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-第七章-ウィンタースノー連邦-霊峰ウルフハウリング・後編~デグレアント帝国・前編-
-第七章七十六節 爆弾解除?…と七色ケーブルとコアの反撃!…-
しおりを挟む炊飯器に異物扱いされながらも腕はそのまま!…決して傷付けないよう慎重に!…
その際周りも周りでもしもの時に備えて構えており!…最悪マサツグの命を
最優先にいつでも動けるよう武器を手に見守って居ると、マサツグはまずその
少女のヘッドギアに手を掛ける!…しかしそこでハッ!と気が付いた様子で
如何にも何か嫌な予感を感じて行く!…と言うのもそれは自分達もそうなのだが、
ヘッドギアが何らかの理由で外れた際…大抵は接続不良でそのままログアウト
扱いになるのだが、場合によっては障害を起こす場合が有るらしく!…
その障害を引き当てるのでは?と…何かふと頭に過るよう嫌なモノを感じて
しまうと、その判断を鈍らせる!…一方でそんなマサツグを煽る様に警告音も
更にけたたましく鳴り響く!…
__ビィ~~!!!…ビィ~~!!!…ビィ~~!!!…ビィ~~!!!…
「…チッ!!…ギャンギャンギャンギャンうっせなぁ!!…
いい加減黙れってんだ!!…とは言え如何する?…
構造自体は恐らく簡単だけど…これ外して良いもんなのか?…
やっぱ何かしら専門知識が居るとか?…」
この一切鳴り止む気配の無い警告音にマサツグも当然イライラ!…これまた
文句を漏らすに至り!…と、同時に更に悩む始末!…迂闊に外せば少女の命が!…
しかしだからと言ってこのまま放置!…助けられそうな命を見殺しにする事も
出来ないでとにかく他の何かないか?を覗き込みながらサワサワ!と触り続けて
居ると、その様子にやはり不安を!…何ならマサツグの表情から何と無く状況を
察してしまう!…
「…一体如何したってんだ?…」
「…やっぱ…[伝説の魔物使い]でも無理だとか…」
「…そりゃそうだろ…幾らこれで触れる事に対して安心で来ても…
肝心の物が分からないんじゃ手の打ち様が…」
コアが少女である事が発覚してから彼是約数十分!…ある者は様子の可笑しい
マサツグを見てポツリと漏らし!…またある者もその様子を見て若干諦め!…
そして進展が見られないまま警告音は鳴り響き続け!…やはりこの少女を救う事は
出来ないのか?と…誰もが諦めそうになって見せて居ると、ここで一人の冒険者が
研究所より姿を現す!…するとその冒険者はその光景を見つけるなりマサツグに
指示を!…その手に何か書類を握り!…
「……ヤブ、待った!!!」
「ッ!!…その声は…モツか!?」
「…まだ何も外して無いよな?…だとしたら俺の指示に従ってくれ!!…
…まずはその声に繋がれているヘッドギアには…
ケーブルが何本か繋がってる筈だ!!…それを今から言う順番で外せ!!…」
この時姿を現した冒険者と言うのはモツで有り!…モツはまず待った!を掛け!…
何もして居ない事を祈る様なそんな表情を浮かべて見せると、マサツグも
その呼び声にピクッと反応!…今度は振り返る事無く返事をする!…その際モツで
あるかどうかを確認すると、一方でモツは構わず現状の確認をし!…何ならこれが
返事とばかりに言葉を続け!…まるで解除方法を知って居る様に!…マサツグに
ある確認と指示の言葉を出して行くと、マサツグもそれを聞いてまたピクッと
反応!…
「ッ!…了解!!…っで、その順番は!?…」
「…ケーブルは全部で七本!…それぞれ色が付いて居て…
赤・オレンジ・黄・緑・水色・青・紫と分けられて居る筈だ!!…
それをさっき言った通りの順番で外してくれ!!…」
「ッ!?…え、えぇ~っと?…
赤…オレンジ…黄色…緑…水色…青…紫…だったな?…OK!…」
それこそマサツグは二つ返事でモツを信用!…そしてモツに判断を仰ぎ!…
