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-第九章-スプリングフィールド王国・再び編-
-第九章六十五節 オワタ式魔王戦?と誤解の保護者!と遅い本腰!…-
しおりを挟む一撃で一体どれ位のダメージを喰らうのかは不明なのだが、
当然喰らわないに越した事は無く!…故に改めて緊張感を!…
この時マサツグの技が通用しなかった事に動揺しつつ!…
それでも持ち前のガッツとタフネスで持ち直すと、
改めて刀を構えてはバルデウスを睨む!…油断の心を排除する!…
その際別に余裕を持っていたとかそう言う訳では無かったのだが、
まるでリーナは目が覚めたかのよう!…と、一方でスティングも言葉を!…
その様子から分かって居る!と言った具合に、リーナへ注意を促し!…
「…リーナ、気を付けなさい!!…
如何にどんな相手であっても、油断は禁物だ!!…
…例えどんな強力な技を持っていても、当たらなければ意味がないのだから!!…」
「ッ!!…はい!!…先程はすみませんでした!!……ッ!!…」
いや分かって居るであろうが故に注意と言った所か!…
油断は大敵!と話して行き、かつバルデウスに対して注意も欠かさず!…
その様子はやはり何処か戦い慣れている様子であって!…
と、そんな様子を見せるスティングに!…
リーナも注意を受けてビクッとするよう反応をすると、
ちゃんと反省した様子で機敏に返事!…そしてバルデウスに注意を向ける!…
この時もう同じ轍は二度と踏まないと言った気概も露わにして行くと、
一方でバルデウスがそんなスティング親子に興味を持ち!…
「…やはり面白いな?…貴様達の血族とはつくづく縁がある!!…」
「ッ!?…何!?…」
と言うのも宛らそのスティングの血筋と因縁がある様子で言葉を口に!…
いや勿論因縁がある関係では有るのだが、
しかし改めてしみじみと感じる!と言うか…
何か運命の様なモノを一人感じて行くと、縁がある!と口に…
と、同時に不敵に笑みを浮かべて見せる!…
その際リーナは言わずもがな前回自身を撃退した者達の内の一人で有り、
スティングに対してもふとその繰り出す剣技に何か覚えがある様な!…
するとそんな不敵に笑うバルデウスに対してリーナも言葉を!…
それこそピクッと機敏に反応を示し!…戸惑った具合に言葉を!…
それもさもその意味を尋ねる様なゲームや漫画に有りがちな素振りを見せるが、
バルデウスは御構い無しに言葉を続け!…
「…貴様!…何処でその剣を?…」
「ッ!……我が代々伝わる剣術なのだが?…」
その言葉もリーナに返事をする物ではなく、自身の疑問に忠実なモノで!…
と、何処でその剣を学んだのか?と…
何か関係がある様子でスティング本人に質問をすると、
スティングもそんな事を問われた事で思わず戸惑い!…
しかしそれでもしっかり返事をする!…勿論その質問に答えている間!…
不意打ちが飛んで来ても大丈夫な様に構えて行くと、
またそんなスティングの様子を見てバルデウスは嬉々とし!…
「ッ…ほう…そうか!…
…ならばあの者は賢き者であったと言う事か!…」
「ッ!……ッ…」
すると今度はその答えを聞けた事で満足!とばかりに…
だが同時に何か意味深な事を!…一体何の事を言っているのかは分からないが!…
そのスティングの剣術にも何かルーツがある?事を臭わせると、
さもその剣術の開祖を褒める様な言葉を!…
となるとスティングもその言葉に気になった様子で反応を示す!…
だが今はそんな事を気にしている場合ではない事を同時にふと思い出すと、
警戒を解く事無くバルデウスの動きに注意を払い!…
と、一方でずっと片手で抑えられているマサツグもカチン!と来た様子で…
「…って、さっきからガン無視してくれてんじゃねぇ!!!」
__グッ!!…ッ!!…ガギギギャアァァン!!!……ッ…
いい加減拘束され続ける状態?に対して怒りを覚え!…
すると次には足腰に力を入れ直し!…もはや技量等など関係無しに!…
ただ力任せに真正面からバルデウスの力に対抗をすると、
さすがのバルデウスもマサツグを片腕で止め続ける事は出来ないのか!…
