631 / 945
-第七章-ウィンタースノー連邦-霊峰ウルフハウリング・後編~デグレアント帝国・前編-
-第七章四十一節 大型クランチームと毒舌ドラ子と謎の参加者-
しおりを挟むまるで軍隊の様な統率力でずっと傅き続けるその冒険者達に!…当然マサツグ達が
戸惑い仕舞いにはドン引く様なそんな反応を見せて居ると、遂にはそのムツさんと
言う者まで傅き始める!…そしてまだ話は終わらないのか今度は自分達が一体何者
であるのか?と言う話しをするのだが、それは更にマサツグを戸惑わせる事に!…
と言うのもその者達はやはりシロに用が有ったらしく!…素直に何を持って今まで
あんな態度を見せて居たのかを話し出すと、更にマサツグ達の警戒心を強める結果
に!…
__ザッ!!…ッ!?…ッ…
「…申し遅れました!…私、彼らと同じ志を持つ者でして…
名前を[ハンドレット]!…[ハンドレット・ウォルター]と言います!…
そして彼らのクランマスターをして居て!…その名前を…
[可愛いもの愛護協会]と言い!…」
その者はまずは触り程度に自分の事を自己紹介し始め、そして今整列して居る
者達も自分の仲間である事も明かし!…更にはその自分達が作り上げたクラン
名も続けて口に!…その際[可愛いもの愛護協会]と名乗って見せ!…何なら
自分がそのクランのマスターである事を続けて話すと、その名前にモツがハッ!
と…驚いた様な警戒をする様なそんな反応を露わにする!…そして次には自身の
知っている事を続けて話して行くのだが、如何にもその話の雲行きが怪しく!…
「ッ!?…ちょ!!…ちょっと待て!!…[可愛いもの愛護協会]って言ったら!…
このゲームにおいて三本の指に入る大型クランチームだぞ!?…
…そして良い噂と悪い噂の両方を聞く所でも有るんだが?…」
と言うのもモツ曰く[可愛いもの愛護協会]と言うのは大型クランチームらしく!…
大きさでは三本の指に入るとかなんとか!…と、そんな連中がこうして関りを
求めて来た事に驚き半分と言った様子を!…だがもう半分は警戒をする様子を
露わに!…その理由に何か良くない話が有るのか!…モツ自身も分かってはいない
がその話を耳にしている事で如何にも信用が出来ない様なそんな態度を露わにする
と、そんな反応にハンドレットも戸惑い!…
「ッ!!……はい、多分そう言う事になって居ると思います!…
ですが我々は貴方方に危害を加えるつもりは御座いません!!…
ただその白い子!…そのシロと言う子を一目!…一目で良いから
見せて頂きたいだけなのです!!!…」
「ッ!?…シロを!?……やっぱり何か怪しいんだが!?…」
それは何かやはり!と言った様子で若干表情を暗いモノに!…だがそれでも一歩も
退く様子を一切見せず!…ただ誠意を見せるよう何もしない事を口にすると、更に
本題に入って行く!…そしてそこで出て来た言葉と言うのはシロに興味がある様で、
漸くここで何故シロを見て戸惑ったのか?と言う話にも繋がり始め!…が、それを
聞いてやはり怪しむのが大人であって!…当然この話の展開にモツが疑問を!…
やはり何かよろしくないものの様に聞こえた事を口にすると、更に噛み付こうと
するのだが!…
__……ジィ~~!…
「ッ!…え?…」
一方でその肝心のシロさんはと言うと今だマサツグの陰に隠れて居り!…だが
何故かこの時先程まで嘆いていた者の事をジッと見詰め!…まるで何か見定める
様な!…とにかく真っ直ぐとした視線でその嘆いて居る者の事を観察すると、
その嘆いて居る者も気が付いた様子で泣き止む!…また急な感情の起伏具合を
見せて行く!…その際シロに見詰められている事で戸惑って見せると、次には
何を思ったのかシロが更に行動を露わに!…
__…んむぃ~!!…ポンッ!!……スッ…
「ッ!?…え?…えぇ!?…」
__……ニコッ!…ッ!?…
未だ揉めそうな雰囲気の真っ只中、シロはマイペースを貫くとマサツグ達の
足の間から再度顔を覗かせ!…そしてやはりジッとその者の事を見詰め続け!…
