幼なじみの有効期限は?

羽月☆

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10 もう一度の偶然に混乱したこと

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ゆっくり寝た。
それでも悲しい思いは、まだまだ心に積もったまま。
顔を洗って、荷物の中のものでなんとかメイクして、リビングに顔を出す。
誰もいない家、なんの音もしない。

一瞬、自分に向かうよそよそささえ感じた。
買い物に出かけたんだろうか?

テーブルの上のメモに気がついた。
懐かしい文字、母親の字だ。
夕食を早めに作るからと書かれていた。
ありがたい。

ぼんやりとして、椅子の上で膝を丸めて座り、温めた牛乳を飲む。
じわっと汗が出るけど、空っぽな心にしみこんでホッとする。

お母さんが帰ってきた声がした。
玄関まで行き、荷物を持つのを手伝う。

「お母さん、急にごめんね。お部屋もすごく綺麗だった。」
「そうでしょう?いつ帰ってきてもいいわよ。」
「そんな・・・・。」

泣いてしまいそうになるじゃない。

「仕事は順調だし、ひらりさんとも仲良く酒盛りしてるから。私が実家に帰ったらひらりさん寂しがるから。」
「お母さんとお父さんも寂しけどね。」
そう言われた。
「もっと帰ってきてもいいのに。」
「ごめんね。」
「まあ、いいわ。いつまでも娘に縋りついててもね。でも少しは元気になった?」
「うん・・・・。」

隠してもしょうがない。

「しっかりとご飯を食べなさい。なんだか少しやせたでしょう?」
「うん、心配ばっかりかけてごめんなさい。少し・・・・少し散歩してきていい?」
「行ってらっしゃい。暑いわよ、気を付けてね。」
「うん、夕飯は私も手伝うから。」

玄関から出て、よく晴れた暑い日差しの中を歩く。適当に。

また逃げてきたんだろうか?
何から?
分からないけど。

あの家の思い出に縋りたくて来ても、分かってたけど結局悲しくなるだけで。

また神社に来ていた。
思い出いっぱいの神社。
前の時にもここに来ていたなと思ったけど、見上げながらまた石段を上がる。

やはり人影はなく。
お社の前の石段に座って鳥居越しに見える懐かしい景色をぼんやりと見る。
今は見える景色よりずっとずっと遠くにいる私。

あの当時はここにいる自分しか考えられなかった。
当然だ。
小学生の考える範囲なんて学校と自宅と遊び場くらい。

見える景色の中に、隣にいるタスクと、ずっとずっと一緒にいると思ってた。


膝を抱える様にして顎を乗せて。
ちょうど日陰になっていて少し涼しい。
冷えた石段も気持ちいい。

あの頃はここがとても広く思えた。
ここで遊んでたら時間なんてあっという間に過ぎて。

帰ってくるとやっぱり思い出してしまうのに。
心を温めながらも、わざとゆっくり傷ついてるような気がする。
諦められるように。忘れられるように。
心に区切りが必要だと分かってるから。

思い出す映像は容赦なく私を懐かしい思いにさせて、ホッとさせて、その後・・・・悲しませて、傷つけてくる。
それでも私にとっては温かい大切な思い出で。
膝に手を置いてうつむく。
忘れようと小さく小さく心の奥に閉じ込めるけど、絶対忘れたりはしないだろう。
目を閉じて何も見えないのに、それでも勝手に映像が流れてる。


かすかに子供のうれしそうな声が聞こえてきた。
言葉にはなってなくてもご機嫌な声。
素直にうれしい、楽しいと伝える声。
ゆっくり近づいてくる気がする。


「そうそう、ここでお宮参りもしたんだ。懐かしいなあ。お前は隣のしおりちゃんとずっと手をつないで一緒だったよ。」

隣のしおりちゃん・・・・・。私?

誰?

「多分会ったわよね。隣のしおりちゃん。」

もしかして・・・・。

「え、真奈、会ったの?僕もまだなのに。」
「偶然すれ違っただけよ。本当にかわいい女の子だった。」

明らかに近くなってくる話し声。
大人二人とたぶん子供。

「そうなんだよ。随分会ってないけど可愛くなってるだろうなあ。タスクとは昔からいつも二人一緒だったから、二人まとめて遊んでやったんだけど。なんだか昼寝するタイミングも一緒だし、起きるタイミングも一緒だし。起きた後キョロキョロして一緒に泣くんだよ。しおりちゃんは可愛かったけど、お前は本当にむかついた。全然俺じゃ泣き止まないんだよ。」
「写真いっぱいあったもんね。」

語られるてるのは記憶のないような、小さい頃の私とタスク?

