ君のストーカーよ。ちなみに、ユカリちゃんはマゴイチ君のストーカーだよ」

 知りたくなかったなぁ。
 あ、最後のは知ってるんで。



 雑談のネタがなくなったロジーネさんが、後ろでなにか作業し始めたので、シュェさんから貰った本を読んで時間を潰す。

 この本は、シュェさんが知る大陸東域の情報が書かれている。
 昨晩は、ペラペラ捲って斜め読みするだけだったけど、じっくり読んでみる。
 まあ、主要都市の人口とかは飛ばして読むけど。

 この本で一番興味を惹かれたのは、陸皇亀かな。
 大陸の東では、バカデカい亀が闊歩しているらしい。
 元々は、大陸南域にかつて存在していた森人族の大樹海で生まれた魔物らしく、その背中の甲羅には、大樹海の中心にあった世界樹が生えているらしい。

 余談だけど、世界樹を失った大樹海は、急速に枯れ、現在は大砂漠になっているそうだ。

 長い歳月の間に、世界樹を背中に乗せた陸皇亀は、大陸南域から東域へ住み処を移し、現在は大陸東域をグルグル巡っている。
 当然のことながら、人間の町を避けてくれるわけもなく、陸皇亀が町を通った後は、瓦礫の山しか残らないそうだ。

 そして、この本によると、シュェさんの故国も、陸皇亀の間接的な影響で滅びたみたいだ。
 彼女が住んでいた町は直接被害はなかったけど、主要都市を陸皇亀に潰され、国力が大きく低下した所を隣国が攻め入って、そのままなす術もなく滅びたらしい。
 なんともやりきれない話だ。

 王城から拝借した時計を見ると、お昼になっていた。
 昨日貰ったアイテムバッグからお弁当箱を出して、本を読みながら昼食にする。

「ああ、そういえば、時計を渡し忘れてましたね」

 真横からした声に顔を向けると、ストーカーがいた。

「矢萩君の分のお弁当を持ってきたんですが……必要なかったですか?」

 美少女の手料理であれば、心が動くのが普通なんだろうね。
 けど、平賀さんから渡されると、差し出された箱を受け取るのに躊躇する。彼女は、調理実習で炭を作ったことでも有名だ。

「作ったのはユカちゃんとユキちゃんだから、大丈夫よ」

 後ろからロジーネさんがこっそり教えてくれたので、受け取る。
 ……ちょっと大きな重箱なので、自前のお弁当は晩御飯に食べよう。

「これもあげます」

 ストーカーから懐中時計を受け取る。

「兄さんはこの国に借りを作りたくないようなので、貴方がパクった時計は返しておいてください」
「先輩も、城からいろいろ貰ってるみたいだけど?」

 空になった倉庫とか、伐採された王樹の森とか。

「ちゃんと対価は払ってます」

 そういえば、空の倉庫に金貨が積んであったな。

「偽金貨だけどね」

 ロジーネさんが茶化すように言う。

「偽物でも、金の含有量は同じですから、本物と見分けられませんよ」

 日本でもベンケン王国でも、通貨偽造は犯罪です。
 僕は聞かなかったことにした。



 僕がお昼を食べ終わり、〈鑑定抵抗〉を取得した頃になって、馬車が闘技場に乗り入れる。

 馬車から降りたのは【斧の勇者】と【拳の勇者】と【火の勇者】。と、奴隷が二人と奴隷の死体。

 不愉快なものを見た。
 僕は、拳の部屋でなにが行われているのか知っていた。
 面倒だから関わらないようにしてきた結果が、あの死体だ。
 不愉快でも、目を背けてはいけないような気がした。

 早速、平賀先輩が絡まれる。

「珍しいね。マゴイチ君が喧嘩を売るなんて」

 この不快感を前にしたら、喧嘩を売るか立ち去るかの二択しかないだろう。
 僕なら立ち去るだろうなぁ。
 だからなのか、喧嘩を売った平賀先輩が眩しく見えた。



 平賀先輩と三勇者の決闘は、平賀先輩の圧勝だった。
 まあ、平賀先輩が死にそうになったら、後ろのロジーネさんを含めた怖ーいお姉さん方が手出しするだろうと思っていたので、平賀先輩の心配は、全くしていない。

 決闘に勝った平賀先輩は、三勇者の誰かが所有していた奴隷を引き取るみたい。
 これも、僕にとっては眩しい行動だ。

「マゴイチ君は、自らを救えない人には手を差し伸べる、って、自分ルールで決めたから」

 確かに、あの二人は自分で自分を救えないように見えた。
 それにしても、自分ルール、ね。
 たぶんだけど、先輩の性格だと、明確なボーダーラインを作っておかないと自分が犯罪を犯してしまうと思って、ルールを作ったんじゃないかな。

