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036 追い剥ぎ…?
しおりを挟むーーーーーうふふ~♪オルセイン様~♪
うふふ~♪オルセイン様の素敵なお・し・り~♪うふふふふふ~♪
はぁ~~夢みたい……
大好きなオルセイン様のお尻がこんな近くにあるわ……本当…好き……
『エレーヌ、お尻を触ってみるかい?』
えっ?!いいんですか~?是非触りたいです!
手を伸ばして、あと少しでオルセイン様の素敵な素敵なお尻をーーーーー
ーーーーーーーバタンッ
ハッと目が醒めるとそこには見慣れない部屋で…
「……夢かぁ……」
残念……オルセイン様のお尻がもう少しで触れる所だったのに……。
ってあら?オルセイン様はまだ帰ってこないのでしょうか?部屋を見渡してもいらっしゃいません……。
体を起こすと、上に掛かっていた物がずり落ちて…………あら~!!!これは!!!
オルセイン様のシャツだわ~♪
オルセイン様優しいわ……私が寝ちゃったからご自身のシャツを私にかけてくださったのね!!
はぁ~~とてもいい匂い………
えっ?好きな方のシャツがあったらとりあえず匂いを嗅ぎますよね??普通よね!うふふ♪
ちょっとだけ…着ても…いいかしら?
ドレスの上からオルセイン様のシャツを羽織ってみると、やっぱり大きいわ…
手が出ないし、肩がずれてとてもおかしいわ~♪そして丈もお尻がすっぽりと隠れてしまうのね~♪
いつかドレスを脱いで"彼シャツ"というのもやってみたいわね……今はまだ恥ずかしいけど
というかこのシャツ欲しいわ……
このままもらっちゃ駄目かしら?私のコレクション1号にしたい。切実に。
お付き合い記念に一枚このまま欲しいわ。
サリィに見つかったら問答無用で洗濯されて引っ叩かれるから内緒で頑張らないと。
考え事をしていると、ドアが開きオルセイン様が部屋に戻ってきてくれた。
ーーーーーーーーバタンッ
「エレーヌ……」
オルセイン様…?どうしたのかしら…お顔が優れないように見えるわ……?
それもとても心配なんだけど……どうしましょう……私の視線は美しいオルセイン様の裸体に目がいっちゃいます!!
やっぱり鍛えてる身体は素敵だわ~!!
首から肩にかけての筋肉も、胸筋の厚みも、腹筋はちゃんとシックスパックになっていて贅肉なんて見つかりません…!!
あぁ…本当に美しい……だれか彫刻にしてくれないかしら………毎日拝みたいわ………
「エッ、エレーヌ…?どうかしたか?」
「あっ!いえいえいえっ!なんでもありませんわ」
危ない危ない……もう少しで顔面がやばい事に…鼻血も出そうだったわ……。
いくら今の姿が少し美人の部類でも鼻血はアウトよね?
「エレーヌ、寒くはないか?上にかける物が無くて、俺のシャツをかけていたが……んっ?!」
あら?オルセイン様がまた固まってしまいましたわ…どうしたのかしら??
じぃーーーーーっと私を見ていてちょっと恥ずかしいですわ……。私可笑しな所は無いわよ……って!!シャツ!!オルセイン様のシャツを羽織ったままでしたー!!!
変態行為見られちゃったの恥ずかしいわー!!
「オルセイン様…!!こちら勝手に羽織ってしまって申し訳ありません……!!
ちょっとオルセイン様のシャツだと思ったらいい匂いするな~とか、いえ、 大きいなとか、包まれたいなとか、思ってしまって、いえ別に盗もうとかは、考えていませんわ!!そりゃあちょっと欲しいなとは思いましたが、でも無理矢理持ち帰ろうとかは………
って私ったら何を言ってるんでしょうか……申し訳ありません。」
なんか余計な事まで言っちゃいましたわ……
「匂い?えっ?欲しい??そんなシャツを??」
「そんなシャツではありませんわ!!私にとっては家宝にしたいくらいとてもとても素敵なシャツですわ!
本当にこのまま持ち帰りたいのですが…」
チラッとついでにお願いをしてみると、オルセイン様はまだ困惑した顔でいらっしゃいます。そのお顔もとても可愛いです♪
「いや、シャツ等いくらでも別に差し上げるが……」
「本当ですか??!私、本当にこのまま貰っちゃいますよ?」
「えっ?でも汚れて汗臭くないか…?」
「とんでもございません!!一つも汗臭くなんて無いですし、汚れてもいませんわ。オルセイン様の良い匂いがして、まるで包まれているようです……」
「えっ?えっ??」
「オルセイン様!ありがとうございます♪あとで何かお返しをしますわ。何がいいかしら…?オルセイン様、ご希望の品などはありますか?」
「いえ、はい?特に……」
あら、オルセイン様って本当に謙虚な方だわ。何がいいかしら……?高級な品はお財布事情により買えませんし…いつも食べ物だとワンパターンよね……。うーん…?
「私が出来る事は少ないのですが……私、オルセイン様の為になんでもしますわ。頑張りますので、オルセイン様のお好きな事教えてください。」
「ぐっ?! エッ、エレーヌ!!みだりにそう言った事は言ってはいけない!!」
「えっ?」
「いや、分かっていないんだな……。なんでも無い。なんでも無いから気にしないでくれ……。
ところでシャツは新品の物ではなく、それが良いのか?」
「新品のだと意味が無いので、私はこちらが欲しいですわ!」
もう素直にぶっちゃけましょう。このシャツを頂けるなら少しくらいの恥は捨てます!!
「わっ、分かった……。」
「ありがとうございます♪」
うふふ♪オルセイン様のシャツ(使用済)が手に入っちゃいました~♪
これは家宝ね!私の家宝にするわ!!
あとはサリィに見つからないようにして夜寝る時に包まれて寝ましょう。そうすれば…いつもオルセイン様に包まれて寝ているように……!!きゃ~~!!恥ずかしいわ~!!
「エレーヌ……ちょっと確認したい事があるんだが…そちらに行っても構わないだろうか……?」
そういえば…オルセイン様はずっとドアの近くに立ったままでした…。
シャツに必死過ぎですね…お恥ずかしいです。
「もちろんですわ。オルセイン様、こちらにお掛けください。」
オルセイン様は遠慮がちに私のそばに来てくださいます。私は少し身なりを整えて、オルセイン様が座れる場所をあけます。
さて、確認したい事とはなんでしょうか?
==============================
エレーヌさん、追い剥ぎです。笑
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