どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第九章-スプリングフィールド王国・再び編-

-第九章五十八節 異変のリーナとショック療法と成長の一端!-

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さて急に?やる気を出して見せるリーナにマサツグは戸惑い、

いきなりの防戦スタート!…何ならそのリーナ様子も何処か可笑しく!…

妙に目が座っていると言うか怨敵!とばかりに未だマサツグの事を睨んでいると、

そんな視線を向けられ始めた事でマサツグはその事についても困惑!…

あの一瞬で何が有ったのか?を考え始める!…

その際思い当たる節があるとするなら、別れる前に威圧をした事くらいで!…

しかし威圧をした所でこうなるのか?と…

何なら例によってまたリーナが自身に暗示を掛けているのでは?と言った…

また別の方向からの推測を立てていると、一方のリーナは押せ押せ!モード!…

宛らハイドリヒに戻ったよう攻めを貫く!…


「ッ!!…クッ!!…ガードが固い!!…」


「お、おいおいリーナ!?…た、確かに本気でとは言ったが!!…

何もそこまで気負う必要は無いんじゃあないのか!?…てか急に如何し…!!」


この時マサツグも当然大剣で応戦をすると、腰を落として踏ん張って見せ!…

となるとそんなデカい剣を握って居る者を簡単に押し退けられる筈もなく!…

まるで場面は硬直したよう!…リーナが歯を食い縛って睨み!…

押し切れない事に不満をポロッと漏らしていると、

一方でマサツグはリーナの心配をする余裕振りを!…

しかし同時に慌てる様子も露わにする!