ゆっくり人影が見えてきた。どうしても動けなかった。
だってすれ違うしかないし。
立ち去ろうにも、目の前の階段をおりるしかないから。

その階段を上がってきた人達。三人の大人と小さな子供。
さっきの声はこの子。
女の人は前に確かに会った、あの時にタスクの横にいた人。

「あれっ?」

ビックリした男の人・・・もしかして光輝さん?
子供は・・・・・。

「あ、しおりちゃん。すごい久しぶりの偶然。わお、本当にすごくかわいくなって、大人になってる!」

光輝さんは記憶に残るまま、かっこいい男の人になっていた。
そして可愛い赤ちゃんを抱いていた。
いつの間にか・・・・・結婚も子供も。

「あ、紹介するね。琉輝0歳と真奈、前に会ったんだって?僕の大切な家族。」
「真奈、噂のしおりちゃん。」

そう紹介されて、さすがに立ち上がった。

「こんにちは。」
「・・・・こんにちは。」

でも・・・・。
女の人を見る。真奈さん。光輝さんの奥さん。

「光輝さん結婚されたんですね、知らなくて。おめでとうございます。」
「うん、まずは子供が先で、式は秋なんだ。三人挙式。」
子供を指して光輝さんが言う。

・・・・結婚が秋?

「祐はすっかり数か月前からオジサンなんだよ。なあ、琉輝。」

もしかと思うけど。
でもタスクも結婚ってあり得るからそれはそうなのよね。

「タスクも結婚するって聞いた。おめでとう。」
やっとタスクの方を見れた。

さっきから少し後ろで視線をずらしたまま、無言で立っていた。
全てが今のタイミングだった。
心から・・・じゃないけど、おめでとうを言うタイミング。
ちゃんと笑顔で言えただろうか?

言われたタスクは驚いた顔をしてる。
タスクだけじゃなくて他のふたりの大人も。

爆笑が光輝さんの口から漏れた。

「無理無理無理。子供のころからの片思い続行中のこいつには、そんなおめでたい春はしばらく来ないよ!」

女の人が笑ってる光輝さんを押しやる。

「ごめんなさい、ちょっと琉輝がウンチしたみたい。」

そう言って子供を抱いた光輝さんを連れて石段を下りていく。

「タスク、しおりちゃんをちゃんと送れよ。あの頃の様に。」
そう言って手を振りながらもまだ笑ってる光輝さん。

残されたタスクは嫌そうな顔をしていた。

「大丈夫よ、もう、あの頃みたいな子供じゃないんだから、一人で帰れるわよ。・・・・そんな嫌そうな顔しなくっても。」
悲しそうに響かないように言った。

だってタスク表情を見た自分の心が『痛い。』と言ったと思う。
チクリとした。
酷い・・・・、何で・・・そんな嫌そうな顔するの?

いろんな情報を処理できない頭を抱えてゆっくり石段に向かう。

「待って、しおり。」

掴まれたのは腕で。

「痛い。」

ビックリした。 離してと小さく言う。

「ごめん。でもちょっと話がしたいんだ。」

今?・・・無理。
もう何が何だか分からないし。
結局結婚はするの?しないの?
それでも足は止まってしまって、腕を離されても私は動かずにそこに立って、背中を向けたままタスクの言葉を待っていた。

「しおり、俺何か悪いことした?何で急に・・・避けられてるような気がして・・・・、もうずっと。」

「いいじゃない、私なんか、知ってるから。私はタスクにとっては『ただの隣の子』でしょう?」

あの夏、はっきりと聞いた、タスクが言ったんじゃない。忘れたの?

「何を言ってるのかわからないよ。しおり、ちゃんと言ってくれないかな?」
「忘れたのはタスクだけ。私は聞いたのよ。高3の夏休み前の日、タスクは教室で誰かとしゃべってた。タスクにとって私は『ただの隣の子』、だから友達に私を差し出すようなことも平気で出来るのよね。あんなひどいこと言うような人にも、はいどうぞって、平気で・・・・どうぞって。」

あっ、と思い出したような顔をしたタスク。

「ごめん、だって揶揄われて、だから言えないよ。あんな風にキスしろとか、もっと・・・。あんな風に言われたら、そんなこと言うなって思っても。だって・・・・毎年花火に行くたびにキスがしたいって思ってた。でもキラキラした目で見上げてくるしおりは全然変わらない。部屋にいる時も平気でラフな格好をしてて、俺のこと全然男として意識してなくて。それなのにいきなりキスがしたいなんて言えないから。でもあの年の花火ではちゃんと言おうと思ってたのに。好きだって。ずっと一緒にいたいって。でも全然部屋にいなくて。潮田君とかいう奴だろ。付き合ってたんだろう?聞いたんだ。一緒に仲良く歩くところも見たし。だからそうかって思った、しおりはやっぱり俺じゃないんだって。いつの間にか引っ越しも決めて、目の前から消えて。」

・・・なんで、潮田君のことなんて全然・・・・。

「しおりがいなくなってからも、カーテンを開けて心の中で呼んだのに。全然窓は開かないし。時々しおりのお母さんと目が合って。いつ帰ってきてもいいように掃除してるって。お母さんには言ったよ。しおりとずいぶん会ってないから寂しいって。元気かなって。一緒に少し話もしてくれた。大学では楽しくやってるって事、元気だって事も聞いていた。俺がいなくても変わりなく元気で楽しくやってるんだって思った。」

知らない。お母さんも何にも言わなかった。
だって全然私は帰ってこなかったから。

だから知らなかった。

「しおりが働いてるところも知ってる。何度か会いに行こうと思ってお店の前までは行くのに・・・・・入れなくて。普通の同級生みたいな顔されて『何か買いに来たの?』って言われそうで。会いたくないって顔されたらどうしようって思ったし。それなのに、昨日見かけたよ。俺の知らないしおりの笑顔が、スーツを着た男の人に向けられてた。昨夜もてっきりそいつの部屋に泊ってるんじゃないかって思ってた。大人の男女の恋人同士なら当然だろう?週末だし、しおりが休みかどうかは知らないけど、相手はサラリーマンぽかったし。」

タスクの手が腕にかかり、くるりと私の向きを変えられた。

「俺は・・・何度も・・・しおりに背中を向けられて、逃げられてばかりで、あんなきれいな笑顔を他の人には向けてるのに・・・・。俺はそのたびに悲しい思いをしてる。もう・・・・最後にしたいんだ。辛いんだよ。」

タスクが腕を強くつかんできた。
私の前に立つ。

「ちゃんと振ってくれないか。勝手だけど。このままじゃあ、いつまでも忘れられない・・・・。」

私が悪いの?何で?
私は別に誰のところにも行ってない。
あの部屋から逃げただけ。
ただの隣の子にはなりたくなくて。

結婚とか・・・勝手に聞かされて。
私は一度もタスクを振ったりしてない。
背中は向けたけど、だって、それはタスクだって・・・・・。

「勝手よ、タスクは。私はずっと誰も好きになってなんかない。タスクにあんなこと言われて悲しくなっただけよ。ずっとずっと一緒だって私だって思ってたのに。なんであんな友達に売るようなこと言ったのよ。謝ってない、タスク、謝ってよ。あの頃の私にも、今の私にも。ずっと傷ついてるんだから。」

「ごめん、本当にごめん。知らないうちに傷つけた。しおり、ごめん。」

タスクが驚いた顔して、そのあとすごく悲しい顔をして謝ってくれた。

「誤解してるし。潮田君はあの夏に勉強を教えてくれただけ。昨日も偶然数年ぶりにお店で会って、ようやくあの時のお礼をしただけ。潮田君には言われたもん。播野君が好きなんだねって。二度目の食事を誘われたけど、違うって思ったから、返事しなかったもん。この間お母さんからタスクが結婚するって聞いた・・・忘れようとするのに思い出ばっかりたくさんあって。ひどく寂しくて急に実家に帰ってきて、ここにきて。この間会ったじゃない、さっきの女の人。だからあの人がタスクの相手だと思ったし。」

「・・・・結婚なんてしないよ。兄貴だよ、結婚するのは。だって就職したばかりだよ、一人暮らししたばかりだよ。ずっとずっと誰とも付き合ってないのに誰とするの?・・・・ずっとしおりが好きだったから。」

腕の手が離されて抱きしめられた。
痛いけど、苦しいけどそのまま息をした。
懐かしい匂いがしたような気がした、タスクの匂い。
ずっと近くにいたタスクの匂い。

「何で早く言ってくれないのよ。タスクのバカ。大嫌い。」
「ごめん。本当に。何でだろう。あんなに何でも話せてたのに。ごめん。」

自分の揺れる肩をさするようにしながら、ごめんとつぶやくタスク。

「タスク、お願い、2人になれるところに連れてって・・・。」

その手の温かさがもっと欲しくて。
タスクの腰に手を回して、力を入れて抱きしめる。

しばらく逡巡してるようだったけど。

「僕の・・・部屋に来てくれるの?」
「連れてって。」
「うん。」
「・・・あの時、お守りありがとう。お礼言えなくてごめんなさい。」

潮田君より先にお礼を言わなくちゃいけなかったのに。
やっと言えた。


手をつないで階段を下りる。ずっと昔と同じように。
家の前で別れる。

「お母さんに言わないと。夕飯作ってくれてる。」
「うん。僕も。」

タスクが部屋を指さした。うなずいた。
お母さんのところに行ったら、タッパーにいれた煮物とひき肉の餡。

「お母さん、結婚するのタスクじゃないじゃん。」

ちょっと怒って言った。

「そうよ、光輝君よ。何で祐君なの?」

へ?お母さんが言ったんじゃない。

「まさか祐君だなんて一言も言ってないのに、勘違いしたの?しおり・・・嫌だ、ごめんね。」
「祐君に聞いたの?光輝君?」
「タスクに会った。聞いた。お母さん、今からタスクと出かけていい?また今度ゆっくり帰ってくるから。今日はこのまま出かけていい?」
「そんなうれしそうな顔して言われたら、ダメって言えないじゃない。ごめんね、さっきの事。・・・お父さんには内緒にしてあげるから、行ってらっしゃい。」
「ありがとう、お母さん、ありがとう、大好き。」

お母さんに抱きついた。

「祐君の次にでしょう?」

何で私の気持ち知っててタスクの言葉を伝えてくれなかったのよ。

「お母さん、私の部屋でタスクとしゃべってたんでしょう?なんで教えてくれなかったの?」
「何を?」
「タスクが寂しいって言ってるって。」
「言ったわよ、寂しがってる人がいるって。」

うそ。お母さんの顔を見る。

「え・・・・だってお父さんだって思うじゃない。そう思ったもん。」
「あら、そう?」
「ひどい、だから私はずっとここに帰れなかったのに・・・・・。」
「何で?何?ごめんね。ちゃんと言わなくて。もう何が何だか分からないんだけど、ごめんね。」
「もう、馬鹿。タスクもお母さんも、2人して馬鹿!」

抱きついて詰った。泣きながら。
馬鹿・・・なんて言ったのにポンポンと背中を撫でられた。

部屋に行ってくる、と言って2階へ上がる。
カーテンを開けるとタスクがいた。
スーツが吊り下げられているのが見えた。

「タスク、行っていいって。」
「しおり、お母さんに・・・僕の部屋に行くって言ったの?」

小さな声で聞かれた。

「うん?ううん?ただ一緒に出掛けていいかって。お父さんに内緒にしてあげるって言われた。」
「え~。しおり・・・・。」
「だってバレたもん、バレてたもん。タスクが好きだってバレてたもん。ダメ?」
「いいよ。行こう。」
「うん、じゃあ下で。」

部屋を出た。
昨日の服を紙袋に入れて、下でお母さんからタッパーを渡されて。

「祐君と一緒に食べなさい。豆腐でも、野菜でも、ご飯でも何でも合うから。」
「うん。ありがとう。」

やっぱりバレてる。

「また帰ってくるから。」
「期待してないから。」
「うん、ごめんさない。」
「いいのよ、久しぶりにしおりが楽しそうでうれしいから。」
「ありがとう、お母さん。」
「もう何度も聞いたわよ。行ってらっしゃい。気を付けてね。」

さっきも聞いた、気を付けてねって。

いつまでも子どもみたいに言うんだから。

あの頃の高校生の頃の自分がやっと笑った気がした。

夏の日差しの中、笑った顔をしてる懐かしい私がいた。





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