百戦錬磨は好きすぎて押せない

紗々

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帰ってきたアイツ

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「面白かったですねー、映画」
「まぁな。真っ先に死ぬのがあのヒロインの友達とは思わなかったな。普通に考えてあのリーダー格の男だろ」
「まぁたしかに。それより僕はヒロインがお父さんと再会するところ、すっごく感動しました」
「ははは!すげー泣いてたもんなお前」
「そんなに笑います?」

 映画館を出るともう日が沈みつつあり、随分冷え込んできていた。美晴のアウターが薄すぎる気がして、俺はストールを外して美晴の首に巻く。

「えっ……、」
「巻いてろ。寒そうだからお前」
「あっ……、ありがとうございます……」

 これしきのことでいまだに照れて真っ赤になる美晴が可愛い。この表情を見てると心臓の辺りがムズムズしてくる。
 …早く部屋に帰って二人きりになりたくなってきた。せっかく出てきたから晩メシ食ってから帰ろうかと思ってたが……、……デリバリーでいいかな。

 などと美晴の可愛い横顔を見ながら考えていた時だった。


「おーーーい!!」


 …………ぞわっ。

(……ん?なんか今すげぇ嫌な、聞き覚えのある声が……)
 
 まさかな。まさか。絶対に違う。
 俺がそう思い込もうとした時。

「おーい!美晴!響ー!」
「……あれっ?」

 美晴が声がした方を振り返る。俺もおそるおそる振り返った。

(げぇぇぇぇっ!!やっぱりアイツじゃねーか!!)

 爽やかに手を振りながら近づいてくるデカい男。……二度と会わなくていいと思っていたアイツ。一ノ瀬大輝だった。

(くそっ!!なんで声かけてくんだよこの野郎!)

 俺は美晴とこいつを会わせるのが嫌だった。何もなかったとはいえ、こいつは過去に美晴が唯一本気で恋をした男。ほぼ初恋の男ってことだ。羨ましすぎてムカつくし、こいつに再会して万が一にも美晴の気持ちが揺らいでしまったらと思うと……、正直不安で仕方がなかった。
 だから海外に居住していて日本には滅多に帰らないと聞いて安心していたのに。

 あっという間にまた帰国してんじゃねーよ!!

 一気にテンションが下がった俺だったが、

「うわぁ!大輝さん!お久しぶりですー!」

(……。……あれ?)

 美晴は何のわだかまりも特別な感情もなさそうに、目を輝かせて挨拶をしている。
 嬉しそうではあるんだけど……、でもなんか……。
 ただの旧友に偶然会いました的な、なんか軽いノリの……
 俺はなんとなく面喰らって美晴を見つめる。

「またこんな街中で偶然会うなんて、すごいですね」
「だな!お前たちはデートか?」
「はいっ!今映画観てきたとこなんです」

(……お、……おぉ……っ!!)

 俺は感動した。み、美晴が……、美晴がデートか?と聞かれて素直にはいっ!と答えたことに。しかもこいつ相手に。前はあんなに未練ありげな、まだ失恋の傷も癒えてないみたいな、そんな感じだったのに。

「ははっ、いいなぁ幸せそうで。俺はまた明日出国するんだ」
「そうなんですか。相変わらずお忙しいですねぇ」
「ああ。昨日帰国したばかりなんだけどな!」

 まだ3人で食事をしたあの時から1年も経ってないんだけどな。……だいぶ吹っ切れたってことか。まぁ、ラブラブだもんな俺たち。
 ……そうだよな?美晴。

 俺はこの男のこととなると途端に余裕がなくなる。別に自分に自信がないとかそういうわけじゃない。どちらかと言えば俺は自分に自信満々だ。顔も要領も良いが、それなりに努力もしてきて今の社内での地位と収入があるわけだし。その上美晴への想いは断然俺の方が重いし、強い。だけど、この男はなんか、あまりないはずの俺の劣等感というか、“こいつにだけは勝てないんじゃないか”感をバシバシ刺激してくる。美晴に対して余裕ぶっこいてるこの感じも、最初の頃の俺とは全然違って……

「…………さん?……ねぇ……、」

 この若さで海外で石油会社経営してるとか、し、身長が188とか……。こっちはいまだに人知れず180を目指して後数ミリ…………クソ……

「ねぇ?響さんってば!」
「おーい!!白昼夢でも見てるのか?響」
「……。……んあっ?!あ、わりぃ」

 ハッと我に返ると美晴と大輝が二人して俺をガン見していた。しまった。

「……疲れてます?響さん。もう今日は帰りましょうか」
「せっかく会ったんだから飯ぐらい一緒にどうかと思ったんだがな。まぁ、疲れてるなら仕方ない。俺はまたそのうち帰ってくるしな!ははっ」

 帰ってくるから何なんだよ!!食わねーよてめぇと飯なんか!!

