どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第九章-スプリングフィールド王国・再び編-

-第九章七十五節 身の振り方と役職分けの話?とすっかり有名人!-

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さて話は御前試合が終わって次の日!…

一応定例通りにこの日は表彰式と言った所で!…

参加したNPCやプレイヤー達が謁見の間に集められると、

その功績を称えられ表彰!…或いはアイテムが授与されていた!…

そしてそんな中マサツグ達も!と言った所であるのだが、

謁見の間にその姿はなく!…参列して居るのは戦い抜いたオリハだけで!…

何か不服と言うか何と言うか?…微妙な気持ちでスティングから表彰されると、

大人しい様子を見せていた!…

尚その栄誉ある場にマサキとくまさんも参列すると、

そんなオリハの様子に苦笑いしながらも拍手で称え!…

しかし一方でマサツグ達はと言うと自室と言うか!…

今自身の身の回りに起きている事について色々と考え!…

今後の活動について!…やはり頭を抱える事になってしまうと、

フィロやシルビィに相談する事に!…


「…で、だ!…

さすがにこうも大所帯になって来ると色々と目立ってしまう訳で!…

特にフィロとバルデウス!……ッ…バルデウス……んん~~…」


それはいい加減大所帯と言うのが嫌!…と言う訳では無いのだが、

移動が大変になって来るであろう事から!…

その事について話をしようとフィロとシルビィを話しに誘い!…

中でも目立つ事に触れ始め!…

目立つ原因としてフィロやバルデウスと言った魔王の面々を例に挙げると、

ここでふとバルデウスの呼び方に疑問を!…

何かマサツグ的に引っ掛かりを感じる!…

そして次には話しを脱線させてそのバルデウスの呼び方で悩み出すと、

フィロがそんなマサツグの様子にツッコミを入れ!…


「…ッ?…何じゃ?…バルデウスがどうかしたかや?…

…あと、わっちが目立つのは仕方なかろうて!…

この様に美しい女子であれば!…それはもう!…」


「…相変わらず自信満々なのな?……まぁ、可愛い事は認めるが…」


とまぁツッコミと言っても疑問を感じた程度で有り!…

そして先程の話に触れ!…自身が目立つのも絶世の美女だから!と…

ポーズを取って自信満々に振舞って見せると、

マサツグがそんなフィロに対して呆れる言葉を!…

だが同時にフィロが可愛い事をポロッと漏らす!…

するとそのマサツグの言葉にフィロがピクッと反応をすると、

自分で言っておきながら頬を染めてモジモジとし始め!…

と、同時にその言葉に聞き捨てならないとばかりに動きを見せる影が二つ!…


__ピクッ!!…バババッ!!!…ガッスィィン!!!…ブンブンブンブン!!!…


言わずもがなそれはシロとハクの二人で有り!…

先程まで何とも思っていなかったのだが、

そのマサツグの言葉を聞くや否や機敏に反応して飛び掛かり!…

そして異議あり!とばかりにマサツグの顔や腹に二人揃ってくっ付き出し!…

そこからは猛抗議の尻尾ブンブン!…

さも自分達も!とながらに無言でマサツグに訴え始めると、

マサツグもそんな二人の感情を読み取ったのか!…

次には宥める様に言葉を掛ける!…


「…あぁ~はいはい…シロとハクも可愛いから!…

…っで、言いたい事はそうじゃなくて!!…

そろそろ拠点的なモノを設けた方が良いのかなって?…」



その際別に邪険にしている訳では無いのだが、若干投げやりっぽく可愛い!と言い…

何ならシロとハクをそれぞれ!…

慣れている様子で二人の頭に手を伸ばすと、そのまま二人の頭を撫で!…

するとシロとハクも単純なのか、一旦はそれで落ち着き始め!…

と、落ち着きが見られたところで本題に入り!…宛ら自身でツッコミを入れつつ!…

拠点をそろそろ設けたい事について話をすると、

その話にシルビィがピクッと反応を示し!…


「ッ!…拠点、でございますか…」


「そう…今後こんな調子でメンバーが増えたら…