その様子に周りも思わず戸惑い大丈夫なのか?と言った不安を感じてしまうと、
一方でそのモツが手にしている書類が気になり!…しかしそんな周りの事など
御構い無し!…モツはその手に持っている書類をチラッ?と…そこで手順を
確認してマサツグにケーブルが七本!…それぞれ色が分けられて有る事を
話して行くと、マサツグもそれを戸惑いながら復唱!…そして更に奥の方へと
覗き込む!…するとモツの言う通りにそのヘッドギアには七本のケーブルが
繋がっており、色が分けられて有るのも確認が出来!…
「…ッ!!…OK、確認出来た!!…じゃあ順番通りに解除する!!…」
「ッ!…慎重にな!?…何か可笑しいと思ったら止めるんだ!!…」
「ッ!……了解!!…」
となると改めてマサツグが確認出来た事を口にして行き、作業に取り掛かる事を
続け!…するとモツもそれを聞いてマサツグに細心の注意を払うよう指示を出し!…
異変を感じた際の対処についても、変だと思ったら止める事を!…予め話しておき
これが絶対で無い!と言う予防線を張って行くと、マサツグもそれを聞いて三度目の
反応!…そしてモツに返事する!…さてそこからは暗い手元の中まず赤いケーブルに
向かいスッと手を伸ばして行くと、ケーブルを引っこ抜こうとするのだが!…
__…スッ…クンッ…クンクンッ!…
「…ッ!!…って、ヤッバ!!…ッ…
…ふぅ~…無事だった……しかし…」
少女に負担を掛けない為にも手早くパパッ!と作業を開始!…しかし幾らケーブルを
引っ張ろうとも全く外れず、逆にケーブルと繋がっているヘッドギアに連動して!…
結果少女の首がガクンガクン!と揺れてしまい、これにはマサツグも慌てる始末!…
すると先程初手で出したステータス画面を開き始め!…ダメージを負って居ない事を
確認する破目になって行くと、まずホッと安堵…そして再びモツに判断を仰ぐ!…
「…モツ~?…引っ張っても抜けそうに無いんだが?…」
「ッ!…あぁ!!…それはネジ式で!…
接続部の金具を捻る事で外せる筈だ!…」
中で何をしているのか分からない面々は戦々恐々、一方で突如呑気にマサツグの
質問がその炊飯器から聞こえて来て!…するとその質問に対してモツも途端に
反応を示し!…直ぐさま手元の書類を確認!…そこで赤のケーブルがネジ式で
ある事!…根元の金具から捻る様にして回さないと外せない事が確認出来ると、
すぐさまその事をそのまま伝える!…となるとマサツグもそれを聞いて直ぐに
実践に移って行く!…そしてケーブルを辿って根元に手を差し向けると…
「ッ!…えぇ~っと?…」
__……ッ!…キュリキュリキュリキュリッ!…カチャンッ!…
するとそこにはモツの言う通りに何かテレビの配線を思わせるあの六角形の
金具が手に当たり、マサツグもこれか!とばかりに…そしてこれ位の機械なら
マサツグでも勿論問題無く!…寧ろやり慣れている様子で手早く金具を回し!…
赤のケーブルをカチャンッと音を立てて完全に分断をしてしまうと、次には
何事も無く外せた事でマサツグもホッと安堵!…そして汗を拭いながらモツに
無事外せた事を報告をする!…
「ッ!…よし、外せたぞ!!…」
__ッ!!…ほぉ~…
「ッ!…いいぞ!!…次はオレンジ!…」
そのマサツグの言葉で周りの面々もホッとし出し、モツもその言葉を聞けた事で
上手く行った!とばかりに拳を握り!…と言ってもまだ六本もケーブルがある訳で
進捗としては全然なのだが!…それでも何か手応えを感じた事に変わりはなく!…
モツがやる気を滲ませるよう言葉を零して次の指示を出そうとすると、また手元の
資料をチラリ!…そしてマサツグに指示を出す!…その際その炊飯器に仕様を見て
ムッとすると、思わず暴言を口に!…
「…オレンジは…ッ!!…チッ!!…本当にクソみたいな設計だな!!…
ヤブ、それは切って良い!…って言うか切るしか他に方法が無い!!」
