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第四章:溶けた誤解
朝食
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目を覚ますと、陽の光が窓から差し込んでいた。
全身が鉛のように重く、動かすのが辛い。腰が痛い……太腿の内側も、秘所も、鈍い痛みが残っていた。
昨夜のことを思い出し、頬が熱くなった。エドワールに抱かれて何度も求められ続けた。
(嬉しい)
隣を見ると、エドワールが眠っていた。穏やかな寝顔で胸の奥が温かくなる。銀髪が乱れ、額にかかっている。思わず手を伸ばし、髪を撫でた。エドワールの瞼が動き、ゆっくりと目を開ける。
「おはよう、レティシア」
掠れた声が色っぽい。エドワールが私を抱き寄せてくれる。温かくて心地よい。
「おはようございます、エドワール様」
エドワールの腕の中で、安心感が全身を満たしていく。
「身体は……大丈夫か」
心配そうな声でエドワールの手が私の背中を撫でる。
「痛いです……少し」
「すまない。激しくしすぎた」
「いえ……幸せでした」
囁いた。エドワールの瞳が揺れ、額にキスを落とす。
「愛している」
「私も……愛しています」
抱き合ったまま、しばらく時間が過ぎた。やがて、エドワールが身体を起こした。
「朝食を用意させよう」
使用人を呼び、朝食の準備を命じる。私も身体を起こそうとしたが、腰に力が入らなかった。
「起き上がれません」
小さく呟いた。エドワールが私を抱き上げる。
「無理をするな」
エドワールが私を抱いたまま、バスルームへと運んでくれた。温かいお湯を張った浴槽に、ゆっくりと身体を沈める。お湯が痛む身体を包み込み、痛みが和らいでいく。
「気持ちいい……」
小さく呟いた。エドワールが私の髪を撫でる。
「ゆっくり浸かっていてくれ。朝食ができたら呼ぶ」
エドワールが部屋を出ていく。
湯から上がると、エドワールが用意してくれた寝衣を着た。部屋に戻ると、テーブルに朝食が並べられていた。パン、スープ、果物。食欲はあまりなかったが、エドワールに勧められて席についた。
「食べられるか」
心配そうに尋ねられ、頷いた。スープを一口飲む。温かく、優しい味。身体に染み込んでいく。
「美味しいです」
私の言葉にエドワールが柔らかく微笑んだ。
朝食を終えると、エドワールが私を抱き寄せて移動する。ソファに座り、私を膝の上に乗せてくれた。温かい胸板に頭を預けて、私は幸せを噛み締める。
「レティシア、話がある」
エドワールの真剣な声が頭上で響いた。私は顔を上げ、エドワールを見つめる。
「君に、伝えたいことがある」
エドワールの手が私の頬を撫でる。優しく、愛おしそうに。
「君に初めて会った日から、ずっと好きだった」
彼の言葉が胸に突き刺さった。
(初めてって……私、七歳よ)
「七歳の君は、小さな花のようで……可憐で、愛おしくて」
エドワールの声が震えていた。
「父上から婚約の話を聞いた時、すごく嬉しかった……でも同じくらい怖かった」
「怖かった……?」
私は尋ねると、エドワールが頷く。
「ああ。君を壊してしまいそうで。触れたら、欲望を抑えきれなくなりそうで怖かったんだ」
エドワールの腕に力が込められ、強く抱きしめられる。
「だから決めたんだ。君が大人になるまで、触れないで……待つと」
胸が熱くなった。気づかなかった。
彼が私の前で笑わなかったり、ダンスに誘わなかったのは――我慢していたから……。そういうことなのだろう。
(私はそれをてっきり嫌われているものだと受け取ってしまった……)
「ずっと十八歳になるのを、待っていたんだ」
エドワールが私の額にキスを落として、嬉しそうな表情になった。
「成人したら、正式に結婚できる。そうしたら、思う存分愛せる」
「私、愛されていないと思って……」
声が震えた。エドワールが私の涙を拭う。
「十六歳の日、拒まれたと思いました。エドワール様は、私を女性として見ていないんだって。だから、諦めようと思いました。でも、諦められなくて……婚約破棄を言い出せずにズルズルと――」
告白が溢れ出す。十一年分の想いが、言葉になっていく。
「苦しかったです。愛されていないのに、愛してしまって。エドワール様の笑顔が見たくて。でも、見せてもらえなくて」
涙が止まらない。エドワールが私を強く抱きしめた。
