552 / 945
-第六章-ウィンタースノー連邦-スノーピース~霊峰ウルフハウリング・前編-
-第六章五十九節 奇妙なナイフと伝説は尚健在!と虫の知らせ-
しおりを挟む__ボワアアアァァァァァァァァァンン!!!……スッ…
「ッ!……ッ?…」
__…ゴソゴソ…スッ…
互いが武器を構え出した事でドラの音が鳴り響き!…
それに合わせて観客達も途端にドッ!と盛り上がる反応を露わにすると、
二人の勝負に集中をする!…
それはまるで伝説の戦いがまた見れる!と言った具合に見守っており!…
誰もがシルビィの戦いぶりに期待を示すそんな視線を向けて居ると、
そのシルビィの相手である闘士の様子に異変が!…
と言うのも身構えていた闘士はスッと構えを解いて行き、
何故か自身の腰蓑から何か気になる物を取り出して見せると、
シルビィの動揺を誘って行く!…
「ッ!?…それは!?…」
「ッ?…何やアレ?…ただ単に…
豪い小ちゃい石の欠片みたいなんを取り出しただけやってのに?…」
__ッ!?…どよどよぉ!?…
この時シルビィは予期して居なかった様子でハッとなると、
槍を構えたまま若干の戸惑い様を露わに!…
その際その相手闘士が手にした物と言うのは何か小さなナイフの様なモノであり!…
それは水色に透き通ってはとても小さく…
よくある市販の目薬と同じ位の大きさにしか感じられないで居ると、
形もそこら辺の石片の様にしか見えない!…
マサキが何アレ?とばかりに戸惑って居ると、それを同じ様に見た観客達は動揺!…
それは事件!とばかりに慌てて見せる!…
となるとそんな観客達の同様振りにくまさん達も気になり始めると、
次にはその隣に居た観客に物を尋ね!…
「あの~…すいません!…あのナイフってそんなに凄い物なんですか?…」
「え!?…あんた達は知らないのか!?…って、それもそうか…まぁいい!!…
あれは[月の欠片刀]って言って!…俺達にとっては麻薬みたいな物なんだ!!…
確かにアレを使えば俺達人狼族の筋力・運動能力を格段に底上げする事が
出来るんだが…その反面切れたら副作用で地獄の様な苦痛を味わうとか!…
とにかくトンデモナイ劇薬なんだ!!…
…俺も話でしか聞いた事は無いんだが!…何でも全身を激痛が襲い!!…
頭が割れそうになるそんな感覚を覚えるって言う!!…
…そしてその耐え難い苦痛から逃れようとまたあの欠片刀を使う!!…
常習者になると使った際の陶酔感が忘れられなくて!…
もう二度と抜け出せなくなるらしい!!…
だから俺達の間でも超一級の危険物として扱われてて!!…」
「ッ!?…ま、麻薬!?…何でそんな物が!?…」
単純に好奇心から質問を!…
するとその質問を受けた観客の一人もピクッと反応をして見せると、
次には驚いた様子で言葉を!…
と言うのもあのナイフを知らない事に戸惑いを隠せず!…
しかし相手が自分達と同じ人狼で無い事にハッと気付くと、
仕方が無い!と言って説明をし出す!…
何でもあれは人狼達の間でも麻薬として扱われている危険物らしく、
[月の欠片刀]と言い!…その効果についてもざっくりと簡単に説明をし出し!…
更にはその副作用についても!…
地獄の様な苦痛を伴う事をくまさんに戸惑いながら話して行くと、
当然その話にくまさん困惑!…途端にシルビィの事を心配し始める!…
さてその一方で闘技エリアの方ではと言うと、
周りのどよめきを浴びてかその欠片刀を持つ闘士が震えて居り!…
__プルプル!…プルプル!…
「…貴方…それを使えば最後ですよ?…
それを使えば二度と普通の生活には戻れなくなって…
恐ろしい後遺症に悩まされる事になるのですよ?…
…馬鹿な真似は止めて今すぐそれを捨てなさい!…」
「う、煩い!!!…アンタがこの闘技場に出るから!!…
アンタ達が邪魔をするから!!!…」
__スウゥ…ッ!!…
それは取り出したものの実際に使う事に対して躊躇いを持っている様子で有り、
シルビィもそんな相手の反応を見て冷静に説得を!…
何なら幾度となくその使用者の末路を見て来た様に語り始め!…
後悔しか無い事をその闘士に慌てる事無く話して行くが、
闘志は言う事を聞かない!…寧ろ酷く動揺した様子で慌て始める!…
そして仕舞いには錯乱した様子にまで発展すると、
