二人だけの実験室

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検証②:サイズ測定と感度検査

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「ここが私の研究室です」 

 ブゥ…ンと間をおいて点いた蛍光灯の下にハルは立っていた。隣には先ほどよりもやや胸を張ったミツキが並んでいる。 
 そして研究室の真ん中にでかでかと置かれた器具にハルは真っ白だった顔をますます青くした。 

 中央にあったのはほどほどの高さになっているリクライニングタイプのSMチェアだった。肌に触れる面には最低限のシートが張ってあるが、ほとんどの面はむき出しになっている。 
 手首と足首の辺りにはぐるりと巻き付けられそうなバンドがついていて、チェアからはみ出たテープがだらりと垂れさがっていた。 
 足の間には回転イスが置かれており、横にタイヤ付きの小さな作業台がある。その上にはクスコやガーゼといった道具がずらりと揃えられていて、一つ一つ丁寧にケースに入れられていた。 

「…まさかそこに座れとか言わないよね」 
「そのまさかです。私の分野は特に性器という繊細な部分を扱っておりますので、安全かつ十分な観察ができるように設計してあります」 
「冗談でしょ?」 

 ハルは頬を引きつらせながら後ろに目を向けるが、ミツキは首を傾げるだけで全く動じていないようだった。 
 それどこか作業台の近くに行き、道具をそれぞれ手に取って裏や表にひっくり返しながら話を続けている。ところどころ口が早くなって単語が聞き取れなかったが、ミツキはそんなハルを置いてきぼりにして一人で止まらなくなった口を動かしていた。 

「こちらは性器固定装置でして、この穴に性器を通していただくことで効率よく皮を剥けるようになっています。横にポケットがございまして、中にあるブラシで定期的に尿道の洗浄を行いより正確な研究結果を出せるように…ハルさん?どうかされましたか」 
「どうしたもこうしたもないでしょ。なんなのあの趣味の悪い椅子」 
「ああ、素晴らしい出来でしょう?ただの椅子に器具だけ取り付けることも考えたのですが、折角の機会ですしよりよい研究結果が得られるものがいいと思いまして…角度や向きにつきましても適正位置を割り出して発注した特注品です」 

 うっとりとした顔をするミツキにハルの声は聞こえていないようだった。ハルは舌打ち一つしてわざと音を立ててドアに向かって歩き出す。 
 3年もウリをしていれば、『ハズレ』の客の扱い方も手慣れてくる。ただいつもと違うことはこのミツキはハルが体を売ると決めたたった一人の『ハズレ』で、仕事である以上このまま帰るわけにはいかなかった。 

「ハルさん?」 

  ぼんやりしていたミツキの目がハルに合ったと同時に、かちゃりと部屋のドアノブが回った。ハルは体をドア向けたまま、首だけで後ろを振り返って目を猫のように細める。 

「やってることが変態くさい。だから他の人にも断られるんだよ」 
「えッ」 
「僕も契約がなかったらこのまま帰ってたけど…」 

  ドアの奥にある契約書をじっと見つめて頭を横に振る。契約書内には研究への参加回数に応じて手当てが支給されると書かれていた。つまり、金をもらって体で払うという枠組みで見ればやっていることはウリと同じである。 
 それに契約金は別途支払われていて、その金額分の対価をハルはまだ支払っていない。ここで背中を向けて帰ってもよかったが、ウリを続けてきた以上払われた分の仕事をこなさずに金だけ手に入れるのはハルの小さいプライドに触った。 

「…もらった分は付き合ってあげる。でもその椅子はイヤ、今すぐなんとかして」 
「これはこれは…手厳しい。どうかそんなことおっしゃらないでください。こちらは私が試行錯誤して作成した椅子でしてすぐにどうにかできるものでは…」 
「なんとかして」 

 ミツキはしばらく捨てられた子犬のように眉尻を下げていたが、ハルがそのまま黙っているとがくりとうなだれた後、作業台の下にある引き出しの中からシーツを取り出した。 
 それでももじもじとシーツを握って立ち尽くしていたので、ハルはそれを奪い取ってSMチェアの上にかぶせて座る。 

