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13 塾が終わった夏休みに
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夜に友達から連絡が来た。
『ねえ、もしかして花火の日、他にも誰かと約束してたの?』
何のことだろう?
『何のこと?特に誰とも約束はしてないよ。露店残念だったね。みんな同じこと考えるんだからしょうがないかな。』
『そうなんだ。』
なんだろうとは思った。
おじいさんの家に行くのも委員長に会ったから約束しただけ。
あんなに早く解散するとは思わなかった。
かき氷も食べたかったな。
来年こそ・・・・・誰かと・・・・・。
先の話だから分からない。
塾に通って、たっぷり勉強をして、委員長にも手伝ってもらって、宿題もほとんど終わり。
例年より早く終わったし、じゃあ、空いた時間はもう少し勉強しようかなって、そんな気分にもなってる。
塾のプリントをもう一度やり直したり、歴史上の人物を覚えたり、漢字の書き取りをしたり。
それでも膝にあんを乗せていて、手で触りながらで集中してたのかどうなのか。
「休み明けのテストが楽しみね。」
お母さんにそう言われた。
「頑張ってると自分でも思うけど、もしかしたらみんな頑張ってたらあんまり順位は上がらないよ。」
「いいの、出来たって手ごたえがあるとその先も頑張れるでしょう?」
「うん、多分。」
「しおりは頑張ったわよ、三週間。明日で最後ね。」
「うん、萌ちゃんと会えなくなるのが寂しい。毎日会ってたから。」
「お休みはまだ残ってるんだから約束して遊びに行けば?」
「うん、誘ってみる。」
三週間の特別コースが終わってしばらくしてから。
萌ちゃんと女子の聖地というべき場所に勇気を持って行った。
あんまり友達とも遊ぶ方ではない。
実際夏休みに会ったのは花火とその前に一回ファミレスでランチしただけ。
会わなくても話は文字でたくさんしてるから、そんなものだと思ってた。
いよいよ萌ちゃんと踏み入れる特別な場所。
ちょっとドキドキだった。
でも萌ちゃんも初めてだって。
小学生のころ、お姉ちゃんにお願いしたことがあったのに連れて来てくれなくて、なんとなくお母さんとは来れなくて。
友達ともなんども話は出ていても、計画されることはなかった。
萌ちゃんと電車で合流してイザ!
テレビでも見る入り口!!
でも人混みがすごくて、なかなか進まない。
食べたいと調べていたお店の前にたどり着くまでに時間がかかる、たどり着いたら行列。
「すごいね。」
「暑いね。」
「でもせっかくだから・・・・。」
そう言って並んだ。
萌ちゃんに花火の話をした。
迷子になったこと、猫を分け合った委員長と偶然会って二人で見たこと、そのおじいさんと仲良しだということ。
「なんだかドキドキ、夜のデートみたい!」
「もう、そんなことないよ。」
そう言いながらも二人で歩いた静かな時間が思い出される。
「浴衣着たの?」
「うん、去年買ってもらったのがあったの。」
「写真は?ないの?」
「あるよ。」
着替えた後、お母さんに撮ってもらったのがあった。
前からと後ろから。部屋の中だった。
「可愛い!しおりちゃんかわいい。」
「ヘヘ、気に入ってるの。来年も着るかも。」
「いいなぁ。」
「ねぇ、委員長は?おじいさんは? 猫友達でしょう?ないの?」
「え・・・・、写真?」
当然という笑顔で見られた。
友達には見せられない写真がある。
中にはお母さんにもまだ見せてない、この間の一枚。
「ある。」
携帯を操作してフォルダに分けられた写真を見せる。
「あんとナオと一路の小さい頃からの写真があるの。おじいさんと委員長も写ってる。クラスの子にも見せてない、なんだかいろいろと言われそうで。」
猫好きの萌ちゃんは可愛い!と声を上げながら写真をスライドさせていく。
「個性が出るんだね。あんはやっぱり女の子の顔。」
「ねえ、キュウリ食べてるの?」
「そう、ナオだけ好きみたい。おじいさんの手作りだから。」
「面白い。美味しいのかな?」
「冷たいし、・・・・美味しいのかな?」
「美味しい顔というよりも必死な野生の顔だね。」
「そうでしょう。その時は声もすごい出てるんだよ。」
「いいなぁ、会いたいなぁ。」
「いつでもいいよってきっと言われるよ。」
「そうかなぁ?」
「うん、猫好きに悪い人はいないし。」
最後の浴衣のツーショットの写真になった。
「いい写真だね。これは確かに内緒にしたいかも。いい感じ。」
「ありがとう。委員長はおじいさんのを着せられたの。」
