天から月が舞い降りて

幼い頃に母を亡くした少女・トワは、父親のメイソン伯爵に引き取られるが、妾の子として冷遇される。屋敷の隅の離れに追いやられ、母親の形見の高台と絹糸で組紐を作って過ごすことになる。

夜になると離れに少年・セオドアが忍び込んでくる。小さい頃からセオドアはトワの組紐作りを眺めたり、おしゃべりをしたり、一緒に桜を見たりすることが大好き。
やがてトワが年頃になると、国王の後宮入りの話が持ち上がり──。

※他サイトにも掲載しています。
※表紙絵はあっきコタロウさんに描いていただきました。
24h.ポイント 0pt
0
小説 184,413 位 / 184,413件 恋愛 56,085 位 / 56,085件