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スメラギ(光の魔術師/28歳)
01 十階→退場(怒った管理者、精神崩壊、連続絶頂、結腸責め、射精禁止)
しおりを挟むエログロスはジッと監視カメラの映像を見ていた。
今回の挑戦者はスメラギ、光の魔術師らしい。
白いローブに身を包み、杖を抱えて彼はやってきた。いかにもそうです、というような恰好をして。
スメラギは監視カメラに気付き、視線を向けた。不敵な笑みを浮かべ、挑発するように監視者に言った。
「おい、貴様!!管理者は闇の力を使うと聞いている!!俺は光の魔術師スメラギだ!!闇と光ではどちらが勝つと思う?もちろん答えは決まっている!!いつでもどんな時でも、勝つのは光!!そう決まっている!!俺がそこへ行くのを楽しみに待っていろ!!この光の魔術師が貴様を無様に追い払ってくれる!!」
そう叫んで、スメラギはダンジョン内へと進んでいった。
それを面倒くさそうな表情で見ていたエログロスは、少し苛立っていた。
何故か、何となく、今日は虫の居所が悪かった。
そんな日もあるだろう、生きているのだから。
というわけで、今日のエログロスはいつもの趣向を少し変え、自らが赴く用意を始めていた。
普段は人目もなく動きやすいパーカーやジャージ姿だが、一応恰好を整えるために、それなりにそれなりの服装をして、それなりに闇の魔導士らしい、黒のローブを身に着け、黒の杖を持ってみた。
「…う~ん、何かに合わないんだよなぁ~、この恰好。まあいいや」
そう言って杖をクルクルッと適当に振り回し、素振りなどもしてみる。そう、杖とは殴るためにある。いや、違う。
エログロスの攻撃は全てにおいて杖など必要としないし、更に言えば呪文など省略してしまう。それこそが世界最強の闇の魔導師というエログロスの姿であり、存在なのだ。
杖で肩をトントンと軽く叩き、ククッと笑う。
「フンッ、たかだか二十数年生きているだけの人間ふぜいが、光の魔術師を気取るなんて図々しい。闇の魔導師、魔族の長である僕を、無様に追い払うだって?…この際だからちょっと痛い目見た方が、これからの人生、楽しんでいけるかもね!!」
シュンッ!!
エログロスは冷たい笑みを浮かべながら、瞬間移動の術を使い姿を消した。
一階から二階、二階から三階、そして既にもうスメラギは十階へと辿り着いていた。
どの階のトラップも単純で、スメラギにとっては目を閉じていても勝てるような、そんなトラップだった。
「聞いていたトラップとは違って、何だこのレベルは。初心者向けの遊びか何かか?この光の魔術師に恐れおののいたわけじゃぁないよな?管理者の顔が見てみたいものだ」
そう言いながらスメラギは、十一階への階段へ足を踏み入れようとした。
すると背後から、何ものかが声をかけた。
「へえ、どれどれ、僕も見てみたいものだなー」
「…誰だ!!」
「僕?僕は、そうだね、…うん、十階のボス的な感じ?闇の…魔導師、……の弟子みたいな?」
「ふんっ、つまりは下っ端ってことか。少しは骨がありそうだ。戦ってやる、来い」
まるで小馬鹿にでもするかのような態度に、エログロスの雰囲気が少し変わった。まるで氷の中にいるかのような冷たい笑顔だ。
それに気付かないのか、スメラギは益々挑発するようにエログロスに言い放った。
「下っ端ごときが、この光の魔術師に挑むとは無謀な奴だが、貴様を倒さなければ進めないというなら仕方がない。とっととやっつけて先に進ませてもらおう」
「ほう、それはそれは、何と自身に満ち溢れた魔術師様か。僕は感激した。ならばそうさせて貰おう。いざ、勝負…」
エログロスの目が赤く光り、どす黒い闇のオーラがエログロスの全身を覆う。そして、手を振りかざし、指先をスメラギに向けた。
その瞬間、黒い風がスメラギに向かって勢いよく吹き付けていく。スメラギは咄嗟にローブの袖で顔を隠し、風を避けた。
素早い動作で身を翻し、光の呪文を唱え始める。それに気付いたエログロスはニヤッと笑い、瞬間移動でスメラギとの距離と一気に縮めた。
呪文もなく瞬間移動で目の前に現れたエログロスに、スメラギは目を丸くして驚いた。慌てて攻撃呪文に切り替えて杖を振りかざすが、時すでに遅し。
エログロスは笑みを浮かべて、囁くように至近距離にいるスメラギに言う。
「呪文など無意味。真の術者とは言葉など使わず、ただ意識を向けるだけでいい。それが僕の闇の力。それが僕の、魔族の姿だ」
「…っ!!」
目が合った瞬間、スメラギの体がピクリとも動かなくなった。まるで金縛りにあったかのように、全身が重りでもつけられてかのように、動かなくなってしまったのだ。
解除の呪文を唱えようと口を開くが、声が出ない。ならば、と杖を振りかざそうとするが、それも叶わず。
一瞬にしてスメラギは、全ての行動を封じられてしまったのだ。
驚愕に目を大きく見開き、汗がこめかみを伝う。
「さて、光と闇、どちらの力が勝つだろうね。いつの世も勝つのは光と、誰が言ったか。僕としては楽しければそれでいい、って言いたいところだけど」
「…っ」
エログロスは笑っていた。しかし瞳の奥は、怒りと苛立ちで満ち溢れていた。エログロスを怒らせたことをスメラギは確実に後悔するだろう。
目の前にいるスメラギを指差し、エログロスは口を開いた。
『連続絶頂地獄で射精禁止、ついでに結腸連打、全部一気に、…逝け!!』
ドカンッ
………ビクンッ!!