 実際、先輩にしろ僕にしろ、犯罪に使えそうなスキルをいくつか持っている。
 それらを使えば、日本の警察の捜査能力があっても、完全犯罪を実現できそうだ。
 こちらの世界の犯罪捜査がどうなってるのか知らないけど、魔法捜査はともかく科学捜査は日本より下だろう。

「僕もなにかルールを決めるか」
「お、いいね。作っちゃえ」

 なんとなしに思ったことを呟いたら、ロジーネさんが食いついた。

「……できるだけ法律を守る。困ってる人がいたらできるだけ助ける。で、いいかな」

「マゴイチ君の自分ルールと似てるね。ついでに、"十八歳未満には手を出さない"も追加しとけば?」

 恋人を作る予定もないし、恋とか愛とかを煩わしいと思っていた僕には必要ないと思いますよ。まあ、興味はあるけどね。

「そうですね。【土の勇者】みたいにならないように気をつけます」

 ロジーネさんは、彼が幼女メイドに手を出してるのを知っているようで、不快そうな声で「そうね」と短く同意した。

「ああ、そうだ。さっき、先輩と生徒会長が話してたのが聞こえたんですけど、彼らを日本に送還するなら、父に手紙を書くので彼らに預けてほしいです」

 日本より、こちらで生きる方が僕には合っているような気がする。
 日本に対する未練は、男手一つで育ててくれた父親へ親孝行できなかったことだけだ。
 母親に対しては特にない。いや、あるにはあるけど、恨み言になってしまうから、やめておく。
 日本への心残りはそれだけ。父親だけだ。
 父親には、ちゃんと感謝と別れの言葉を伝えたい。

「わかった。私たちが王都を発つまでに書いておいてね」
「いや、今晩にでも書くんで、明日には届けようと思ってます」

 さて、父親に手紙なんて書いたことないから、なんて書けばいいんだろう。最初は「拝啓」からか? いやいや、ガラじゃないな。
 自分が思ったこと、感じたことを、ダラダラと書き連ねた方が僕らしい。
 僕の飾らない言葉で感謝を伝えたい。
 別れを告げたい。

 ちなみに、〈鑑定無効〉は間に合わなかったけど、〈呪い抵抗〉はなんとか間に合った。



 結局、手紙を書くのに二日かかった。
 その翌日、ロジーネさんに手紙を預け、数日間王都をブラつくことになる。
 というのも、平賀先輩を見送ってから東へ向かおうと思っているからだ。
 なので、先輩が出発してくれないと、こちらは動けない。
 手紙を書くのに煮詰まって、そのリフレッシュにダンジョン探索をしたら、結構稼げたので、今更ダンジョンで路銀稼ぎという気にもなれない。
 なので、王都をブラブラしている。

 そういえば、屋台のおっちゃんが言ってたけど、最近は王都の治安がいいらしい。
 けど、少し裏道に入ると、その意見はガラッと変わる。
 これから王都の治安が悪くなるらしい。

 原因はわかっている。
 これをやらかした人たちが誰かもわかっている。
 そして、僕が調べた情報が、それに活用されたであろうこともわかっている。

 裏道の石畳を蹴って、屋根に飛び上がると、屋根の上から見えるスラム街は、所々虫食いのように更地ができていた。
 ぼんやりスラムを眺めていたら、不自然な空気の流れを感じて、咄嗟に前へ飛びながら振り返る。

「おー。成長したねー。お姉さんは嬉しいよ」

 やっぱり、ロジーネさんだった。

「ギリギリ及第点でしょうか」

 もう一人の声が真後ろからした。
 平賀さんだ。
 それなりに強くなったつもりだけど、こんなにあっさり背後をとられると、自信をなくしそうだ。てか、採点厳しくない?

「今日は、ユヅルちゃんに結婚式の招待状を渡しに来たのよ」
「結婚式? 平賀先輩ですか?」
「そ。ユカリちゃんはまだだけど、私たちとマゴイチ君の結婚式よ」

 あれ? 結構ショックを受けてる。
 自覚はなかったけど、ロジーネさんに恋してたのか?
 ん? ロジーネさんの視線はどこに……おう。視線を追ったら、もう一人いた。

「そういえば、自己紹介してないなって思って、ね」

 銀髪の美少女が笑顔で手を振っていた。
 なるほど。"ギリギリ及第点"は甘い採点だったかも。

「マゴイチの正妻のユリアーナ・ヒラガよ。今更だけどよろしくね」

 とびきりの笑顔に見蕩れてしまった。



 結婚式はワチャワチャしていた。
 なんというか……うん。凄い人たちだ。
 こんな凄い人たちを惚れさせる平賀先輩が一番凄いんだけど、式の間中、やらかす新婦のフォローに奔走し続けていた。
 格好悪いはずなのに、なんだか少しだけイケメンに見える。

 その先輩が、人間椅子になろうとする【闇の勇者】に頭を抱えていた。

 ……うん。前言撤回。
 イケメンはあんなことしない。気のせいだ。
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