まぁさすがにこうして大所帯で動く訳には…な?…

てな訳で拠点的な所を設けたら、それが家みたいなモンで…」


また唐突な話で戸惑う様に!…だが興味はある様子で言葉を漏らし!…

詳しく話を聞きたい様なそんな視線を向けて行くと、

マサツグもそんなシルビィの返事に対して更に言葉を!…

何故この話を考えたのか?を説明する!…

と言うのもここで最初の大所帯の話に戻ると、

色々と安全面や効率などを考えた様で!…

故にお留守番出来る所を設けようと考えたらしく!…マサツグ的には家!と…

さもマイホームを建てる様に話しをすると、

モジモジしていたフィロがここでトリップから復帰!…

何とも自分都合な解釈をし始める!…


「ッ~~~!!!……ッ!…ッ……って、なるほど家か!…

…言うなればわっちとマサツグの愛の巣…!!」


「みんなの家な?……はあぁ~…とにかく!…

こう言った事も含めて一旦ギルドで話を聞こうと思うんだが…」


呆けて居た様子から一転!…

ハッとした様子を見せると、今度は首を左右に振って我に返り!…

そしてその拠点を自分とマサツグの愛の巣!と…

するとそのフィロの言葉にすかさずツッコミ!…

そうじゃない!とばかりに呆れながら頭に手を…

ならぬシロの背中に手をやると、思わず溜息!…話しを元に戻して行く!…

その際こう言った話しをこれからギルドに言ってする事を口にすると、

何やら様子が変わり!…と言うのもそのマサツグの表情は見えないのだが!…

その声のトーンから困った様な…

何かそんな雰囲気が感じられると、シルビィもシルビィでふと疑問を!…

次にはマサツグに質問をする!…


「…ッ?…何か問題でも?…」


「…いや…これでもし拠点を得る事が出来たとして!…

勿論付いて行くとか!…置いて行くと言った話に…」


__ピクッ!!…バババッ!!!…ガッスィィン!!!…ブンブンブンブン!!!…


それは何か悩んでいる様に聞こえた様で、

その悩んでいる理由について尋ねて行き!…

するとシルビィの考えは正解であったらしく!…次にはマサツグも言葉を!…

拠点が出来た話しをし始めると、当然誰を置いて行くか?…

そう言った話を口にすると、今度はフィロが何かを察した様子で機敏に動きを!…

これまたシロやハクと同様、マサツグに向かって飛び付き始める!…

何ならそこからの流れも全く一緒!…シロとハクと同じ反応を露わにすると、

マサツグもフィロが増えた事で呆れる様に!…


「…また一匹増えた…とまぁこんな感じの話になるだろ?…

その点バルデウスとかは大丈夫だって思うんだが…」


「ッ!…バルデウス様を残した場合…その拠点が滅茶苦茶に?…」


「…可能性はゼロじゃない!…

だから色々と悩んでこうして相談的な事をしたかったんだが…」


だが今更一匹増えた所でマサツグも動じず、淡々と流して話を進め!…

その置いて行くの話についても!…バルデウスの事を話し出すと、

シルビィも直ぐに理解した様子でマサツグに返事を!…

と言うのもバルデウスを残した場合、

その折角の拠点が一日で廃墟と変り果てるやもしれない事を懸念!…

それこそマサツグの考えを読んだ様子で!…

尋ねる様に返事をすると、マサツグもそのシルビィの返事を聞いて肯定!…

故に拠点を持つに当たっての話を相談した事をここに明かす!…

何故ならその拠点を持つに当たっても、当然費用が掛かる訳で!…

そしてマサツグは貧乏性で有り!…

こうなるのなら買わない方が、しかしそれでも買った方が!と悩み…

するとその話に返事をする者が!…


「…我をそこの聞き分けの悪い狐と一緒にするでない!…」


__ッ!…ガチャァ!!……


「…バルデウス!…」


それは如何やら扉の向こうから!…何なら話声が漏れて居た様子で!…

自分とフィロを一緒にしないで欲しい様に文句を漏らすと、

次にはその扉が独りでに開き!…その声の主が姿を現す!…

と言っても言わずもがなその声の主はやはりショタ化したバルデウスで、

その後ろには側近のイガラーズが立って居り!…

と、バルデウスが姿を現した事でマサツグもハッ!と…