…何なら慌てる様子が表立って浮き彫りになると、拮抗している!…

いやマサツグの方に余裕がある様には観客達からは見えず!…

するとその様子にリーナのファンクラブ?の者達が行ける!とばかりに大声援!…

だが当の本人はそれ所では当然無く!…

マサツグの心配に対して更にキッと睨んで見せると、文句を口に!…


「黙れ魔王!!!…この国に何の用だ!!…

この国を攻め滅ぼそうと言うのなら!!…私が命を賭しても守り切る!!!」


__どよぉ!?…ザワザワッ!!…ザワザワッ!!…


やはりマサツグの事を魔王と言って徹底的に敵視しており!…

何ならその口調もまるで今までの記憶を失ったかの様で!…

マサツグがここに居る事を否定?…とにかくマサツグに国を滅ぼさせない!と…

完全にマサツグを悪者として扱うよう言葉を更に続けて行くと、

そのリーナの言葉に観客達もえっ?と…リーナの言葉に疑問を持ち出す!…

ある者はマサツグのファンの様子で、英雄に何を言っている?困惑!…

或いは怒りを覚え始め!…またある者はリーナのファンであろうか?…

こちらも最初は困惑した様子を見せるが、次第にそんな事など如何でも良く!…

今こそ雪辱を!…リーナに勝ってくれ!と未だ応援の言葉を口にすると、熱狂!…

それこそリーナに同調し出す!…


「ッ!?…そ、その魔王設定についても疑問が!?…

えっ!?…それこそアレか!?…そこまでして魔王になれと!?…」


「ッ~~~!!!…何を訳の分からない事を!!!…

貴様は!!…ここで討つ!!!」


となるとそんな観客達を余所に肝心のマサツグも困惑し続けると、

リーナの設定にツッコミを口に!…

それこそそこまでして魔王化して欲しいのか?と…

急にここに来て朴念仁を発動し!…とにかく困惑する様子を見せていると、

リーナはそんなマサツグの寝惚けた態度に怒りを!…更に倒すと意気込み始める!…

と、その一方で専用の観客席からその様子を見ているスティング達はと言うと、

当然その様子を異常!と受け取った具合で慌て始め!…


「…ア、アレは一体?…それにあの方の事を魔王と?…」


「…こ、これは!…不味いかも知れない!!…」


「ッ!?…え?…」


その際エレアノラも不穏なモノを感じ取った様子で!…

そのリーナの様子を心配し始めると同時に!…更にリーナの言った事に対して!…

イマイチ理解が出来ない!とばかりに!…

魔王の言葉とマサツグが結びつかない様な事を更に漏らすと、

チラッとスティングの座っている方に視線を!…

するとそこで若干慌てるスティングの様子を見つけて行く!…

何ならスティングもそんなリーナの様子と言うか!…

この後の展開も読めた具合に慌てて見せると、不味い!と言葉を口にして行き!…

となるとそんなスティングの言葉を聞いてエレアノラも更に慌て!…

と、今度はアムネスがスッと観客席を立ち上がり!…


「…貴方!…ここは私が!!…」


と言うのもアムネス自らリーナを止めに行く事をスティングに話し!…

何故なら今のリーナを止られる者は現状限られているらしく、

今すぐ動けるのは自分だけ!とばかりに…

その際観客席に居るプレイヤー達の中にも止められる者は居るであろうが!…

しかし一体誰が止められる者なのか?は全くと言って分からず、

そして勿論それを探す時間などこれまた無く!…故に自分が出る!と言い…

直ぐにその場を後にして着替えに向かおうとするのだが、

スティングがそんなアムネスを止める!…

それこそ慌てながらも冷静に事の展開を考え始める!…


「…いや、迂闊に仲裁に入って!…

君の方が倒れてしまったら意味がない!!…

…今は心苦しいが!!…彼にこの場を任せるしか!!…」


「ッ!!…マ、マサツグ様!!…」


この時懸念すべきは被害者を増やしてしまう事であり、

アムネスがそうなってしまう可能性を考え!…

となると余計に話がややこしく拗れてしまう事が想像出来!…

故にスティングとしてはマサツグに頑張って貰うしか!と…

自分でも歯痒い思いをしながらグッ!と…

マサツグに何とか解決を求めるようそんな視線を向けていると、

その言葉にアムネスもハッ!と…悔しい!とばかりに思い止まる!…

そしてその一連の会話を聞いていたエレアノラもスッとマサツグに視線を向けると、

心配をするようマサツグの事を口に!…と、一方で時間を同じくして観客席!…

そのリーナの様子が可笑しい事はシロ達の目にも映っており!…

特にフィロがその異変の正体に気が付いた様子で言葉を!…

同時に苛立ちを隠せないそんな表情も浮かべて見せる!…


「…チッ!!…あの小娘、呑まれおったな!?…」


「ッ!?…の、呑まれた!?…え、何に?…」


その際フィロはただ単純に呑まれた!とだけ口にし始めると、

ジッとリーナの事を睨むよう見詰め続け!…

と、そんなフィロの言葉にくまさんもハッ!と気が付いた様子で反応をして見せ!…

一体如何言う事なのか?を問い出し!…

何か変な事になって居るのか?とばかりに心配をする様子も露わにすると、

フィロはそんなくまさんの質問に答えるよう言葉を!…

何ならいつもの遜った様子ではなく!…いつものフィロ節で返事をして行く!…


「…[狂気]!…と言えば良いじゃろうか…

正常な判断を失い!…奇行!…或いは他者に対して攻撃的になると言うか…

一種の混乱に近い!!…しかし狂気は執着の様なモノ!!…

今あの小娘はマサツグに!!…魔王に対して執着して居る!!…

…まぁマサツグが負ける事は無いじゃろうが…

あの小娘を止めるのは中々に骨が折れると言った所!!…

…それにしても!…一体何処でそんな狂気に陥る事が合ったと言うのじゃ!?…」


「「ッ!!…ご、ご主人様せ、先生!…」」


フィロの見立てによると如何やらリーナは狂気に陥っているらしく、

正常な判断能力を失っている!と…

そしてそれが原因でマサツグの事を魔王と言っている事を続けて

理解した様子で有り!…が、同時に疑問を!…

と言うのも一体いつそんな狂気に陥ってしまったのか?…

何なら魔王に対して然程執着して居なかったにも関わらず!…

何故今になってあの様にマサツグへ対して食って掛かって居るのか?と

言葉を漏らすと、決して助けると言った事をせず!…

ただ見守る様にして視線を向ける!…

そしてその話を聞いて理解したのかしていないのかと言った所で、

シロとハクは揃ってマサツグの心配をし始め!…

と、一方で肝心の壇上の二人は周りの様子など如何でも良く!…


「ッ~~!!…クッ!!…ヌッ!!…」


{…ほ、本当に一体如何して!?…って、そうだ!!…

分からねぇなら分かる様にすりゃあ!!……[鑑定アプレェィザァル]!!}


リーナは依然としてマサツグを倒す為に押しに押し!…

歯を食い縛りながら言葉を漏らし!…

マサツグに対してまだ衰える事無く怨嗟?と言うか…

怒りの視線を向け続けると、マサツグも相手にする上で更に困惑!…

だがそれもずっとと言う訳でもない様子でふとある事を思い出し始める!…

と言うのも分からないなら分かる様にすれば良い!と…

久しぶりに[鑑定アプレェィザァル]をリーナに向かって発動して行き!…

となると当然マサツグの目に前には今のリーナのステータス画面が!…


__ピピピ!…ヴウン!…


 -----------------------------------------------------------------------

 [リーナ・ハイデルグ・スプリングフィールド]

 「スプリングフィールド王国騎士団・団長 兼 王女殿下」

  Lv.69

  HP 86700 ATK 890  DEF 930

      MATK 120 MDEF 900


 [SKILL]

 スプリングフィールド王国騎士剣術 Lv.11 王家の覚悟 Lv.11

 不屈の闘志 Lv.11 見切り Lv.6 


 [バッドステータス]