「きっと浴衣のしおりちゃんと一緒に写真撮りたかったんだね。」
「撮るって言ったのはおじいさんだよ。なぜかナオまで並んだから一緒に写ったの。」
「ふ~ん、まだ夏休みもあるじゃん。委員長と遊びに行かないの?」
「う、うん、分からない。予定はないけど。」
「誘われた?」
「おじいさんが家の中ばかりじゃなくて外でも遊べって。いつも麦茶を飲みながらおじいさんの野菜を食べて、ナオと遊んだり勉強してばかりだから。」
「どこ行きたい?」
「そんなの分からない。」
「もう、しおりちゃん、真面目に考えてよ。」
「じゃあ、萌ちゃんならどこ行きたいの?」
そう返したら真っ赤になった。
「私は別にいないからいい。」
「じゃあ、誘われたら一緒に行く?」
「もう、ばかぁ。行くわけないよぉ。」
悲しい顔をされた。
委員長と二人だと私も緊張する。
萌ちゃんなら仲良く喋ってくれそうなのに。
そんな話をしてたら順番になって。
テイクアウトで食べながらまた通りに出た。
やっぱり混んでいて。
すぐに戻って食べてから歩くことにした。
安いアクセサリーのお店や可愛い服のお店を見て。
こんなの着て一緒に出かけたら・・・・ふとそんなこと考えてて、一人で赤くなった。
通りを抜けた時は満足感とちょっとした疲労感だった。
外人さんも修学旅行生もたくさん。
そう言えば、秋には私も修学旅行がある。
京都に行くことになっている。後、大阪の大きなテーマパーク。
夏休みが終わったらいろんな行事がある。
もちろんテストもある。
通りをもう一度戻ろうとは思わない。
適当に歩きながら、少し離れて細い路地も見て歩いて。
思ったよりお金も使わなかった。
何だか圧倒されてしまったから。
可愛いお店の列に並んで、ドキドキしながらアイスを食べて。
「もうアイスをお願いするのにすごく緊張しちゃった。」
お店の陰で食べながら話す。
「女の子とは来れても、委員長とは無理だね。」
思わず想像して、無理だねと笑う。
夕方、一緒に電車で帰って来た。
「また遊ぼう。しおりちゃん大好き。」
「ありがとう。私も萌ちゃんといるのすごく楽しい。大切な友達。また遊びたい。」
「じゃあ、また、連絡するね。」
「うん、私も。」
手を振って別れた。
駅も一個しか離れてない。
近いから。
それからも文字でやり取りをして、時々ナオやあんの写真を送ったりした。
夏休みもあと少し。
本当にあと少しで終わってしまう。
『ねえ、もしかして花火の日、他にも誰かと約束してたの?』
何のことだろう?
『何のこと?特に誰とも約束はしてないよ。露店残念だったね。みんな同じこと考えるんだからしょうがないかな。』
『そうなんだ。』
なんだろうとは思った。
おじいさんの家に行くのも委員長に会ったから約束しただけ。
あんなに早く解散するとは思わなかった。
かき氷も食べたかったな。
来年こそ・・・・・誰かと・・・・・。
先の話だから分からない。
塾に通って、たっぷり勉強をして、委員長にも手伝ってもらって、宿題もほとんど終わり。
例年より早く終わったし、じゃあ、空いた時間はもう少し勉強しようかなって、そんな気分にもなってる。
塾のプリントをもう一度やり直したり、歴史上の人物を覚えたり、漢字の書き取りをしたり。
それでも膝にあんを乗せていて、手で触りながらで集中してたのかどうなのか。
「休み明けのテストが楽しみね。」
お母さんにそう言われた。
「頑張ってると自分でも思うけど、もしかしたらみんな頑張ってたらあんまり順位は上がらないよ。」
「いいの、出来たって手ごたえがあるとその先も頑張れるでしょう?」
「うん、多分。」
「しおりは頑張ったわよ、三週間。明日で最後ね。」
「うん、萌ちゃんと会えなくなるのが寂しい。毎日会ってたから。」
「お休みはまだ残ってるんだから約束して遊びに行けば?」
「うん、誘ってみる。」
三週間の特別コースが終わってしばらくしてから。
萌ちゃんと女子の聖地というべき場所に勇気を持って行った。
あんまり友達とも遊ぶ方ではない。
実際夏休みに会ったのは花火とその前に一回ファミレスでランチしただけ。
会わなくても話は文字でたくさんしてるから、そんなものだと思ってた。
いよいよ萌ちゃんと踏み入れる特別な場所。
ちょっとドキドキだった。
でも萌ちゃんも初めてだって。
小学生のころ、お姉ちゃんにお願いしたことがあったのに連れて来てくれなくて、なんとなくお母さんとは来れなくて。
友達ともなんども話は出ていても、計画されることはなかった。
萌ちゃんと電車で合流してイザ!
テレビでも見る入り口!!
