【完結】初恋は檸檬の味 ―後輩と臆病な僕の、恋の記録―

夢鴉

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一章 厄介な後輩

九話 仕返し

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 そうして逃げられたのは、僅か三日だった。

「先輩」
「あ、甘利……」
「迎えに来ました」

 弁当を片手に爽やかな笑顔で宣う爆速ゴリラ――甘利の登場に、俺はたじろいだ。

 昼休み。教室の後ろの扉を占領している甘利は、その体のデカさをフルに使って足止めをしている。何なら周囲に女子たちも従えて、完璧な防壁を築いている。
(に、逃げられねぇ……!)
 甘利が俺の名前を呼んだおかげで、女子の視線は俺に向いている。こんな敵意マシマシの視線を向けられるくらいなら、女子に相手にされていないときの方が断然いい!!
(助けてくれ、秋人ォ!)
 勢いよく振り返る。しかし、守ってくれると約束した友人の姿は、なかった。

(おいいい!! あいつどこ行った!?)
 俺を守ってくれるんじゃなかったのか!? こういう時に居なくて何が守れるっていうんだ! 早く帰ってこいいいいい!!

「あ、木葉先輩ならさっき廊下ですれ違いましたよ。売店に行くって」
「あの裏切り者ぉ……!」

(行くなら俺も連れて行けよぉ!)
 俺は両手足を床に付き、項垂れる。せめて一言あってからでもよかったんじゃないだろうか。あと俺の飯も買ってきてくんねーかな。できれば焼きそばパンデラックスサイズで。

「ねぇ、春先輩」
「な、なんだよ」

 甘利が腰を落として、顔を覗き込んでくる。
 片膝をついて、まるで王子様の様だ。顔が良い奴は何をしても様になるな……。

「俺、先輩に何かしましたか?」
「え?」
「最近、先輩に避けられている気がして……」

 しゅん、と肩を落とす甘利。悲しそうにする甘利に、俺はつい息を飲んでしまった。

(ば、バレてる……ッ!)
 甘利には気づかれないようにしていたのに、まさかこんなにあっさりバレてるなんて。
 ぐっと甘利が近づいてくる。反射的に仰け反れば、尻もちをついてしまった。いたたた、と呻いている中、流れるように手を握られる。

「何か気に入らないことをしてしまったなら謝ります。だから俺を見捨てないでください……っ」
「っ、ちがっ、そうじゃねーよ」
「じゃあ、なんでですか? 俺が嫌になったんですか? 俺が大食いだからですか? 先輩の写真を隠し撮りしているからですか?」
「そうじゃねーし、そんなことで嫌いになるわけねーだろ。つーか隠し撮りってなんだ! そっちのがやべーだろ!」
「あ。聞かなかったことにしてください」
「“あ”じゃねーよ、“あ”じゃ!!」

 やらかしたみたいな顔すんじゃねえ!
 落ち込んだかと思えば飛び出してくる変態発言。もはや逃げていた理由よりもそっちの方が重要な気がしてきた。

「先輩、とりあえず一旦話しませんか……?」
「はあ!? この状況で俺が行くと――」

「え、まさか行かないつもり?」
「マジ? サイテー。先輩としてどうなの?」
「甘利くんに誘われるなんて羨ましすぎる~!」

「……」

 至る所から聞こえる、非難の声。
 自分への批判と羨望は、容赦なく俺を突き刺していく。甘利はそれに気づいていないのか、キラキラした目で俺を見つめてくる。
(く、くそぉ……!)
 イケメンはこれだから……!
 顔だけで簡単に周りを味方に付けてしまう。

(みんな騙されてるんだ! 顔だけだぞ、こいつは!)
 ヘンタイだし、駄犬だし、ヘンタイだし!!

「先輩、ダメですか……?」
「っ――――ああもう! わかったから!」

 わかったから、そんな目で見るな! 女子からの視線が余計に突き刺さってくるだろーが!
 びしびしと感じる視線に居た堪れなくなって、俺は「早く行くぞ!」と甘利の腕を攫い、教室を飛び出す。あんなところに居たら、いつか女子の視線に射殺される。
「春先輩……!」と嬉しそうな声が聞こえたが、無視だ無視。

(つーか、こいつもこいつだ)
 いい加減自分が周囲に与える影響を考えて欲しい。
 以前、教室に乗り込んできたときもそうだ。休み時間になった瞬間、えらい目に合った。赤点回避事件の時もそうだった。
(女子からの視線は嬉しいけど、嫉妬はいらねえんだよ!)
 どうせなら『蒼井くん、かっこいい!』って視線が欲しいのに……!! 俺だってモテたいのに!!