「すまない。ちゃんと伝えられなくて。君を苦しめてしまった」
エドワールの声が震えていた。
「俺も苦しかった。愛しているのに――触れたいのに、触れられなくて。君の笑顔が見たいのに、緊張して言葉が出なくて」
互いの想いが重なり合う。十一年分のすれ違いが、ようやく解けていった。
「ミリエル様のことも……誤解していました」
私は小さく呟いた。エドワールが僅かに身体を離し、私の顔を覗き込む。
「ミリエルのことか」
「はい……エドワール様が、ミリエル様のことを好きなんだって思っていました」
告白するのが恥ずかしかった。エドワールの表情が驚きに染まる。
「なぜ、君はそう思ったんだ」
「夜会で……ミリエル様とお話しされている時、笑っていらっしゃいました」
声が小さくなった。エドワールの表情が曇る。
「私には、一度も見せてくれなかった笑顔を。だから……エドワール様は、ミリエル様が好きなんだって」
涙が溢れてきた。エドワールが私の涙を拭う。
「ミリエルは、ただの仕事仲間だ」
「でも……」
「彼女とは長年一緒に働いている。気を使わずに話せる相手だ」
エドワールの声が真剣だった。
「言い訳がましく聞こえるかもしれないが、君以外の女性を、女として見たことはない」
断言された。エドワールの瞳が私を見つめている。
「それにミリエルには、愛する人がいる。秘密の恋というのかな。今は結婚できないが、二人は愛し合っているよ」
初めて知る事実だ。ミリエルには、愛する人がいたのだ。貴族同士の噂話では、エドワールとミリエルが恋仲だと言われていた。
ミリエルが女性なのに、活動的に外交を続けるのはエドワールのそばにいたいからだという話だったのに、違ったようだ。
(噂って真実ばかりでもないのね)
「夜会で笑ったのは、たぶんミリエルとレティシアの話をしていたからだと思う」
エドワールの頬が僅かに赤くなる。恥ずかしそうな表情だ。
「ミリエルは、俺が君を愛していることを知っている。だから、ときどき揶揄われる」
エドワールの言葉に驚いた。まさかミリエルと私の話をしているなんて考えたこともなかった。それも『俺が君を愛していることを知っている』というワードに嬉しさを恥ずかしさで顔が真っ赤に染まった。
「勘違いで、あなたを苦しめて……ごめんなさい」
私が謝罪をするとエドワールが首を横に振る。
「いや、俺が悪い。もっとちゃんとレティシアと話をするべきだった」
エドワールが私の額にキスを落とす。
「君を不安にさせて、苦しめて……すまなかった」
「もう二度と、君を不安にさせないと誓うよ。ちゃんと言葉で伝える。愛していると」
彼の言葉に心臓が跳ねる。
――もう二度と。
それってこれからもずっと一緒にいてくれるという証。
胸の奥がじんわりと温かくなる。
「レティシア」
エドワールが私の手を取った。両手で包み込み、強く握る。
「一ヶ月後、正式に結婚式を挙げよう」
彼の突然の言葉にまたも心臓が跳ね上がった。
「一日でも早く君を俺の妻にしたいんだ」
エドワールが私の手にキスを落とす。
「誰にも渡さない。君は俺のものだ」
「はい……私は、エドワール様のものです」
囁いた。エドワールの瞳が熱を帯びる。
エドワールが私を抱きしめた。強く、優しく。私もエドワールを抱きしめ返して、全身で彼の温もりを感じた。
「幸せです」
涙が溢れてくる。嬉しさと、幸福感で頬が濡れていく。
「俺も幸せだ」
エドワールの言葉が胸に響く。今にして思えば些細なすれ違いだったのかもしれない。お互いに不安な気持ちを隠し続けた結果が、大きな誤解に繋がってしまったように思う。
(噂を信じてしまった私も悪いわ)
これからは気になったら、エドワールに直接確認をしよう。
「一ヶ月後……楽しみです」
エドワールが柔らかく優しい表情で微笑んでくれる。
「ああ。楽しみだ。君のウェディングドレス姿はきっと美しいなのだろうな」
彼の囁きに、頬が熱くなった。ウェディングドレス……どんなのを着たら、彼は喜んでくれるだろうか。
「エドワール様に、綺麗だって言ってもらえるように頑張ります」
エドワールが笑ってくれる。初めて聞く笑い声に、嬉しさが込み上げてくる。
「もうすでにレティシアは綺麗だよ。できれば胸元が大きくあいたドレスは控えてくれ。他の男に見せたくない」
エドワールが額にキスを落とす。
「――え、あ。はい」
「君は俺の宝物だ」
抱き合ったまま、幸せな時間が過ぎていった。窓の外では鳥が囀り、陽の光が優しく部屋を照らしていた。
全身が鉛のように重く、動かすのが辛い。腰が痛い……太腿の内側も、秘所も、鈍い痛みが残っていた。
昨夜のことを思い出し、頬が熱くなった。エドワールに抱かれて何度も求められ続けた。
(嬉しい)
隣を見ると、エドワールが眠っていた。穏やかな寝顔で胸の奥が温かくなる。銀髪が乱れ、額にかかっている。思わず手を伸ばし、髪を撫でた。エドワールの瞼が動き、ゆっくりと目を開ける。
「おはよう、レティシア」
掠れた声が色っぽい。エドワールが私を抱き寄せてくれる。温かくて心地よい。
「おはようございます、エドワール様」
エドワールの腕の中で、安心感が全身を満たしていく。
「身体は……大丈夫か」
心配そうな声でエドワールの手が私の背中を撫でる。
「痛いです……少し」
「すまない。激しくしすぎた」
「いえ……幸せでした」
囁いた。エドワールの瞳が揺れ、額にキスを落とす。
「愛している」
「私も……愛しています」
抱き合ったまま、しばらく時間が過ぎた。やがて、エドワールが身体を起こした。
「朝食を用意させよう」
使用人を呼び、朝食の準備を命じる。私も身体を起こそうとしたが、腰に力が入らなかった。
「起き上がれません」
小さく呟いた。エドワールが私を抱き上げる。
「無理をするな」
エドワールが私を抱いたまま、バスルームへと運んでくれた。温かいお湯を張った浴槽に、ゆっくりと身体を沈める。お湯が痛む身体を包み込み、痛みが和らいでいく。
「気持ちいい……」
小さく呟いた。エドワールが私の髪を撫でる。
「ゆっくり浸かっていてくれ。朝食ができたら呼ぶ」
エドワールが部屋を出ていく。
湯から上がると、エドワールが用意してくれた寝衣を着た。部屋に戻ると、テーブルに朝食が並べられていた。パン、スープ、果物。食欲はあまりなかったが、エドワールに勧められて席についた。
「食べられるか」
心配そうに尋ねられ、頷いた。スープを一口飲む。温かく、優しい味。身体に染み込んでいく。
「美味しいです」
私の言葉にエドワールが柔らかく微笑んだ。
朝食を終えると、エドワールが私を抱き寄せて移動する。ソファに座り、私を膝の上に乗せてくれた。温かい胸板に頭を預けて、私は幸せを噛み締める。
「レティシア、話がある」
エドワールの真剣な声が頭上で響いた。私は顔を上げ、エドワールを見つめる。
「君に、伝えたいことがある」
エドワールの手が私の頬を撫でる。優しく、愛おしそうに。
「君に初めて会った日から、ずっと好きだった」
彼の言葉が胸に突き刺さった。
(初めてって……私、七歳よ)
「七歳の君は、小さな花のようで……可憐で、愛おしくて」
エドワールの声が震えていた。
「父上から婚約の話を聞いた時、すごく嬉しかった……でも同じくらい怖かった」
「怖かった……?」
私は尋ねると、エドワールが頷く。
「ああ。君を壊してしまいそうで。触れたら、欲望を抑えきれなくなりそうで怖かったんだ」
エドワールの腕に力が込められ、強く抱きしめられる。
「だから決めたんだ。君が大人になるまで、触れないで……待つと」
胸が熱くなった。気づかなかった。
彼が私の前で笑わなかったり、ダンスに誘わなかったのは――我慢していたから……。そういうことなのだろう。
(私はそれをてっきり嫌われているものだと受け取ってしまった……)
「ずっと十八歳になるのを、待っていたんだ」
エドワールが私の額にキスを落として、嬉しそうな表情になった。
「成人したら、正式に結婚できる。そうしたら、思う存分愛せる」
「私、愛されていないと思って……」
声が震えた。エドワールが私の涙を拭う。
「十六歳の日、拒まれたと思いました。エドワール様は、私を女性として見ていないんだって。だから、諦めようと思いました。でも、諦められなくて……婚約破棄を言い出せずにズルズルと――」
告白が溢れ出す。十一年分の想いが、言葉になっていく。
「苦しかったです。愛されていないのに、愛してしまって。エドワール様の笑顔が見たくて。でも、見せてもらえなくて」
涙が止まらない。エドワールが私を強く抱きしめた。
「すまない。ちゃんと伝えられなくて。君を苦しめてしまった」
エドワールの声が震えていた。
「俺も苦しかった。愛しているのに――触れたいのに、触れられなくて。君の笑顔が見たいのに、緊張して言葉が出なくて」