「ッ!?…おいおい急にアグレッシブルな事言ってけど大丈夫なのか!?…」
「構わない!!…絶対に大丈夫だからバッサリ行ってくれ!!」
それは余程非人道的産物なのかモツが嫌悪感を露わに!…と、別にそう言う気は
無いのだが!…それを抜きにしてもこれを設計した奴は余程頭が可笑しい!と
ばかりにクソと言うと、マサツグにオレンジのケーブルの切断!…更に他に方法が
ない事を口にする!…となるといきなりの強硬手段にマサツグも当然戸惑いを
露わに、改めてモツへ確認の言葉を!…が、モツは某・中国拳法家の様に力強く
返事!…遠慮は要らない!と言って行き!…マサツグに再度バッサリ行くよう
指示を出すと、マサツグもそれを聞き入れた様子で!…
「ッ!…ま、まぁ…そこまで言うなら…って、ナイフ持ってねぇや…
…んしょっと…誰かナイフを貸してくれぇ~!!」
__どよっ!?…ざわざわ!!…ざわざわ!!…
そのモツの断言振りに再び戸惑い、しかし次には聞き入れた様子で指示に従い!…
だがここで更に小さな問題が!…とまぁ問題と言っても然程問題では無いのだが!…
刀を抜くにしては当然狭く、何より少女の身が危なく!…更には小型の刃物も
持ち合わせていない様子で有り!…次には一旦顔を引き抜き!…周りに対して何か
ナイフを貸して欲しい事を口にすると、そのマサツグの言葉で周りに居る面々が
オロオロ!…そして各々がナイフを探す様子を見せて居ると、一人がポケットから
ナイフを取り出し渡しに向かう!…
__ッ…タッタッタッタッタッタッ!!…スッ…
「ッ!…ん、サンキュ!…んじゃもう一度……ッ…コイツだな?…」
__ザクザクザクザクッ!…ブツンッ!!…ヴウウゥゥ~~~ン!!!…ッ!?…
別に何の問題も無くスッとマサツグの手にそのナイフが手渡されて行く!…
となるとそのナイフを手渡してくれた者へ向かいマサツグは軽く感謝の言葉を
口にすると、再度炊飯器の中を覗き込み!…と、ナイフを手に少女を傷付けない
よう慎重を期し!…そのままモツの言う黄色のケーブルにナイフを宛がい!…
刃物の扱いには慣れた様子でサクッとケーブルを切ってしまうと、今度は電源が
切れる様にして物々しい音と共に警告音が止まる!…炊飯器の一部機能が止まった
様子が見られて行く!…するとこの突然の事で思わずマサツグもビクッとすると、
次にはナイフを手放しそうに!…
「ッ!?…な、何!?…って、あぁ!!…」
「ッ!?…何!?…如何したんだ!?…」
「ッ~~~…い、いやなんでも無い!!…」
その音で驚いた拍子にスルッとナイフを!…となるとマサツグがそんな奇声を
上げた事で途端に心配の声が広がり!…一体何があったのか!?とモツも
慌てた様子で声を掛けると、次にはマサツグが顔を見せる事無く大丈夫!と
返事!…しかし様子が可笑しい事だけは伺えてしまう!…それは明らかに
痛みに堪える様なそんな声に聞こえてしまい!…その声を聞いて大体の者が
察して行き!…マサツグが一旦出て来るであろうそんな事を予想して居ると、
そんな期待を裏切る様に!…
「…で、次は黄色だな?…続けてくれ!!…」
「ッ!?…おいナイフで手を切ったんじゃないか?…
だったら一回治療してからでも…」
中から聞こえて来たマサツグの声は救助を優先する言葉であって、何事も
無かったかの様に作業を続行!…と、続けてモツの指示に従い判断を乞い!…
となるとそんな返事が聞こえて来た事でモツも戸惑い!…マサツグに起きたで
あろう事について尋ねるよう声を掛ける様子を見ると、マサツグはそれを
肯定するよう更に返事!…だがそれでも止めるつもりはない様子で更に
続ける!…
「だいじょ~ぶ、だいじょ~ぶ!!…
ただちっとばかし切っただけだ!…無問題!!…」
「ッ!?…だ、大丈夫って!?…ッ…まぁいい!…
無茶だけはするなよ!?……とにかく次は黄色なんだが…
…それは赤と一緒でネジ式の筈!…捻って回して外してくれ!…」