 「うん、これならいいかな…」 

 鼻を鳴らすハルとは対照的にミツキの顔は今にも泣きだしそうだった。ハルがもう一度見上げると、あっという間に元の顔に戻ってしまったが、子供のようにくるくると表情を変えるミツキにハルの眉間に深々と刻まれていたシワが薄くなった。 

「ほら、しょげてないで教えてよ。案内、してくれるんでしょ?」 
「…分かりました。しかし案内といってもこれ以上——」 
「じゃあ実験、してみる?」 
「よろしいんですか?」 

 すぐに立ち直ったミツキに「やっぱり」の「や」の字が喉まで出かかったが、その眼鏡の奥の目の中には隠しきれない熱が灯っていて、ハルはゴクリと文字を飲みこんだ。ミツキはパタパタと忙しない様子で回転イスに座ると、作業台の上にあったノートを引っ掴んでハルの正面に向きなおす。 
 そして白衣のポケットから取り出した録音機を作動させ、その片手間でノートに文字を書きつけ始めた。鉛筆の芯がしばらく削れてから顔を上げたミツキは、一研究者のようにまっすぐにハルを見つめていた。 

 「では、1度目の検査を始めます。内容は陰茎のサイズ測定と感度検査です。先ほど申し上げた器具を使用しまして、今後のデータとの比較のための基礎データとして記録いたします…以上、よろしいですか」 
「…いいよ」 
「…わかりました、それではズボンを脱いだ状態でこちらに足を通していただけますか」 

 少しだけうつむいてからハルはゆっくりと確かにうなづき、ベルトに手をかけた。滑りづらいスキニーのパンツを丁寧にずらして下に下ろし、膝のあたりで手を止める。 
 動かなくなったハルの顔をのぞき込むようにミツキは背中を丸めてかがみこんだ。 

「ハルさん。すみません、ズボンを——」 
「ここまででいいでしょ。検査範囲に問題ないんだから」 

 耳を真っ赤にしながら距離の近いミツキの顔を押しのけてハルはバンドに足を通してズボンの上からテープを締めた。これでハルの足は大きく左右に開かれたまま動かくことが出来なくなった。 
 むき出しになった太ももの間には標準より小さいサイズのちんぽがふにゃりと横たわっている。ハルの客の大抵は前戯もなしにすぐつっこみたがるので、こうして大人しいモノを見るのもしばらくぶりだった。 

 「うん…とてもかわいらしいサイズの陰茎ですね。皮も剥けていて理想的な状態です」 

 ミツキがハルのそれに指とものさしを添えて、サイズを測り始める。位置がずれるのかものさしを何回も当てられて、その度にひやりとした金属がエラの端をかすめていった。 
 後ろでイケるようになってからは触らなくなってしまったハルのちんぽは数年ぶりの触れ合いにフルフルッ…♡と喜ぶように身もだえた。 

「…ッん」 
「ああ、声は我慢なさらないでください。状態の変化も記録しますので…それでは少々触りますね」 

 ローションを足されて、くち…♡くち…♡といやらしい音を鳴らしながら上下にこすられる。つい顔を背けて目だけミツキに向けるものの、太ももの間に埋まった顔を見ることはできず、ハルはただアソコから漏れる音だけを聞いていなければならなかった。 

「ん、ッぁ…」 
「5センチ…いや6センチ…?平均よりもやや小さめか…」 
「あッ‥ね、もう…♡」 
「すみません、勃起時との比較としてもう一度触れてもよろしいでしょうか」 
「んゥ…わかった、からッ…ふ、はやくして…」 
「ありがとうございます」 

 ミツキは作業台に並ぶ道具をちらりと見やって、その中から毛先の細かいブラシを手に取った。そしてハルに見せつけるようにショリ…♡と毛の一本一本をほぐしてそっと尿道の近くに当てる。 
 てらてらと濡れてきていたてっぺんのせいでブラシの滑りはよりよくなって、撫でるような毛先の動きがハルの頭にダイレクトに入ってくる。 

