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015 結果オーライ…?
しおりを挟むスタニラスって方が私の想い人らしいです!
初めて知りましたわ!!
それを本来の想い人から申告されるっていうね!本当にもうどないしよう!!(動揺)
えぇーってことは…オルセイン様…今まさに頑張った"あーん"とかお弁当&クッキーの差入れ攻撃とか…
ひとっっっっっつも!気づいてくれていないってことですよね……。
悲しいわ………こうなったら……脱げばいいのかしら……脱いで襲えば…既成事実を作ればいいのかしら………
「お嬢様、それは違います。おやめください。」
あら、また心を読まれちゃったわ。
エスパーサリィって呼ぼうかしら?
「お嬢様、おやめください。」
あら却下されちゃったわ。残念。
「それよりも、誤解を解かなくてもよろしいのですか?私は解かなくても一向に構いませんが。」
「だっ駄目よ!それは!!
そうね、きちんとお伝えするわ…!!
………オルセイン様!」
「はっ、はい!」
「私は、オルセイン様が仰るスタンラス様?はお慕いしていませんわ!
というかどなたかも分かりませんし……。
私が、お慕いしている方は、あの、オッ……あの、別の方ですの!」
あぁ~言えなかった…!でもきっぱり違うって伝えれましたし…ちょっと気づいてくださったかしら…?
あっ、サリィ!!残念な子を見る目でこちらを見ないで!!私にしては頑張ったのだから優しくしてちょうだい!!
「エレーヌ嬢…今、そちらにいるのが、スタニラスですよ…?」
オルセイン様スルーですか!?泣いちゃいますよ?!
オルセイン様の視線の先にはあの銀髪美人さんが……
「ご紹介に預かりました…私がディント公爵家の三男、スタニラス・ディントです…。一応第1騎士団にて、副団長を勤めています。はい。」
「あら、ご丁寧にありがとうございます。
私はジュグラリス伯爵の長女、エレーヌ・ジュグラリスでございます。側にいるのは侍女のサリィですわ。」
男性側の自己紹介に合わせて、久々にカーテシーをしました。これ疲れるのよね。
と言いますか…あらら、この方がスタニラス・ディント様でしたのね。何故かお顔が優れないみたいだけど…大丈夫かしら?
………じっくり見ても、やっぱりディント様とは初対面の気がしますが…?
夜会などでお会いしたのでしょうか……?
「申し訳ありません。ディント様、私達はどちらかでお逢いしていましたでしょうか?」
はて、とんと記憶にありませんわ。サリィは知っているようだけど…?あっ!また残念な目をしているわ!!
「直接お会いするのは初めてですよ。私は貴方のお美しさの噂は常々聞き及んでおりましたが……。
先日の公開演習にもおいで下さっていましたよね?」
「…はい。………あっ、オルセイン様と最後対戦されて、負けていた方でしょうか?オルセイン様がとってもかっこよかったので、覚えていますわ!」
そうよ!この長い銀髪は最後オルセイン様と戦って負けていた方だわ!
「はっ………はい、そうです。オルセインと戦って負けた相手です…………。」
なんか…もの凄く傷ついた顔をしていますわ…。あれ?私変なこと言いましたね?
「はぁ…。お嬢様、そろそろお暇しませんと旦那様に叱られてしまいますよ。」
「そっ、そうね!ではオルセイン様、本日はお忙しい中、ありがとうございました。
あの…先程話していた、手紙の件ですが…お書きしてもよろしいでしょうか…?ご迷惑ですか?」
ええい!最後のおねだりポーズ!!
全く効いてない気がしますが、ここで辞めたら今までのが恥ずか死してしまいますわ!!(ヤケ)
「ぐふっ…!!」
あら?また胸を押さえてますが……やはり何か病気でしょうか…!!
「お嬢様、違います。」
サリィのツッコミにも慣れましたわ。はい、黙っていますが、黙ります。
しゅんっと落ち込んでいると、オルセイン様の焦った声が…
「いや、あの、全然迷惑なんかではないです。本当に…。楽しみに待っています…。後、休みも調べときます。」
「ありがとうございます!とっても嬉しいですわ♪
では、後ほどお手紙を書きますのでよろしくお願い致します。」
深々とお辞儀をして、サリィと一緒に部屋を出ます。とてもとても名残惜しいですが……。
ですが!オルセイン様にお手紙を書くという楽しみができましたからね♪
早くお屋敷に帰りたいわ♪
「お嬢様……大変楽しそうなのは結構ですが…今回は一体何をやらかしましたか、後できっちり報告してくださいね。」
「えぇー!私今回は何もしていないわよ!?
ちゃんとジェシーからのミッションを遂行すべく努力したのだから!!」
サリィに小言を言われながら、大人しく帰ります……。…サリィごめんなさい。(泣)
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スタン…不憫な子になってしまいました………笑
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