その震えた手で欠片刀を自身の胸に!…
「ッ!!…待って!!…」
__ドスゥ!!…ブシュッ!!!…
「ッ!?…ウウゥ!!…ウオオオォォォォォォォォ!!!!…」
するとシルビィも慌てて闘士を止める様に再度言葉を!…
その際構えを解いて腕を伸ばし!…
何とかその使用を阻止しようとして見せるのだが、当然時既にお寿司!…
その闘士が振り下ろした欠片刀は自身の胸にグッサリ刺さり!…
そして次には直ぐに効果が出て来たのか何やら悶える様な!…
そんな反応が見られて行くと、シルビィの目の前で体をドクン!と…
明らかに異様な反応を露わにし出す!…
それはまるで体が膨張する様に蠢き出すと、
苦痛を感じて居る様な悲鳴に近い声を挙げながらその姿形を変えて行き!…
__……ドクンッ!!!…グゴゴゴゴゴゴ!!!…
「グッ!!…うあアあアああアアァぁァァぁぁァぁぁぁァァ!!!!」
__ビキッ!!!…ビキビキ!!…ビキキ!!!…
観客達の前で突然変異!…となると当然そんな光景を目にして観客達は絶句し!…
と、それはマサキ達も例外では無く!…
まるで某・バイオでハザードな展開の様に見えてしまい!…
くまさんやアヤは見て居られない!と…
手で目を覆いマサキもまるで化け物を見た様な表情を浮かべて見せると、
嫌そうに視線をそっぽ向ける!…
そしてそんな光景を目にしてモツ達も驚きを隠せない様子で固まって居ると、
一方でシルビィは伸ばした手をスッと戻し!…次には可愛そうな物を見る様に!…
再度その手に槍を握って構えて見せると、その化け物と化した闘士と対峙する!…
「……ッ…」
__チャキッ!!…
「ウアアアアアアァァァァァァァァァ!!!…
溢レル!!…溢レルゾオォォォォ!!!…
力ガ!!…力ガ溢レルゥゥゥゥゥゥ!!!!!」
そして徐々にその形態変化もシルビィの前で落ち着いて来ると、
その容姿は最初にそこに立って居た者とは大きく異なり!…
さすがドーピングアイテムと言うだけあって効果は絶大!…
ナイフは胸に刺さったまま脈打ち!…体はシルビィの身長を簡単に越え、
推定で2m30cm位の大きさになる!…
そして腕や足もまるで大木を付けて居る様に1.5倍近く膨れ上がると、
その分リーチも伸びては血管が浮き出てビキビキと脈動しており!…
と、そんな化け物化にマサキもハッ!と…漸く変化が終わったの見計らい!…
そしてそんな化け物を目の前に酷く動揺した様な反応を露わにすると、
驚きの言葉も漏らして行く!…
「な!…何やねんアレ!?…
あんなんチートやないかい!?…
骨格まで変わってもうとるぞ!?…」
「そんな事を言ってる場合じゃない!!…
あれは本当に不味いぞ!?…」
その人狼の枠を超えてモンスターと化した様子に驚きを隠せず!…
マサキがゲームバランスに途轍もない不安感を覚えて居ると、
さすがのパルシィも不味い!と…若干の慌て様を露わにする!…
そしてそんな闘技エリアの様子に観客達もハッ!と…
我に返った様なそんな反応を露わにすると、
次にはシルビィに対して逃げろ!と声を…
幾ら何でもアレには勝てない!と言った風に全体が叫び!…
この後に起きるであろう惨劇を誰もが見たくない!と言った具合に、
慌てて見せるが!…シルビィは槍を構えたまま!…
「逃げろ!!…逃げてくれ!!!…」
「幾らアンタでもこれを相手にするのは無理だ!!!…」
「そうよ!逃げて!!!…」
「………。」
幾ら外野が叫ぼうとも決して動かず!…
槍を構えては相手の出方を伺う様にただジッと見詰め!…
その際やはり慌てると言った素振りは一切なく!…
その闘士に対して未だ悲し気な視線を向けて行くと、
ただひたすらに攻撃が飛んで来るのを待って見せる!…
するとそんなシルビィの期待に応えるよう!…
化け物と化した闘士が動き出すと、
その槍を構えるシルビィに対してその巨大な腕を振り上げ!…
__スゥ…ブォン!!!…
「ッ!…」
__トッ!…バガアァァン!!!…ッ!?…うわああぁぁぁぁぁ!?…
拳を握っては勢い良く!…シルビィの頭目掛けて振り下ろすと、
シルビィもそれに合わせて冷静に反応を!…
それはスッと降り掛かる闘士の腕の内側に!…
逃げ込むよう飛び込みそのまま滑って股の下を潜って行くと、
闘志の後ろを取って見せる!…
