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戦争の理由
しおりを挟むデュクスが向かった先、それは王宮の敷地内にある小さな宮殿のような霊廟だった。
この国の王家は千年前、彼女の力を失った時、これを建てさせたのだ。
「…………」
この霊廟を見ると、彼女の扱いの酷さを思い知る。
人間とは本当に身勝手で卑怯で、臆病だ。
千年前、この国は闇の魔女の庇護を失った。
ずっと忌み嫌っていた彼女の大切さを、彼等はそのときようやく気が付いたのだ。
そうして今度は神のように崇めた。
彼女の再臨を願い、そして崇拝するようになった。
セルジュもまた、そのひとりだ。
セルジュとメアリーの母は、この国の第五王女だった。
エリヴァ皇国に捕虜同然にアーヴァイン侯爵家へと捧げられた哀れな王女であり、闇の魔女の崇拝者だった。
第一子であり母の寵愛を一身に受けていたセルジュが闇の魔女を思い慕うのは、至極当然の成り行きだった。
闇の魔女を再臨させるためにはどうすればいいのか、それはこの国では誰もが知っている昔語りだった。
グランド王国が第五王女は、何も無計画でエリヴァ皇国に捧げられたわけではない。
エリヴァ皇国の民との間に生まれた王族の血を引く男児であれば、闇の魔女を目覚めさせることができる。
彼女はそう信じていたのだ。
故に彼女はセルジュに侯爵家を継ぐことと共に、闇の魔女を取り戻すよう子供の頃から言い聞かせてきたのだという。
デュクスは当時のことを、幼馴染であるメアリーからよく聞かされてきた。子供の頃からメアリーは、そんな夢物語を信じている母がずっと恐ろしく、その言葉を純粋に受け止める兄セルジュを激しく嫌っていた。
メアリーが好いていたのが、グランド王国のそれではなく、エリヴァ皇国にある『闇の魔女』の物語だったからだ。
グランド王国は『闇の魔女』の幸せを一切考えず、自分たちの利益のみを優先させ、多くの自国の民にその物語を広めた。
言葉には魔力がこもる。
魔力のあるこの世界では、多くの者たちが知っていることで、新たな世界の理が生まれるのだ。
闇の魔女が、良い例だろう。
ただの世界の概念でしか過ぎない彼女は実在している。
世界に生み出された古から続く概念が、『彼女たち』を生み出したと言っても過言ではない。
だからこそ、エリヴァ皇国はグランド王国を滅ぼすことになったのだ。
元々、冷戦状態でいつ戦争が始まってもおかしくない程、両国は緊迫状態が続いていた。
そして開戦のきっかけとなったのが、デュクスの誕生だった。
デュクスがこの世界にもう一度生を受けたとき、グランド王国に闇の魔力がほんの微量にだが、戻ってきたのだ。
それと同時に、それが今回の状況を生み出してしまった。
デュクスとセルジュは同い年であり、偶然生まれ月も被っていた。
セルジュの母は自分の息子が闇の魔女を再臨させるために相応しい魂なのだと、勝手に勘違いしたのだ。
あの男に魔力がなかったこともその誤解に拍車をかけることになり、そうしてとうとうこんな事態を招くことになってしまった。
「……くそ……」
思い返せば返すほど、胸の奥に不快感が募り、胸糞が悪くなる。
デュクスがメアリーと婚約させられたのも、そういう流れからだった。
セルジュたちの母は自分の息子と同い年同い月に生まれた、金髪碧眼のデュクスが騎士の家に産まれたことを知っていた。
自分の息子を想うあまり、昔語りに出てくる青年と特徴の似ていたデュクスにもその可能性があると、勘付いていたのだろう。
貴族家とはいえ、デュクスの家柄は侯爵家と比べれば劣る。侯爵家直々にひとり娘との婚約を迫られたら断れない。本来侯爵家が格下の爵位の者に婚約を迫ることなど有り得ない。
その常軌を逸した禁を破ってまで、彼等の母は『闇の魔女』に執着していたのだ。
グランド王国の国力が弱まり、廃国寸前にまで陥ったのは、何も闇の魔女の魔力がなくなったからではない。
愚鈍なまでに彼等が強欲で、闇の魔女を忌み嫌いながらもその存在を盾にして周辺諸国を牽制するだけで、千年近くその上に胡坐をかいていたがための自業自得だ。
闇の魔女は、元々何もしていない。
それなのにこの国の民たちは闇の魔女の気配がなくなると、魔女が自分たちを捨てたのだと騒ぎ立て、そして彼女が戻ってくるよう一方的に崇拝したのだ。
そして千年にもわたる崇拝が彼女に届いたと勘違いして、隣国であるエリヴァ皇国を突如攻めてきたのだ。
その時の戦争は、本当にバカバカしく、呆気なかった。
まだグランド王国を滅ぼして日が浅いが、既に周辺諸国では笑い話にもなっている。