力を入れ直したマサツグの怪力によって弾き飛ばされる!…
その際辺りにまるで金属同士がぶつかるけたたましい音が響いて行くと、
そのマサツグの怪力振りに思わずスティングとリーナも驚き!…
と、弾かれたバルデウスも慌てず騒がずと言った所で!…
弾かれた勢いに身を任せ!…
受け身を取りながらマサツグとの距離をある程度取って行くと、
マサツグは漸く解放された事でスッキリ!…一息吐く素振りを露わにする!…
「…フゥ~!!……ったく!!…さすがにそう露骨に舐められると…
こっちとしてもまぁ頭に来るモンだわな?…
…娘達が見ている手前!!…そろそろ本腰を入れて行こうか?…」
_チャキッ!!…バシュウウゥゥゥンン!!!…ッ!!…ッ~~~!!!!…
その際さも疲れた様子で肩を回す等の素振りを見せると、
バルデウスに対して不満を口に!…
と言うのもその態度と行動から舐められている!と…
故に怒りを覚えた事を続けて話し!…
いい加減に不甲斐ない所は見せられない!と…
シロ達が見ているであろう事を更に話すと、ここからが本番!とばかりに正眼に!…
バルデウスに対して覇気を見せる!…
それは幾多の強敵を相手にして来た時と同じモノであり、
漸く本腰を入れ始めた事を意味し!…
となるとそんなマサツグの様子にこれまたピクッ!と反応をして見せ…
何ならあの時より更に強くなっている事に嬉々とし!…しかしそれと同時に!…
そのマサツグの言葉からふとある事が気になってしまうと、
その事について思わず質問をして行き!…
「…ッ!…ん?…娘?…貴様…子でも設けたのか?…」
この時その気になった言葉と言うのもお子様事情!…
勿論バルデウスが知っているのは駆け出し時代までの話しであり、
今こうして会うまでのマサツグの事など一切知らず!…
故にいつの間に結婚したのか?とばかりに子供の有無を!…
別にそれが如何と言う訳では無いのだが、
何か相手の事をある意味で気に入っているせいか…
思わず気になった様子で言葉にすると、
マサツグもん?っと言った具合に引っ掛かりを!…
しかしそれでも律義に返事をして見せる!…
「…ッ?…血は繋がってねぇけどな?…それでも大事な娘だ!!…」
当然最初は何故そんな事を聞き始めたのか?について疑問を持つが、
この時はまだ別に深くは考えていない様子で関係を口に!…
と、その際まるで養子である様なそんな口振りをして行き!…
するとその言葉と言うか様子を見て!…
シロとハクも揃ってピクッと反応を露わにして行くと、
そのマサツグの言葉を聞いて耳をピコピコ!…尻尾を振って喜ぶ半面!…
何かしょんぼりとした落ち込む反応も露わにする!…
__ッ!!…パタタタタタ!!……ッ…
「…てか何でそんな事を気にするんだ?…まさか興味でも沸いた訳じゃあ…」
そんなマサツグの見えない所でそんな反応を見せていると、
一方でそのバルデウスの質問にマサツグはハッとした様子で!…
と言うのもこいつロリコンなのか!?と…
バルデウスの性癖を見破った様な?…思わず慌てるそんな反応を露わにすると、
興味が有るのか?についての有無を…
となるとバルデウスもその問い掛けに対してピクッと反応をして見せる!…
それはさも意味有り気な感じでやはり不敵に笑みを浮かべると、
マサツグにこう返事をし!…
「ッ…フフフ!…そのまさかだとしたら?…」
「ッ!?…は、はぁ?…おま、何を言って?…」
因みに言っておくが、この時バルデウスはそう言う意味で返事をしたのではなく!…
では何故そんな意味深な返事をしたのか?と言う所なのだが、
いやそもそもとしてマサツグの解釈は違っており!…
バルデウスが言いたかった事と言うのはその娘達がマサツグの娘と言う事で有り!…
好敵手の娘なら強い筈!と…やはり戦闘目的でしか見て居らず!…
闘争=快楽?のバルデウスからすれば、その様な反応になってしまい!…
が、一方でマサツグはしっかり誤解をした様子で言葉を口に!…
こちらも違う意味で娘が危ない!と…
何か危険を感じてバルデウスにツッコミを入れると、
同じく勘違いをした者がもう一人現れ!…
__バシュンッ!!…ッ!!…ギイイイィン!!!……ッ…
「ッ!?…オ、オリハ!?…」
その時同じ勘違いをした者と言うのはオリハで有り、
マサツグと同じくロリコンなのか!?と誤解をし…
となるとシロとハクを守る為にオリハは奮起!…
この時もはや相手が魔王であろうが神であろうが関係無い!と、
シロとハクに危害を及ぼす!…或いはそうなりかねない者に対し!…
果敢に飛び出し斬りかかろう!として行くと、
バルデウスも気が付いた様子でピクッ!と…
次に瞬間互いがぶつかり激しい音を辺りに響かす!…
するといきなりのオリハの様子にマサツグも戸惑い!…
一体何事!?とばかりにオリハを呼び!…
と、そんな戸惑うマサツグの事など御構い無しに!…
先程までの日和って居た様子は何処へやら?…
バルデウスに対して敵意を剥き出し!…
「シロちゃんとハクちゃんに手を出してみろ!!…
私が死んでもテメェを殺す!!!!」
「ッ!…ほほぅ?…中々の殺気を放つではないか!!…
先程まで臆病風に吹かれていたと言うのに…
余程その娘とやらが大事の様だな?…」
宛らその時のオリハのやる気?の出し様は瞬間湯沸かし器が如く!…
スイッチとなる言葉を口にした瞬間、オリハのボルテージは一気にMAX!…
そしてバルデウスに対して脅迫する様な言葉を口に!…
しかしバルデウスはそんなオリハに対して涼しい顔を浮かべて見せ!…
寧ろ面白い!とばかりに…
打って変わった事にシロとハクが鍵となっている事を察して行くと、
更に挑発をするよう!…何か意味深に言葉を呟く!…
するとそのバルデウスの言葉にオリハも更にピクッ!と反応をして見せると、
限界を超えそうな位に怒りを露わに!…
もはや某・竜玉集めの漫画宜しく、まるでスーパーな野菜人と化しそうに!…
「ッ!!…テメェ!!!…」
__グオォ!!…ギャギャギャギャギャギャギャギャッ!!!!…
別に坊主頭の地球人がやられた!…とか言った場面は無かったのだが!…
オリハの逆鱗に触れた事で憎さ百倍!…
絶対に生かしておけない!とオリハは判断して行くと、
次には怒涛のラッシュを繰り出し!…
と、そこにはもう型とか技とかそう言ったモノは全く無く!…
ただ目の前の敵を倒す事しか考えないキリングマシーンと化してしまい!…
辺りそれは激しいぶつかり合いの音を響かせると、
バルデウスもそんなオリハの殺気に呼応するよう!…
負け字!とラッシュを繰り出し始める!…
そしてこれが意外な事にどちらも一歩も退かない!…
トンデモナイ光景を生む事になると、勝機を生み出し!…
「ッ!?…ちょ!?…」
「こ、これは!?…」
と、勝機と言ってもハッキリしっかりしたモノでは全然なく!…
見出せたのも若干と言った所で有り!…
と言うのもオリハ一人でバルデウスの動きを制限するよう、
今その場に抑え込めている状態であり!…となると後もう一押し何か有れば!…
バルデウスにダメージを与えられるかもしれない訳で!…
しかしその一方でそんな光景を目の前にすると、そのシロ愛とでも言えばいいか?…
とにかくその猛烈な殺気を見せるオリハの様子に戸惑ってしまうモノであり!…
案の定リーナとスティングもそんなオリハの様子に困惑の言葉しか零せずにおり!…
追撃など考えられない!…いや正確にはそれを考えるだけの思考が無いのか!…
ただ目の前の光景に衝撃を感じすには居られないでいると、
オリハもこのままずっととは行かない様子で!…
「ッ~~~!!!…クッ!!…」
「フフフフ!!…重さに鋭さ!…なるほど中々の逸材ではあるが…」
「ッ!!!…舐めんじゃ!!!…」
勿論感情のままにかつ乱雑に動けば消耗は激しく!…
何とか現状を保ってはいるが、
しかし依然としてバルデウスに有効打は通って居らず!…
一方で余裕なのかバルデウスはフフフ!と笑みを零し!…そして冷静に分析!…
オリハも中々と認める一方、マサツグ程ではない事を口にしようとするのだが!…
そのバルデウスの言葉にオリハが更にピクッ!と…
もう一つ反抗精神を露わにする!…
しかしその反抗精神が災いとなり、次にはヒヤッとする場面が!…
__フォンッ!!…ッ!?…ッ!?!?…
「攻撃にのみ熱が入り過ぎて攻めが一辺倒!!…
その有様では直ぐに見切られ!!…
この様に避けるのも造作はない!!……そして!!…」
それは突如として起きてしまう!…その乱雑な攻撃であったせいか、
バルデウスは突如半身でオリハの攻撃を避けて見せ!…
と、オリハも攻撃を空ぶらせた事でハッ!と驚き!…
一方でその様子を見ていた他の者達もゾッ!と…この後の展開が見えた様に!…
このままでは不味い!と言った青褪める表情を浮かべて見せると、
バルデウスもバルデウスで言葉を!…攻撃が単純である事を口にする!…
そしてもうオリハの攻撃も見切った事を続けて行くと、
オリハはこの時まだ空振りの反動から戻れず!…
何ならこの時その様子と言うのはまるでスローモーションの様に感じられ!…
オリハ自身躱された事でハッ!と、しかしそこに恐怖は無く!…
ただ躱された事に対して怒りをグッ!と見せる様に…
バルデウスに恨めしそうな視線を!…
だがこれまた一方でバルデウスもそんなオリハに対して引導を渡すが如く!…
__フュンッ!!…ッ!?…
「反撃を喰らうのもまた然り!!…」
「ッ!!…マズッ!!…」
倒れ行く様に見えるオリハに対してサソリの尾を!…
その黒光りして固そうな!…
かつ毒液を噴き出している訳では無いのだが、
凶悪なまでに鋭利な針がオリハを狙い!…
と、バルデウスは続けてカウンターを口に!…
それこそ面白かった!とばかりに後ろ目で見詰め…
自身がオリハにトドメを刺す瞬間を確認していると、
オリハもそんな迫って来るサソリの尾に慌てて見せる!…
が、そうは問屋が卸さない所で次にはまた動きが!…
__バッ!!…ッ!?…ッ!?!?…
「あ、兄…!!」
その動きを見せたのはマサツグであり!…
マサツグはバルデウスに向かって飛び出したかと思うと、
その手に持つ刀で斬りかかり!…とは行かず!…
走って来た勢いそのまま足を振り上げ!…
と、またその展開にリーナとスティングが驚きを露わに!…
何故得意の部位で攻撃をしないのか!?と…
マサツグの動きに疑問を持つと、
一方でオリハもそんなマサツグの様子に気が付いた様で!…
が、マサツグはそんな周りの事など御構い無し!…
とにかくやらせまい!と言わんばかりに、バルデウスに対して怒気を強め!…
「さっきも言っただろうが!!!」
__グオンッ!!…ッ!!…バキャアァ!!!……ザザアアアァァ!!!……ッ…
それは先程忠告した!と言って顔を狙い回し蹴りを放ち!…
と、今度はマサツグが飛んで来た事でバルデウスもハッ!と…
その際オリハへの攻撃を止め、すぐさまマサツグからの攻撃に備え!…
この時そのマサツグからの攻撃に油断の色を全く見せず!…
寧ろヤバい!と言った具合に警戒をして行き!…
マサツグからの蹴りを両腕でしっかりとガードすると、
その警戒の理由を明らかに!…マサツグはバルデウスを蹴り飛ばして見せる!…
それこそ勢いとしてはさも車に撥ねられたかの様な勢いを見せると、
蹴られたバルデウスもしっかりガードをしていたお陰か、踏ん張って耐えて見せ!…
一方でマサツグも蹴りを繰り出し終えた所でバルデウスに言葉を!…
「そろそろ本気を出すって?…舐めんな!…って、言った筈だが?…」
「…クハハハハ!……いい!…やはり良いな?…」
宛ら無視するな!とばかりに本気!と口に…
そしていい加減そのニヤケ面も鬱陶しい!と…
改めて警告するようマサツグらしからぬ?体術でオリハの危機を救うと、
一方でガードを固めたままの様子でバルデウスはその場に静止!…
そして零れ出た様に笑って見せる!…
その際ご満悦とばかりに良い!と言葉も口にすると、
そんなバルデウスの様子にマサツグも更に噛み付くよう反応をして見せ!…
「…あぁ?…」
「…この中では貴様が一番の上物だ!!…
我の動きを読み取り!…あまつさえ反撃の一撃を振るう!!…
それでこそ我が認めた好敵手よ!!…」
勿論こちらは怒っているのに相手は笑っているからで!…
やはり馬鹿にされている様に感じては言葉を!…
徐々に面倒臭い!と言った感情も消え…
ただバルデウスに対して怒りを感じて来た様子を露わにすると、
バルデウスも何が良いのか?…何ならガードをバッと解いて口にする!…