それこそいつもの陽気さ加減で大丈夫!とモツにアピールをし、そして決して
顔を出そうとはせず!…となると当然マサツグの怪我の具合も見えない訳で!…
モツだけでなく周りで見守って居る者達も大いに戸惑い!…モツも如何にも
怪我が見えない事から判断に困るそんな反応を見せるのだが、マサツグの様子から
大丈夫?と判断!…次の指示を出して行く!…その際次に黄色のケーブルに
掛かって行くと、赤のケーブルと同じと言い!…
「ッ!…了解!!…」
__……ッ!…キュリキュリキュリキュリッ!…カチャンッ!…
と、それを受けてマサツグも分かった!と了承して行き!…今度は迷う事無く
黄色のケーブルを見つけ!…先程の赤のケーブルと同様!…線に沿って端子の
部分を探して行くと、部品が同じなのかやはり六角形の金具が手に!…
となるとそれを手にして捻り外す!…それは淀む事無く金属同士が擦れる音を
耳にすると、これまたカチャンッ!と言って端子が外れる音も耳に入り!…
するとマサツグもふぅっと安堵の息を漏らし!…またモツに外した事を口に
すると、次の指示を求めて行く!…
「…ふぅ~……ッ…よし、黄色完了!!…次ぃ!!…」
「ッ!…よし!…次なんだが…ッ…これは面倒だな!…
いいか、よく聞いてくれ?…
次のケーブルは特殊な端子が使われているらしい!…
ある手順を踏まないと簡単に外れない!…その手順って言うのが…」
マサツグの威勢のいい声にモツも調子が良い!とばかり返事!…そして四本目と
なる緑のケーブルの説明に入り!…もう何度目となるか分からないがまた手元の
資料にチラッと視線を向けて行くと、思わず今度は難航するであろう事を漏らす!…
しかしそれでもちゃんと解除の方法について話し始める!…そして今まで通り
資料に書かれて有るその手順をマサツグに話そうとするのだが、次には突如何やら
奇妙な音が聞こえ!…
__……カシュンッ!!…
「ッ!…え?…」
「…解除出来ちまった!…次ぃ!!」
と言うのもそれが聞こえて来たのは炊飯器の方から!…まるで軽い金具同士が
弾き合う様にしてカチャンッ!と聞こえ!…突如そんな音が聞こえて来た事で
モツを始め!…他の面々達もその音に思わずえっ?とばかりに戸惑いを露わに
して行くと、次にはその炊飯器から声が!…言わずもがなマサツグが予想外!
と言った具合に言葉を漏らす!…何でも適当に弄っていたのか、何か本人も
驚いている様子で!…と、一方で解除出来た事に変わりはなく!…
気を取り直して次のケーブルに掛かって行くと、モツもハッとした様子で
我に返る!…
「……ッ!!…あ、あぁ!…そ、そうか!…
…にしてもマジか!…
これコンプレッサーにエアガンを取り付ける奴みたいに面倒なのに…」
この時その報告に思わず呆気に取られた様子で、我に返るなり慌ててマサツグに
返事を口に!…そして改めて手元の資料に目を移し!…そこでまた解除の方法を
確認してやはり面倒!と思ってしまうと、偶然にしてもよもや!と言った様子!…
何ならその解除方法を現実にある道具に例えて漏らす!…すると一方でマサツグも
続けてモツからの指示がない事で疑問を持つと、次にはモツに指示を求めるよう
声を掛け!…
「……ッ?…なにぃどしたぁ~?…」
「ッ!!…な、何でもない!!……よし!…
ここまでくればもう全種終わったと言っても過言じゃない!!…
水色は切って!…青はネジ式!…紫はさっきと同じだ!!」
「ッ!!…了解!!…んじゃ!…チャチャッとぉ~…」
それこそまるでツッコミの様に言葉を口に!…となるとモツがまたハッ!と
我に返る様なそんな素振りを!…そして慌てて返事をして行き!…改めて
気を入れ直すよう後は今までと同じ!と解除の方法を大まかに話すと、後は
マサツグに解除を任せる!…するとマサツグも了承した様子で返事をする!…
さてそこからはチャチャッと終わると思われるのだが、まだそうはいかない!
とばかりに突如ある事が起き出し!…
__……ピクッ…ッ…スゥ……ワシッ!…
それはマサツグが水色のケーブルの解除をしようとした際に起きてしまう!…
それまで一切動く気配を見せなかった無かった少女であったが、それが突如
何かに反応するようピクッと動き!…と、次にはスッと作業をするマサツグへ
向けて両手を伸ばし!…狭いコックピット?の中!…簡単にその少女の手が
マサツグの脇腹を捕えて行くと、当然マサツグも脇腹に違和感を覚えた事で
思わずピクッ!と…そして視線を下に向ける!…
「ッ!…ん?…って、え!?…あれもう動け!…」
__スゥ…ワシャシャシャシャシャシャ!!…
するとそこには当然自身の脇腹に向かい両手を伸ばす少女の姿が映っており、
それを目にしたマサツグは余計に戸惑う始末になり!…となるとその少女が
目を覚ました事に同時に驚き!…何なら起きた事を口にしよう!と…しかし
それを阻止する様に!…少女の手が容赦なくマサツグの脇腹を責める様に
動き出してしまうと、如何にも手元を狂わされる!…奇妙な防衛システムに
掛かってしまう!…
「ッ!?…ちょ!…ちょ!!…ちょ!?…」
「ッ!?…な、何!?…如何したんだ!?…」
マサツグ自身別にそこまで擽りに弱い訳でもないのだが、それでもやはり
反応はしてしまう訳であり!…となると嫌でも体を捩る羽目になり!…
困惑の言葉を大いに漏らし!…その声が当然外に向けても漏れてしまうと、
そのマサツグの様子が可笑しい事にこれまた一同困惑!…何ならモツも
異常!と察して見せる!…そして一体何が起きているのか?について
当の本人に問い掛けて行くと、マサツグもマサツグで現状の状況を話し始め!…
「い、今!!…何か知らねぇけど!…こ、この子が!!…
コ、コラ!!…止めんか!!…」
「……こっちからだと踊っている様にしか見えない!!…
って、あっ…確かに女の子の手が……でもどうやって?…」
その様子からは間違いなく擽りに堪えている様子が感じられ、そしてやはり
邪魔なのか文句も口に!…一方でモツの方から見えるマサツグの様子は
と言うと、ケツを振って踊っている様にしかとても見えず!…だが一応
マサツグの言う通りに少女の手も!…マサツグの脇腹を掴んで離さない!と
言った!…マサツグの感じている通りに普通じゃない様子が見受けられると、
如何したモノか?と…勿論助けるかどうか?…或いは如何助けるか?で
悩む反応を露わにすると、慌てる事無くまずは確認!…その様子をジッと見る!…
「…とにかく一応ダメージを受けているとかではない?…
いやでも徐々にTPが減っている様な?…」
「れ、冷静に分析してないで助けてくれ!!!…
…ッダハァ!!…よし、これであと二本!!…」
まるで最初からマサツグなら大丈夫!と言った様子で、そしてマサツグのスタミナが
奪われているのをモツは冷静に観察!…となると一方で冷静に観察をしているモツに
対してマサツグがツッコミ!…当然助けてくれ!と訴える始末!…しかしその間にも
ちゃんとケーブルを一本処理して!…残り青と紫のケーブル二本として行くと、
少女もこれには更に抵抗!…と言うのも何かテクニシャンな手付きになって行く!…
__キイィーーン!!!…ッ…ワシャシャシャシャシャシャ!!!…
「うおぉ!?…な、何か激しくなった!?…や、止め!!…」
その際明確な暴力でない分幾分マシ!…と、言いたい所ではあるのだがやはり
キツイ事に変わりはなく!…それでもマサツグは次に青のケーブルへと
着手して行き!…ケーブルを辿って何とか根元の金具の所まで!…スッと
手を伸ばして作業に取り掛かろうとして行くと、ネジを捻って外そうとする!…
決して怯まない姿勢を露わにする!…だがその間も当然少女からの抵抗も
続く訳で、文句が絶えず!…すると一方でそれを我関せずで見守っている
オリハはふとこんな事を!…
「…これシロちゃんとハクちゃんが今この場に居なくて良かったかもなぁ…
間違いなくヤキモチを妬かれてそう…」
「お前も呑気な事言って無いで助けろやああぁぁ!!!!」
__キュリキュリキュリキュリッ!…カチャンッ!…
オリハはこんな状態になっているマサツグを見ても決して助けようとはしない!…
ただ遠くから見守り!…呑気にシロとハクが居ない事にある種の不幸中の幸い!と
言った事を口にすると、その言葉はマサツグの耳にも届き!…マサツグもオリハに
文句を言う!…それこそ当然助けに来い!と言ったモノであるのだが、オリハは
マサツグに文句を言われてもやっぱり動かず!…と言うのも力加減が分からない!と
言った様子で!…ピクッと反応をして見せるが…ジッと自身の両手を見て何か
思う様なそんな表情を浮かべて居ると、マサツグも何とか青のケーブルを解除!…
残すは一本となって行く!…となるとこれが最後とばかりに少女からの抵抗も
より一層激しく!…
__キイイイィィーーン!!!…ッ…ワシャシャシャシャシャシャ!!!!…
「ンふぅ!!…な、なんだ!?…これぇ!?…」
「あと一本!!…頑張ってくれぇ!!…」
遂には手の届く範囲全体に至り!…もはや擽るだけには留まらない!…
圧倒的責めをそのマサツグの体に向けて一心に繰り出して見せて行くと、
それを喰らっている本人も更に驚き!…何ならこれをプログラミング?
した者に対して思わずドン引き!…とにかく戸惑いながらも作業を続け!…
一方も中が如何なっているのか?…分からないながらも無事に終わる事を
各々が祈るそんな様子を見せると、モツがマサツグの様子を見詰めたまま
一言!…その手に持つ資料をクシャッ!と握る!…そして!…
__…カシュンッ!!…ビクゥ!!!…クタッ…ヴウウゥゥ~~~ン!!!…
「ッ!…お、終わった?……」
この時その瞬間が訪れる!…まるでケーブル内の空気が弾ける様に、独特の音が
炊飯器から聞こえ!…と、同時に次にはヘッドギアを被っている少女の身にも
異変が!…それはビクッと驚く様に!…その身を震わせ遂には力無くその炊飯器
内部にクタッともたれ掛かる様子を見せて行くと、そのままピクリとも動かなく
なってしまう!…しかし呼吸はしている様子で若干の肺の動きは見受けられる!…
そしてこれまた何か動力源が落ちた様なそんな音が響いて来ると、中の水色の
照明?も消え…とにかくこれにて完全沈黙!…その光景を目にした者達は大いに
戸惑い!…モツの判断に困る様子で思わずフラグめいた事を口にすると、一方で
マサツグに動きが!…
__……ゴソゴソッ…ゴソゴソッ…スッ…
「ッ!…ヤブ!!…ッ!!…」
それは炊飯器の中から出て来ようとしている様子で有り、勿論件の少女もちゃんと
救助をして見せ!…その際一旦はヘッドギアを被せたままにしてお姫様抱っこ!…
口にケーブルを切る際に使ったであろうナイフを銜え!…その手はナイフの刃を
直に掴んだのか?…未だ出血が止まっていない痛々しい様子が見られると、肝心の
マサツグは屁でもない様子を!…とにかく少女を抱えて一度開けた場所へと歩いて
行く!…
__ザッ…ザッ…ザッ…ザッ……スルッ…コンッ!…カラカラカラカラ…
「ッ!?…な!?…」
「…すっげぇ!!…」
その際マサツグが抱えて歩く毎に徐々にヘッドギアがズレて行くと、次には
自然と少女の頭からヘッドギアが外れ!…するとそこには綺麗な短い銀髪の
少女が眠っており!…やはり見た所でシロ達と変わらない!…いやそれよりも
幼いと言った所か?…とにかく小さい子供と言う事だけが分かる!…穏やかな
寝顔がこれまたハッキリと見れると、その様子にあるクランの面々達が思わず
息を呑む!…一方でその少女の頭から落ちたヘッドギアにも視線が集まる!…
「ッ!…ッ!?…お、おいアレ!?…」
「ッ!…え?…ッ!?…」
__どよッ!?…ざわざわ!…ざわざわ!…ッ!?…
と言うのもその少女の被っていたヘッドギアをよく見ると、一部マサツグの血か
赤黒く染まっているのがこれまた見られ!…となるとそんな様子を目にして
周りの者達はこれまたどよめきと驚きを露わに!…何ならモツもそれを見て
当然ギョッ!とする始末…だが次には呆れた様子で思わず溜息を吐いて見せ!…
その歩いて来るマサツグに対して慣れた具合に苦笑いをすると、労りの言葉を
掛けて行く!…
「…はあぁ~…まぁた派手な救助活動で?…お疲れさん!…」
__…スウゥ~~…ハアアァ~~~……
「…ドッ!!!…と疲れたわ!!!…」
まるで茶化す様に言葉を掛けると、マサツグもその言葉に対してピクッと反応!…
と、次にはモツとは若干間隔を開ける様にしてピタッと止まり!…今度は大きく
息を吸い!…そして特大のクソデカ溜息を吐いて見せると、文句交じりに返事を
口にする!…その際まだ血が止まらない様子でそれは道標となるよう伸びていると、
ここでハッ!と誰か気を利かせた様子で!…バッ!とマサツグの方へと近付き!…
__……ッ!!…タッタッタッタッタッタッ!!!…
「マ、マサツグさん治療を!!……ッ!!…あ、後その子も!!…」
それは一人の僧侶の姿で、慌てた様子でマサツグに駆け寄り!…そして治療を
しよう!と慌てたままにその怪我の具合を見ようとするが、更にハッ!と…
と言うのもマサツグは未だ少女を抱えて立っており!…怪我の具合を見ようにも
少女が邪魔で!…とは言えず!…とにかく安静に出来る所へ!と…その抱えて
居る少女の心配も勿論!…更にマサツグへ治療を勧める!…それはテンパって
居るが故の理由なのか?…もはや色々と困惑している様子が伺え!…
「ッ!…あ、あぁ!…頼めるか?…」
と、マサツグもそんな突然の申し出に対してピクッと反応!…そしてその僧侶を
これと言って気にする事無く!…素直に治療を頼み!…一旦モツにその少女を
預けようとする素振りを見せて行くと、そこからを皮切りに!…ある者は少女の
容態を見よう!と、すかさず回復アイテム等を手に取り!…またある者達は
何処から持って来たのか?…ベッドを数人掛りで持って来て!…そのベッドに
少女を寝かせるようモツに手招きをして見せると、誰もが親身に!…また慌しい
様子を見せるのであった!…
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社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。
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コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~
仮実谷 望
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主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。
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拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。
さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが……
暫くするとこの世界には異変が起きていた。
謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。
謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。
そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。
その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。
その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。
様々な登場人物が織りなす群像劇です。
主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。
その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。
ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。
タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。
その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。
魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密
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魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。
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現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
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2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
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至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
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俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
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