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第一章・思ってもみない結婚
4・お付き合いするってホント?
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何故だか知らないけど┉ホントに何故かは知らないよ?結局お付き合いが始まった┉
伏木さんの┉直哉さんのお父様のご意向で?
でも私と会った時の第一声、あの嫌味な感じでは付き合うなんて考えられなかったよね?
涼と結婚しないと後は継がせん!とかそんな感じ?まさかね┉
まあ、そのうちいい頃合いで断わるんでしょ?手前とは思っている。
私もそんなに暇じゃないし、気まぐれに付き合ってはいられないんだ。
私が担当している園芸の月刊誌「ETERNAL FLOWER」の締切が近い。
今から取材相手の涌井さんの所へ行かないと!
郊外にある蘭園に着き、その扉を開けると色とりどりの花々に驚く。
これだけ花が咲いているのだからさぞかし香りが┉と鼻を近づけてみるが、殆ど香りはない┉不思議!
そう思ってキョロキョロしていると後ろから豪快な笑いが┉
「ハッハッハ!香りなんてないよ、それ。」振り向くと楽しそうに笑う涌井さんが居た。
「え~っ!香りあるのかと思いました┉。こんなに綺麗なのに!」本当に不思議だな…きっと香りで虫を誘う必要ないんだね。特有の匂いで誘う私達オメガとは大違いだ。
「内藤さんって反応が新鮮だなぁ~。話してると本当に楽しいよ。綺麗だし、どっちが花だろう?ってなるし。アハハ!」
──全くこの人は┉よく言うね?お世辞も大概にして欲しい!って思いながらも、取材させていただくのだし敢えて笑顔でお礼を言っておく。
「えっ、嘘だと思ってない?そんなに綺麗なのに┉」
そんな綺麗なんて言われた事ないけど?と思う。
自分では悪くはないと思う(思いたい)けど、今迄誘われた事もないんだ┉ちょっと寂しいな。
まあ、オメガって面倒だからね~相手は大抵アルファだけだろ?って思われてるだろうし。
でもちょっと焦っているのは本当だけど┉って思ったら、突然あの人の顔が思い浮かんでしまった┉直哉さん。
私って何考えてんだろ?って、それをかき消すように首を横に振って涌井さんの近くまで行く。それから今日は宜しくお願いします!と挨拶して営業スマイル。
それから取材をさせていただいてから帰ろうとすると、会社の近くに用事があるという涌井さんが車で送ってくれる事に。申し訳ないな!って思うけど正直に言うと非常に有り難い!
それで車内でも取材の続きをさせていただきながら会社の前まで送っていただいた。
「今日は本当にありがとうございました。それに送っていただいたりして┉」
「いいの、いいの!近くで人と会う約束してるからね。それからこれ、どうぞ!」と言う涌井さんの手には何故か花束が。
──わぁ~凄い花束!
先程見せてもらったような色とりどりの蘭を花束にしてある。
「こんな凄い綺麗!蘭で花束なんて┉こんな高価なものを?」
どうせもう切ろうと思っていた花だからね?と言うので申し訳ないと思いながらも受け取り、ありがとうございました┉と頭を下げて涌井さんを見送った。
──うわぁ!嬉しいな~花束貰うなんてなかなかないよね?
そして編集部に飾ろうか、それとも持って帰る?と考えながら笑みが溢れる。
そして笑顔で社内に入ろうとしたところで視線を感じる。
──んん?何だろう?
何気なく振り向くと、そこには憮然とした表情の直哉さんが立っていた。
伏木さんの┉直哉さんのお父様のご意向で?
でも私と会った時の第一声、あの嫌味な感じでは付き合うなんて考えられなかったよね?
涼と結婚しないと後は継がせん!とかそんな感じ?まさかね┉
まあ、そのうちいい頃合いで断わるんでしょ?手前とは思っている。
私もそんなに暇じゃないし、気まぐれに付き合ってはいられないんだ。
私が担当している園芸の月刊誌「ETERNAL FLOWER」の締切が近い。
今から取材相手の涌井さんの所へ行かないと!
郊外にある蘭園に着き、その扉を開けると色とりどりの花々に驚く。
これだけ花が咲いているのだからさぞかし香りが┉と鼻を近づけてみるが、殆ど香りはない┉不思議!
そう思ってキョロキョロしていると後ろから豪快な笑いが┉
「ハッハッハ!香りなんてないよ、それ。」振り向くと楽しそうに笑う涌井さんが居た。
「え~っ!香りあるのかと思いました┉。こんなに綺麗なのに!」本当に不思議だな…きっと香りで虫を誘う必要ないんだね。特有の匂いで誘う私達オメガとは大違いだ。
「内藤さんって反応が新鮮だなぁ~。話してると本当に楽しいよ。綺麗だし、どっちが花だろう?ってなるし。アハハ!」
──全くこの人は┉よく言うね?お世辞も大概にして欲しい!って思いながらも、取材させていただくのだし敢えて笑顔でお礼を言っておく。
「えっ、嘘だと思ってない?そんなに綺麗なのに┉」
そんな綺麗なんて言われた事ないけど?と思う。
自分では悪くはないと思う(思いたい)けど、今迄誘われた事もないんだ┉ちょっと寂しいな。
まあ、オメガって面倒だからね~相手は大抵アルファだけだろ?って思われてるだろうし。
でもちょっと焦っているのは本当だけど┉って思ったら、突然あの人の顔が思い浮かんでしまった┉直哉さん。
私って何考えてんだろ?って、それをかき消すように首を横に振って涌井さんの近くまで行く。それから今日は宜しくお願いします!と挨拶して営業スマイル。
それから取材をさせていただいてから帰ろうとすると、会社の近くに用事があるという涌井さんが車で送ってくれる事に。申し訳ないな!って思うけど正直に言うと非常に有り難い!
それで車内でも取材の続きをさせていただきながら会社の前まで送っていただいた。
「今日は本当にありがとうございました。それに送っていただいたりして┉」
「いいの、いいの!近くで人と会う約束してるからね。それからこれ、どうぞ!」と言う涌井さんの手には何故か花束が。
──わぁ~凄い花束!
先程見せてもらったような色とりどりの蘭を花束にしてある。
「こんな凄い綺麗!蘭で花束なんて┉こんな高価なものを?」
どうせもう切ろうと思っていた花だからね?と言うので申し訳ないと思いながらも受け取り、ありがとうございました┉と頭を下げて涌井さんを見送った。
──うわぁ!嬉しいな~花束貰うなんてなかなかないよね?
そして編集部に飾ろうか、それとも持って帰る?と考えながら笑みが溢れる。
そして笑顔で社内に入ろうとしたところで視線を感じる。
──んん?何だろう?
何気なく振り向くと、そこには憮然とした表情の直哉さんが立っていた。
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