でも人混みがすごくて、なかなか進まない。
食べたいと調べていたお店の前にたどり着くまでに時間がかかる、たどり着いたら行列。
「すごいね。」
「暑いね。」
「でもせっかくだから・・・・。」
そう言って並んだ。
萌ちゃんに花火の話をした。
迷子になったこと、猫を分け合った委員長と偶然会って二人で見たこと、そのおじいさんと仲良しだということ。
「なんだかドキドキ、夜のデートみたい!」
「もう、そんなことないよ。」
そう言いながらも二人で歩いた静かな時間が思い出される。
「浴衣着たの?」
「うん、去年買ってもらったのがあったの。」
「写真は?ないの?」
「あるよ。」
着替えた後、お母さんに撮ってもらったのがあった。
前からと後ろから。部屋の中だった。
「可愛い!しおりちゃんかわいい。」
「ヘヘ、気に入ってるの。来年も着るかも。」
「いいなぁ。」
「ねぇ、委員長は?おじいさんは? 猫友達でしょう?ないの?」
「え・・・・、写真?」
当然という笑顔で見られた。
友達には見せられない写真がある。
中にはお母さんにもまだ見せてない、この間の一枚。
「ある。」
携帯を操作してフォルダに分けられた写真を見せる。
「あんとナオと一路の小さい頃からの写真があるの。おじいさんと委員長も写ってる。クラスの子にも見せてない、なんだかいろいろと言われそうで。」
猫好きの萌ちゃんは可愛い!と声を上げながら写真をスライドさせていく。
「個性が出るんだね。あんはやっぱり女の子の顔。」
「ねえ、キュウリ食べてるの?」
「そう、ナオだけ好きみたい。おじいさんの手作りだから。」
「面白い。美味しいのかな?」
「冷たいし、・・・・美味しいのかな?」
「美味しい顔というよりも必死な野生の顔だね。」
「そうでしょう。その時は声もすごい出てるんだよ。」
「いいなぁ、会いたいなぁ。」
「いつでもいいよってきっと言われるよ。」
「そうかなぁ?」
「うん、猫好きに悪い人はいないし。」
最後の浴衣のツーショットの写真になった。
「いい写真だね。これは確かに内緒にしたいかも。いい感じ。」
「ありがとう。委員長はおじいさんのを着せられたの。」
「きっと浴衣のしおりちゃんと一緒に写真撮りたかったんだね。」
「撮るって言ったのはおじいさんだよ。なぜかナオまで並んだから一緒に写ったの。」
「ふ~ん、まだ夏休みもあるじゃん。委員長と遊びに行かないの?」
「う、うん、分からない。予定はないけど。」
「誘われた?」
「おじいさんが家の中ばかりじゃなくて外でも遊べって。いつも麦茶を飲みながらおじいさんの野菜を食べて、ナオと遊んだり勉強してばかりだから。」
「どこ行きたい?」
「そんなの分からない。」
「もう、しおりちゃん、真面目に考えてよ。」
「じゃあ、萌ちゃんならどこ行きたいの?」
そう返したら真っ赤になった。
「私は別にいないからいい。」
「じゃあ、誘われたら一緒に行く?」
「もう、ばかぁ。行くわけないよぉ。」
悲しい顔をされた。
委員長と二人だと私も緊張する。
萌ちゃんなら仲良く喋ってくれそうなのに。
そんな話をしてたら順番になって。
テイクアウトで食べながらまた通りに出た。
やっぱり混んでいて。
すぐに戻って食べてから歩くことにした。
安いアクセサリーのお店や可愛い服のお店を見て。
こんなの着て一緒に出かけたら・・・・ふとそんなこと考えてて、一人で赤くなった。
通りを抜けた時は満足感とちょっとした疲労感だった。
外人さんも修学旅行生もたくさん。
そう言えば、秋には私も修学旅行がある。
京都に行くことになっている。後、大阪の大きなテーマパーク。
夏休みが終わったらいろんな行事がある。
もちろんテストもある。
通りをもう一度戻ろうとは思わない。
適当に歩きながら、少し離れて細い路地も見て歩いて。
思ったよりお金も使わなかった。
何だか圧倒されてしまったから。
可愛いお店の列に並んで、ドキドキしながらアイスを食べて。
「もうアイスをお願いするのにすごく緊張しちゃった。」
お店の陰で食べながら話す。
「女の子とは来れても、委員長とは無理だね。」
思わず想像して、無理だねと笑う。
夕方、一緒に電車で帰って来た。
「また遊ぼう。しおりちゃん大好き。」
「ありがとう。私も萌ちゃんといるのすごく楽しい。大切な友達。また遊びたい。」
「じゃあ、また、連絡するね。」
「うん、私も。」
手を振って別れた。
駅も一個しか離れてない。
近いから。
それからも文字でやり取りをして、時々ナオやあんの写真を送ったりした。
夏休みもあと少し。
本当にあと少しで終わってしまう。
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