「あ゛ッ、はぁ…ン♡」 
「ああ、ダメです。我慢しないで」 

 お腹の中から甘い電流が流れて、腰のあたりにぞわぞわとした熱が生まれる。それに流されるようにハルは尻を上下に振ってプル…プル…♡とふるえるちんぽをブラシにこすりつけた。 
 固めのブラシで磨かれた亀頭はそのままミツキの手によって丁寧にほじくられ真っ赤に充血していく。使われ慣れていないハルのアソコは蛍光灯の光を浴びてますますピンク色に光っていた。 
 腰に集まった熱は今にも外に飛び出そうと腹の中をぐるぐる回り、ハルのつま先は徐々に丸まっていった。 

「まッ、そこ…ン♡や、まってッ…あッ♡」 
「少し大きくなってきましたね…その調子でお願いいたします」 
「や、ゃだ…まって、気持ちよくなっちゃうぅ…♡♡ぁ、ン゛ッ♡」 
「私としてもそちらの方がより良いサンプルが取れますので助かります…ほら、これはいかがです?」 

 ミツキは左手でハルの玉をぐりぐりと揉んで、右手でピンッ…♡と立ち上がったちんぽの裏筋を人差し指で表面だけ撫でる。 
 そして我慢汁があふれ始めた先端にグリッ♡と爪を立てられてハルの頭の中は真っ白になった。ガクガクッ♡と腰が勝手に動いて、シーツに繰り返し白いお尻を打ちつける。 
 すっかり湿って半透明になったシーツがハルのお尻の下でグチョグチョ♡といやらしい音を上げていた。 

「や、やだぁ♡まって…あ、甘イキくる、きちゃうぅ…ッ♡あッ、は…♡♡」 
「そうですね…お辛いでしょうから一度イってしまいましょう」 

 ミツキの持っているブラシが裏筋を沿うようにこすりあげて、ハルは声のない悲鳴を上げながら繰り返しまばたきをした。腰を中心とした熱は矢のように鋭くハルの全身を突き上げては巡っていく。その熱がギュウッ♡と腹の一点に凝縮した瞬間にブラシが丸く亀頭を撫で上げた。 

「イ゛く゛ッ、あ゛ッ…イ゛ッッ……くゥ♡♡♡」 

 ぎゅるぎゅると回った熱は勢いよく外へ飛び出し、ハルはつま先までピンと伸ばしながら一度目の絶頂を迎えた。バンドで拘束されているせいで閉じきれない膝頭がブルッ…ブルッ♡と痙攣している。 
 あれほどマグマのように熱かったちんぽの熱はあっという間に去って行き、ゆったりとした波をハルはしばらく揺蕩っていた。 

「ン…は、ァ♡」 
「精液も少量ですが出ていますね…イかれたばかりのところ恐縮ですが、この状態のサイズもデータとして持っておきたいので測定だけ失礼いたしますね」 

 軸に当てられたものさしのおかげで火照った体の熱が徐々に冷めていく。ハルは乱れた呼吸を整えながら、指先まで力の入っていた手足をだらりと下ろした。 

「ンぅ…ねぇ、もう…いい?」 
「……」 
「ンッ♡は、ぅ…」 

 ハルの問いかけにミツキは口を結んだまま、手に持っているものさしをちんぽに当ててはものさしの数字をノートに書き写している。 
 イッたばかりのちんぽにものさしが触れる度に尿道口がパクパクッ…♡と残った精液を振り絞るために勝手に動いてしまうので、ミツキが口を開くまでハルは唇を噛んで上下に揺れそうになる腰を抑える羽目になった。 

「ンっ、ふ…ぅ♡ね、ねぇってば…ぁッ?お゛ッッッッ!!!」 

 赤くなった先っぽを丸型の電動ブラシでこすられたのはその矢先のことだった。クルクルッ♡とちんぽの形に添うようにブラシを動かされ、側面から尿道までを一度にえぐられる。叩きつけるようなそれは止まることなく続き、ハルの目の奥に火花が散った。 
 ブラシ自体は柔らかいタッチだが、イきたてほやほやの敏感なちんぽには終わりの見えない地獄のように辛く、ハルはただ喘ぐことしかできなかった。 