その際も一切慌てる様子を見せる事無くやって見せると、
闘志の拳はそのまま地面に!…となるとそれは激しい地響きを起こす事に!…
当然闘技場全体が大きく揺れ!…
観客達が悲鳴の様な声を上げて恐怖の反応を見せて居ると、
その闘士が振り下ろした拳の跡にも注目!…
そこでクレーターが出来て居る事にふと気が付く!…
それは規模としてリーナのエルレイドフルーレに負けない位の規模を誇っており、
観客達は青褪め!…と、そんな様子を目の前に!…
闘士自身もその力に驚いた様でゆっくり拳を挙げて行くと、
次には歓喜の声を上げる!…
「フ…ングアハハハハハハハハハハハ!!!!…
最高!!…最高ダ!!!…
忌ミ嫌ワレテイル欠片ニコレホドノ力ガ有ッタナンテ!!…
何故モット早クニ試サナカッタノダロウ!!!!…
実ニ愉快ダ!!!…」
「……何と愚かな…」
「…何ィッ?……」
それは間違い無く力に酔うよう笑い出すと、今の気分をそのまま口に!…
そして今まで試さなかった事に後悔をするよう言葉を続け!…
まるで世界を手に入れたかの様に大きく仰け反り腕を広げて見せると、
その化け物の後ろではシルビィが仕切り直すよう!…槍を一振りして見せる!…
そしてその様子を見るなり憐れむよう言葉を口にすると、
もう助からない!とばかりに悲観し始め!…
となるとそんなシルビィの言葉に化け物もピクッと反応し始め!…
シルビィの方へ振り向きそのまま肩を突き出して見せると、
そのまま突貫を開始!…ショルダータックルを仕掛ける!…
その際まるで大型の生き物が走って居るよう重そうな音を立てて見せると、
今度は逃がさない!と…
__ドッ!…ドッ!…ドッ!…ドッ!………グググッ!!!…
「……ッ!…ッ…」
「ングハハハハハハハハハハ!!!…
ソウダ!…タックルヲスルゾ!?…
ソレモコノ素晴ラシイ巨体ヲ生カシタショルダータックルダ!!!…
伝説ノ戦姫ナラ難ナク避ケラレルダロウガ!!…
避ケタラ間違イナク後ロノ観客ハペシャンコダ!!!!」
__ッ!!!…キャアアアァァァァァァァァァ!!!………。
その突っ込んで来る様子はまるでダンプカーの様であり!…
その化け物の動きにシルビィも機敏に反応をして見せ!…
しかし次にはハッと気が付いた様子を露わにして行き!…
このまま回避してしまった場合の事を考え出すと、
シルビィの判断を鈍らせてしまう!…
と言うのもこの向かって来るタックル自体に問題は無く!…
躱した後がふと問題になる事に気が付き!…
それはそのまま回避すれば勿論化け物は観客席に突っ込むと言う事で!…
幾ら壁が在るとはいえあの威力を放つ巨体が壁に向かって突っ込んで行くと、
二次被害を避けられない事を!…シルビィは悟り考え始める!…
となるとそんなシルビィの反応に化け物もニヤッと笑って見せると、
自らシルビィごと突っ込んで行く事を口に!…
すると更に勢いを強めて走り始め!…シルビィもその迫って来る巨体に対して!…
如何するか?と言った悩む表情を浮かべて行くと、
その一方でもはや勝った気で居るのか?…
「ングハハハハハハハハハハハハ!!!…
サァ!?…如何スル!?…伝説ノ戦神姫様ヨォ~!!!」
__バッ!!!…ドドドドドドドドドドドドドド!!!…
「……ッ!…」
更に勝ち誇った様子で大笑い!…仕舞には調子に乗って煽る様な言葉を口に!…
そして勢いは更に増し!…しかしシルビィは決して慌てずジッと身構え!…
相手の動きを観察する!…
ただ冷静に相手の弱点を探る様に思考を駆け巡らせて行くと、
次にはハッ!と何か思いついた様な表情を見せる!…
するとシルビィは突如何を思ったのか!…
その突貫して来る化け物に対して走り出すと、さも真っ向勝負を仕掛け!…
__バッ!!!…
「なッ!?…シ、シルビィちゃん!?…」
「行っちゃ駄目よシルビィちゃん!!…
大型トラックに真っ向から突っ込んで行くものよ!?…」
となるとそんなシルビィの様子にマサキ達も慌て始め!…
困惑した具合にシルビィの名前を叫んで行くと、
一方で届かないながらも危険である事をくまさんがトラックに例えて叫び!…
だがシルビィは構わず突貫して行き!…
二人の声は空しく歓声の中へと消えてしまうと、
シルビィも勝算がある様子で突っ込み続ける!…