と言うのもそれはまるで自身の目に狂いが無かった様に話し出すと、
やはり嬉々として今のは効いた!とマサツグに話し…
と、改めてマサツグの事を好敵手!と…
要は面白くなって来た事に喜んでおり!…これだから張り合いがある!と…
もっと打ち込んで来て欲しいそんな様子を露わにすると、
マサツグもそんなバルデウスに対して呆れてしまい!…
「…蹴り喰らって喜ぶとかやっぱマゾか?…
俺には到底理解が出来んが?…」
「…いいぞぉ?…もっと打ち込んで来い!!…こうで無ければ面白くない!!…」
今目の前で喜んでいるバルデウスの神経を疑い始め!…
理解出来ない事を口にして行き、やっぱりコイツ可笑しい!と言い…
一方でそんなマサツグの様子など我関せず!…ただ自身の欲望に忠実に!…
これを求めていた!とばかりに更に興奮!…
更なる戦闘を求める事を口にすると、またその身にオーラを!…
トコトン不穏な気配を辺りに充満させる!…
それは別に瘴気と言う訳でもない様子で、
マサツグ達の体に異変を来す事は無く!…
だが何も感じないのはそれはそれで不気味で有り!…
マサツグも更に嫌な予感を!…それこそまた最初の爆発の様な!…
あんな技が飛んで来ない事を祈る様にして睨みを利かすと、オリハに声を!…
起きる様に指示をする!…
「…お前もいつまで地面這いつくばってるつもりだ?…さっさと起きろよ!…」
「ッ!…あ、あぁ…ッ…」
「…まだまだ死合いは始まったばかりだ!!…
さぁ、存分に暴れようぞオオオォォォ!!!!」
その際別に八つ当たりと言う訳では無いのだが、
オリハに命令するよう言葉を口に!…
と、オリハもそんな事を言われてハッと我に!…
自信が改めて危なかった事を理解して行き!…マサツグの様子に戸惑いつつ!…
地面に両手を付いてゆっくり体を起こして行くと、
一方でバルデウスは悶えるようにして更に興奮!…
また辺りに異様なオーラの様なモノを充満させる!…
すると次には声を上げるバルデウスに対して、マサツグが先制を仕掛けて行き!…
__バシュンッ!!!…ッ!!…バッ!!……ギイイイィィィン!!!…
「ッ!!…チッ!!…」
「フハハハハハハ!!!……ッ!!…」
それこそ一気に肉薄すると、勿論刀を振り被り!…
と、そんなマサツグの動きに合わせてバルデウスも当然反応を露わに!…
真正面から受け止めに掛かり!…
また最初の時と同様鍔迫り合いの形に持ち込んで行くと、
マサツグは攻撃を止められた事で舌打ち!…ジッとバルデウスを睨んで行く!…
一方のバルデウスは楽しい!とばかりにまた笑って見せるのだが、
これまたハッ!と何か動きに気が付いた様子で!…
「サンダークロス!!!」
__ババジュウゥゥ!!!…フヒュンッ!!…バチバチィ!!!…ッ!?…
と言うのもここで動きを見せたのはリーナで有り、
もはや卑怯どうのこうのと考える事も止めたらしく!…
バルデウスの背後に回ると電撃の刃を!…
バッテンを描く様に放って行き!…
バルデウスもそんなリーナの動きにバッ!と反応を示して行くと、
次には自身の尾をしならせてその電撃の刃を打ち払い!…
しかしただ打ち払っただけでは済まなかった様子で!…
まるでその尾に元気が帯電するよう、尾に異変を感じ!…
「ッ!!…ほう…尾が痺れ!……ッ!!…」
その異変と言うのもまるで懐かしさを感じる様な!…
何故ならあの時と同じ様に痺れて動かず!…
暫くの間は使えそうになくなってしまうと、
そんな状態に陥っても感心するよう言葉を零し!…
が、勿論そんな事を零している場合では全然なく!…
更にまた別の者が攻撃を!…
今度はスティングも我に返った様子でリーナに続くよう動きを見せると、
またバルデウスもハッ!と…機敏に反応を示して行く!…
しかし今目の前にマサツグが!…そして尻尾は痺れて動かず!…
「敵は!!…」
__スッ…スパンッ!!…ッ!?…
「四人居る事を忘れて無いかい?…」
一方でスティングは改めて敵が何人居るのか?を教える様に!…
その際動かせない尻尾目掛けて駆けて行き!…
何なら手慣れた様子でその尻尾をいとも簡単に両断すると、
斬った尻尾を宙に舞わせ!…続けて四人居る事を口にする!…
それこそ涼しい顔をしながら!…
宛らそれはこの四人がバルデウスを倒す様に言って見せると、
尻尾を着られた事にバルデウスもさすがに驚いた様子で!…
そしてやはり何か思う所があるのかスティングを厄介!と…
「クッ!!…やはり厄介だな!!……ッ!?…」
「両刃剣がダメって言うなら!!…」
だがスティングだけを気にしている場合では勿論なく!…
今度はオリハがお返し!とばかりに…
両刃剣からカチャン!と音を立てて双剣に持ち替えると、
当然とばかりに脳筋思考!…単純に手数を増やす事を口にする!…
と言うのも先程見切られたのは攻撃の手数が少なかったから!と考えており、
見切る隙を作らせなければ!と…故に手数を増やす事を考え双剣にして行き!…
次には軽く素振りを!…と、そこから一気に仕掛け始め!…
__フォフォンッ!!…ッ!!…
「双剣なら如何なんだって話なんだよ!!!」
「させぬ!!!…」
またTPの続く限り怒涛のラッシュを叩き込もうとして見せると、
バルデウスに向かい吠えて行き!…と、バルデウスもさせまい!とまた反応…
だがこれが悪手となって自身を追い込む形となり!…
と言うのも忘れてはいけないマサツグさん!…
一瞬オリハに注目が向いた事に気が付くと、
オリハと共に畳み掛けるよう鍔迫り合いの形を突如破り!…
その際片腕を弾いて更なる追撃!…
となるとバルデウスもこのマサツグの反応にハッ!と…
__ッ!!…ガキイィィン!!!…ッ!?!?…
「…隙を…見せたな?…」
「ッ!!…しま!!…」
気が付いた時には既にお寿司!…この時腕を弾いたマサツグの表情はとても悪く、
例えるなら人を何人か殺めていそうな笑みを浮かべ!…
と、嬉々として零した言葉にバルデウスも慌てて見せ!…
その際思わず頭がバグった様に!…戸惑いを感じて慌てる素振りを露わにするが、
そこで待っていたのは待った!なんて優しいモノでは当然無く!…
兄弟二人による人力ミキサーのような激しい斬撃の嵐であり!…
が、しかしそこは魔王で有り!…
__スゥ……ガギャギャギャギャギャギャ!!!!…ッ!?!?…
「なっ!?…」
「バ、馬鹿な!?…」
驚く事にバルデウスはやられまい!と必死の抵抗!…
片腕ずつでマサツグとオリハを相手にし始め、
反撃は出来なくとも往なし躱してダメージを押さえよう!と…
だがやはり完全に抑え切る事は出来ない様子で!…
マサツグとオリハの手によって両腕はボロボロ!…
だがそれでも足掻く様にして弾き続ける!…
となるとそのバルデウスの抵抗にリーナとスティングも!…
また驚き戸惑う様子を露わにすると、
それぞれ信じられない!とばかりに言葉を漏らし!…
一方でバルデウスもこの状況に対して慌て続け!…
{…ッ~~~!!!…クッ!!…
さすがにこのレベルとなって来ると多勢に無勢と言った所か!!…
…しかし!…しかしこの胸躍る感覚!!…
…これだ!!…これだ!!…我がずっと求めていたモノは!!!…
この死の瀬戸際に立たされているかの様な生の実感!!!…
そしてこれに打ち勝つ事で我は甘美な悦に浸る事が出来る!!!…
…長らく得なかったこの時を!!!…我は今実感しているのだ!!!!}
「グッ!!…クッ!!…」
言わずもがなこの展開は予想外!と…
そしてさすがにやり過ぎた!と反省をし始め!…
この時初めてと言ってもいい位に命の危機を感じるのだが、
同時に求めていたモノはこれだ!とばかりに胸を躍らせ!…
と言うのもこれはある種の破滅願望と言った所であろうか?…
ここからの自身の再起に胸を高鳴らせ!…焦ると同時に更に攻撃を求める!…
もっと快楽を求める様に!…攻め立てるマサツグとオリハの二人に期待を持つと、
一方で肝心の二人はこのバルデウスの抵抗に勿論驚く!…
しかしだからと言って攻撃の手を緩める事は決してせず!…
「今度は片手で抑えられると思うなよ!?…」
「こっちも手を抜く気は一切ないからな!?…覚悟しやがれ!!!」
__ドガガガガガガガガガガガ!!!…ッ!?!?…
絶対に逃がさない!とばかりに本気も本気!…二人は揃って言葉を口に!…
マサツグは未だ舐められた?事を引き摺っており、
オリハももう不覚は取らない!と言った事を漏らし!…
その間バルデウスを両側から押し潰す様に斬撃の嵐は未だ健在!…
だがそれでもバルデウスは絶対に諦めない!…
いや寧ろこの状況を楽しむ様に、その身にやはり不穏なオーラを纏いつつ!…
汗を掻きながらフフフ!と笑みを零して見せると、
そのバルデウスの不気味な様子に周りもより一層困惑!…
仕舞には本当にこんな化け物倒せるのか?と…
討伐事態に疑問を持つ羽目になってしまうと、この時もう一つの歯車が!…
静かに波乱がマサツグ達に迫って来ている事を、
この時その場に居る誰もが知る由も無いのであった!…
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だが――気が付くと時間が巻き戻っていた。
一度目では騙されて振られた。
さらに自分の力不足で全てを失った。
だが過去を知っている今、もうみじめな思いはしたくない。
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【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される
水都 ミナト
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【第二部あらすじ】
地上での戦いを終え、ダンジョンに戻ったエレインは、日々修行に明け暮れつつも、ホムラやアグニと平和な日々を送っていた。
ダンジョンで自分の居場所を見つけたエレインであるが、ホムラに対する気持ちの変化に戸惑いを覚えていた。ホムラもホムラで、エレイン特別な感情を抱きつつも、未だその感情の名を自覚してはいなかった。
そんな中、エレインはホムラの提案により上層階の攻略を開始した。新たな魔法を習得し、順調に階層を上がっていくエレインは、ダンジョンの森の中で狐の面を被った不思議な人物と出会う。
一方地上では、アレクに手を貸した闇魔法使いが暗躍を始めていた。その悪意の刃は、着実にエレインやホムラに忍び寄っていたーーー
狐の面の人物は何者なのか、闇魔法使いの狙いは何なのか、そしてエレインとホムラの関係はどうなるのか、是非お楽しみください!
【第一部あらすじ】
人気の新人パーティ『彗星の新人』の一員であったエレインは、ある日突然、仲間達によってダンジョンに捨てられた。
しかも、ボスの間にーーー
階層主の鬼神・ホムラによって拾われたエレインは、何故かホムラの元で住み込みで弟子入りすることになって!?
「お前、ちゃんとレベリングしてんのか?」
「レ、レベリング…?はっ!?忘れてました……ってめちゃめちゃ経験値貯まってる…!?」
パーティに虐げられてきたエレインの魔法の才能が、ダンジョンで開花する。
一方その頃、エレインを捨てたパーティは、調子が上がらずに苦戦を強いられていた…
今までの力の源が、エレインの補助魔法によるものだとも知らずにーーー
※【第一部タイトル】ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される
※第二部開始にあたり、二部仕様に改題。
※色々と設定が甘いところがあるかと思いますが、広いお心で楽しんでいただけますと幸いです。
※なろう様、カクヨム様でも公開しています。
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神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
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タイトル名が少し違います。
魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は黒魔法と白魔法を覚え世界にただ1人のトリプルジョブに至る~
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