「……あぁ、悪いな大輝。ちょっと睡眠不足で、今日は早く帰りてぇ。な?美晴」

 ……あれ??なんで俺まで“大輝”とか呼んでるんだ。さりげなく美晴と熱い夜を過ごして寝不足なんだぜとアピールしたかっただけなのに、なぜか無意識に呼んでしまった。こういうペースが狂うところも苦手なんだよなぁ。

「ははっ!気にするな、ゆっくり休んでくれ。また連絡するよ。あ、たまにはライン返してくれよ響」

 知るか!!返さねーよ!!ってか送ってくるな!!

「さよーならー!お気をつけて~」

 カリカリしている俺とは違って美晴は呑気に手なんか振っている。大輝も爽やかな笑顔で向こうからヒラヒラと手を振っていた。

「……。」

 俺は渋々ちょこっとだけ片手をあげた。





「……なんかすっげー普通だったな、お前。…もう大丈夫なのか?」
「え?何がですか?」
「……アイツのことだよ」
「?」
「……さっき会っただろ!デカ男だよ!」
「……。あぁ!大輝さんのことですか?何ですか?大丈夫なのかって」
「~~~~~っ!!だーかーらー!」

 マンションに戻り夕食を選んでネットでオーダーして、そのままキッチンに行きカプチーノを入れてやりながらさりげなく話題に出したつもりだったのに、美晴はキョトンとしているだけで全く反応がない。

「……もう、完全に吹っ切れてるのかってことだよ。……アイツ」
「えぇっ?当たり前じゃないですか。何でそんなこと聞くんですか?いきなり」

 美晴はまるで俺がものすごく変なことを言い出したかのようにクスクスと笑っている。そんなに変かよ。気になるだろそりゃ。だって、

「……大好きだった初彼だろ。こっちは気になるに決まってるじゃねぇか、アホ」
「……っ、」

 美晴が座ってるソファーの前のローテーブルにカプチーノを少し乱暴に置いて、俺はなぜか不貞腐れて隣に座る。言葉にしづらい妙な感情で、なんとなくイライラする。自分の独占欲が怖い。…ただ元彼にちょっと再会して挨拶したぐらいでいちいち追求するなんて、余裕がなさすぎてあまりにもダサい。

 ……アイツとは全然違うんだろうな。俺は。

「………………。」

 深く腰かけていたソファーからむくっと起き上がった美晴が、俺の手からコーヒーのマグを取り上げてローテーブルの上にコトリと置く。

「……?……おい。…………っ?!!」
「んしょ、っと」

 そのまま美晴は俺の上に跨がって向かい合わせに座ってきた。心臓がドクンと大きく跳ねる。

「…………響さん」

 俺の首に両腕をまわしてきて、至近距離から困ったような顔で俺をジッと見つめる美晴。

(かっ!!……かっ、かわっ、…………可愛すぎる!!なんだこいつ!!おっ、…俺がこうやってお前に甘えられるのが死ぬほど好きなことを分かった上でやってるのか?!美晴!!みはるぅぅーっ!!)

「…………なんだよ、急に」

 ちょっと不貞腐れた態度でいたせいでいきなりデレデレしづらくて、俺はあえて無表情で淡々と返事をする。上に乗っかられた瞬間にデレッとするものカッコ悪いだろ。アホ丸出しだ。

「……あのね、響さん。あれからどれだけ時間が経ってるか分かります?もう僕が大輝さんとサヨナラして……、……あれ?どれくらいだっけ?……ちょっと、分からないけど、もう2年以上は経ってますよ、確実に」
「……。」
「もうほんの少しも、何の感情も残ってませんよ。響さん、前に言ってくれたじゃないですか。必ず時間が解決してくれるって。……それに、」