 恐慌

 -----------------------------------------------------------------------


いつもの効果音がなって次には画面!…

すると初めて会った時とは違って色々と見える様になっており!…

何なら今は敵対しているせいか、ちゃんとエネミーとして表示され!…

と、そんな画面の様子にマサツグも思わず成長した!と感じる所で!…

しかし勿論そんな事を言っている場合では全然なく!…

一体何が悪さをしているのか?とばかりに確認をし出し!…

その中でもふとあるモノが、当然の如くマサツグの目に留まって行き!…


{…ん?…[恐慌]?…恐れ、慌てる?……ッ!!…

あっこれってもしかして混乱的な!?…え、いつ!?…

てかやっぱもしかしなくてもあの威圧…!!}


そのあるモノと言うのはバッドステータス!…そこには簡単に[恐慌]!と…

となるとその言葉を見て思わず頭の中で意味は何だったか?を思い出し始め!…

と、思い出した所で明らかにこれがリーナの様子が可笑しくなった原因の様に

思えて行き!…と言うのもやはりあの威圧が原因なのでは?と…

結論が出て更に自分が原因だった事が分かってえぇ~っと勝手に戸惑い出すと、

一方でリーナは勿論御構い無し!…更にマサツグを押し込もうとして見せる!…


「絶対に!!…絶対に負けたりなど!!!」


「ッ!?…って、呑気し過ぎたか!?…更に力押しが!!…でえぇい!!!」


絶対に負けない!と言葉を口に…

何ならそれが力の源!とばかりにこれまた更に押す力を増して行き!…

と、更に力が増して来た事でマサツグもやはり驚いて見せ!…

何なら少しばかり呑気にしていた!と反省をし…

だが勿論そのままやられる気などサラサラなく!…

次にはグッとマサツグも更に力を!…

あくまでもやられない程度に均衡を保とうとするのだが、

力加減を誤ってリーナの力に押し勝ってしまう!…

するとリーナもフラ付く様にしてマサツグに押し飛ばされる様子を露わにする!…

しかし!…


__ギ、ギギギ!!!…ギイイィィン!!!…ッ!!……フォンッ!!…


フラ付いて見せたのは最初の数秒!…しかしその後は勢いを往なす様に!…

態勢を整えすかさずマサツグの追撃を警戒すると、

マサツグに対して剣を突き付け威圧!…この時若干息を切らす!…

と言っても軽くジョギングをした程度で有り、

まだまだスタミナが有り余っている事をその様子から物語って見せ!…

と、一方でマサツグも追撃を放つ事無くまずは休憩!…その際一応警戒しつつ!…

大剣を構えながらリーナに声を掛け出すと、正気に戻って欲しいよう言葉を口に!…


「…ッ…リーナ、落ち着け!!…お前は今自分を見失ってる!!…

お前の望んでいた事はこんなんじゃあ…!!」


「五月蠅い!!!…惑わされはせんぞ!!!…

…我が国を守る為!!!…

リーナ・ハイデルグ・スプリングフィールド!!!…押して参る!!!!」


その際恐慌状態の解き方など知らない様子!…

人目など全く気にしないよ具合に!…

まるでリーナがさも可笑しくなっている様に声を掛けると、

そのマサツグの言葉に観客達もまたざわめく様な!…

そんな反応を露わにする!…

しかしそう言葉を掛けた所でリーナはマサツグの話を聞かず、

惑わされない!の一点張り…そしてこれまたお約束の様に国を守る!と…

やはりマサツグの事を敵視し続け!…かと言って何か卑怯と言うか…

真っ向からの勝負に拘るそんな様子をマサツグに見せると、

マサツグもその様子に気が付いて居るのか!…戸惑う様にして文句を漏らす!…


「ッ!?…あぁ~もう!!!…変な所で頑固になる!!!…

…これってあの[王家の覚悟]ってヤツなのか!?…

だとしたら発動する所そこじゃねぇだろ!?…」


「ハアアアアアアアァァァァ!!!!」


それは如何やら変にスキルが噛み合った様子で今のリーナが出来ている事が

予測されると、その変な噛み合わせが起きてしまった事にツッコミを入れるよう

若干吠え!…と、マサツグが吠えて居る内にリーナも動きを!…

それはマサツグに向かって再度突貫!…

声を挙げながら果敢に剣を振り被って見せると、マサツグもそんな向かって来る

リーナへ機敏に反応!…そしてふとある事を思い付く!…

と言うのもまずはこの恐慌状態を如何にかしないといけない訳で!…


「ッ!?…こうなったら一か八か!!…」


__ダッ…フォンッ!!…ッ!?…


この時思い付いた事と言うのはそのリーナの恐慌状態を解く方法について!…

何なら相手から丁度向かって来た事で具合が良い!と、

しかしその一方で確証がなく!…だが試さない事には始まらない!とも考えて行き…

いつもの様に一か八か!…そう言ってまずは冷静にリーナの動きに注意を向けると、

そのリーナが繰り出す攻撃を見切ったかの様に!…バッと紙一重に回避をする!…

するとそんなマサツグの動きにリーナもハッ!と戸惑って見せると、

マサツグは続けて反撃に移り!…


「…先に言っとくぞ!!」


__ガッ!!…ッ!!…


反撃と言ってもそんな大層な事は考えて居らず!…

あくまでもまずは正気に戻す事を考え、

紙一重に回避をした所でスッと左腕を伸ばし!…

その際何か忠告をするよう!…伸ばした左腕はリーナの甲冑の胸倉?と言うか、

胸プレートに手を掛け!…そして一気に引き寄せる様にしてリーナを引っ張り!…

となるといきなり引っ張られた事でリーナもウッ!と…

瞬時にマサツグの攻撃に備える様な!…覚悟を瞬時に決めた表情を露わにすると、

次にはマサツグも言葉の続きを!…更にリーナへ攻撃を仕掛ける!…


「別に死にはしねぇけどイテェからな!?」


__ヒュッ!!…ゴイィ~~~ン!!!…ッ!?!?…


その際リーナは一体どんな攻撃が飛んで来る事を想像したのか?…

この時とにかくグッと奥歯を噛み締めると、痛みに耐えるそんな表情を露わにし!…

一方でマサツグも先程の忠告通りにリーナへ攻撃!…

勿論大剣で攻撃とか、そんな様子を見せる事は一切無く!…

ただ頭を若干仰け反らせて見せると、次にはリーナの頭頂部に向かいゴチンッ!と…

容赦のないヘッドバッドをお見舞いする!…

するとそんなマサツグの行動に観客席の面々もえっ!?とばかりに驚いて見せると、

目を真ん丸にしてその様子を凝視し続け!…

と、喰らった本人はと言うと予想外?の攻撃にやはり驚いた様子で怯んでしまい!…


「ッ!!…ガハッ!!…ッ…ッ~~~~!!!…」


「ッ!!…ッ…ああぁぁ~~!!…

頭は痛かねぇけど!!…一瞬脳が揺れた様な!!…」


この時さすがに倒れるとまでは行かないのだが、

それでもしっかりヘッドバッドを喰らった頭を押さえる事になってしまい!…

と、その様子は宛ら某・ロリ吸血鬼が見せるカ○スマガードの様であり!…

更に悶絶する様に震えて見せると、一方で食らわせた本人も頭を抱え!…

と言うのも鉢金をして居るにも関わらず!…

自分にもダメージが返って来た様に悶絶すると、痛みではなく脳が揺れた!と…

もう一つ危ない方の感覚?…症状を口にする!…

と、そこからは二人揃って頭の痛みに悩まされて試合がピタッと止まってしまうと、

変な空気が流れ始め!…

何ならそのまま試合を続行出来るのか?とも言った状況にもなって行き!…

しかしそんな空気を払拭するよう!…

次にはリーナが沈黙を破る様にして徐々に動きを見せ始め!…


「いっ!!…つっ~~~~!!!……ッ~~~!!!…

な、何をするんだマサツグ!!!…って、あ…あれ?…」


と言うのも徐々に体を起こしてマサツグをチラリ!…

その際未だ頭から手を離せない様子で!…

しかしそれでも言いたい事があるのか、

痛みに耐えながらマサツグを一瞥した後に文句の言葉を口にし始め!…

と、それはまるで不意に攻撃を貰ったかの様な言い分で!…

マサツグに対して何をする!と…目に涙を溜めつつ恨む様な視線を向けると、

次にはこれまたハッ!とした反応を露わに!…

そしてさも記憶を失った様な事を続けて漏らす!…

するとそんなリーナの言葉にマサツグもピクッと悶絶しながら反応をすると、

リーナに恐る恐ると言った様子で声を掛け!…


「ッ~~~!!!…ッ?…ッ…お?…も、戻ったか?…」


「…ッ?…は?…も、戻った?…一体何の話し?…」


宛らその言い様もリーナが操られていた!とばかりの言い様であり…

そしてマサツグの様子や言葉にこれまた困惑して行き!…

リーナとしては何が何だか?と言った様子のまま…

とにかくそのマサツグの言葉に対してやはりまだ理解が出来ない

そんな反応を露わにすると、ふと辺りを見回し!…

まずは自分が何処に居るのか?を確認し出す!…

するとそこは何処を如何見ても見慣れた光景の場所で有り、

観客達がどよめき困惑している様子もしっかりその目に映って行き!…


__どよどよ!!…がやがや!!……ッ!…


「ッ!?…い、いつの間に闘技場に!?…

…ッ!?…と言う事はまた私は!!…」


と、そんな様子を目にして勿論更に困惑と言った所で有り!…

何ならここに来るまでの間の事も覚えて居ないのか?…

何故自分がここに居るのかが分かって居らず!…

ただ辺りを見回して戸惑いに戸惑い続けていると、

更にハッとある事にも気が付いた様子で途端にその動きを止め!…

今度はスッと俯く様子を露わにする!…

と言うのも自分がここに居ると言う事は!と言った具合に落胆し始め!…

その落胆の理由についてもマサツグに負けたのか?と言った事を考え口に…

が、それを否定するようマサツグは未だ頭を抱えながら返事をして行き!…


「ッ~~~……いや、まだ始まったばかりだ!…

…で、如何する?…一旦仕切り直すか?…」


「ッ!…し、仕切り直すも何も…な、何が何だか!…

…し、しかしこれはもう…始まっていると言う事で良いのだな?…」


まるでリーナの不安を払拭するよう!…まだ決着は付いていない!と…

始まったばかりで互いにダメージを喰らった様に話しをすると、

仕切り直しの有無をリーナに確認!…

するとリーナもその確認をされた事でもう一つ戸惑い様を露わにする!…

その際徐々に言った所ではあるが、一応状況が飲み込めて来た様子を見せ始め!…

しかしやはり未だ戸惑っている事には変わらない!と…

その際何が何だか!と言ってマサツグをチラリ…と、次には続けて質問を!…

改めてもう試合が始まっているのか?について尋ねて行くと、

マサツグもそれに返事を!…徐々に痛みも引いて来た様子でツッコミを入れる!…


「…ッ…だからさっきからそう言って!…」


__バシュンッ!!…ッ!?…フォンッフォン!!…


それこそリーナが正気に戻った事でホッと一先ずは安堵と言った様子であり、

その際リーナに対して思わず警戒を解いて頭を抱え!…

しかし次にはそんな呑気をしている事すら許されず!…

何故ならリーナがいきなりやる気満々にマサツグへ攻撃を仕掛け!…

マサツグに向かい駆け出すと、

宛らフェンシングの様に手首のスナップを利かせた斬撃を繰り出し!…

が、一方でマサツグもまるで野生の獣並みに反応を露わに!…

ふと不穏な気配を感じ取り!…慌ててバックステップで回避をすると、

いきなり攻撃を仕掛けて来たリーナに対して言葉を!…


「ッ!!!…ぶねぇ!!!」


「ッ!?…躱された!?」


__ババッ!!…トトトッ…ッ…ジャコンッ!!…


それはまるでまた文句の言葉を漏らす様に!…

突然の事で驚き戸惑い、更には若干引き攣った表情も浮かべて見せ!…

一方で不意を突いたにも関わらず逃げられた事でリーナも驚き!…

避けられた事をそのまま言葉に!…

と、注意が向けられた事でリーナは追撃を放たず!…

マサツグも油断をしていた!とばかりに…

またリーナに対して大剣を身構え臨戦態勢を整えると、睨み合いに発展!…

そしてまたマサツグがリーナに文句を続ける!…


「今度はいきなりの御挨拶だな!!…やる気満々ってか!?」


「あ、当たり前であろう!!…無様な戦いを見せれる筈が!!…」


「…じゃあ、本気で戦うって事で良いんだな?…」


この時勿論いきなりの攻撃に対して不服!とばかりに…

そして途端にやる気を見せ始めた事にさも挑発をするよう言葉を続け!…

するとそんなマサツグに対してリーナもスッと武器を構え直して見せ!…

その際動揺を露わに!…先程躱された事が未だ信じられず!…

返事をしながらも無様な姿を見せられない事を更に続けて話して行くと、

マサツグもそんなリーナに対してこれまた言葉を!…ある確認をし始める!…

と言うのもそれはリーナとの約束を果たす様に、本気で戦う事を口に!…

するとその問い掛けに対してリーナは思わず戸惑ってしまい!…


「ッ!…え?…」


「お前の望み通り!!…本気で戦うって事で!!…」


それこそ宛ら一体何の事か?とばかりにリーナは戸惑い様を露わにして見せ!…

するとマサツグも再び言葉を口にして行き!…リーナが望んだ事!と言い…

一体何の話しであるか?その内容を暴露する様に確認をすると、

リーナもその突然の質問に戸惑いながらも!…次には理解した様子で返事をする!…

その際マサツグがわざわざ確認をしてくれた事に対して!…

覚えて居てくれた事に嬉しく思うと、思わずフッと笑みを零し!…

と、同時に不思議な事に自身の中にあった不安と言うか

本音は何処かに消え去ってしまい!…


「ッ!……ッ…あぁ!!…

胸を借りるつもりで!!…全力で行かせて貰う!!!」


「…じゃあ、仕切り直し!…」


まるで今までの憑き物が消えた様にスッキリ爽快!…

そんな心境下でマサツグの質問に対して当然!と返事…

そして改めて剣を構え直し、もはや敵う敵わないではない!…

ただ真っ直ぐ真正面からぶつかる事だけを考えると、

不敵に笑みを浮かべて見せ!…

となるとそんな反応を見てマサツグもスッと一呼吸挿み!…

まるで先程のぶつかり合いは準備運動!とばかりに…

仕切り直す事を口にすると、もはや審判などそっちのけ!…

二人だけの世界にへと入って行く!…

この時互いの目に映るは武器を構える親友であり、また好敵手ライバルで有り!…

と、そんな様子からまた空気がピンと張り詰め始め!…

観客達もその様子にハッ!と…

目が離せない様な何か凄い事が起きそうと言った本能的予感を感じて行くと、

リーナが言葉を口に!…


「いざ、尋常に!!…」


__ッ!…ッ…ギュッ!!…グッ!!……ッ!!…


「「勝負!!!」」×2


まるで仕切り直しの合図を口にするよう、尋常に!と言葉を口に…

と、その言葉を聞いてマサツグも警戒!…改めて大剣を握り直し!…

何処から攻撃を仕掛けられても防げるようグッと下半身に力を入れると、

ジッとリーナに視線を!…

するとリーナもそれを感じ取っていつでも動ける様子をマサツグに見せる!…

となると次にはまるで以心伝心したよう同時に勝負の言葉を口にすると、

リーナはマサツグに向かい声を挙げながら突貫し始め!…


__フォンッバシュン!!!…ッ!!…


「ハアアアアァァァァァァ!!!!」


__ダンッグッ!!…ギイィィン!!!…ッ!!…


剣を振り被りながらマサツグへ肉薄!…

するとマサツグもリーナが突っ込んで来た事でどっしり構え!…

カウンターをするとばかりに!…

更に足腰に力を入れてリーナの攻撃に備えて行くと、

リーナはそんなマサツグの様子を見ても御構い無し!…

猪振りを発揮する!…

となると案の定リーナの攻撃はマサツグの扱う大剣で見事に

ガードされる事になってしまうと、

マサツグもマサツグでリーナが攻撃を振り切った所で動きを見せ!…


「オッコイショおぉ!!!」


__グオンッ!!!…フワッ!…ッ!?…


「わあああぁあぁあぁぁあぁあぁあぁぁ!?」


と言うのもリーナを打ち上げる様にして大剣を振り上げ!…

と、その攻撃でリーナは足元を掬われ!…そのままいつかのシロやオリハみたく!…

攻撃を喰らったと言うより…宙を舞う事になってしまうと、当然慌て様を露わに!…

何ならその様子に観客達もギョッとする!…

その際宙を藻掻くリーナの様子を慌てて目でバッと追うと、

マサツグの怪力振りに驚いてしまい!…

一方でその撃ち上げた本人はと言うとハッとした様子で途端に心配!…


「ッ!!…しま!!…やり過ぎ…!!」


「ッ!!…隙を見せたな!!…!!!」


幾ら本気と言ってもやはり友人を相手にしている事には勿論変わらず!…

故にマサツグも思わず慌て!…

やり過ぎた!と言ってまた警戒を解いてしまうそんな様子を露わにすると、

リーナはそんなマサツグの様子を見るなりハッ!と…

途端に受け身を取って見せる!…

それこそ先程まで藻掻いて居たのは演技!とばかりに…

空中で身を翻すと、すかさず剣を構えて見せ!…

そしてマサツグに向かい反撃の斬撃!…その際驚く事にマサツグの技を!…

習得して居た様子でマサツグへ向かい剣を振るうと、

そのリーナの振るう剣から蒼い斬撃が繰り出され!…


__フォフォンッ…バババババッ!!!…


「ッ!?…な!?…」


__ジャコンッ!!…ギギギギギイィィン!!!……ッ…スタッ!!…


となるとその頭上から襲い掛かって来る蒼い斬撃にマサツグも驚きを露わに!…

当然リーナが覚えて居る筈の無い技が目の前に!…

いつの間に習得したのか!?と…それこそ色々と考えてしまいそうになるのだが、

今は我が身を守る事が最優先で!…次にはまた大剣で自身の身体を隠して行き!…

その際攻撃数としては5~6発、大剣で受けると確かな攻撃の感触を感じ!…

それらを全て受け切った所でマサツグがチラッと大剣から顔を覗かせると、

一方で宙を舞って居たリーナも地面へ着地しており!…

すると今度は身を守っているマサツグに対して、リーナは何か手応えを感じた様な…

と、不敵に笑みを浮かべるリーナの姿がそこにあり!…

マサツグもそれを見て何かヤバい!と言ったモノを感じ取ると、油断出来ない!…

リーナに末恐ろしいモノを感じてしまうのであった!…

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ガチャを廻したいからそんな理由で謎の異世界ガチャを買った主人公はガチャを廻して自分を鍛えて、最強に至る。現実世界で最強になった主人公は難事件やトラブルを解決する。敵の襲来から世界を守るたった一人の最強が誕生した。そしてガチャの真の仕組みに気付く主人公はさらに仲間と共に最強へと至る物語。ダンジョンに挑戦して仲間たちと共に最強へと至る道。 ガチャを廻しまくり次第に世界最強の人物になっていた。 ガチャ好きすぎて書いてしまった。