 悔しさに歯噛みしながら、俺はいつもの部室に足を運んだ。
 腕を掴まれた甘利が嬉しそうにない尻尾を振っているのを、気付かないふりをしながら。


 部室の扉を、俺は勢いよく扉を開ける。
 そのまま甘利を中に引っ張り込むと、「座れ」と告げた。嬉しそうだった表情がきょとんとしたものに変わる。当然のように椅子を引こうとした甘利の手を、俺は叩き落とした。

「せ、先輩?」
「そっちじゃねーよ。お前が座るのはこっち」

 俺は床を指し示す。ぎょっとした甘利が視線を彷徨わせた。

「え、えっと」
「この前のこと、俺は許してねーんだからな。俺が満足するまで、反省しろ」
「は、はい」

 しゅんと項垂れる甘利の耳。うざいくらいに振られていた尻尾が垂れ、大きな背中が小さく見えた。……多少罪悪感はあるが、しかし、許してやる気はない。
 甘利は静かに床に腰を下ろした。弁当を膝に置く甘利は、叱られている子供のようだ。
 俺は隣の椅子を引くと、乱雑に腰を下ろした。


 それから数十分。
 俺はスマートフォンを片手に頬杖をついていた。相手は秋人だ。
 まんまと売ってくれたな、という恨みと昼食のリクエストを送ったところ『教室にいなかったからびっくりしたわー。そゆことねー。了解~』と呑気な文章が返ってきた。
(あいつ、あとで絶対殴る)

「あの」
「ん?」

 戸惑いながら掛けられた声に振り返れば、「えっと……」と甘利が言葉に詰まる。言いづらそうにしている彼に、(なんだ?)と眉を寄せれば、開けられていない弁当が目に入った。

「ああ。もしかして机がねーと食えねぇ?」
「あ、いえ」
「ん。ほらよ」

「これでいいだろ?」と近くの椅子を甘利の前に引き寄せてやる。「あ、ありがとうございます……」と甘利が弁当を椅子の上に置いた。
 椅子を机代わりに、なんて行儀は悪いかもしれないが、仕方がない。

「あ、あの。先輩……」
「あ?」
「スミマセン。その……足、痺れてきてしまって。一旦崩してもいいですか……?」

 震える声で自己申告してきた甘利は、全身を強張らせていた。肩が上がり、痛みに耐えているのがわかる。目尻に僅かに涙が浮かんでおり、顔の良さも相俟って、まるで芸術品のようだった。……一部の女子が喜びそうだな。

「ふーん。そっか」
「え……っ」
「えってなんだよ。俺が許すまでって言っただろ」

 甘利の顔が絶望に染まる。
「そ、そんな……!」と呟く彼に、俺は「当然だろ」と呟いた。

「そもそも、お前が後先考えず突っ走った結果だろーが。俺はやめろって言ったのに……あの後どんだけ大変だったと思ってるんだよ。いい加減目立ってる自覚持て」
「うっ……すみません……」

 か細い声で鳴くように項垂れる甘利。
(ったく)
 いつもこうやって大人しくしていればいいのに、突然振り切ったように行動し始めるんだから、わけがわからない。おかげでこっちは振り回されっぱなしだ。
 俺は頬杖をついて、甘利を見下げる。
(せっかく赤点回避したっつーのに)

「お前知らねーの? 素行が悪いと推薦取り消しになるんだぞ」
「……それ、東崎先生にも言われました」
「だろうな」

 言われて当然だ。授業中、先生を振り切ってまで他学年のクラスに乗り込むなんて、正気じゃない。
(しかも三年の教室に)
 怖いもの知らずなのか、ただのバカなのか。

「変な奴に目を付けられる前にやめろよな」
「……はい」
「それと、避けてたのは……悪かった」
「先輩……」

 落ち込んでいた甘利の顔が跳ね上がる。目がキラキラと期待に満ちている。
(……そんな目でこっちを見るな)
 罪悪感がすごいだろ。
 真っすぐ見上げてくる甘利の視線に、俺は居た堪れなくなって視線を逸らした。