まだ『闇の魔女』などというものに縋り、彼女に頼り切った戦い方をしているのか、と。
この時代で、彼女のことを『闇の魔女』と呼ぶ者は少ない。
グランド王国の残党か、彼女本人しか使わない、『忌み言葉』にすり替わっている。
これはクリストフェルの八百年にも及ぶ努力の賜物だ。
だからこそ、彼女を救うことができるのは、今しかない。
クリストフェルの努力のおかげで、すべての舞台はデュクスが生まれたときには整っていた。
あとは、彼女がどうするかだ。
デュクスにできることは、彼女に『選ばれる』ことの他、なにもない。
選ばれなかったときは、すべてが水の泡になる。
「――……もう、嫌われてしまったかな」
少女には、ずっと拒まれ続けている。
ここにいるべきは、既に自分ではなくなってしまっているのかもしれない。
千年前、彼女を救ってやれなかった。
そんな大それた力など何も持っていなかった。
彼女に気持ちを伝えることもできず、彼女の前から何も理由を告げずに去るしか方法がなかった。
『闇の魔女』を殺し、『彼女』を生かすため。
そのために手記を残した。
生涯を――すべての輪廻をかけて、彼女に呪いをかけるため、どうしても必要なことだった。
それが魔力を持たないかつてのデュクスがした最大限の愛の証であり、『約束』を果たすための手段だったのだ。
デュクスは目の前に聳える扉に手を添える。
腕の、全身の力を込めて、重い扉を押し開ける。
「………ッ!」
祭壇しかないその場所に、彼女はいた。
けれど彼女の前には――。
「やあ。久しぶりだな。デュクス」
人の形相ではなくなったセルジュが、ふたりのローブの男を携えて待ち受けていた。
「お前が来ていることは気づいていたよ。本当にお前は昔から私の邪魔ばかりする」
「それはこちらのセリフだ」
セルジュの手には、手記が握られている。
だからだろうか。
セルジュは余裕の態度で背後を振り返った。
少女は黒い蔦のようなものに全身を絡めとられ、天井まで続く大樹のような形の魔力の塊の中央に吊るされていた。
そしてそんな少女へ、セルジュは魔力を込めた剣の切っ先を向けている。
「何をする気だ」
デュクスは腰に佩いた剣の柄に手をかける。
「ああ動くなよ。惚れた女が剣に貫かれる様が見たい、というなら、止めないけどな」
「……ッ……!」
「なあ? お前なら知っているのか? 彼女を手に入れる方法を」
「――全部その手記に書いているだろう? いつだったか、自慢げに話していたじゃないか」
「闇の魔女をただの女にすればいいんだろう? とっくに試した」
その卑猥な物言いに、デュクスはギリッと奥歯を噛みしめ、低く唸った。
「貴様……!」
セルジュに対する憎悪に、カッと頭に血が上る。
彼女の力がこんな形で爆発したのは、やはりこの男のせいだった。
「二千年近く生きているとは思えない肌の感触だったよ。柔らかくてとても甘かった。下の締め付けは極上だったよ。羨ましいだろう? 彼女は私に身体を許したんだ」
厭らしく笑うセルジュに、デュクスは目の前が真っ赤になっていくのを自覚した。
こんな安い挑発に乗ってはいけない。
そうわかってはいるが、デュクスは目の前の男をなぶり殺しにしてやりたい気持ちを抑えることができなかった。
一度は尽きた魔力は徐々に戻りつつある。
だがこんな挑発に乗せられて、怒りのまま魔力を爆発させては相手の思うつぼだ。
憤怒の念で吹き出しそうになる魔力を、デュクスは精神力で押し留めるが、微量に溢れ出してしまう。
騎士として培った精神力ではどうにもならない程、デュクスは冷静さをなんとか保ちながらもその内側で怒り狂っていた。
「だが、あの手記の記述は誤っていたようだ。彼女の魔力は未だ、彼女の中にある。どういうことだ? お前は知っているんだろう?」
デュクスはこのとき、千年前の自分を心の中で罵倒した。
千年前、この世界には魔力を持たない者の方が少なかった。
だからその当時書かれた手記は、その当時の常識でならわかる書き方で記されているのだ。
この時代では、魔力を持って生まれる者の方が少なく、当時の常識は忘れ去られようとしている。
だからそれを知らなければ、セルジュが誤解するのも無理はない。
けれどデュクスは内心、そのくらい少し考えればわかるだろう、と目の前の男も罵倒する。
本当にこの男は、昔から考えが足りず頭が回らないのだ。
彼がアーヴァイン家次期当主に相応しくないのも、それが原因だ。
見たものを見たままに勝手に思い込む。
それは彼の母がそうだったからなのだろうが、そんな頭の足りない母子のせいで彼女の身体を穢されたことに、怒りを覚えずにはいられなかった。