するともはやその化け物とぶつかるのは時間の問題となって行き、
宛らそれはもはや事故現場を目撃する様な気分になり!…
そうなるとまたもやくまさんが惨劇を見たくない!と言った具合に、
手で目を覆い隠し!…マサキも酷く動揺を露わに!…
しかしシルビィは一点にその化け物を見詰めて居り!…
残り数cmの所でフッとその姿を消して見せると、
次にはその伝説の闘神の姫の呼ばれる所以をマサキ達に披露する!…
__シュン!!…
「ッ!?…ナッ!?…」
__スウゥ…!…バキィィィィ!!!!…
それは一瞬の出来事であった!…
シルビィが突進する闘士に真っ向勝負を仕掛けたと思った次の瞬間、
シルビィの姿はそこで影に溶けるようフッと消えてしまい!…
するとそんな光景を目にしたその化け物も思わず驚きを露わに!…
目を丸くして何処に行ったのか!?と言った具合に慌てて見せるが、
次にはそんな時間が経っていないにも関わらず化け物の巨体が宙に浮く!…
そんな光景を晒してしまう!…
それは先程の勢いがまるで吹き飛ぶ力に変えられたよう!…
高々と飛んで見せると、
様子も可笑しくさもアッパーカットを喰らった様に仰向けで飛び!…
__ブワアァ!!!…
「ッ!?…え?…あれ?…これってさっきも見た様な?…
…って!?…それよりシルビィちゃん!?……ッ!!…」
それはまるで再放送を見ている様なデジャヴ感を覚えるモノであり!…
マサキが戸惑った具合にその目の前の光景に対して!…
何が起きたのか分からないで居ると、それも長くは続かない様子で!…
途端にシルビィの心配を口にし出し!…
そしてシルビィが何処に行ったのか!?と辺りに対して!…
視線をキョロキョロと向けて居ると、ふと気が付けば闘技エリアの中央に!…
それは既に何か攻撃を出し終えた様子で固まって居た!…
それは身を屈め槍であの巨体を打ち上げた後の様子で止まって居ると、
その握られている槍の柄部分には薄っすらと血の様なモノが付いて居り!…
宛らそれはトーナメント第一試合のマサツグがやって見せたあの光景の様で!…
誰もが何が起きたのか理解出来ていない様子で戸惑って居ると、
シルビィもそんな宙に浮く巨体に対して追撃!…
止めをキッチリ刺しに掛かる!…
「……フッ!…」
__シュパッ!!…
「…例え欠片に頼ったとしても技術が未熟ではそれはただの驕り!……
そもそも自分の身を滅ぼす欠片を使うなど言語道断!!…
それで私に勝てたとしても周りの者は貴方を英雄とは!!…」
__バキィィィィィィィ!!!……ズドォォォン!!!……
身を屈めた状態から一気に跳躍して見せると、
いとも簡単にその宙に浮いて居る巨体の元まで辿り着き!…
その際化け物はと言うと身動きが取れず!…
いきなり下からシルビィが現れた様なそんな錯覚に陥って居ると、
シルビィはその時点で槍を振り被り!…
そして欠片刀を使った事に対して説教をする!…
そしてその説教の言葉の最後に槍の柄で叩き落とす様にして一撃を入れると、
これまた容赦の無い角度でクリティカルヒットとなり!…
それは深々と化け物の腹部に刺さって行き!…
勢いそのまま受け身すら許されない様子で!…
そのまま地面に向かって落ちて行くと、次には自身が作ったクレーターの中に!…
更に規模を大きくさせる感じで陥没させる!…
宛ら某・竜玉を集めるアニメのヤ○チャの様に倒れてしまうと、
シルビィも何事も無かったかの様に華麗に着地!…
__…シュタッ!!……ブン!!…
「……誰も認めてはくれませんよ?……」
__……ッ!?……ボワアアアァァァァァァァァァンン!!!…
その時まるで自身の身に付いた埃を払う様に!…
槍を一振りして止めの言葉も口にすると、
これまた憐みの視線を向けて見せる!…
そして誰もがその衝撃な結末に反応が出来ない様子で固まって居ると、
次にはドラ係だけがハッ!と我に返っては慌ててドラに音を響かせ!…
観客達もそのドラの音を聞いて漸くハッとした様な反応を露わに!…
そこから戸惑いながらも一気に歓声がワッ!と上がると、
漸くトーナメント第五試合が終わった事を自覚!…
そこに兵士達も慌てた具合にやって来る!…
__ワ、ワアアアアァァァァァァァァァ!!!!……タッタッタッタッタッタ!…
「ッ!…ん?…」