「やっ!!まってぇ…!!もぅ、イッた゛、イッた゛か゛ら゛ぁ゛!!!♡♡♡」 
「すみません、勃起時の記録をとらせていただきたく…すぐ済ませますので」 
「ひぃ゛♡やだぁ、やッ…ああ゛ッ♡お゛ッッ♡♡」 
「これで最後にいたしますから…ね?」 

 繰り返されるブラシでの愛撫に、ハルの体はハルのものでなくなってしまったかのようにビクビクッ♡と跳ね上がった。ミツキを止めるために手を伸ばすが、足を固定されているせいで中途半端なところまでしか動かすことが出来ず、空を掻いて終わってしまう。 

「あ゛ッ、ダメぇ♡またイぐッッッ!!!イッ……ぐ♡♡」 
「大丈夫ですよ、あなたは気持ちよくなるだけですから」 

 無理やり生み出された熱が腹と顔に集まってハルの白かった肌を真っ赤に染め上げた。ビクビクッ♡とハルの体ではないかのように腰が高く上がって下に落ちた。 
 腰の揺れに合わせてハルのちんぽからは透明な液体が蛇口の壊れた水道のように溢れてくる。ウリをしてきてから一度も見たことがないちんぽの姿はまるで機能さえを果たせずおかしくなってしまった玩具のようだった。 

「う、ッはぁ…う゛ッう゛う゛~~~」 

 ハルは急に唸って、目じりに大きな涙の粒を作り始めた。粒はどんどん大きくなってハルのアソコよりも先にボロボロとこぼれ出す。 
 頭に上がっていた熱は涙と共に流されていき、あとにはひびの入ったハルの小さなプライドが残っていた。金をもらっている以上、客をイかせるべきハルがただイかせられるというウリ専をしてきた中で出来上がった小石のようなプライドだった。 

「イヤ…イヤだって、うッ…い、いってるのに…ッ」 

 それまで吊り上げていた眉をへにゃりと下げて子供のように泣きじゃくるハルに、ハルを可愛がっていたミツキの手が止まった。そのまま足の間から殻を起こしたミツキの顔を力の入っていないグーでポコッと殴りつける。 

「え、あ……ハル…さん?」 
「ぼ、僕…仕事だと思って、ひっ…頑張ってるのに、ぅ…ぐすっ、アンタは勝手にイ、イかせようとしてくるし…ふ、ぅ」 
「…はい」 
「も、もらった分は仕事するから…う、次勝手にしたら追加料金、ふっ…とるから、ッ…」 
「…すみません、つい夢中になってしまいました…本当にすみません」 
「次、なにをするか…ちゃんと教えて。勝手に僕の体に触らないで…」 
「…はい、申し訳ございません」 
「………」 
「…言い訳をするつもりはございませんが、あなたは本当に理想的な協力者だったのです。あなたはこんなにもイキやすくて可愛らしくてすばらしい陰茎で、私の研究はあなたのお陰で成り立っています。あなたのような方と契約できて本当によかった」 
「う…ん」 
「契約金も、あなただからご用意したのです。どうか、どうかもう一度だけお付き合いいただけませんか」 

 ミツキの目は分厚いメガネと前髪に隠れたままでうかがい知れないが、隙間からのぞく眉毛はハルよりも八の字に曲がっていた。研究者と協力者、客とウリ専として金勘定のもと対等な立場でいるはずなのにミツキはハルよりも下にいるように振る舞う。 
 おかげで涙と同じくらいこぼれていたハルのウリ専としてのプライドは単純なほど簡単に元に戻った。それぐらい客に求められるというのはハルにとって必要なことだった。 

 すっかり落ち込んでしまったミツキの髪に指を滑らせて、ゴクリと唾を飲み込んだあとハルはゆっくりとうなづいた。涙の止まったハルにミツキは顔を明るくしてすぐさまブラシを持ってハルの足の間へと再び潜っていく。 

「ああ…ありがとうございます。それではもう一度勃起時のサイズ測定のため、触れてもよろしいでしょうか」 
「うん…ふ、ッ」 
「…あなたは大切な協力者です。もしまた怖いと感じたのなら遠慮なく私を止めてください」 
「こ、怖いなんて言ってな、ひッ……あ、はァ♡」 
「私もそれまでにあなたをイカせて差し上げます…それこそ怖いだなんて考える暇がないぐらいに」 
「あンッ…ちょっと待…お゛ッッ♡♡」 