「なあ? お前がここに来たということは、他の方法を知っているんじゃないのか?」
「何故そう思う?」
今すぐ真っ二つに切り裂いてやりたい衝動を押し殺し、デュクスは目の前の男の前では冷静さを装い、問いを問いで返した。
「お前の気配を追ってここに先回りしたら、彼女がこうして姿を現したからに決まってるだろう?」
「…………」
その言葉で、デュクスは少しだけ怒りを鎮めていた。
セルジュの言葉にあった嘘を見抜いたからだ。
もしここにデュクスが来たことで彼女が姿を現した、というのであれば、彼女はセルジュを選ばなかったことになる。
セルジュの馬鹿な一言が、すべての答えだ。
冷静さを欠きつつあった頭に、静寂が戻ってくる。
少しの余裕が生まれたデュクスではあるが、状況が最悪であることには変わりない。
「お前は本当に昔から、残念な頭をしているな」
デュクスは敢えて馬鹿にするようにセルジュを煽った。
絶対にこの挑発にセルジュは乗ってくる。
犬猿の仲であるふたりはしかし、だからこそお互いのどこをつつけば逆鱗に触れるかを理解してるのだ。
「惚れた女を奪われて気がおかしくなったか!? この状況がわからないみたいだな!!」
やはり、とデュクスは心の中でほくそ笑む。
セルジュの剣が、デュクスへと向けられた。
だがまだだ。
もっと煽り、挑発してこの馬鹿をどうにかして少女から引き剥がさないといけない。
デュクスは頭を急速に回転させ次の言葉を選び、この男の気を完全に向けさせるための言葉を厳選した。
そうしながらも、デュクスは左腕の漆黒の腕輪へと回復しつつあった魔力を注ぐ。
「状況がわかっていないのはお前の方だろう。魔力のない者が、何に手を出した? お前の中にあるその禍々しいものはなんだ」
「はっ! 今度は負け惜しみか? 今や私はお前よりも強い力を持ったんだ! そんな私が妬ましいか?」
セルジュは勝ち誇ったように高らかに笑う。
だがデュクスは冷静に会話を続けた。
「元々魔力のない人間が、それだけの魔力を宿して普通の人間でいられると思っているのか? もはやお前は、後戻りができないことに気づいているのか」
「ハッ! そんな脅しが効くと思うのか? 闇の魔力さえ手に入れば、こんなもの――」
「これだけは教えてやる。その手記には『闇の魔力を手に入れる方法』など書かれていない」
「なんだと……?」
「それに書かれているのは『闇の魔女』を『殺す』方法だけだ。そんなことも知らず、お前は一体、何の呪いをその身に宿したんだ?」
「は? そんなの嘘だ。ここにはちゃんと……」
デュクスの言葉に、セルジュは慌てて手記のページをパラパラとめくる。
「それにはこう書かれているはずだ。『闇を纏う少女がただの娘になったとき、闇の魔力はこれを信じる者に最後の祝福を』と」
千年もの前の手記だ。
具体的なことが書かれておらず、抽象的な書き方であるのは当時の常識であり流行でもあった。
「だからこれは、闇の魔女を崇拝する我らがこの女の乙女を奪えば闇の魔力を齎してくれるという意味だろう!」
「時代を考えろ。千年前の、しかもそれは古代文を当時の書き方で意訳しているだけだ。それをなぜ、言葉そのままに受け取るのか理解に苦しむな」
「はっ……! もしそうだとしても、私はこの手記の著者同様に、こうして魔力を手に入れたんだ! 呪いだろうがなんだろうが、この女を手に入れさえすれば……!」
はあ、とデュクスは大仰な溜息を吐いた。
きっとこの男は、手記の中の一番大切なところを読んでいないのだろう。
否、読んでいたとしても、それを正しく理解することもできないだろうが。
「お前は罪を犯した。皇帝陛下の姉君である彼女を誘拐し、暴力を振るった。それだけでなく、私欲のために罪なき民の命を奪った。これは重罪だ」
「そんな罪など、この女が私を選べば、私は彼女の庇護を受けられるんだ! そんな脅し……など……」
ふらふらと、セルジュが狂気に歪んだ笑みを浮かべ近づいてくる。
「――お前は、つくづく馬鹿だな」
本当に、哀れなほど馬鹿な男だ。
これ以上説明するのも馬鹿々々しく思えるくらい、怒りよりも哀れみの念が強くなっていく。
「お前は、もう終わりだ」
スッとデュクスは腕を前へと突き出すように伸ばし、パチンッと指を鳴らした。
その音と共にデュクスの左腕に嵌まっていた腕輪が眩く光り砕け散る。
少女と同じ色を持つその魔道具によって増長したデュクスの魔力がセルジュへ放たれたのは、ほぼ同時のことだった。
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