「…し、試合お疲れ様です!…この者は我々が引き取りますので控え室に!…」
「……わかりました…」
それは恐らく禁止薬を使った事に対しての対応なのだろうか?…
兵士達が慌しく闘技エリアにやって来ると、
シルビィも気が付いた様子でクルッと振り向き…
するとそこで目にしたモノはその化け物の体を拘束する!…
その内の駆け寄って来た兵士がシルビィに対して!…
敬礼をするなり労りの言葉を掛けて行くと、
現場は引き受ける!と言葉を続ける!…
するとその一方ではもう拘束が完了したのか!…
雁字搦めになって居る化け物の姿を見つけると、
担架に乗せられては外へと運搬されて行き!…
と、その様子を見てシルビィもフッと納得して見せ!…
いつもの静かな感じでその兵士に返事をして見せると、
その場を後にするよう歩き出す!…
さてそうして闘技エリアを後にしながらふとある事を思い出すと、
疑問も同時に感じ始め!…
{……戦いが始まる前のあの闘士の言葉…
(アンタ達が邪魔をするから!!!…)
…あれは一体如何言う意味で言った言葉なのでしょうか?…
もし、私達がマグダラスの邪魔をしていると言うのであれば…
確かに間違ってはいないのですが…
…あの様子は何かを別の物を隠している様子でありましたし…
…別にもうマグダラスの名前を隠す必要もない筈!…
なにせもう黒幕がバレてしまって居る訳なのですから!…
…しかしそれなのに私達が邪魔?…これは一体?…
…もしかするとこの闘技大会の裏では…
まだ何かが隠されていると言う事なのでしょうか?…
…とにかく今後も警戒を強めた方が良さそうですね?……}
と言うのもあの化け物化する前の闘士の言葉がふと気になり!…
自身の中でふと色々と考察をし始めると、悩んで居る表情を露わにする!…
それはまるで傍から見ると試合内容に納得が行って居ない様な表情にも見え!…
観客達もそんなシルビィの表情に思わず動揺を!…
と、その表情は当然モツ達の目にも止まって行き!…
マサキもそんなシルビィの表情を見て素直に疑問を持った様子で言葉を零すと、
首を傾げて見せる!…
「…ん?…何や?…せっかく勝ったって言うのに…
何であんな悩んだ表情を見せてるんや?…そないに妙な事でもあったんか?…」
「…ッ!…前々から何処かで見た事のある動きと思って見て居たが!…
まさか!!……いや!…あの銀の髪にあの褐色の肌!…
…思い出した!!……よもや姿を見んようになったと思って居たが…
この様な形でまた見る事になろうとは!…」
単純に勝ったと言うにも関わらず…
何故あの様な表情を見せて居るのか?とマサキが疑問を感じていると、
その一方ではフィロがふと思い出した様子で!…
と言うのも前々から気になって居た具合に言葉を漏らし!…
しかしそれも先程の戦いでフッ!と霧が晴れた様なそんな表情をして見せると、
この数奇な出会いに驚く!…一人そんな反応を見せて居た!…
そして観客席で各々色々な事で十人十色な反応を見せて居ると、
一方の控室では!…
「これよりトーナメント第六試合を始める!…
第六試合出場者…ラグナス!!…ゲート前に集合せよ!!」
「ッ!…隊長が勝ったのでしょうか?…
先程から外で悲鳴が聞こえていましたが?…」
__チラッ……ガクン!…ガクン!…ガクン!…ガクン!…
「おぉ~ねぇ~がぁ~いぃ~なぁ~のぉ~でぇ~すぅ~!!…
あの技を!!…おぉ~しぃ~えぇ~てぇ~くぅ~だぁ~さぁ~いぃ~!!!」
「あばばばばばばばばば!!…」
トーナメント第五試合が終わった事で招集が!…
そして次はラグナスの出番で有り!…
兵士が控室に来てラグナスの事を呼んで見せると、
一方でラグナスはシルビィの事を心配しており!…
と言うのもやはり懸賞が関わって居る事から、
何か卑怯な目に遭って居るのでないか?と…
一人不安に思っている一方!…
先程から騒がしい自身の隣にふと視線を向けて行くと、
そこではハティに迫らせる!…一人の人間の闘士の様子を目にして行く!…
それはマサツグの胸元辺りにハティがガシッ!としがみ付くと、
マサツグを揺さぶっては全力の懇願をして居り!…
と、揺さぶられて居るマサツグもあばばば!と…
もはや意識が跳びそうになっては白目を剥き!…
オリハもさすがにこれは不味いと思ったのか必死にハティを止めに掛かると、
ひたすらワチャワチャとして居た!…
「あぁ!…それ以上はさすがに!!…
さすがの兄さんでもフライアウェイしちゃう!!!…」
「……あれだけの悲鳴が控え室にも聞こえて来たと言うのに…
この人は全く心配していませんね?…はあぁ~…
まぁ…確かにあの隊長が簡単にやられるとは思いませんが…
それにしても少しは!…」
「…信じているからだ。」
それこそハティを抱えてマサツグから引き剥がそうとするのだが、
ハティも必死の抵抗を露わに!…
と言ってもマサツグにガッシ!としがみ付くだけ何も変わらず…
見事なまでにマイペースな三人の様子にラグナスも呆れた反応で言葉を…
仕舞には溜息まで突き出してしまうと、
またもやシルビィの心配を続けて見せる!…
何ならそのマサツグ達の心配のしなささに思わず苦言も漏らして見せると、
次にはふと何処からともなく言葉が!…それは自身の隣より聞こえて来て!…
ラグナス自身もへ?ッとばかりに戸惑って見せると、次にはある光景を目に!…
「ッ!…え?…ッ!?…」
「シルビィは絶対勝つ!…あの子はそんな柔じゃない!!…」
「ッ!?……あの…
まだ揺さ振られてますが大丈夫なんですか?…」
「……あばばばばばばば!!……」
その光景と言うのもマサツグが真剣な表情を見せて居る様子で、
マサツグはこの時シルビィの事を信じていると簡単に話し!…
何なら実力はラグナスより良く知って居る!とばかりに話しを続け!…
ラグナスも不意にそんな事を言われたので思わずビクッと反応すると、
改めてマサツグの状態を確認!…そしてツッコミの言葉を口にする!…
と言うのもマサツグは未だハティにガンガンに揺さぶられては、
その頭が前後に揺れ続けている状態にあり!…
マサツグもそれだけ言うと次には限界が来た様子でまたあばばば!と…
となると勿論話が締まらないモノへと変わって行き…
ラグナスが本当に大丈夫なのか?と疑問を持つと、
オリハが更にフォローを入れる!…
「…本当に大丈夫何だと思いますよ?……」
「え?…」
「[虫の知らせ]…とでも言いますかね?…
兄さんには分かるみたいなんですよ…自分の従魔が危ないかどうかが…
何も感じないって事は恐らく無事なんだと思いますよ?…」
「ですが、それも絶対では!?…」
この時オリハもハティを抱えながらその会話に参加をすると、
マサツグと同じくシルビィが無事である事を信じた様に!…
と、そんなオリハの言葉を聞いて更にラグナスが戸惑い始め!…
フッと視線をそのオリハの方へと向けて行くと、
オリハは微笑みながらにその理由を話し始める!…
それはマサツグだけに分かるある種システムの話なのだが、
勿論NPCのラグナスに到底理解できる話では無く!…
となるとオリハはそのシステムの事を[虫の知らせ]!と…
マサツグがそれを感じ取って居ない事を理由に大丈夫!と答えて見せると、
その理由を聞いたラグナスはやはり不安を!…絶対では無い事を口にする!…
しかしその言葉も最後まで言い切る事無く遮られると、
まるでオリハからツッコミを受ける様に言葉を聞かされ!…
「だから信じているんです!…」
「ッ!!…」
「その従魔を信じる事が出来なければ!…
今頃こうやってハティちゃんとじゃれ合ってなんて居ない筈です!…
控え室を飛び出しては観客席から乱入!…それこそ大暴れしている筈です!…
…兄さんだって自分の従魔がただやられるのを見たい訳ではありませんからね?…
でもこうしてじゃれ合っているって事は!…シルビィの強さを信頼しているから!…
だからこうしてじゃれ合っているんだと思いますよ?…」
「………。」
それは力強く信じている!と…
それを聞いてラグナスもビックリした様子で目をパチパチと瞬きをして見せると、
更にオリハは言葉を口に!…と言うのもそもそもの話として!…
マサツグがそう言う事に関して五月蠅い事を挙げて行くと、
信用して居るからこそ!と話し…
何なら事態が悪転して居れば、既に動いて居ると話しを続け!…
オリハもラグナス以上にその強さを知って居る!と…
故にこうして余裕の様子を見せて居られる事を…
ラグナスに笑いながら話して行くと、ラグナスは思わず黙ってしまい!…
その謎の根拠に困惑し出す!…と言っても別に!…
マサツグ達の言って居る意味が分からない!と言う事では無いのだが、
ハッキリと言われた事で戸惑ってしまい!…
と、ラグナスがそんな風に困惑をして居ると背後から気配が!…
それは扉を開けて中に入り!…
マサツグ達の居る方へと近付いて来ると、徐に声を掛けて来る!…
「…それに…そんな馬鹿弟子に心配される様な従魔を持った覚えは無い!…
…っと、私の方からも一つ付け足させて頂きます…」
「ッ!?…た、隊長!!…」
「早く行きなさい!…
貴方が中々闘技場に出て来ないから!…
棄権か?と観客席が慌しくなっていましたよ?…」
「ッ!?…ヤッバ!!…」
__ガタッ!!…ズダダダダダダダ!!…バアァン!!…ダダダダダダダ!!…
それは先程までの話を聞いて居た様子で参加をして来ると、
ラグナスに対して呆れた言葉を!…
と、その会話に参加をして来たのはシルビィで有り!…
勿論無傷で凛としている様子を…何なら最初から何の問題も無かったかの様に!…
スッとラグナスの背後に立って見せると、ラグナスをビクッと驚かせる!…
その際ラグナスが突如現れたシルビィに対して驚いてしまうと、
シルビィは更に呆れた様子で言葉を!…
何でも一向にラグナスが現れない事から棄権か?と、
騒がれて居る事を口にして行き!…
となるとそれを聞いてラグナスもハッとした具合に慌てて見せると、
次には控室を後に!…急ぎゲートに向かって走って行く!…
さてそんな慌しい様子を見てシルビィももう一つ呆れた具合に溜息を吐くと、
本音を漏らし!…
「…はあぁ~……
いつになったら私を安心させてくれるのでしょうか?…
あの馬鹿弟子は?…」
「えぇ~?…良い弟子だと私は思うよ?…
自分の師匠をちゃんと心配してくれるんだから?…」
__ッ!…フイッ!……ッ!…ニヤニヤ!…
やはりラグナスの事をまだ一人前と認めていない様子でシルビィは言葉を!…
しかしそんなシルビィに対してオリハがフォローを口にして行き!…
ちゃんとシルビィの事を心配して居た事を話して行くと、
シルビィもそれを聞いてピクッ!と…次にはクルッとそっぽを向いて見せる!…
それは珍しく何か照れた様子の様に見えて行くと、
オリハがそれを見てニヤニヤとするのだが!…
「……まぁ…そこだけは認めますが…
…それより旦那様は如何したのですか?…何やら意識が?…」
「え?…あっ……」
__ぷるぷるぷるぷる!!…
この時シルビィも一応は認めた様子で言葉を口に…
そしてふとマサツグの様子が気になったのか!…
オリハにその状態について質問をすると、オリハも言われて気が付いたよう!…
その視線をマサツグの居る方に向けて行き…
そこでマサツグがハティの猛攻に耐え切れなかった様子で口から泡を吹き!…
白目を剥いている様子を目にすると、しまった!とばかりに言葉を漏らす…
さてそうなるとハティとしてもやり過ぎた!と言った具合に固まっており、
その隙を狙って漸くマサツグとハティを切り離し!…
となると今度はマサツグの治療に掛かって行き!…
オリハは何を思ったのか!…
マサツグのアイテムポーチより気付け薬を数本取って封を切ると、
マサツグの口に捻じ込む!…トンデモナイ荒療治をするのであった!…
0
あなたにおすすめの小説
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
「お前と居るとつまんねぇ」〜俺を追放したチームが世界最高のチームになった理由(わけ)〜
大好き丸
ファンタジー
異世界「エデンズガーデン」。
広大な大地、広く深い海、突き抜ける空。草木が茂り、様々な生き物が跋扈する剣と魔法の世界。
ダンジョンに巣食う魔物と冒険者たちが日夜戦うこの世界で、ある冒険者チームから1人の男が追放された。
彼の名はレッド=カーマイン。
最強で最弱の男が織り成す冒険活劇が今始まる。
※この作品は「小説になろう、カクヨム」にも掲載しています。
『王都の神童』と呼ばれた俺、職業選定でまさかの【遊び人】三連発で追放される。……が、実は「全職業のスキル」を合算して重ねがけできる唯一のバグ
よっしぃ
ファンタジー
王都で「神童」の名をほしいままにしていた少年、ディラン・アークライト(17歳)。