と言ってもシロが邪魔で見えず!…気配だけを頼りにチラッと顔を向けて行くと、

バルデウスもその話に興味があるのか!…イガラーズと一緒に部屋へ入る!…

その際一体何をしていたのかを話し出すと、やはり毒気が抜けたのか!…


「ふむ…今まで闘争だけに明け暮れていたが…

こうして何かを見て回るのもまた一興なのやもしれぬな?…

まぁそれでも闘争が一番である事には変わらないが…」


「…随分と大人しくなったなぁ?…でも何で急にそんな?…」


バルデウスが言うには観光?をイガラーズとしていたらしく…

今までの気にして居なかった分尚の事とばかりに!…

こうして見て回るのも新鮮であった事を口にすると、

一方でやはり完全には抜けきっていない様子!…まだ闘争を求める節を見せる!…

その際チラッと意味深にマサツグに視線を向けるが、

マサツグは見えていないのでそのバルデウスの様子に気が付かず!…

いや気が付いては居るが気が付いていない振りをしていると言うべきか!…

とにかく今までの様子からではあり得ない!と…

マサツグがさも丸くなった様に言って見せると、

バルデウスもそれを言われてピクッと…ふと思い返す素振りを露わに!…


「…我が闘争に明け暮れていたのは…

我の存在を確かめる為だったのかもしれぬ…」


「…と言うと?…」


「…イガラーズも言っていたであろう?…

我は生れ出た時よりあぁであった!と…自分が何者なのか分からないが故に…

こうしてただ強者を求め自身の生を実感したかったのかもしれぬ…

…まぁ、今でも闘争は大歓迎な訳だが?…」


と言うのもバルデウス曰くここまで闘争に執着しているのは、

自分の存在を確かめる手段だ!と言い…

となるとそんなバルデウスの言葉にマサツグもピクッ!と…

思わず興味を持った様なそんな反応をうっかり見せると、

バルデウスも話しの続きを!…その意味について語り続ける!…

それこそ昨日イガラーズが話していた言葉も引っ張り出すと、

言わば自分のルーツを探す為に戦いに明け暮れていた!と…

そして自身が生きている事を実感するのが、

強者とぶつかる事であった!と話しを繋げ…

と、またマサツグに怪しげな様子をチラッ?と…

何か不穏な気配を放って行き!…

さもマサツグを焚き付ける様な素振りを見せると、

マサツグも今度は無視出来なかった様子!…思わずツッコミを入れてしまう!…


「…そんな目で見られてもやらんぞ!…とにかく!…

バルデウスもこんな感じなら一先ずは!って所か…

…拠点を得たらそれこそイガラーズ…さん?と、

シルビィに管理を任せようかな?って…」


何ならシロを顔にくっ付けていてもそのバルデウスの表情は見えているのか、

或いはその視線を感じてと言うか!…

とにかくツッコミを入れた後に三度話を戻して行き!…

その際バルデウスの様子から無暗に暴れる心配はない!と…

確信?を得れた所で管理を!…

この時早速イガラーズとシルビィの出番であるよう言葉を続けると、

そのマサツグの任せる言葉に二人もピクッ!と…特にイガラーズが興味を持つ!…


「ッ!…ほう、私めに?…」


「…て言うのもイガラーズさんは確か…

シルビィを封じ込めれる位の実力を持っている訳だし!…

それに何か雰囲気からして執事だし…何ならバルデウスの執事な訳だし…

適任かなって…んでもってシルビィはメイド長!…」


この時何か若干と言うか…嬉々とした様子が見えると、

マサツグに確認をするよう言葉を口に!…

と、そのイガラーズの問い掛けに対してマサツグも肯定!…

さも聞き間違いではない!とばかりに…

シルビィから話を聞いたのか、その実力であったり!…

その見た目と言うか実際にバルデウスの執事をやっている事からも!…

抜擢した事を口にすると、更にシルビィの役職についても!…

メイド長を任せる事を更に続ける!…

それは当然シルビィの事を信頼しているからの事であり、

その戦闘の腕は勿論の事!…

家事に関しても任せられる程の腕を知っているから!と…

そうシルビィに話をするのだが、その話を聞いてシルビィは若干反応に困り!…


「ッ!…メイド!…で、ですが僭越ながら私は!……ッ…」


「ッ!…んん~?…ンな別にシルビィの過去なんざ事は気にしないって!…

それともあれか?…俺の命令が聞けないと?…」


それは嫌がると言うより恐縮する様な!…

何か気掛かりな事があるらしく、認めて貰って嬉しい反面!…

何か畏れ多い!と困惑する素振りを見せ!…

と言うのもそれは自身の過去を引き摺っている時の反応に似ており!…

となるとマサツグもそれに気が付いた様子で次には!…

さも意地悪をするかの様に過去を気にしない事!…

更に命令が聞けないのか?と強制権を発動すると、

シルビィはそれを言われてオロオロ!…慌ててマサツグに返事をする!…


「ッ!?…め、滅相もございません!!…ッ…

わ、私にお任せを!…旦那様!…この命に代えても!!…」


「いや大袈裟だって!!……って、勝手に話を進めてるけど…

とりまそう言った事が出来るかどうか話しをしに行かないとな?…

良し!…今からギルドに行くけど、如何する?…」


それはまるで怯える様に!…と、までは行かないものの似ており!…

改めて承った様に返事をして!…

マサツグの言葉に対してカーテシーまでして見せると、

マサツグもそんなシルビィの慌て様に思わず笑う!…

冗談!と言って落ち着かせる!…

尚冗談と言ったのは命令の方で、メイド長の件については本気で有り!…

が、こうして話を進めているが勿論まだ肝心の拠点は入手しておらず!…

この話もまだ捕らぬ狸の皮算用!…そしてそうならない為にも!…

改めて自分でも話しをしに行く事を決めてのだが、

これまた他の面々に如何するか?を尋ね始め!…

となるともはやこの三人は安定!と言った所で…


「「「付いて行くです(のじゃ)!!!…」」」


「…よし、バルデウスとイガラーズさんは?…」


「…我は少し大人しくして居よう…

まだ完全に癒えた訳では無いからな?…万全を期して!…」


マサツグにくっ付きながらも器用に手を挙げて返事!…

お留守番はしたくない!と…

確固たる意志を持ってマサツグに付いて行く事を意思表示すると、

マサツグも予想できて居た様子!…

もはやこれがデフォルトであるようスッと受け入れる!…

そして後この場に居るバルデウス達やシルビィにも視線を向けると、

同じくどうするのか?と返事を求め!…

するとその問い掛けに対してなるデウスは興味なさげと言うか…

まだ本調子ではない様子で!…

マサツグの帰りを待っている事を口にすると、まぁた不穏な言葉を漏らし!…

となるとマサツグもそれに対してもう一度ツッコミ!…


「いやだからやらねっての!!…

…ハアァ~…今後もこんな事が続くのかぁ?…」


もう二度とゴメン!とばかりに果敢にツッコミ!…そして少ししてからもう疲れた…

或いは呆れる様にして溜息を吐くと、今後のやり取りに思わず不安を!…

やって行けるのか?と言葉を零す!…それこそまた自身の頭!…

ならぬ顔に張り付いているシロの背中に手を置くと、項垂れる様な!…

するとそんなマサツグに対してシルビィも返事を!…

と言うのもオリハやマサキ達が帰って来た事を考え、

自分は残る事をマサツグに話し!…


「…では私はオリハ様達の連絡係を!…

いきなり居なくなられて混乱をさせるかと思われますので…」


「ッ!…おう、すまねぇな?……じゃあ、ちょっくら言って来るか!…」


何故ならこのゲームにおいてそんなスマホの様な連絡手段アイテムは無い!…

まぁ当然ながらゲーム内にはチャットやショートメールが有るからで、

実装する価値はないから!…

しかしNPCであるシルビィは勿論そんな機能など全く知らず!…

故に自分が連絡係を!…そう言う意味で残る事を口にすると、

マサツグもスッと受け入れ納得!…何ならマサキとくまさんはアナログ人間!…

寧ろこの方が良いと考え!…シルビィにお留守番を任せる様に言葉を掛けて行くと、

三匹をくっ付けたまま立ち上がる!…そして一行がギルドに向かい歩き始める!…

尚その道中城の者達にはえっ!?と…

