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絵図が悪い
「シンクレア王国の魔獣はこちらで片付けるとして、それらが片付いても魔獣がいなくなるわけではないのですよね?」
異常種と、スタンピードのような状態はどうにか出来るが、魔獣全てを教皇たちが作ったわけではないだろう。
「ああ。魔獣は太古の昔から存在すると書物にもある。まぁそれでも、異常種などでなければ結界と騎士団や冒険者でなんとかなる」
シキの言葉に頷く。
となると、次は・・・
「じゃあ、次はあの元凶をどうするか、ですね」
「普通に処刑一択でいいんじゃないか?」
「簡単に死なせて終わるというのも癪な気がするけどね。国が滅びるきっかけを作っておいて、尻拭いは残った人間がするわけだし」
「む、それもそうだな」
クラウドの言いたいことも分かるのか、グレンが考え込んでいる。
あっさり死なせるのではなく、何か報復的なのにしたいということかな。
うーん。
死ぬより辛いこと、ねぇ。
「お互いが魔獣に見えるようにして、殺し合わせるとかはどうですか?」
アルヴァン様の案に、そんな感じがベストかなと思う。
私は教皇のように、人を魔獣に変える魔法は使えない。
アレは魔石を埋め込んだだけじゃないと思う。
だけど、幻覚魔法で魔獣に見せることなら出来る。
「あの国王って、女好きなんだろ?お互いか魔獣が、女に見えるようにするとかどうだ?」
「グレン様っ!」
グレンの案に、グレンの婚約者であるカーティ様はアントワナ様を気遣ってグレンを叱っている。
アントワナ様は苦笑されてるけど、気にした様子はなかった。
「お気遣いありがとう。でも、大丈夫よ。でも殿下は、ご自分の婚約者やラプラス様の婚約者、そしてティアラ様を気遣って差し上げるべきね。若い女性のいる所でする発言ではないわ」
「っ!申し訳ない」
「リミア様もティアラ様も申し訳ありません」
グレンは素直に謝罪し、カーティ様も隣で謝ってくれた。
うん、まぁ、ご令嬢の前でする話じゃないよね。
私はご令嬢じゃないけど、まだ子供だし。
「ティアに変なことを聴かせるな」
「すまん。失言だった」
シキまで怒ってるけど。
「大丈夫ですよ?私は平民の聖女だったので、そういう類の話は他の聖女たちが結構していました。いわゆる耳年増というやつですね」
みんな私より年上の、お年頃の女性も多かったから、そういう話も自然と耳に入った。
私に話しかけるのではなく、話しているのが聞こえる、というやつだけど。
「そ、そうなのか?」
「はい。でも、その案はちょっと・・・絵面が気持ち悪いので却下です」
私の意見に、カーティ様とリミア様が笑った。
異常種と、スタンピードのような状態はどうにか出来るが、魔獣全てを教皇たちが作ったわけではないだろう。
「ああ。魔獣は太古の昔から存在すると書物にもある。まぁそれでも、異常種などでなければ結界と騎士団や冒険者でなんとかなる」
シキの言葉に頷く。
となると、次は・・・
「じゃあ、次はあの元凶をどうするか、ですね」
「普通に処刑一択でいいんじゃないか?」
「簡単に死なせて終わるというのも癪な気がするけどね。国が滅びるきっかけを作っておいて、尻拭いは残った人間がするわけだし」
「む、それもそうだな」
クラウドの言いたいことも分かるのか、グレンが考え込んでいる。
あっさり死なせるのではなく、何か報復的なのにしたいということかな。
うーん。
死ぬより辛いこと、ねぇ。
「お互いが魔獣に見えるようにして、殺し合わせるとかはどうですか?」
アルヴァン様の案に、そんな感じがベストかなと思う。
私は教皇のように、人を魔獣に変える魔法は使えない。
アレは魔石を埋め込んだだけじゃないと思う。
だけど、幻覚魔法で魔獣に見せることなら出来る。
「あの国王って、女好きなんだろ?お互いか魔獣が、女に見えるようにするとかどうだ?」
「グレン様っ!」
グレンの案に、グレンの婚約者であるカーティ様はアントワナ様を気遣ってグレンを叱っている。
アントワナ様は苦笑されてるけど、気にした様子はなかった。
「お気遣いありがとう。でも、大丈夫よ。でも殿下は、ご自分の婚約者やラプラス様の婚約者、そしてティアラ様を気遣って差し上げるべきね。若い女性のいる所でする発言ではないわ」
「っ!申し訳ない」
「リミア様もティアラ様も申し訳ありません」
グレンは素直に謝罪し、カーティ様も隣で謝ってくれた。
うん、まぁ、ご令嬢の前でする話じゃないよね。
私はご令嬢じゃないけど、まだ子供だし。
「ティアに変なことを聴かせるな」
「すまん。失言だった」
シキまで怒ってるけど。
「大丈夫ですよ?私は平民の聖女だったので、そういう類の話は他の聖女たちが結構していました。いわゆる耳年増というやつですね」
みんな私より年上の、お年頃の女性も多かったから、そういう話も自然と耳に入った。
私に話しかけるのではなく、話しているのが聞こえる、というやつだけど。
「そ、そうなのか?」
「はい。でも、その案はちょっと・・・絵面が気持ち悪いので却下です」
私の意見に、カーティ様とリミア様が笑った。
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