 美晴は頬を染めながら俺の顔を両手でぺち、と挟むと、恥ずかしそうに額をコツンとくっ付けてきた。

「……こんなに大好きな人がずっとそばにいるのに、……他の人のことを考える余地なんてあるわけないじゃないですか」
「…………っ?!!」
「僕にはもう、響さんだけですよ」
「………………っ!!」
「僕は身も心も、……もうとっくに、響さんだけのものです。……知ってるでしょ?」

 呟くようにそう言うと、美晴は擦り付けるように俺の唇に自分のそれをすり…っ、と押し当て、優しくちゅ、と音を立ててキスをした。

「~~~~~~~~っ!!!」

 美晴の顔が離れた瞬間、俺はたまらず両手で自分の顔を覆い隠した。盛大にニヤけかかっていたからだ。

「?…………響さん?」

 心臓がバックンバックンと大きな音を立てて痛いほどに大きく脈打っている。頭が噴火しそうだ。

 かっ……

 かっ………………



 可愛すぎるわーーーーー!!!
 俺を殺す気か美晴ーーーー!!!



「響さん?どうしたの?……大丈夫ですか?何で顔隠すの?ねぇ」

 こっ、こいつ……!!こんな、……こんな小悪魔みたいな技を覚えやがって……!!は、鼻血が出るわ…………。

「…………了解です。ありがとうございます」

 俺は顔を隠し耳まで真っ赤になりながらかろうじて返事をする。

「な、何ですか?了解ですって。変なの」

 現金なことに、さっきまでの俺の妙なモヤモヤは一気に吹き飛んでしまった。

 美晴と一緒に過ごすようになって、俺は俺自身今まで知らなかった自分のいろいろな面を知った。
 意外と嫉妬深くてガキ臭いところとか。
 臆病になり過ぎて前に進めなかったり。
 こんなにも恋愛にのめり込んで夢中になることがあるのだとか。
 自分をコントロールできなくて振り回されてばかりで、……だけど全然不快じゃない。

 こうして美晴がそばにいて笑ってくれているだけで、俺は心底満たされる。

 いまだ激しく鳴り続ける自分の鼓動を感じながら、俺は甘い溜息をつき、ようやく手を外した。

「あ、やっと顔が出てきた。……?…なんでそんなに顔赤いの?響さん」
「愛してるよ、美晴」
「……。……えっ?!……なっ、なんですか急に……」
「…離さないからな、一生」
「わっ、分かってますよ」
「誰にも渡さねぇぞ」
「は、はい。……渡さないって。誰も盗りませんよ。ふふ」

(……本当に自覚がねぇんだからなこいつは……)

 その軽い反応に俺はまた少し不安になって、上に乗っかっている美晴の腰を離れないようにギュッと抱きしめながら、その首筋に顔を埋めた。

「っ?!ひっ、響さん…………、……っ?!ん……っ」

 ペロリと舐め上げた後、唇を押し当てて強く吸う。美晴が動揺して俺を引き剥がそうとするが、非力な美晴の力ではビクともしない。

「ち、ちょっと、まって…………、だめ……、ダメですよ、響さん…っ!」
「…………。」

 ようやく解放してやった時には、美晴の細く白い首筋に俺の独占欲がくっきりと跡を残していた。いくつも。
 ニヤリと笑う俺を見て、美晴はハッと首筋を押さえると慌てて俺から滑り降り洗面所に行った。鏡を見てるんだろう。

「あぁぁっ!!な、何てことするんですか響さん!!」
「あ?何がだよ」

 俺はしらばっくれる。

「何がだよじゃないですよ!!こっ、……こんなくっきりと……!は、恥ずかしいじゃないですか!明日月曜日ですよ!!かっ、…会社で……見られたら……」
「いいじゃねぇか。自慢しとけよ。ヤキモチ焼きの彼氏に溺愛されてますってな。それ見たら誰も手ぇ出そうって気にならねーだろ。……あ、来た」

 インターホンが鳴って俺はデリバリーの夕食を受け取りに行く。

「誰も手なんか出そうとしませんってば!僕なんかに!響さんじゃあるまいし!んもぉぉ……。困ったなぁ、何で隠そう……」

(……ホント自覚がねぇな美晴は……)

 もういい、それならそれで。俺がこうやって牽制しまくってやる。誰も近付かせねーぞ。

 洗面台でブツブツ言っている美晴を尻目に俺は財布を持って素知らぬ顔で玄関に向かったのだった。




   ーーーーーー end ーーーーーー





 
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