「ま、まあ、そんなのどうだっていいだろ。それより、ちゃんと反省したのかよ?」
「はい。ちゃんと反省しました」

 こくこくと頷く甘利に、俺は訝し気に視線を向けた。

「……俺のクラスには?」
「無断で行かない」
「無断じゃなくても来るなって。……授業中は?」
「授業を聞きます」
「東崎を振り切ってまで来るんじゃねーぞ」
「わかりました。今度はバレないように行きます」
「そうじゃねーよ」

 甘利のふわふわの頭に、手刀を落とす。甘利が不貞腐れる。頬を膨らましてるんじゃねーよ。ガキか。

(まあ、そろそろ解放してやるか)
 俺は「もう崩していいぞ」と甘利に告げる。

「うっ……ぐっ……」
「……もしかしてお前、足すげー痺れてる?」
「痺れてます……」

「言ったじゃないですか」と震える声で言う甘利。痺れる足に悶える甘利を、俺はじっと見下げた。
(これは……)
 加虐心が、擽られるな。

「せ、先輩?」
「んー?」
「ちょっ、何で近づいてくるんですか?」

 立ち上がって、甘利の前に座る。
 じりじりとにじり寄れば、甘利は真っ青な顔で「待ってください、来ないでください」と首を横に振る。

「なんだよ、嬉しくねーの?」
「は? 嬉しいですけど?」
「なんでキレてんだよ」

 険しい顔のまま言う甘利に、俺はつい吹きだしてしまう。言っている言葉と表情が全然合っていない。

 俺はすっと手を伸ばし、甘利の足に触れた。「い゛っ!?」と心底痛そうな声を上げる甘利。
 にやぁ、と無意識に口元が緩む。
(面白いおもちゃ見っけ)

「い゛だいっ! 痛いです先輩……っ!」
「なんだよー、少しくらいいいだろー?」
「うっ、ぐっ……! やめてくださっ……!」
「はいはい。それよりお前はちゃんと反省したんだろうな?」
「し、しました! しましたから! っつ――――ぅう……!!」

 涙目になり、ぐっと体を丸める甘利。抱えた足の指がピンと張り、「マジで、やばいです……ッ」と呻いている。
(なんつーか、すげー背徳感)
 自分よりでかいやつをいじめているからか、それとも後輩をいじめているからか。どちらにせよ甘利の泣き顔にゾクゾクと背中が震える。
(もっとやってやろ)
 今まで好き勝手やって来た仕返しだ。

「ッ――!!!」
「はははっ、痛いかー? 痛いよなー? ひひひひっ」
「っ、先輩っ、笑い方やばいですよ……! っ、く……も、本当にやめっ……!」
「えー? だーめ。やめてやんなーい」

 正座するためにサンダルを脱いだ甘利の足は大変無防備だ。
 ツンと爪先を立てている足の甲に指を当て、つぅっと指先で撫でてやる。「ぐっ、ぅううっ……!」と痛みに呻く甘利に、より加虐心が煽られた。足の裏を爪先で撫でてやれば、ぴくぴくと爪先が震える。耐えきれなかった甘利の手が、ガッと俺の肩を掴んだ。

「ふはっ、面白いな」
「ふー……ふー……っ、俺は、おもしろくない、ですっ……!」
「なぁ、もっと触ってい?」
「いいわけないでしょう!」

 顔を真っ赤にして怒る甘利に、俺はつい口元が緩んでしまう。俺、結構性格悪いのかも。
(すっげー楽しい)
 心底嫌そうな甘利ににこにこと笑みを浮かべながら、俺はこっそりと手を伸ばした。引き締まった甘利の足首に触れ、指先でこしょこしょと擽ってやる。びくびくと震え、のたうち回る甘利。

(最っ高)
 あの甘利が。
 いつも俺を振り回している甘利が今、俺の手で悶えている。
 復讐が出来ている気がして、ゾクゾクする。

「ッ、先輩、いい加減にッ!」
「ははは、悪い悪い」

 肩を思いっきり突き離され、俺はハンズアップした。これ以上はマジで怒られるやつだ。
 甘利の鋭い視線に、俺はもう一度「悪ィ、調子乗った」と謝る。

「もう、急に意地悪になるんですから……」
「なんだよ。俺が意地悪したらダメなわけ?」
「そ、そうじゃないですけど……」

「変な扉開くでしょ……」とモゴつく甘利。
 ……聞かなかったことにしよう。

 悶えていた甘利はしばらくして感覚が戻ってきたのか、ゆっくりと起き上がるとぎこちない動きで足を引き寄せた。俺に捕まらないよう、避難させているのがわかる。
(残念)

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