或いはギョッ!?とした視線を向けられるのだが、

マサツグは慣れた様子これまた全く気にせず!…

何ならそのまま表に出てメインストリートに!…

その間もやはり好奇の目に、だがマサツグ達はこれまた気にする事無く!…

それこそ良い変装?になったのか?…

誰にも声を掛けられる事無く無事ギルドへ辿り着くと、

それで同じく慣れたと言うか!…リンが気が付いた様子で!…


__王都・春野原ギルドにて…


「…ッ!…あっ!…マサツグさん、お疲れ様です!!」


「ッ!…その声は、リン?…丁度良い聞きたい事が!…」


ギルドに入るなり真っすぐカウンターに!…

その際やはりシロ達をくっ付けている事から、ギョッとした目で見られるのだが!…

二人が慣れた様子で会話を始めた事でこれまた周りはギョッ!として行き…

さすが受け付け嬢!と言った具合に注目を集め!…

マサツグもこの時リンから声を掛けられた事で!…

確認をするよう言葉を口にしつつ!…用があった事を話して行くと、

一方でマサツグが来た事を再認識したのか!…

思わず驚いた様子で席を立つ者が現れ始める!…


__ッ!?…ガタッ!!…ガタタタタッ!!!…


「…ッ!…何?…何か慌てる様な事でも起きた?…」


「…ほほぅ?…わっちらは余程の有名人みたいじゃぞ?…」


と言うのも別にマサツグに対して恨みがある!とかそう言った者達ではないらしく、

ただ単純にマサツグが来たと言う事に驚きを!…

それこそ宛らレアキャラが来たかの様な視線を向ける!…

そしてその物々しい物音にマサツグも気が付いた様子で反応をすると、

一応は警戒をする様に言葉を口に!…何故なら視界は未だシロのお腹で隠れて居り…

故に気配でしか状況は分からず、辺りの様子についても大体をミニマップで!…

後の細かい事に関しては誰かに尋ねるよう言葉を漏らすと、

フィロがそれに返事をするよう言葉を!…辺りを見回しニヤッと笑う!…

となるとそんなギルド内の様子にリンも思わず苦笑いをすると、

改めて自身の業務に戻り!…


「…あ、あはははは…ッ…ま、まぁ昨日の今日なので…

とりあえずお話をお伺いしますね?…今回如何言ったご用件で?…」


「ッ!…あ、あぁ!…えぇ~っと…

そろそろクランが大所帯になって来たから…

そのなんかを持てないのかなって?…」


その際軽く原因は昨日の事と口にして行き!…

まぁそれはそれとして用件を尋ね始め!…

冷静にかつ元気にいつもの様に業務へ戻ると、

マサツグもその問い掛けに対してハッ!と…

次には若干慌てながらも気を取り直して行き!…

と、そこで話すは言わずもがな!…

用件は拠点の話であり、リンに軽く説明し始め!…

それこそ詳しい話を聞きたい事を口にすると、

その拠点の言葉がマサツグの口から出た瞬間!…

周りの同業者達はこれまたハッ!と慌て始め!…

何なら大事件であるかの様な動揺具合を露わにする!…


__どよぉ!?…ザワザワ!!…ザワザワ!!…


「ッ!?…え!?…な、何!?…俺そんな変な事言った!?…」


「い、いえ別に!…そんな事は無いのですが…」


するとマサツグも当然その反応に気が付くと、勿論とばかりに驚きの言葉を!…

何なら自身が何か可笑しい事を言ったのか!?と疑い始め!…

リンに確認の言葉を更に口にすると、

リンもそんな周りの様子に驚いている反応を!…

マサツグと同じく理解が出来ない様子で戸惑って見せる!…

そしてマサツグの言った事に対してさも普通である事も付け添えると、

何度も目をパチパチとさせ!…

と、そんな軽い混乱?が起きているとカウンターの奥から!…

今度は疲れた様子のクラリスが姿を現し!…


__ガタッ…ギッ…ギッ…ギッ…ギッ…


「うぅ~~……も、もう当分あの記憶水晶は御免…」


それは休憩であろうか、それとも仕事を終えたのか?…

とにかく精神的に満身創痍の様子で!…

フラフラとした足取りでマサツグ達の前に姿を露わすると、

もう誰が近くに居ようが御構い無し!…さも疲れた様子で言葉を零す!…

それこそクラリスの目の下には黒い隈が出来て居り、

目も疲れて居る!とばかりにずっとショボショボさせて見せ!…

何なら眼鏡を外して目頭を抓む?…

もうとことんグロッキーだと言う事を物語り!…

言葉でも勘弁!と言葉を零すと、その様子にリンも気が付くなり心配の言葉を!…


「ッ!?…せ、先輩!!…大丈…!!」


「…貴方はこれが大丈夫な様に見えるのかしら?……ッ…はあぁ~…

ホント…トンデモナイ物を見て来たわぁ…何アレ?…

世界の何処に行ったらあんなものを見れる……ッ!…」


「………。」


この時珍しく?リンがクラリスに駆け寄る素振りを見せると、

クラシスもそんなリンの心配の言葉に対して返事を!…

が、それは感謝の言葉ではなくヤサグレの言葉!…

それはまるで地獄でも見たかの様な荒れ具合で!…

その光景を簡潔にトンデモナイ物!と言って見せると、

思わず目を細めて遠い目!…そしてその光景に対して疑問を持つ!…

と言うのも一体どんな事をすれば?と言うと、さも普通じゃない様な!…

と、そう零して居る所で三匹シロ・ハク・フィロを張り付けているマサツグの姿を見つけて行き!…

マサツグもその話を聞いて!…

何か他人事ではない様な申し訳ない気持ちで黙って立っていると、

クラリスがマサツグを凝視!…次には確認をし始める!…


「…もしかしなくても…マサツグさん?…」


「ッ!…あっはい、マサツグです…」


何ならこの時もう確証を得ている様な!…

故にもしかしなくてもと言ってはマサツグ?と尋ね、

マサツグもそう問われた事で肯定をする返事しか出来ず!…

と言うか否定のしようがない訳で!…

顔に狼の幼女を張り付けている等マサツグの他に見た事がなく、

しかも一匹ならず二匹!…三匹目に至っては狐であり!…

知っている者からすればフルコンボだ○ン!と言いそうな!…

そんな風貌をして居る為!…マサツグも気不味い様子を見せていると、

次にはクラリスがマサツグに対して吠える!…

やはりマサツグが原因である様に文句を言う!…


「ッ!!…ッ~~~!!!…マサツグさん!!!…

貴方!!…一体どの様に活動すればあんな事になるんですか!!!…

…ッ…それこそお化け屋敷に行ったり!!…またグロイものを見たり!!…

今度からはこまめな記録をお願いしますね!?…

あんな物を一気に見せられるこっちの身にもなってください!!!」


「ッ!?!?…す、すみません!!…」


と言うのもクラリスはやはりホラーやスプラッターと言ったモノが苦手の様で、

そんなモノを淡々と見せられた事に対して文句を言い!…

そしてこれが自身の業務である為避ける事が出来な訳で!…

しかも一気にその内容を見たらしく、故に今こうしてグロッキーである!と…

何ならこれがまだ!…

こまめに切られたモノなら休憩も出来る!とマサツグに記録の大変さを訴えると、

ズンズンとカウンター越しにマサツグへ詰め寄り!…

マサツグも思わず引け腰になる!…

それは見えていなくても感覚で何と無く分かるらしく、クラリスに慌てて謝り!…

と、これにはリンも慌てて止めに入るよう珍しく仲裁!…

するとクラリスも文句を言った事でスッキリしたのか、

次にはマサツグへ用件を尋ね!…


「全くもう!!……で、今回はどの様なご用件で?…」


「あっ!…それが先輩!…実はを設けたいらしくて!…」


「ッ!…あぁ~!…ね、なるほどなるほど!…

…そうね、マサツグさんのクランもそろそろ!……ッ!?…」


その際まだプリプリと怒りながら膨れて見せ!…

と、そんなクラリスに対してリンが代わり!とばかりに用件を…

マサツグが遂にと言う訳では無いのだが!…

クランチームの拠点について話しをしに来た事を説明すると、

クラリスもその話を聞いてパッ!と…明るい表情を浮かべて見せる!…

この時まだ目の下には黒い隈が有るのだが、

それでもめでたい!と言った様子で笑みを!…

そして納得した所でそろそろか!と言葉を口に…

が、次には何かに気が付いた様子でハッと途端に慌てる表情を浮かべ始め!…

するとそんなクラリスの表情にリンも勿論戸惑って見せ!…


