エロトラップダンジョン!!管理者エログロスの楽しみ【完結】

まむら

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ガイル(冒険者/45歳)

01 一階→二階(見えない手、くすぐり)

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冒険者がやってきた。名前はガイル、45歳。
 
彼は数々の旅をしてきた冒険者。
 
特技は瞬発力を活かした攻撃の回避で、水流や光線などの攻撃を避けるのが上手い。鍛え上げられた太股の筋肉はムチムチしていて張りがある。
 
腹筋の割れた腹は、敵の攻撃を受けてもビクともしないほど硬い。
 
今回はそんな彼がこのダンジョンに挑戦する。
 
「ほう、これが噂の誰も攻略したことがないと言われているダンジョンか。その割に平凡な作りをしているし、トラップの仕掛けも少なそうだが…」
 
ガイルは室内を観察し、冒険で培った洞察力でダンジョン内を見渡した。静かに歩き始め、地面を確かめるように一歩一歩を慎重に進めてゆく。
 
すると背後から何かが触れたような感覚がしてガバッと飛び退いた。
 
「誰だ!!」
 
大声で叫んだが背後には誰もいなかった。気配を窺うように辺りを見回し、動きを止める。だが、やはり誰の姿もない。ならばこれはトラップの一つであることは、すぐにわかった。
 
「透明人間か、あるいは風を使った攻撃魔法か、とにかく慎重に進んでみよう」
 
そう言ってガイルが足を踏み出す、その時だった。地面から浮いた足の平を何かが擽った。サッと一瞬だけ触れたが、擽ったいだけだった。毒を塗られた感じもない。
 
「一体何だこれは。人を揶揄うみたいに一瞬だけ触って、腹の立つ奴め」
 
透明人間の類かと判断し、ガイルは粉のようなものを懐から取り出した。透明なスライムと出くわした時のために持ち歩いている特殊な粉だ。これを振りかければ敵の形が特定できる。
 
次に触れてきた瞬間が勝負だ、とガイルは敵の気配を探すようにゆっくりと歩き出した。
 
フワッ
 
「こっちか!くらえ!」
 
尻に何かが触れ、ガイルは背後に向かって粉をばら撒いた。しかし、粉まみれになった敵の姿は全くない。失敗したようだ。だが次がある、とガイルは足を進める。
 
ポンッ
 
「くそっ!足の速い奴めっ!」
 
何度も触れて来る度にガイルは粉を撒くが、一向に敵は姿を見せない。
 
もしや、透明人間ではなく、風魔法か?とガイルは考えを改めた。いっそのこと放っておいて進めばいい。別に痛くも何ともない攻撃なのだ、そのまま二階へ行こう。
 
そう思って歩き出した矢先、今度は胸元に何かが触れた。
 
「…っ、何なのだ、これは!殴るでも叩くでもない、ふざけた攻撃をしてきおって!」
 
ガイルは腹を立てて叫ぶ。しかし、やはり攻撃はただ触れるだけ。とにかく無視をして歩き出した。
 
そうこうしているうちに二階へと続く階段の前に辿り着く。
 
「は…、くそっ、胸糞悪いダンジョンだ…」
 
そう言いながら足を上げ、階段を上ろうとした。だが、突然全身を何かが触れる感覚がして、足を下ろした。
 
先程よりも触れる数が多く、ガイルはふくの中にまで何かが入ってきたような気がして上着を脱いだ。
 
しかし何も服の中には入っていないし、周りには誰もいない。
 
その感触は次第に全身を覆うように広がり、とうとうガイルは身動きが取れなくなってしまった。
 
ザワザワ、ゴソゴソ…
 
「うっ、くっ…、何だ、やけに擽ったくなってきやがった…っ、うあっ、くそ、このっ」
 
カサカサカサカサッ、カサカサカサッ、カサカサカサカサッ…
 
「んふうっ、あおっ、うおっ、ほおっ…ふうううっん…」
 
ピクピクピクッ、カクカクカクッ、ガクンッ
 
全身を隙間なく襲う擽りに、とうとうガイルは両膝をついてしまった。汗だくになりながら悶え出し、とうとう口からはみっともない声が漏れ始めた。
 
「くふうっ、せ、背中がっ、ああっ、そこは胸だっ、うあっ、足の裏がっ、ひいっ、ひっ、ひんっ、股は駄目だっ、そこは駄目だ、やめっ、あひんっ、尻が、おおっ、んおっ、おおおおおおーーーっ」
 
ビックン、ビックン、ビックンッ
 
ガイルは地面に倒れ込み、横たわった体がエビ反りになる。痙攣しながら真っ赤な顔で悶えるしかない体。
 
カサカサカサカサ…、カサカサカサカサ…、カサカサカサカサ…
 
「いひいいっ、も、もうやめてぐれぇっ、おひいいっ、おうううっ、んひいいいっ」
 
狂乱したガイルがアヘ顔を晒しながら呻いている。息をするのも苦しいらしく、時々息遣いが怪しくなる。
 
 
 
 
 
およそ一時間が経過した。
 
全身の擽り攻撃により、ガイルは痙攣しながら気絶してる。
 
「……あひっ…、………おふっ…、おっ………」
 
それからまた一時間が経過した。
 
ようやく意識を取り戻したガイルは、全身びっしょりと汗をかいていた。
 
だが、擽りの攻撃は止まったらしい。
 
「…こんなところで終わってたまるか、くそっ」
 
足がガクガクと震えているが、どうにか動けそうだ。
 
ガイルはフラフラとしながらも階段を上り出した。
 
冒険者ガイルは一階を攻略した。
 
 
 
 
 
ダンジョン管理者エログロスはその映像を見ながらクスリと笑った。
 
「ふふっ、ちょっと手加減しすぎたかなぁ。でもこのままだと誰も二階に辿り着けないまま終わっちゃうから仕方ないよね~」
 
コーヒーを飲みながらエログロスは独り言を呟いている。
 
ダンジョンを始めて結構経つが、未だに二階へと辿り着いたものがおらず、とうとう少しレベルを落としたのだ。
 
しかし、どうにも手加減の仕方がわからず、面倒になって擽るだけにしてみた、ということらしい。
 
挑戦者にとってはそのトラップは結構なレベルだが、エログロスにとっては子供の遊びと同じくらいのものらしい。
 
「はて、さて、二階はどういうトラップにしようかな。そういえば、誰も来ないから考えてなかった」
 
トラップのレベルを下げ下げた結果、ようやく二階に上がれた一人目がやってくる。それはそれで楽しみだったが、よくよく考えてみればトラップを考えていない。
 
エログロスは少し考え、ポンッと手を叩いた。
 
「隣のダンジョン管理者の子が、アレは楽しかったって言ってたやつにしてみよう!確かあの子は五階でやったって言ってたけど、これくらいなら二階でもいいんじゃないかなぁ。よし、決めた!」
 
そう言ってエログロスはトラップを仕掛けるために二階へと向かったのだった。
 
一体どのようなトラップなのだろうか。
 
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