剣を握れば騎士団長を唸らせ、魔法を学べば賢者を凌駕する。誰もが彼を「次代の勇者」と信じて疑わなかった。
しかし、運命の職業選定で彼が得たのは――【遊び人】。
それも、三つの職業スロットすべてが【遊び人】で埋まるという、前代未聞の怪現象だった。
「期待外れだ」
「国の恥晒しめ」
掌を返した周囲によって、ディランは着の身着のままで街を追放される。 だが、かつて神童と呼ばれた彼の「分析力」は死んでいなかった。
『……Lv1なのに、ステータスが異常に高い? それに経験値が分散せず、すべて加算されている……?』
彼だけが気づいた真実。
それは【遊び人】という名に偽装された、この世界の管理者権限(Free-Hander)であり、全職業のスキルを制限なく使用・強化できるバグ技(デバッグモード)への入り口だったのだ。
これは、理不尽に捨てられた元・神童が、その頭脳とバグ能力で世界を「攻略」し、同じく不遇な扱いを受けていた美少女騎士(中身は脳筋)と共に、誰よりも自由に成り上がる物語。
【著者プロフィール】アルファポリスより『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』を出版、オリコンライトノベル部門18位を記録。本作は2月に2巻刊行予定。
おばさん冒険者、職場復帰する
神田柊子
ファンタジー
アリス(43)は『完全防御の魔女』と呼ばれたA級冒険者。
子育て(子どもの修行)のために母子ふたりで旅をしていたけれど、子どもが父親の元で暮らすことになった。
ひとりになったアリスは、拠点にしていた街に五年ぶりに帰ってくる。
さっそくギルドに顔を出すと昔馴染みのギルドマスターから、ギルド職員のリーナを弟子にしてほしいと頼まれる……。
生活力は低め、戦闘力は高めなアリスおばさんの冒険譚。
-----
剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。
一話ごとで一区切りの、連作短編(の予定)。
-----
※小説家になろう様にも掲載中。
『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
暁刀魚
ファンタジー
社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。
なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。
食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。
そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」
コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~
エルリア
ファンタジー
HOTランキング1位ありがとうございます!
2000年代初頭。
突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。
しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。
人類とダンジョンが共存して数十年。
元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。
なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。
これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。
孤児院の愛娘に会いに来る国王陛下
akechi
ファンタジー
ルル8歳
赤子の時にはもう孤児院にいた。
孤児院の院長はじめ皆がいい人ばかりなので寂しくなかった。それにいつも孤児院にやってくる男性がいる。何故か私を溺愛していて少々うざい。
それに貴方…国王陛下ですよね?
*コメディ寄りです。
不定期更新です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる