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11 思い出がまた動き出す時
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やりきれない思いのまま、兄夫婦の後をついて行くように、近くの神社に散歩に行く。
自分たちが小さい頃からよく遊んでいた場所へ向かう。
二人分の合格のお守りをもらった神社だ。
お宮参りの写真もある。
かしこまった格好の僕と詩織と両家の両親。
そんな写真には兄も写っている。
そんなことを思い出してたら、兄が真奈さんに教えるように言う。
「そうそう、ここでお宮参りもしたんだ。懐かしいなあ。お前は隣のしおりちゃんとずっと手をつないでて一緒だったよな。」
楽しい思い出を語ってる兄と、それを楽しそうに聞く真奈さん。
当然兄の思い出の一部でもある。
自分では思い出さないようにしてても、兄が勝手に自分の思い出を語るのは止められない。
同じ日の記憶が自分の中からもどんどんあふれてくる。
そして心が痛くなる。
静かな境内、石段を上がった先にいたのは・・・・しおり・・・なんで?
昨日あの男に見せていた笑顔はそこにはなく、悲しく目が潤んでるようにも見えるし、びっくりしている。
兄が真奈さんと腕の中の琉輝を紹介する。
ビックリしながらお祝いの言葉を言うしおり。
でもその後、ビックリしたことを言ったしおり。
僕が結婚?いつ誰と?
兄が爆笑しながら『無理』を連発する。
さらっと言った言葉。
『弟は子供のころからずっと片思いをしてる』と。
しおりは気がついただろうか?
離れていた時間が長いのに何故バレてるんだ、しかも何故、今、本人の前で言うんだ。
真奈さんが不自然ながらも兄を引っ張って連れ帰った。
真奈さんも知っていたということか?
しおりと二人残された。
また、自分に背中を向けて去ろうとするしおりの腕をつかんだ。
最後のチャンスかもしれない、ちゃんと伝えたい、話をしたい。
本当に最後になるかもしれない。
でもこのままじゃ辛いんだよ、しおり。
避けられていた理由が分かった。
それは古い記憶。
自分でも心にもない事を言ったあの日の記憶がよみがえった。
謝った、そしてずっと好きだったと言った、言えた、言ってしまった。
今も好きだと。
抱き寄せたしおりから二人きりになりたいと言われて。
自分の中ではパニックの嵐が起こった。
二人きり、どういう意味で?
とりあえず何とか自分の部屋を思い出した。
もちろん一人暮らしの部屋の方。
いいんだろうか?いや、何が?・・・・別にただ話をするだけ。
戸惑う思いが沸き上がる期待を押さえる。
とりあえずは、今日は話をしたい。
さっきみたいにちょっとくっついて、暖かさを感じて。
一度部屋に帰って、窓越しに話をする。
しおりは夕食をキャンセルして自分と出かけてくれると言う。
お母さんに許可をもらったと。
さらにお父さんには内緒だと。
もはや自分の胸の鼓動がうるさい位だが。
何とかスーツを持って下に降りて、自分の一人暮らしの部屋に帰る。
しおりと手をつないで。
初めてふたりで帰る道。
掃除はちゃんとできてるし、急いで隠すようなものもない。
でもドアにカギを入れるいつもの動作も、かつてないくらい緊張した。
「しおり、どうぞ。」
「お邪魔します。」しおりがゆっくり靴を脱いで入ってくる。
部屋の真ん中でくるりと見渡してテーブルの横に座る。
どうしたらいいんだろう。しばらく距離を測りながら無駄に動いた。
ハンガーを出してスーツをかけて、キッチンで手を洗い、お湯をかけて。
自分が無言だったことに気がつく。
「しおり、何を飲む?」
「お茶か紅茶ある?」
「うん、一応両方あるよ。」
「じゃあ緑茶で。」
マグカップにティーバッグを入れて用意して運ぶ。
これ以上距離を置くのは無理だろう。
大分自分も落ち着いたと思った。
それでも、少し離れて横に座る。
「この部屋、きれいね。昔からマメだったよね。」
「そうかな?でも掃除は嫌いじゃないよ。自分でもびっくり。」
「ねえ、この部屋に女の人・・・誰か来た?」
「まさか・・・・母親だけだよ。」
「そういうしおりは?1人暮らし長いでしょう?どんな部屋なの?」
「同じくらいの広さ、でももっと明るいよ。隣のお姉さんがきれいな人なんだけど、仲良くなって時々飲んでるの。お互いの部屋を行き来してる。」
しおりの部屋に入った男の人は?
そう聞きたいと思ったけどぼんやりと質問をごまかしたから、帰って来た答もぼんやりしてた。
なんだか変に意識して、話が続かない。
「タスク、困ってる?」
しおりが聞いてきた。顔を見ると悲しそうな顔をしている。
「まさか・・・・戸惑ってるだけ・・・・。」
しっかり目を合わせるともっと・・・言い出せない自分の気持ちを、隠そうとしてる何かを悟られそうで。
軽く視線を落とす。
マグカップをテーブルに置いてしおりが近くに来た。
手を伸ばして自分の体にそっと抱きついてきた。
「ごめんね。」
「なんで、謝るの?」
「だって・・・・よく分からないけど、あんまり楽しそうじゃない。」
「そんなことないよ。すごくうれしいし。」
うれしいし・・・だけど、このあとはどうしようかと思ってるんだけど・・・。
そして出た言葉は。
「ね、・・・・お腹空いてない?」
とりあえず目についたのがタッパーの袋だったから。
落ちつかなくて視線を動かしてたら、しおりがお母さんから渡されたと言っていたタッパーが目に入って。
だから聞いてしまった。
しおりが離れてテーブルに向き直る。
「温めようか?」
もう一度聞いてみた。
無言のしおり。やっぱり違った。それは自分でも分かってる。
こんなことはよくあった。怒ってるときのしおりだ。
でも、昔とは違う。
今日はちゃんと言わないと、又背を向けられそうで。
「しおり、ごめん。本当に。」横から軽く抱きしめた。
「本当に・・・ただ緊張してるんだ。考えれば考えるほど、独りよがりな気持ちなんじゃないかって思って。」
まだ、何も言ってくれない。
「しおり、何か言って。怒っていいから、何か言ってくれない?」
「私だって緊張してる。平気な訳ないじゃない。離れたくないって、もっと抱きしめて欲しいって、そう思ったから連れてきてもらったのに。ご飯なんていつでも食べれるじゃん、後でも食べれるじゃん。」
「ごめん。」
「謝らないでよ。それとも昔みたいにはいかないの?何でも一番に分かってくれたのに。タスクならいつでも私の気持ちわかってくれたのに。」
「本当に・・・いいの?僕の考えてる事合ってる?」
こっちを見た表情が昔のしおりそのままで。
優しくて臆病なのに強がってるしおりのこと、ちゃんとわかってるつもりだったのに、一番に分かってるつもりだったのに。
「合ってるよ。」
そう言って抱きついてきた。
視線は合ったまま、唇が触れる瞬間までお互いを見ていた。
つい自分も目を閉じてしまって、急いで開けた。
しおりは目を閉じていて気がついてない。
何度も何度もゆっくり確かめるようなキスをする。
あの頃より確実に大人になった二人。
あの頃なら止められていたけど、今なら、お互いが良ければ。
・・・・その先も許される。
キスを深くしながら自分の手でしおりを確かめる。
しおりの手も自分に触れるのに忙しい。
どっちが先にシャツをはだけさせたのか分からないけど。
お互いがお互いの肌に触れる手を感じる。
やわらかいしおりの肌に体が興奮するのが分かる。
キスを唇から頬へ耳へ。
「しおり、大好きだよ。あいつとはもう会わないで。」
「会わないよ。タスクがいてくれればいいから。」
耳元で囁く。
嫉妬に胸を痛めたのは、たったの一日で終わって・・・・良かった。
そのまま息を早くしてお互いを確かめ合って。
「タスク、ベッドに行きたい。」
ゆっくり体を離す。
「いいの?」
「明かりは消して欲しい。」
返事はそれで十分だった。
しおりの顔がかつてない位に照れていたから。耳まで真っ赤で。
自分もそうかもしれない。
せめて緊張で真っ青よりいいだろう。
手をつないで、乱れた服のまま寝室に行く。
奥の狭い部屋に小さなベッドが置いてある。
仕切りの扉を閉めて潜り込むようにその狭い場所に行く。
服を脱いで重なり抱きしめあった。
自分たちが小さい頃からよく遊んでいた場所へ向かう。
二人分の合格のお守りをもらった神社だ。
お宮参りの写真もある。
かしこまった格好の僕と詩織と両家の両親。
そんな写真には兄も写っている。
そんなことを思い出してたら、兄が真奈さんに教えるように言う。
「そうそう、ここでお宮参りもしたんだ。懐かしいなあ。お前は隣のしおりちゃんとずっと手をつないでて一緒だったよな。」
楽しい思い出を語ってる兄と、それを楽しそうに聞く真奈さん。
当然兄の思い出の一部でもある。
自分では思い出さないようにしてても、兄が勝手に自分の思い出を語るのは止められない。
同じ日の記憶が自分の中からもどんどんあふれてくる。
そして心が痛くなる。
静かな境内、石段を上がった先にいたのは・・・・しおり・・・なんで?
