真面目なアルファは一途に恋をする〜噂だらけのオメガを、俺だけが知っている〜

入学式の壇上に立つアルファの少年を見た瞬間、柚木歩の胸は静かに、鼓動を刻む。

歩は入学早々から色のついた噂が流れ始めた。
高級車での送り迎え、大人の男が出入りする自宅、中学生らしくない色気——
そのせいでいつしか「パパ活」をしている淫乱オメガと嫌煙されるようになる。
兄に迷惑をかけたくない歩は、ただ黙って噂を受け入れてた。

神宮寺蒼介は歩に一目惚れしたのは、文化祭の受付で笑顔を向けていた歩の姿だった。
歩の噂など気にしない。
柚木歩がどういう人間かは、触れてみなければわからない。

偶然の病院の前で歩と会った際に、連絡先を交換し、毎日やり取りを交わすようになる。

中学二年生の春、運動会の後で告白した。
「好きだ。付き合ってほしい」——たったそれだけの言葉で、二人の世界が変わった。


噂だらけのオメガと、不器用なほど一途なアルファの、静かで真剣な恋の話。

年下アルファの溺愛シリーズ
支配者の刻印〜愛を知らない獣が借金オメガを溺愛する〜
スピンオフ!

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