「ど、どうしたんですか?…急にそんな?…」


「い、今…って言った!?…」


「ッ!…え?…えぇ、はい…そう言ったんですけど?…」


当然何故急にそんな慌てる表情を見せるのか!?と…

全く理解が出来ない様子で困惑して見せ!…

クラリスに説明を求める様なそんな視線を向けて行くと、

一方でクラリスは慌てる表情のまま言葉を口に!…

と言うのもリンに先程の話の確認をする!…

その際先程の内容が拠点の話で間違っていないか?を尋ねて行くと、

リンもその質問をされた事で更に戸惑い!…

しかし合っている!と肯定をして見せ!…もう一度疑問の言葉を口に!…

一体何が如何言う?と言った表情を見せるが、クラリスは更に慌てるだけ!…

それこそのんびりしている場合ではない!とばかりに…


「ッ!?!?…こ、これは!…とんでもない話!!…

…ッ!!…ちょ、ちょっと待っててくださいね!?…

直ぐにギルドマスターに直ぐにギルドマスターに話しを通してきますので!!…」


「ッ!?…え?…えぇ?…」


宛らそれは世界の危機が訪れた様な!…とにかく慌てに慌てまくり!…

更に目を見開きマサツグにギョッとした視線を向けると、一旦待った!を…

マサツグに待って欲しい事を口にする!…

そしてこの話をギルドマスターに持って行く事も続けて話すと、

クラリスは慌ててカウンターの奥へと姿を消し!…

と、そんな慌て様を見せるクラリスにリンも戸惑い続けるばかりで!…

もはや何が何だか?…だが次にギルドマスターが姿を現し!…

この話が如何言う意味を持つのか?を知る事になると、

二人は当然慌てると言うか!…困惑する事になるのであった!…

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 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

実家にガチャが来たそしてダンジョンが出来た ~スキルを沢山獲得してこの世界で最強になるようです~

仮実谷 望
ファンタジー
とあるサイトを眺めていると隠しリンクを踏んでしまう。主人公はそのサイトでガチャを廻してしまうとサイトからガチャが家に来た。突然の不可思議現象に戸惑うがすぐに納得する。そしてガチャから引いたダンジョンの芽がダンジョンになりダンジョンに入ることになる。

神様のせいで最強魔力持ちにされたけどコミュ障だから、森の奥で人外の弟子とひっそり暮らしたい

☆ほしい
ファンタジー
極度のコミュニケーション障害で、まともに人と話せない青年、相川静(あいかわ しずか)。 彼はある日、女神の手違いで異世界に転移させられてしまう。 お詫びとして与えられたのは、世界を滅ぼせるほどの規格外の魔力。 しかし、コミュ障のシズカにとって、そんな目立つ力はトラブルの元でしかない。 彼は人目を避けるように、魔物が住む広大な森の奥深くへと逃げ込んだ。 そこで出会ったのは、親を亡くした一匹の幼いドラゴン。 言葉が通じないはずのドラゴンになぜか懐かれ、なし崩し的に弟子(?)として面倒を見る羽目に。 シズカは強すぎる魔力で獲物を狩り、ドラゴンに食事を与え、魔法をジェスチャーで教える。人間相手には一言も話せないが、ドラゴン相手なら不思議と心が安らぐのだった。 これは、最強の力を持つコミュ障青年が、人間社会から完全に孤立し、人外の弟子とのんびり暮らそうと奮闘する物語。

悠久の放浪者

神田哲也(鉄骨)
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気づけば、見知らぬ森の中だった。 空には三つの月。魔法、異種族、ドラゴン、冒険者ギルド——。どう見ても、ここは異世界だ。 だが、俺は知っている。この世界は、どこかおかしい。 村での静かな? 生活。迫りくる魔物。そして、魔法の詠唱。 生き延びるため、真実を掴むため、俺は旅に出る。 これは、“運命の放浪者”が世界の秘密へと挑む物語。 悠久の時を超えて、この世界に“意味”を問う——。

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