互いの想いが重なり合う。十一年分のすれ違いが、ようやく解けていった。
「ミリエル様のことも……誤解していました」
私は小さく呟いた。エドワールが僅かに身体を離し、私の顔を覗き込む。
「ミリエルのことか」
「はい……エドワール様が、ミリエル様のことを好きなんだって思っていました」
告白するのが恥ずかしかった。エドワールの表情が驚きに染まる。
「なぜ、君はそう思ったんだ」
「夜会で……ミリエル様とお話しされている時、笑っていらっしゃいました」
声が小さくなった。エドワールの表情が曇る。
「私には、一度も見せてくれなかった笑顔を。だから……エドワール様は、ミリエル様が好きなんだって」
涙が溢れてきた。エドワールが私の涙を拭う。
「ミリエルは、ただの仕事仲間だ」
「でも……」
「彼女とは長年一緒に働いている。気を使わずに話せる相手だ」
エドワールの声が真剣だった。
「言い訳がましく聞こえるかもしれないが、君以外の女性を、女として見たことはない」
断言された。エドワールの瞳が私を見つめている。
「それにミリエルには、愛する人がいる。秘密の恋というのかな。今は結婚できないが、二人は愛し合っているよ」
初めて知る事実だ。ミリエルには、愛する人がいたのだ。貴族同士の噂話では、エドワールとミリエルが恋仲だと言われていた。
ミリエルが女性なのに、活動的に外交を続けるのはエドワールのそばにいたいからだという話だったのに、違ったようだ。
(噂って真実ばかりでもないのね)
「夜会で笑ったのは、たぶんミリエルとレティシアの話をしていたからだと思う」
エドワールの頬が僅かに赤くなる。恥ずかしそうな表情だ。
「ミリエルは、俺が君を愛していることを知っている。だから、ときどき揶揄われる」
エドワールの言葉に驚いた。まさかミリエルと私の話をしているなんて考えたこともなかった。それも『俺が君を愛していることを知っている』というワードに嬉しさを恥ずかしさで顔が真っ赤に染まった。
「勘違いで、あなたを苦しめて……ごめんなさい」
私が謝罪をするとエドワールが首を横に振る。
「いや、俺が悪い。もっとちゃんとレティシアと話をするべきだった」
エドワールが私の額にキスを落とす。
「君を不安にさせて、苦しめて……すまなかった」
「もう二度と、君を不安にさせないと誓うよ。ちゃんと言葉で伝える。愛していると」
彼の言葉に心臓が跳ねる。
――もう二度と。
それってこれからもずっと一緒にいてくれるという証。
胸の奥がじんわりと温かくなる。
「レティシア」
エドワールが私の手を取った。両手で包み込み、強く握る。
「一ヶ月後、正式に結婚式を挙げよう」
彼の突然の言葉にまたも心臓が跳ね上がった。
「一日でも早く君を俺の妻にしたいんだ」
エドワールが私の手にキスを落とす。
「誰にも渡さない。君は俺のものだ」
「はい……私は、エドワール様のものです」
囁いた。エドワールの瞳が熱を帯びる。
エドワールが私を抱きしめた。強く、優しく。私もエドワールを抱きしめ返して、全身で彼の温もりを感じた。
「幸せです」
涙が溢れてくる。嬉しさと、幸福感で頬が濡れていく。
「俺も幸せだ」
エドワールの言葉が胸に響く。今にして思えば些細なすれ違いだったのかもしれない。お互いに不安な気持ちを隠し続けた結果が、大きな誤解に繋がってしまったように思う。
(噂を信じてしまった私も悪いわ)
これからは気になったら、エドワールに直接確認をしよう。
「一ヶ月後……楽しみです」
エドワールが柔らかく優しい表情で微笑んでくれる。
「ああ。楽しみだ。君のウェディングドレス姿はきっと美しいなのだろうな」
彼の囁きに、頬が熱くなった。ウェディングドレス……どんなのを着たら、彼は喜んでくれるだろうか。
「エドワール様に、綺麗だって言ってもらえるように頑張ります」
エドワールが笑ってくれる。初めて聞く笑い声に、嬉しさが込み上げてくる。
「もうすでにレティシアは綺麗だよ。できれば胸元が大きくあいたドレスは控えてくれ。他の男に見せたくない」
エドワールが額にキスを落とす。
「――え、あ。はい」
「君は俺の宝物だ」
抱き合ったまま、幸せな時間が過ぎていった。窓の外では鳥が囀り、陽の光が優しく部屋を照らしていた。
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