昨日あの男に見せていた笑顔はそこにはなく、悲しく目が潤んでるようにも見えるし、びっくりしている。
兄が真奈さんと腕の中の琉輝を紹介する。
ビックリしながらお祝いの言葉を言うしおり。
でもその後、ビックリしたことを言ったしおり。
僕が結婚?いつ誰と?
兄が爆笑しながら『無理』を連発する。
さらっと言った言葉。
『弟は子供のころからずっと片思いをしてる』と。
しおりは気がついただろうか?
離れていた時間が長いのに何故バレてるんだ、しかも何故、今、本人の前で言うんだ。
真奈さんが不自然ながらも兄を引っ張って連れ帰った。
真奈さんも知っていたということか?
しおりと二人残された。
また、自分に背中を向けて去ろうとするしおりの腕をつかんだ。
最後のチャンスかもしれない、ちゃんと伝えたい、話をしたい。
本当に最後になるかもしれない。
でもこのままじゃ辛いんだよ、しおり。
避けられていた理由が分かった。
それは古い記憶。
自分でも心にもない事を言ったあの日の記憶がよみがえった。
謝った、そしてずっと好きだったと言った、言えた、言ってしまった。
今も好きだと。
抱き寄せたしおりから二人きりになりたいと言われて。
自分の中ではパニックの嵐が起こった。
二人きり、どういう意味で?
とりあえず何とか自分の部屋を思い出した。
もちろん一人暮らしの部屋の方。
いいんだろうか?いや、何が?・・・・別にただ話をするだけ。
戸惑う思いが沸き上がる期待を押さえる。
とりあえずは、今日は話をしたい。
さっきみたいにちょっとくっついて、暖かさを感じて。
一度部屋に帰って、窓越しに話をする。
しおりは夕食をキャンセルして自分と出かけてくれると言う。
お母さんに許可をもらったと。
さらにお父さんには内緒だと。
もはや自分の胸の鼓動がうるさい位だが。
何とかスーツを持って下に降りて、自分の一人暮らしの部屋に帰る。
しおりと手をつないで。
初めてふたりで帰る道。
掃除はちゃんとできてるし、急いで隠すようなものもない。
でもドアにカギを入れるいつもの動作も、かつてないくらい緊張した。
「しおり、どうぞ。」
「お邪魔します。」しおりがゆっくり靴を脱いで入ってくる。
部屋の真ん中でくるりと見渡してテーブルの横に座る。
どうしたらいいんだろう。しばらく距離を測りながら無駄に動いた。
ハンガーを出してスーツをかけて、キッチンで手を洗い、お湯をかけて。
自分が無言だったことに気がつく。
「しおり、何を飲む?」
「お茶か紅茶ある?」
「うん、一応両方あるよ。」
「じゃあ緑茶で。」
マグカップにティーバッグを入れて用意して運ぶ。
これ以上距離を置くのは無理だろう。
大分自分も落ち着いたと思った。
それでも、少し離れて横に座る。
「この部屋、きれいね。昔からマメだったよね。」
「そうかな?でも掃除は嫌いじゃないよ。自分でもびっくり。」
「ねえ、この部屋に女の人・・・誰か来た?」
「まさか・・・・母親だけだよ。」
「そういうしおりは?1人暮らし長いでしょう?どんな部屋なの?」
「同じくらいの広さ、でももっと明るいよ。隣のお姉さんがきれいな人なんだけど、仲良くなって時々飲んでるの。お互いの部屋を行き来してる。」
しおりの部屋に入った男の人は?