おばさん冒険者、職場復帰する

神田柊子
ファンタジー
アリス(43)は『完全防御の魔女』と呼ばれたA級冒険者。 子育て(子どもの修行)のために母子ふたりで旅をしていたけれど、子どもが父親の元で暮らすことになった。 ひとりになったアリスは、拠点にしていた街に五年ぶりに帰ってくる。 さっそくギルドに顔を出すと昔馴染みのギルドマスターから、ギルド職員のリーナを弟子にしてほしいと頼まれる……。 生活力は低め、戦闘力は高めなアリスおばさんの冒険譚。 ----- 剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。 一話ごとで一区切りの、連作短編(の予定)。 ----- ※小説家になろう様にも掲載中。

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

暁刀魚
ファンタジー
 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される

水都 ミナト
ファンタジー
【第二部あらすじ】  地上での戦いを終え、ダンジョンに戻ったエレインは、日々修行に明け暮れつつも、ホムラやアグニと平和な日々を送っていた。  ダンジョンで自分の居場所を見つけたエレインであるが、ホムラに対する気持ちの変化に戸惑いを覚えていた。ホムラもホムラで、エレイン特別な感情を抱きつつも、未だその感情の名を自覚してはいなかった。  そんな中、エレインはホムラの提案により上層階の攻略を開始した。新たな魔法を習得し、順調に階層を上がっていくエレインは、ダンジョンの森の中で狐の面を被った不思議な人物と出会う。  一方地上では、アレクに手を貸した闇魔法使いが暗躍を始めていた。その悪意の刃は、着実にエレインやホムラに忍び寄っていたーーー  狐の面の人物は何者なのか、闇魔法使いの狙いは何なのか、そしてエレインとホムラの関係はどうなるのか、是非お楽しみください! 【第一部あらすじ】  人気の新人パーティ『彗星の新人』の一員であったエレインは、ある日突然、仲間達によってダンジョンに捨てられた。  しかも、ボスの間にーーー  階層主の鬼神・ホムラによって拾われたエレインは、何故かホムラの元で住み込みで弟子入りすることになって!? 「お前、ちゃんとレベリングしてんのか?」 「レ、レベリング…?はっ!?忘れてました……ってめちゃめちゃ経験値貯まってる…!?」  パーティに虐げられてきたエレインの魔法の才能が、ダンジョンで開花する。  一方その頃、エレインを捨てたパーティは、調子が上がらずに苦戦を強いられていた…  今までの力の源が、エレインの補助魔法によるものだとも知らずにーーー ※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される ※第二部開始にあたり、二部仕様に改題。 ※色々と設定が甘いところがあるかと思いますが、広いお心で楽しんでいただけますと幸いです。 ※なろう様、カクヨム様でも公開しています。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! 仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。 カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。

リストラされた42歳、確率の向こう側へ。~なぜか俺の選択肢がすべて正解になる件~

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「君には今月いっぱいで席を空けてもらいたい」 42歳、独身、社畜。会社のために尽くしてきた柏木誠は、理不尽な理由でリストラされた。 絶望の中、雨の神社で野良猫を助けた彼は、不思議な光と共に【確率固定】という異能――「無意識に正解を選び続ける豪運」を手に入れる。 試しに買った宝くじは10億円当選。 復讐心に燃える元上司を袖にし、元天才投資家の美女をパートナーに迎えた柏木は、その豪運で現代社会を無双していく。 「俺の選択に間違いはない。なぜなら、確率の方が俺に合わせるからだ」 枯れたおじさんが資産と余裕を手に入れ、美女たちに頼られながら、第2の人生を謳歌する痛快サクセスストーリー!

魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は世界に1人のトリプルジョブに至る~

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赤目達也(アカメタツヤ)は少女を育てる為に冒険者を辞めた。 そして時が流れ少女が高校の寮に住む事になり冒険者に復帰した。 30代になった達也は更なる力を手に入れておりバズり散らかす。 カクヨムで先行投稿中 タイトル名が少し違います。 魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は黒魔法と白魔法を覚え世界にただ1人のトリプルジョブに至る~ https://kakuyomu.jp/works/16818093076031328255

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