 ガシガシとタワシのような手使いでエラ周りをぐるり♡と撫で回され、つられて大きな声が出る。ポタポタッ♡と先っぽからから我慢汁があふれて、ちんぽを伝いチェアに敷かれていたシーツへ吸い込まれていった。 

「そう、そのまま…あなたは気持ちよくなるだけでいいのです」
「まッ、い゛き゛ッッッ♡♡や、あ゛あッ…つ゛よ゛♡♡♡つ゛よ゛い゛い゛♡♡♡」 

 椅子全体が揺れるほど体を揺さぶるが、足首のベルトはぴたりとしめられていて抜け出せそうにない。それにミツキが出している声はハルの叫び声で耳にたどり着く前にかき消されてしまった。 
 ただ襲いくる熱と熱の合間でとぎれとぎれに聞こえるミツキの声は「それでいい」と言っているようで、ハルはそっと荒れ狂う腹の熱の中に身を投げ出した。 

「イッ゛て゛いいッッ??いいのッ…?お゛ッ♡」  
「もちろんです…ただその前に測定だけ失礼いたしますね。ああ、先ほどより少し大きくなりましたね…素晴らしい♡」 
「ぁあ゛♡ッ…あ♡」 

 ぴたりと当てられたものさしのわずかな冷たさだけでもハルはイッてしまいそうだった。けれどミツキの測定を邪魔するわけにはいかず、中途半端に上がっている熱を口から吐き出して誤魔化す。 
 それでもハルのちんぽは正直で、ものさしが触れたり離れたりする度にけなげにフルッ…フルッ…♡とふるえていた。 

「…第二位繰り上げにして7.5センチ。頑張りましたね、もうイッていただいてよろしいですよ」 

 再開されたブラシの振動はこれまでとは打って変わってゆったりとした速さで回り始めた。こすられ過ぎて腫れてきているハルの亀頭には丁度いい回転速度だったが、散々磨き上げられたハルのちんぽには弱々しく、イきそうでイけないくらいのじんわりとした熱が腹の奥に溜まっていった。
 たまらずハルは腰を浮かせて客であるはずのミツキにイかせるようおねだりしてしまう。 

「ね、も…もっと強くッ♡強くしてぇ…ッッ♡♡」 
「…ええ、もちろんです」 

 ジョリジョリッ♡とブラシが先端だけを回って尿道口にのめり込んだ。たまたま開いてたお口に毛先が入り込んで中の中までしっかりとこすりあげられる。 
 ハルの細い背中をゾクゾク♡と雷のような熱が走り、ハルは体をぎゅうと丸めた。腰が情けないほど大きく揺れて、ニュチッニュチッ♡とシーツとお尻の間でねばっこい音が鳴る。 

「あ、ッお゛♡♡もうダメッ、イぐッッッ♡♡イッち゛ゃう゛う゛!あ゛ッ♡♡」 
「いいですよ、イッて…ほら、イッて♡ほら♡♡」 
「あ゛ッ♡イ゛ぐッッッ♡♡またイッッ…ぐッッッ♡♡」 

 グジュグジュッ♡とちんぽを根元から包み込むようにこすられ、ハルは腰を大きく振り上げた。そのまま強い2度目の絶頂を迎えて、ミツキの手にすりつけるようにちんぽを上下に揺らす。 
 ちんぽの先端ではクパックパッ♡と尿道口を開いたり閉じたりしながらやや薄い精液が少しずつ吐き出されていった。 

「後片付けはやっておきましょう。今日はご苦労様でした」 

 ハルはぼんやりと汚れた手を拭くミツキを見ながら目を閉じた。すぅっと吸った空気はイカ臭くて、いつも嗅ぎなれている香りだった。ただそのいつもと違うのは精液を出したのが客ではなくハルで、後処理をしているのもまたハルではなくミツキだった。 

 少しずつ変わっていく夜にハルは体から力を抜きながら年相応のあどけない顔をして、ゆっくりと目を閉じたのだった。 
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