「………?…、……、………、…あ」
エログロスが恐ろしい単語を連発した気がする。
全身を何かが爆発したような感覚が襲い、スメラギがポカンとした表情でしばらくじっとしていた。
しかし、ジワジワと何か得体のしれない物が下半身を通るような感覚がし始め、次第にそれは大きく強くなってゆく。
スメラギの目が血走り、下腹部がベコンベコンと動き出す。尻たぶがギュッギュッとエクボを何度も作り、小さく全身が飛び跳ねるようにガクガクと震え出す。
そして、とうとうその瞬間がやってきた。
見開いた目は、瞳をギュルギュルと回転させ、顔がブルブルと激しく左右に振れる。両手は肘を曲げ、拳を作って硬く握られ、激しく何かを叩くような動作でブンブン上下している。
ガニ股になった足が、何度も屈伸運動し、服の中からわかるほどに、ペニスが勃起していた。
「あ あ あ あ あ あ ああ あああああ ああああああ あああああああああああああっ!!」
ドカンッ、ドカンドカンドカンドカンッ、ドッカーンッ!!
ガクンガクンガクンガクンガクンガクンガクンガクンガクガクガクガクガクガクガクガクガクーッ!!
スメラギの脳内で血管が切れ、全身から心臓が止まりそうなくらい、とてつもない激しい絶頂を感じた。
連続で何度も射精しているかのような快楽。しかし、勃起したペニスから何も、一滴の汁さえ出てこない。
尻の奥深く、結腸を激しく拳で叩き上げるような、暴力的な刺激。
手を握り締め、何度も肘を曲げて振りたくるが、そのような動きでは快楽を逃がすことも出来ず、ガニ股になったままの姿勢で、スメラギは崩壊的な快楽に全身を飛び上がらせている。
エログロスはその様子を何の感情もない目で見つめ、シラけた表情をしているだけだ。
何を楽しむわけでもなく、面白くなさそうにそっぽを向いている。
射精のない連続絶頂と、結腸を殴る刺激が同時に襲い、とうとうスメラギの精神は崩壊した。
「ほぎょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
白目を向き、奇声を上げながら全身をガニ股で振り乱す。まるで駄々をこねる子供の用に握った拳を振り乱し、耐えきれない快楽に尻を何度も落としては上げ、落としては上げ。
血管の切れた頭が全身の動きを制御しきれず、かといって下半身から何か液体でも吐き出す様子もない。
とにかく下半身全ての絶頂感が止まらないのだ。地獄、絶頂地獄だった。
「んぎゃああああーーっ!!ひぎゃあああああーーーっ!!!!あぎゃああああああーー!!!!!!」
ビグンッ!!ビグンッ!!ビグンッ!!ビグンッ!!
………ガクッ…
「……あ………、……」
バタンッ
完全に気を失い、スメラギはがに股で尻を落とした状態のまま、前のめりに倒れてしまった。
結腸を何度も激しく打たれた感覚が余韻で残っているらしく、肛門がパカァと開いている。赤い腸が中から時々顔を覗かせ、グポリと飛び出てくる。
悲惨な状態でスメラギは敗北となった。
エログロスは最後までそれを、まるで虫けらでも見るような目で見ていた。
冷たい声で一言、呟いた。
「光の魔術師だと?家畜の如き人間ふぜいが…」
そう言って部屋から去っていった。
残されたスメラギは、ずっと痙攣を繰り返していた。
もしかすると、崩壊した精神は二度と、戻らないかもしれない。
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