一方でジッと見詰められて居る事で今度は戸惑い!…仕舞いには狼狽える様な
そんな反応を露わにすると、次にはシロの中で何か警戒が解けたのだろうか?…
その先程まで嘆いて居た者に対して突如ニコッと笑って見せる!…それは別に
無理して作ったとかそう言うのでなく、心からの笑顔で有り!…
「ッ!?!?!?!?……」
__ズキュウウウゥゥンン!!!!……フラァ…ドサァッ!!…ッ!?…
と、突如シロから微笑まれた事でその嘆いて居た者は更に動揺!…それこそ心臓を
撃ち抜かれた様な!…そのシロの笑顔を見て目を見開き酷く動揺をする様なそんな
表情を浮かべて見せると、次にはただ後ろへ向かって倒れて行く!…まるで即死
魔法を受けたかの様なそんな反応を露わにする!…それこそ音も何の前触れも無く
突如そうして倒れて行く様を見せた事で、これまた次には突如隣で人が倒れた事で
そのハンドレットと言う者も慌てる事態に!…
「ッ!?…フェ、フェルさん!?……ッ!?…
メ、メディック!!…メディ~~~ック!!!」
__ッ!!…スッ…バタバタバタバタッ!!!…ザザアアァ!!!…ッ…ッ…
「ッ!?…な、何なんだ本当に一体?…」
当然心配をした様子で声を掛ける!…すると今度はふとある事に気が付いた様子で
更に戸惑い!…状況を重く見た様にハンドレットがもう一つ慌てて突如衛生兵を
呼び始めると、傅いて居た者の内の数名が反応!…次には慌てて頭を上げるなり
駆けて来る!…そして倒れたその[フェル]と言う者の救助に当たり出すと、その
目の前の急な展開にマサツグ達は付いて行けず!…とにかく戸惑う言葉を口に!…
一方で先に行ったパルシィが戻って来る!…マサツグ達が付いて来て居ない事で
戻って来た様子を見せて行くと、文句を言う様に声を掛ける!…
「ッ!…こんな所に居たのか!…
おい、早く来ないか!!…既に部屋は用意させてある!!…」
「ッ!?…え?…あ、あぁ…わ、分かったけどぉ……ッ…」
マサツグ達を見つけるなりムッとした表情で腰に手を当て!…若干前屈みの
ポーズで付いて来て居ない事に勿論文句を零して行くと、更に続けて急かす
様にも声を続け!…と、そんな風にパルシィから怒られた事でマサツグ達も
ピクッ!と…次には戸惑いつつも返事をして行き!…その際その異様な光景を
見せて来たクラン!…特に倒れている女性の冒険者の事をチラッと確認する
よう視線を送ると、パルシィもそれに気が付いた様子!…しかし御構い無しに
連行しようとそのマサツグの手に手を伸ばす!…
「ッ!……フンッ!…いいから!!…
アンジュから話を聞いた限り切迫している!!…
とにかく撃退する為に早い行動が必要なんだ!!!…」
「ッ!?…ちょちょちょちょちょ!!…
わ、分かった分かったから!!…そんなに引っ張らなくても!!…」
それこそ今は冒険者一人の命より多数の命を優先するよう!…まるで考えるまでも
無い!とばかりに鼻息一つ!…とにかく優先すべき事が別にあるようパルシィが
構わずマサツグの手を引っ張って行くと、マサツグも戸惑いながら連行させる!…
となると必然的に他の面々も慌てる様に付いて行く!…するとその傅いて居た者達も
ハッとすの様子に気が付いたのか!…次には頭を上げてあっ…とばかりに悲観的な
顔を!…だが構わずパルシィに引っ張って行き!…そのギルドの行列の隣を抜ける
様に中へ!…そしてヅカヅカ!と更にギルドの中を進んで行くと、ギルドの会議室に
辿り着く!…そして扉を開けるなりアンジュを呼ぶ!…
__カッ…カッ…カッ…カッ……バアァン!!!…
「アンジュ!!!…準備は出来ているか!!!」
__ッ!?…ひやあああぁぁぁ!!!…ヴァサササァ!!!……はぁ~…
まるで攻城戦でもしているのか?と言わんばかりに勢い良く観音開き!…この時
扉の開く大きな音も会議室内に響いて行き!…と、同時にパルシィが怒鳴る様に
してアンジュに声を掛けて行くと、この慌しさにアンジュもビクッ!と…跳ねて
驚きを露わにする!…その際中で軽く資料を纏めていたのか、その資料をもバッ!
と宙に舞わせるよう投げて見せ!…するとそのアンジュの隣ではドラ子が補佐を
して居た様子!…そしてアンジュの驚き様にさすが!とばかりの無反応を貫き!…
アンジュが投げた宙を舞う資料を見て呆れた具合に溜息を吐くと、次にはゆっくりと
その資料を回収…淡々と準備を整えて行く!…一方で一人勝手に驚いて居るアンジュ
はと言うと、次にはハッ!と我に返るなりパルシィに文句を!…
「…ビッ!…ビビビビ!…ビ、ビックリしたぁ~!!!…
…んもぅ!!…脅かさないでよ、パルちゃん!!…
私こう言う突然のおっきい音に弱い!!…って?……ッ!?…」
「ッ!…あっ…どうも…」
それこそ少しの間は落ち着く様子を露わにして見せ!…そこから友達感覚のノリで
プクッ!と頬を膨らませて行くと、次にはお姉さん振るよう!…若干前屈みで
右手人差し指をピン!と立てる!…何か典型的なお姉さんポーズをして見せる!…
そしてパルシィを年下!…妹の様に呼んで見せると、文句の言葉を口にし!…
と、同時にパルシィが連れて来たマサツグを見つけ!…マサツグもアンジュの
視線を感じて挨拶!…やはり戸惑った具合に苦笑いをするそんな反応も露わにする
と、二人の間で微妙な沈黙!…すると今度はアンジュが何故か涙目になる!…
__……ッ…ぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるッ!…
「ッ!?…うぇ!?…今度はコッチでも泣きそうになってる!?…
てか何で今日はこんなに人に泣かれにゃならんのか!?…」
まるで待ち人着たり!と言わんばかりにマサツグを凝視!…そして目をウルッと
させると、そこから小刻みに体を震わせ!…それは今まで苦戦して居た様子から
救世主が来た!と…そう物語り訴える様な反応で有って!…一方何も知らない
マサツグはまた人に泣かれて居る!と…今日は泣き出す人に良く会う!と言って
自身の境遇?に疑問を持つと、一方で資料を回収し終えた様子!…ドラ子が
マサツグ達に会釈をする!…
「…おかえりなさませ…マサツグ様方…
無事に帰って来られた事を…喜ばしく感じております…」
「ッ!…え?…あ、あぁ…それはどうも…ってか何があったの?…」
この時一々一人一人名前を呼ぶのが面倒…いや、その時間すらも無かったのか?…
一纏めにマサツグ達と言うと、その無事を喜び!…不器用ながらもニコッと笑う
そんな反応を露わにすると、マサツグもそれを見て思わず戸惑う!…だがそれでも
挨拶を交わして行く!…そしてこのアンジュの固まり様についても続けて質問を
して行くと、ドラ子はその事に答えるにしてもまずは席に着いてくれ!と…
「…積もる話も今から話しますので…まずは席にご着席を…
…マスターもいつまでも固まって居ないで動いて下さいませ…」
「ッ!?…ひ、酷い!!…これでも頑張って動いてるのにぃ~!!…」
相変わらず淡々と仕事をテキパキ熟し!…マサツグと会話をしながらも全席に
その先程の資料を置いて行くと、話の準備を整える!…と、同時にアンジュに
動け!と文句も零して見せる!…となるとこれも相変わらずであるのだが、
もはやどっちがマスターで補佐なのか分からなくなり!…一方でそのドラ子の
言葉にアンジュは当然の如くショックを受ける!…それこそハッと我に返り!…
準備を整えたドラ子を見詰め!…また目をウルウルと潤ませると、一方で
ドラ子は更に呆れる!…そして容赦の無い言葉を掛けて行く!…
「…はぁ~…マスター?…今は一刻を争う事態では無かったのですか?…」
「ッ!!…ウグッ!!…」
スッと姿勢を正しながらも右手で頭を支えるよう手を添えると、次には軽く首を
左右に振って溜息を吐き!…すると今度は諭す様にアンジュを徐に呼び出し!…
そこからダメ人間を見る様な視線を向け!…今如何言う状態下で有るか?を改めて
理解させる様に言葉を掛けると、そのドラ子の言葉にアンジュが怯む!…一方で
ドラ子は変わらず攻めの姿勢を続けて見せる!…そして更に追い込むよう言葉を
続けて口にすると、軽く今の状況について触れて行き!…
「こうしている間にも…
デグレアント軍は既にこのスノーピースの前に簡易の拠点を築いている…」
「ッ!!…ハウッ!!…」
と言うのももう間近まで迫っている様子で、デグレアント軍が町の外に簡易拠点を
建てている事を口に!…それはもう目と鼻の先のである!と言って居る様なモノで…
当然それを聞いた事でマサツグ達は驚きを露わに!…思わず言葉も出ない程にここで
会議をしている場合ではない!と慌てて見せるのだが、一方でドラ子はジトッと
アンジュを見詰める!…するとアンジュもその言葉と視線にまた怯む!…そして更に
また一歩と後ろに下がってしまうと、ドラ子はまだ続ける!とばかりにアンジュに
言葉を!…
「後は突撃して来るだけの状態…
…そんな状態下だと言うのにまだノロノロと…
ウダウダと話しを先延ばしにして…
更に自身の首をお締めになるおつもりなのですか?…」
「ッ!?…ウッ!!…ウゥ~~!!…ウウゥ~~!!!…」
これまた改めて時間が無い現実を再度突き付け!…更にアンジュの事を優柔不断!
とばかりに罵るよう言葉を口にすると、それこそいつもの事である様に苦言を
漏らし!…するとその容赦の無いドラ子の言葉でアンジュが更にショックを受ける
そんな反応を露わに!…何なら小さな子供の様に文句有り気に泣き出してしまい!…
しかし何も言えずに唸り続けるだけで!…そしてそんな様子を見せられている
マサツグ達としても戸惑い如何したら?と考えるに至ってしまうと、その際時間が
無いのでは?と更に疑問を持って行く!…と、そうしてとにかくこの状況に困惑
して固まって居ると、次には背後から聞き覚えのある声が聞こえて来て!…
「…ッ!…ン゛ン゛!!…」
「ッ!…え?…ッ!…」
いつの間にかその背後に立って居た者はマサツグ達のパーティの最後尾に!…この時
マサキの後ろにスッと立ち!…何か意味有り気に咳払いを一つしてマサキに気付いて
貰うよう図って行くと、マサキも咳払いをされた事で気が付く!…そして後ろを振り
返り誰が居るのかを確認する!…するとそこに居たのはまるで海軍将校の様な軍服を
身に纏う女性が一人!…そしてマサキが振り返った事でその軍服女性も更に言葉を
続けて行き!…
「悪いがそこを通して貰うぞ?…何せ緊急を要するからな?…」
「え?…あ、あぁ…ス、スマン!…ッ…」
__…コッ…コッ…コッ…コッ…ッ!…ッ!?…
その女性も如何やらこの会議に呼ばれた様子で有り、マサキ達に道を空けてくれ!と
お願い!…と、まるで上官の様な堂々たる姿で言葉を掛けられた事にマサキ達も
思わず戸惑って見せ!…次には慌てて謝罪をしながら道を開ける!…そして軍服の
女性を見つつ!…この美人さんは一体誰?…と言った疑問も一緒に感じて居ると、
当然その軍服の女性に見覚えるある者達はハッ!と…若干驚く反応を露わにする!…
そして会議室の入口にてマサツグの隣に並ぶよう立って見せると、その中の様子を
目視して呆れて見せ!…
「…はあぁ~…やれやれ…アンジュ?…
そこまで補佐の者に言われている様子で先が思いやられるぞ?…」
「ッ!…ん?…この声は?…ッ!!…」
「…久しいな?…
まさかこうしてまたお前達に会うとは思っても居なかったぞ?…」
ドラ子の尻に敷かれている様子を見て溜息を一つ!…そしてアンジュに
示しが着かない事を口にして行き!…この後の作戦においても不安が残る事を
更にツッコむ!と、ここでマサツグがハッ!と気が付いた様子で反応をする!…
そしてその声の聞こえた方に視線を向ける!…するとそこに立っていたのは
あの秋雲国のギルドマスター・クロエの姿で、クロエがこの場に居る事で
マサツグが思わず戸惑い!…と、一方で今になって気が付いた反応を見せる
マサツグの様子にフフフ!と笑い!…まるで久しぶりに戦友と会ったかの様に
声を掛ける!…何ならこうして再会出来た事に喜びを感じる様なそんな反応を
露わにすると、それに対してマサツグも返事を!…
「ッ!!……あっ…え、えぇ~っと?…きょ、今日は…」
「ッ!…ん?…」
その際別に何も疾しい事は無いのだが、何故かその微笑むクロエを目にして
緊張をしてしまい!…と言うのもクロエは普段から普通に超が付く程の美人
であり、そしてあの規律を重んじる様な軍人気質で!…しかしそんなクロエが
クールながらも柔らかに微笑むのはギャップが有り!…思わず不意を突かれた
様にマサツグが戸惑い!…そしてその場の返事も思う様に出て来ずハッ!と
その時気が付いた事を口にし出すと、クロエもそんなマサツグの様子に反応!…
何を言うのか?と視線を向ける!…すると…
「きょ、今日はメイド服じゃないんですね?…」
「ッ!!…ば、馬鹿者!!!…もう忘れろ!!!…
あれは他に代えが無かったからであって!!!…」
__ムッスウゥゥゥ~~~~!!!…×3
マサツグはその今の格好について照れ隠しをする様に言葉を口に!…何故なら
クロエと最後に分かれた際の格好と言うのは!…あのフリフリのフリルが付いた
フレンチタイプのメイド服で、生足ミニスカマーメイド~♪と言った感じ!…
と、クロエもその話を出された事で途端に顔を赤くし慌て始め!…マサツグに
怒鳴るよう言葉を口に!…忘れろ!とばかりに言い訳の言葉も口にすると、一方で
そんな二人の様子を良く思わない者も三人!…マサツグの足元で膨れて見せる!…
さてまたそうして違ういざこざが起きて収拾が付かなくなって来ると、そこに更に
人がやって来る!…
__コッ…コッ…コッ…コッ……ッ!…
「…会議が有るって聞いてやって来たけど…
何か賑やかだね?…ギル?…」
「…ミサカ副団長…そんな事を言っている場合では…」
それは恐らくマサツグ達と同様に呼ばれた冒険者達であろうか?…会議室付近まで
やって来ると揉めており!…その様子は遠くからでも良く分かる!とばかり響いて
来ると、そのやってきた冒険者達も途端にピクッと反応!…思わず吹き出し笑って
しまう!…その際一緒に来たその者に話し掛けては面白い事になって居る!と…
するとその相方は呆れた様子でその者にツッコミを入れ!…と、そんな事を話し
ながらも現場に着き!…そこで揉めている様子を目に!…改めて収拾が着きそうに
ない様子を感じて行くと、その後から来た冒険者達がある事を!…
「…ッ!…ははは!…やっぱり賑やかだね!…でも……ギル?…」
「ッ!…はぁ~…仕方が有りませんね?…スゥ~~…」
__…スッ……コクリッ!…ッ!…ッ……
それこそ最初はその様子を見て笑って見せる!…しかし時間が押している事も
理解しており!…早急にこの事態を何とかしないといけない!と…いや何とか
出来る様子でその者が相方に何かを頼むよう名前を呼ぶと、その者も理解した
様子で呆れる!…そして了承するなり息を吸い出す!…するとその頼んだ方も
徐にスッと自身の両耳を手で抑えて見せて行くと、次にはその相方に頷き!…
と、相方も相方で息を吸いながらそれを確認!…そして限界まで息を吸い終え!…
そして揉めて居る者達に対してクワッと目を見開いて見せると、次には某・
自衛隊最高戦力の超軍人の様に!…大咆哮を上げて見せる!…
「…静まれええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇいい!!!!!」
__ドゴウッ!!!…ッ!?…キャアアアァァ!!!!…ビリビリビリビリッ!!…
それは耳を閉じて居ようが関係ないレベルの大咆哮!…しかしその者は慣れている
のか難を逃れ!…一方で何も知らない者達は真面にその大咆哮を受ける事に!…
それはもはやダメージを受けそうな位に衝撃を覚え!…誰もが耳を押さえて必死に
耐えるそんな素振りを見せて居ると、ギルド全体にもその大咆哮は響いたのか?…
キィーンを通り越してビリビリとした痛みを耳に感じる!…そしてそんな突然の
大咆哮に誰もが驚いた様子で吃驚すると、次にはシ~ンと静まり返り!…と、暫く
して耳も徐々に痛みが治まり!…真面に音を聞けるようになって来ると、当然その
大咆哮の聞こえた方に視線を向ける!…そこで初めて他に人がいる事を認識する!…
因みにそこに居たのは魔法使いか?…そしてもう一人は騎士の様で!…特に魔法
使いは何処かで見た事が有る様な風貌をして居り!…簡単に言うと某・Level5の
レールガン!…が高校生くらいに成長した姿か?…髪も黒髪で違うのだが、何処か
薄っすらと似ている様に感じられ!…一方で騎士は歴戦の猛者なのかその鎧に
細かな傷が!…そしてその見た目も褐色のおじさんで!…分かり易い所で言うと、
某・スラムダ○クの赤城を老けさせた様な!…とにかくデカい!…厳つい!と
言った印象を受ける!…と、そんな風に二人が立っているのを見つけて行くと、
次には…
「…ッ!……突然の大声、失礼!…
しかしこのままだといつまで経っても終わりそうに無かったもので…」
「…あぁ~あぁ~…もしもぉ~し?…大丈夫?…聞こえてるぅ~?…
今はそんな揉めてる時間も無いと思うから!…早くこの事態を何とかしよ?…
揉めるのはその後でも出来る事だから!…ね?…」
まずはその大咆哮を上げた者がピクッと反応!…すると次にはその大咆哮を上げた
事に対して謝罪をすると、同時に言い訳も口にして行き!…と、次にはそれに続く
ようもう一人も徐に話しをし出し!…その際まずは全員の耳を労わる様に!…
そしてちゃんと聞こえているかのどうか?…反応を確認するよう言葉を掛けて更に
事態を改めて話すと、笑って見せる!…とにかく和やかに今は起きている事に目を
向けさせる!…と、そうして誰もがそんな突然の事に対してキョトンとした表情を
浮かべて居ると、ただ戸惑いを露わに!…
「え?……え??…」
__コッ…コッ…コッ…コッ…チラッ…チラッ…ッ!……ザザアァ…ギッ…
勿論未だ理解が出来て居ない様子で戸惑い続け、その二人の事も見詰め!…一方で
そんな事など御構い無し!…開いている道を通り抜け!…そのまま会議室の中に
入って辺りを見回し始めると、まずは既に用意されて有る資料等を見つけて行く!…
するとその資料が気になったのか席に座る!…その際既にここまで来るのに疲れた
様子で一息吐くと、次にはふとマサツグ達の事が気になった様子で徐に声を掛け
出し!…
「…ふぅ~…ッ!…ほら早く!…席に着こうよ!…
本当に取り返しがつかなくなちゃうよ?…」
「ッ!…え?…あ、あぁ…」
__コッ…コッ…コッ…コッ……ッ!…ッ…コッ…コッ…コッ…コッ…
気軽に声を掛けてマサツグに手招き!…それはマサツグを知っている様で!…
何ならマサツグに興味を持って居る様なそんな反応も露わにすると、一方で
マサツグは相手の様子に気が付いているのか?…とにかく戸惑った様子で
呼ばれるがままに部屋へ入る!…その際何かをして居た様な気もするのだが、
それが何なのか?も忘れてしまった様な衝撃を覚え!…するとその他の面々も
戸惑いながら釣られて中に入って行く!…それはクロエも同じで有り!…
ハッと!我に返ると会議室へ入り!…アンジュもハッ!と我に返って今度は
目の前の光景を見るなり慌てて見せる!…と言うのも!…
「……ッ!…ッ!?…え!?…い、いつの間に!?…」
__ずらぁ~!!!…ッ!?…
「え、えぇ~っと…ド、ドラ子?……ッ!?…
ちょ!?…な、何で!?…ドラ子ぉ~~!!…起きてったらぁ~!!!…」
気が付くとそこにはいつの間にか既に準備が整っている様子が!…その際各々
戸惑っている様子であるものの!…もう始められる状態である事に変わらず!…
アンジュもその光景にいつの間に!?と戸惑い言葉を零して行くと、ただその場で
慌てる!…そしてドラ子に助けを求めて行く!…しかしその肝心のドラ子はと
言うとやはり何かショックを受けた様子でフリーズしており、うんともすんとも
言わず!…と、決して壊れてしまった訳ではない様子で!…だが動かないドラ子に
アンジュは更に慌てる!…とにかく起きて!と…ドラ子の体を揺すって泣き出す
始末まで見せて行くと、一方でそんなアンジュの様子を目にしてまたクロエが
呆れる!…机に肘を突いて頭を支えながら溜息を吐く!…
「…はあぁ~…全く!…仕方がない!…
…ではこれより今回の状況!…そして打開案を述べて行く!…」
恐らく同僚であるアンジュの醜態に目を当てられないのだろうが!…それでも徐に
席を立つと、アンジュのフォローに入って行き!…と、今回の作戦会議の指揮を
執り!…そこはさすがの軍人気質のクロエであって!…別に緊張等をする事無く!…
慣れた様子で堂々の立ち振る舞いを見せて行くと、ここでミサカ似の魔法使いが
疑問を!…それこそ茶々を入れる様に言葉を挿む!…それこそ司会進行出来るのか?
とツッコミの言葉を口にすると更にもう一つ疑問を口に!…
「ッ!…あれ?…アンジュさんが仕切らなくても大丈夫なんですか?…
…それに貴方も何方かと言えば呼ばれた側では?…」
「ッ!…案ずるな小娘!…既に状況は空より確認もして来た!…
そしてここに資料がある!…これだけで十分進められる!…」
それこそ何か引っ掛かる感じで言葉を口に!…まるで意地悪をしたい様な!…
何ならクロエも自分達と同じなのでは?と言った質問をするのだが、クロエは
一切動じない!…寧ろ茶々を入れて来た事に対してムッとする!…その際問題
無い事を口にすると、その理由を移動して来る際にもう大体を把握した事を
話し!…何なら手元にある資料をスッと手に取り!…そこは信頼している様子
で言葉を!…自分でも十分その役を全う出来る事を口にすると、それを聞いた
ミサカ似の魔法使いは笑って納得!…更にクロエを煽って行く!…
「ッ!…おぉ~!!…さすが!!…頼りになるぅ~!!…」
「…ミサカ副団長?…茶々を入れるのもその程度で!…」
この時そこに何か因縁めいたモノが在る様に[秋雲国の軍神さん]と!…やはり
意地悪そうな笑みを浮かべ!…と、そんな相方に対して騎士がツッコミ!…
その際やはり名前もミサカなのか?…副団長と言って制止を促し!…その騎士も
騎士で何か苦労をしている様子を露わにすると、何故かモツが同情する!…
何か自分と同じ物を感じてしまう!…さてそんな茶々を挿みつつも漸く本題!…
クロエは手元の資料にザッと目を!…そして何も違和感を感じない様子でスッと
侵攻をして見せると、デグレアントの本気具合を!…今回の戦いが苛烈になる
事を語るのであった!…
0
あなたにおすすめの小説
おばさん冒険者、職場復帰する
神田柊子
ファンタジー
アリス(43)は『完全防御の魔女』と呼ばれたA級冒険者。
子育て(子どもの修行)のために母子ふたりで旅をしていたけれど、子どもが父親の元で暮らすことになった。
ひとりになったアリスは、拠点にしていた街に五年ぶりに帰ってくる。
さっそくギルドに顔を出すと昔馴染みのギルドマスターから、ギルド職員のリーナを弟子にしてほしいと頼まれる……。
生活力は低め、戦闘力は高めなアリスおばさんの冒険譚。
-----
剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。
一話ごとで一区切りの、連作短編(の予定)。
-----
※小説家になろう様にも掲載中。
『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
暁刀魚
ファンタジー
社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。
なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。
食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。
そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」
コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
《カクヨム様で15000PV達成‼️》悪魔とやり直す最弱シーカー。十五歳に戻った俺は悪魔の力で人間の頂点を狙う
なべぞう
ファンタジー
ダンジョンが生まれて百年。
スキルを持つ人々がダンジョンに挑む世界で、
ソラは非戦闘系スキル《アイテムボックス》しか持たない三流シーカーだった。
弱さゆえに仲間から切り捨てられ、三十五歳となった今では、
満身創痍で生きるだけで精一杯の日々を送っていた。
そんなソラをただ一匹だけ慕ってくれたのは――
拾ってきた野良の黒猫“クロ”。
だが命の灯が消えかけた夜、
その黒猫は正体を現す。
クロは世界に十人しか存在しない“祝福”を与える存在――
しかも九つの祝福を生んだ天使と悪魔を封印した“第十の祝福者”だった。
力を失われ、語ることすら封じられたクロは、
復讐を果たすための契約者を探していた。
クロは瀕死のソラと契約し、
彼の魂を二十年前――十五歳の過去へと送り返す。
唯一のスキル《アイテムボックス》。
そして契約により初めて“成長”する力を与えられたソラは、
弱き自分を変えるため、再びダンジョンと向き合う。
だがその裏で、
クロは封印した九人の祝福者たちを狩り尽くすための、
復讐の道を静かに歩み始めていた。
これは――
“最弱”と“最凶”が手を取り合い、
未来をやり直す物語
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた
ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。
今の所、170話近くあります。
(修正していないものは1600です)
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる