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1章 幼少期編
騎士団の訓練所はモフモフパラダイスだった 1
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フレディ殿下に騎士団の見学をお願いしてから3日。
早速、見学出来るよう取り計らって貰った私は、昨日下準備をしていたクッキーを焼きながらサンドウイッチを作りバスケットに詰める。
その後、慌ただしくあまり悪目立ちしないように地味目なワンピースドレスに着替えると、王宮へ向かった。
王族の住む門の前で何故かフレディ殿下が待ち構えている。
イヤイヤ、確かにここは王族と限られた人しか入り込めない場所だけど殿下危ないですわよ。
馬車から降りる時、さりげなくエスコートをしてくれるフレディ殿下。
やりますわね。さすが腐っても王子様だ口は悪くてもマナーは一級品王宮のマナー講師グッジョブですわ。
フレディ殿下の手を取り馬車を降りると。
「ごきげんようフレディ様、今日は良いお天気になりましてよかったですわ」
そう言うと、なぜか私の首元に近寄る殿下。なにやらスンスンと匂いをかがれてる気がする。
「おはよう、スー。なんかお前いい匂いするな?」
なんだ?殿下は犬か?犬なのか?
「あぁ、こちらですわ。お昼にどうかと思いまして準備してきたのですが」
と、大き目のバスケットを殿下に見せると。
「そ、それはスーが作ったのか?」
「はい。今日はサンドウィッチとクッキーですが騎士団の方への差し入れと殿下もよろ「食べる!!」
被せ気味に来たな。
以前から殿下と遊ぶ時に、私の手作りの物を持ち込んでいたらかなり気に入って貰えた。はじめは警戒していたけれど、お兄様とジュリアン殿下が普通に食べていたら、一番気に入ってくれたのがフレディ殿下だった。
素直に美味しいと喜んでくれるのは嬉しいのでそれからちょこちょこ作っている。
もともと、料理が趣味だった私はこの世界でも料理チートを発揮していた。
私が発案したメニューで王都に半年前にカフェがオープンした。そのお店も盛況で私の代わりに経営をしてくれているお父様がホクホク顔だったのが良い証拠だろう。
きっとこれでお嫁に行けとは絶対に言わないだろうからお金を稼ぐ点のみでは頑張らなければならない。
私は公爵家に寄生する寄生虫になるんだから食い扶持くらいは稼がねば。
そして何故か殿下と手を繋くと、殿下の護衛騎士の方と共に騎士団の訓練所へ向かった。
王宮から少し歩くと、騎士団とつながった門の前を通る。
門番の方が、フレディ様を確認すると敬礼をした。私はペコリと頭を下げるとそのまま門を抜ける。
中に入るとすぐに騎士団の詰め所があり、少し歩くと騎士団の巨大な寮がある。
騎士団は第1騎士団から第6騎士団まである。実際は影の任務を担う第7騎士団まであるが、彼らの存在は秘匿とされているので表向きは第6までだ。
第1騎士団は近衛隊で王族を守るための騎士団、団員は貴族の嫡男以降の男児。女性王族の為の女性騎士もいる。
第2騎士団は王都内の警備が主な仕事で貴族の子息より平民から騎士団に入った人が多い部隊。
第3騎士団は王宮内の警備が主な仕事で国内の王族以外の貴族要人を護衛するのもこの団だ。要人警護がある為ほとんど貴族だけど、実力がある人は平民でもこの部隊に所属出来る。
第4から6騎士団は討伐・災害警備部隊。魔物の討伐や災害が起こった時に出動する部隊。この部隊は貴族平民関係なく実力が全ての世界だ。
第7は騎士団は暗部と言われる王族専用の闇の組織だ。少数精鋭で諜報と潜入と暗殺が主な仕事で彼らの存在は秘匿とされる。この部隊に配属される時に今まで生きた存在を消され、家族にも死亡したとされる。それくらいこの国で重要な部隊だ。
とりあえず騎士団に関してはこんな感じだ。
寮を通り抜け、騎士団の訓練所のある方へ向かうと師団ごとの訓練所が数か所ある。
「今日は第3騎士団の訓練を見学するぞ」
なぬ?そ、それは
「はい、そうなんですわね。楽しみです」
フレディ殿下グッジョブですぞ!第3騎士団と言えば、フリードリヒ様が配属されている部隊。
もしかしたらこっそりあのご尊顔を拝めるかも……。
なーんてそんなうまくは行くはずありませんよね。だってスカーレットちゃんはモブだもん。
第3騎士団の訓練所に着いて早々第三騎士団の団長さんが聞かずとも、学園で剣術大会の予選があるのでフリードリヒ様はいない事を教えてくれた……残念。
生フリードリヒ様に会えなくてもちゃんと生存確認出来ただけで今日は満足だ。
そのまま訓練を見学させてもらうと、ところどころにお耳のある獣人さんがいる。
ぴょこぴょことするお耳やフルフルとするしっぽが可愛い。
もふりたい。
騎士団はモフモフのパラダイスなの?
手がワキワキする。
私がモフモフに夢中になっていたら。
「うわっ、避けろ!!」
急に誰かが叫ぶ声がした。その瞬間私は何かモフモフとしたものがぶつかってきてフッ飛ばされた。
「いたた、何が起きたの?」
モフモフとしたものに包まれてる。
「あたたかい」
思わずスリスリとしてしまう。
「‥‥か、おい‥‥スー!!」
ペシペシと頬を叩かれようやく覚醒する。
「はっ、何があったの?」
起き上がる私に新たな衝撃が
「ふぐぅっ」
「よかった、スー無事で」
なぜかフレディ殿下が抱き着いてきた。そしてワンワン泣いてる。
「え?どうしたんですか?」
私が困惑していると、第3騎士団の団長さんが何が起きたか説明してくれた。
早速、見学出来るよう取り計らって貰った私は、昨日下準備をしていたクッキーを焼きながらサンドウイッチを作りバスケットに詰める。
その後、慌ただしくあまり悪目立ちしないように地味目なワンピースドレスに着替えると、王宮へ向かった。
王族の住む門の前で何故かフレディ殿下が待ち構えている。
イヤイヤ、確かにここは王族と限られた人しか入り込めない場所だけど殿下危ないですわよ。
馬車から降りる時、さりげなくエスコートをしてくれるフレディ殿下。
やりますわね。さすが腐っても王子様だ口は悪くてもマナーは一級品王宮のマナー講師グッジョブですわ。
フレディ殿下の手を取り馬車を降りると。
「ごきげんようフレディ様、今日は良いお天気になりましてよかったですわ」
そう言うと、なぜか私の首元に近寄る殿下。なにやらスンスンと匂いをかがれてる気がする。
「おはよう、スー。なんかお前いい匂いするな?」
なんだ?殿下は犬か?犬なのか?
「あぁ、こちらですわ。お昼にどうかと思いまして準備してきたのですが」
と、大き目のバスケットを殿下に見せると。
「そ、それはスーが作ったのか?」
「はい。今日はサンドウィッチとクッキーですが騎士団の方への差し入れと殿下もよろ「食べる!!」
被せ気味に来たな。
以前から殿下と遊ぶ時に、私の手作りの物を持ち込んでいたらかなり気に入って貰えた。はじめは警戒していたけれど、お兄様とジュリアン殿下が普通に食べていたら、一番気に入ってくれたのがフレディ殿下だった。
素直に美味しいと喜んでくれるのは嬉しいのでそれからちょこちょこ作っている。
もともと、料理が趣味だった私はこの世界でも料理チートを発揮していた。
私が発案したメニューで王都に半年前にカフェがオープンした。そのお店も盛況で私の代わりに経営をしてくれているお父様がホクホク顔だったのが良い証拠だろう。
きっとこれでお嫁に行けとは絶対に言わないだろうからお金を稼ぐ点のみでは頑張らなければならない。
私は公爵家に寄生する寄生虫になるんだから食い扶持くらいは稼がねば。
そして何故か殿下と手を繋くと、殿下の護衛騎士の方と共に騎士団の訓練所へ向かった。
王宮から少し歩くと、騎士団とつながった門の前を通る。
門番の方が、フレディ様を確認すると敬礼をした。私はペコリと頭を下げるとそのまま門を抜ける。
中に入るとすぐに騎士団の詰め所があり、少し歩くと騎士団の巨大な寮がある。
騎士団は第1騎士団から第6騎士団まである。実際は影の任務を担う第7騎士団まであるが、彼らの存在は秘匿とされているので表向きは第6までだ。
第1騎士団は近衛隊で王族を守るための騎士団、団員は貴族の嫡男以降の男児。女性王族の為の女性騎士もいる。
第2騎士団は王都内の警備が主な仕事で貴族の子息より平民から騎士団に入った人が多い部隊。
第3騎士団は王宮内の警備が主な仕事で国内の王族以外の貴族要人を護衛するのもこの団だ。要人警護がある為ほとんど貴族だけど、実力がある人は平民でもこの部隊に所属出来る。
第4から6騎士団は討伐・災害警備部隊。魔物の討伐や災害が起こった時に出動する部隊。この部隊は貴族平民関係なく実力が全ての世界だ。
第7は騎士団は暗部と言われる王族専用の闇の組織だ。少数精鋭で諜報と潜入と暗殺が主な仕事で彼らの存在は秘匿とされる。この部隊に配属される時に今まで生きた存在を消され、家族にも死亡したとされる。それくらいこの国で重要な部隊だ。
とりあえず騎士団に関してはこんな感じだ。
寮を通り抜け、騎士団の訓練所のある方へ向かうと師団ごとの訓練所が数か所ある。
「今日は第3騎士団の訓練を見学するぞ」
なぬ?そ、それは
「はい、そうなんですわね。楽しみです」
フレディ殿下グッジョブですぞ!第3騎士団と言えば、フリードリヒ様が配属されている部隊。
もしかしたらこっそりあのご尊顔を拝めるかも……。
なーんてそんなうまくは行くはずありませんよね。だってスカーレットちゃんはモブだもん。
第3騎士団の訓練所に着いて早々第三騎士団の団長さんが聞かずとも、学園で剣術大会の予選があるのでフリードリヒ様はいない事を教えてくれた……残念。
生フリードリヒ様に会えなくてもちゃんと生存確認出来ただけで今日は満足だ。
そのまま訓練を見学させてもらうと、ところどころにお耳のある獣人さんがいる。
ぴょこぴょことするお耳やフルフルとするしっぽが可愛い。
もふりたい。
騎士団はモフモフのパラダイスなの?
手がワキワキする。
私がモフモフに夢中になっていたら。
「うわっ、避けろ!!」
急に誰かが叫ぶ声がした。その瞬間私は何かモフモフとしたものがぶつかってきてフッ飛ばされた。
「いたた、何が起きたの?」
モフモフとしたものに包まれてる。
「あたたかい」
思わずスリスリとしてしまう。
「‥‥か、おい‥‥スー!!」
ペシペシと頬を叩かれようやく覚醒する。
「はっ、何があったの?」
起き上がる私に新たな衝撃が
「ふぐぅっ」
「よかった、スー無事で」
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