そう聞きたいと思ったけどぼんやりと質問をごまかしたから、帰って来た答もぼんやりしてた。
なんだか変に意識して、話が続かない。
「タスク、困ってる?」
しおりが聞いてきた。顔を見ると悲しそうな顔をしている。
「まさか・・・・戸惑ってるだけ・・・・。」
しっかり目を合わせるともっと・・・言い出せない自分の気持ちを、隠そうとしてる何かを悟られそうで。
軽く視線を落とす。
マグカップをテーブルに置いてしおりが近くに来た。
手を伸ばして自分の体にそっと抱きついてきた。
「ごめんね。」
「なんで、謝るの?」
「だって・・・・よく分からないけど、あんまり楽しそうじゃない。」
「そんなことないよ。すごくうれしいし。」
うれしいし・・・だけど、このあとはどうしようかと思ってるんだけど・・・。
そして出た言葉は。
「ね、・・・・お腹空いてない?」
とりあえず目についたのがタッパーの袋だったから。
落ちつかなくて視線を動かしてたら、しおりがお母さんから渡されたと言っていたタッパーが目に入って。
だから聞いてしまった。
しおりが離れてテーブルに向き直る。
「温めようか?」
もう一度聞いてみた。
無言のしおり。やっぱり違った。それは自分でも分かってる。
こんなことはよくあった。怒ってるときのしおりだ。
でも、昔とは違う。
今日はちゃんと言わないと、又背を向けられそうで。
「しおり、ごめん。本当に。」横から軽く抱きしめた。
「本当に・・・ただ緊張してるんだ。考えれば考えるほど、独りよがりな気持ちなんじゃないかって思って。」
まだ、何も言ってくれない。
「しおり、何か言って。怒っていいから、何か言ってくれない?」
「私だって緊張してる。平気な訳ないじゃない。離れたくないって、もっと抱きしめて欲しいって、そう思ったから連れてきてもらったのに。ご飯なんていつでも食べれるじゃん、後でも食べれるじゃん。」
「ごめん。」
「謝らないでよ。それとも昔みたいにはいかないの?何でも一番に分かってくれたのに。タスクならいつでも私の気持ちわかってくれたのに。」
「本当に・・・いいの?僕の考えてる事合ってる?」
こっちを見た表情が昔のしおりそのままで。
優しくて臆病なのに強がってるしおりのこと、ちゃんとわかってるつもりだったのに、一番に分かってるつもりだったのに。
「合ってるよ。」
そう言って抱きついてきた。
視線は合ったまま、唇が触れる瞬間までお互いを見ていた。
つい自分も目を閉じてしまって、急いで開けた。
しおりは目を閉じていて気がついてない。
何度も何度もゆっくり確かめるようなキスをする。
あの頃より確実に大人になった二人。
あの頃なら止められていたけど、今なら、お互いが良ければ。
・・・・その先も許される。
キスを深くしながら自分の手でしおりを確かめる。
しおりの手も自分に触れるのに忙しい。
どっちが先にシャツをはだけさせたのか分からないけど。
お互いがお互いの肌に触れる手を感じる。
やわらかいしおりの肌に体が興奮するのが分かる。
キスを唇から頬へ耳へ。
「しおり、大好きだよ。あいつとはもう会わないで。」
「会わないよ。タスクがいてくれればいいから。」
耳元で囁く。
嫉妬に胸を痛めたのは、たったの一日で終わって・・・・良かった。
そのまま息を早くしてお互いを確かめ合って。
「タスク、ベッドに行きたい。」
ゆっくり体を離す。
「いいの?」
「明かりは消して欲しい。」
返事はそれで十分だった。
しおりの顔がかつてない位に照れていたから。耳まで真っ赤で。
自分もそうかもしれない。
せめて緊張で真っ青よりいいだろう。
手をつないで、乱れた服のまま寝室に行く。
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