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043 お茶会…?
しおりを挟む今日はオルセイン様が我が家にいらっしゃる日です!ドキドキです!
私は朝からサリィに磨かれて磨かれています。ちょっと疲れました……。
「お嬢様、ご令嬢なら誰しもやっていることですよ。これくらいで根を上げないでください。」
「みんな凄いわ……」
とても疲れたけどその分いつもより髪もつやつやしているし、肌もぷるぷるしている気がする……。
「サリィも凄いわ~。なんか綺麗になった気分だわ♪」
「実際にお綺麗ですよ」
「ありがとう♪お世辞でも嬉しいわ~」
私なんか平凡だけどそう言ってもらえるとちょっと自信にもなるわ~
オルセイン様にも綺麗って言ってもらえるかしら?うふふ♪
サリィが溜め息を吐きながら私にドレスをせっせと着せて、髪も結い上げてくれる。今日はクリーム色で落ち着いたドレスです。………このドレス始めて見るんだけど…お母様ったら新調したのかしら?我が家のお財布は大丈夫なのかしら…?
「さぁ、奥様はサロンで準備しています。私達も行きましょう。」
「えぇ。オルセイン様を精一杯おもてなししないとね!」
大した物は無いけど、それでもオルセイン様に寛いでもらえるように頑張らないと!
意を決して私の自室を出てサロンへ向かいます。
***
サロンに向かいながらおもてなしを考えるが、今日のお茶会はお母様主催となっているので…私が出来ることはそんなに無いのよね…。
いつか私主催のお茶会を開くときはあるのかしら?……あまり得意では無いけどその時の為に今日は勉強させてもらいましょう!
さて、気合いも入った所でサロンに到着です。
ーーーーーーートントントンッ
「お母様、エレーヌです。」
入室を求めるとドアが開いたので中へ入る。
サロンを見渡すと、綺麗な花が活けられていて華やかになっている。家具の位置も変えたようだ。その中でも、一際目立つ……金髪が…
「どうしてジェシーがいるの?!」
「ごきげんよう~来ちゃった♪」
うふふ~と言いながらお茶を飲んでいる親友が私よりもサロンに来ていた……
「来ちゃったじゃないわよ…私貴女が来るの知らなかったんだけど…」
「私が呼んだのよ~♪ジェシーちゃんも貴女のお相手のこと気になっていたみたいだから」
親友とお母様が2人でサプライズ成功~♪って手を取り合う姿は本当に可愛いです。お母様だけど見た目がまだまだ若いから許されるわね……
「オルセイン様に言ってないからびっくりしちゃいそうだわ……」
「あら~それが目的よ~」
「えっ?」
「貴女の想い人が少しでも私やジェシーちゃんに揺らぎそうなら、私は認めないからね」
「えぇっ?!」
「当然じゃない~!私は貴女には素敵な結婚をしてもらいたいのよ」
心配?と言われるが、そりゃあ心配です…。だってお母様は今もお美しくお若い……私よりも大人なオルセイン様にはお似合い…にみえる……。ジェシーだってとても可愛らしい見た目だから笑顔を向けられたら分からない……。
でも私はもうオルセイン様を諦められない!
「分かりましたわ……私はオルセイン様を信じます!そして頑張りますわ!!」
「お嬢様、あまり頑張りますとシュレヴィッツ様が倒れますからほどほどになさってください。」
クスクスとお母様とジェシーにも笑われてしまいました。そんなに笑わなくってもいいのに……。
「さぁ!レニちゃんの"想い人"が来る前に終わらせちゃうわよ~!」
「「はーい」」
お母様の指揮の元、急ピッチでサロンを仕上げます。オルセイン様が来られるのはもうちょっと先ですが、今からドキドキです。
***
「シュレヴィッツ様が到着したみたいです。」
「どうしましょう……お出迎えをした方が良いのかしら?」
「こちらにいて下さい。エミリアさんがお出迎えをしてくださっていますので。」
「わかったわ……」
分かっていてもドキドキしちゃいます…!3日ぶりのオルセイン様が拝めるなんて……緊張しないのが無理な話よね。
ーーーーーーーートントントンッ
きたわ!
「どうぞ」
お母様が入室を促してドアを開けてもらうと、そこには会いたかったオルセイン様が…!
今日も団服をきっちりと着ていて素敵!!
でも見とれてばかりは駄目よね…
「ようこそおいで下さいました。さぁ、こちらにどうぞ。」
オルセイン様を中へ促しても固まって動いてくれません。どうしたのかしら?
「貴女は確か…ウィームス家の御息女だったか…?」
ジェシーのことすっかり忘れていたわ……
「えぇ。お久しぶりです。今日は私の親友のお相手に逢いたいとマリアンヌ様にお願いしてお茶会に参加させて頂きましたわ。お邪魔かしら?」
「いや、そのようなことはありません。失礼しました。」
「オルセイン様お忙しいのに突然申し訳ありません。私もジェシカ様がいらっしゃるの今日知りましたの。」
「うふふ~ごめんなさいね。サプライズにしたかったの~♪」
もう!お母様ったらひどいんだから!!
私にまで黙っていなくてもいいのに!
でもそれよりもオルセイン様よね。早くお茶会を始めましょう。
「オルセイン様、今エミリアが美味しいお茶を入れてくれるので、こちらにお掛けになってください。」
「あっ、ああ。…その前に、エレーヌにこれを…」
オルセイン様はそう言って私に花束をプレゼントしてくださいました!!入った時から気にはなっていたのですが……今日の主催であるお母様宛かと思っていました。
「オルセイン様、ありがとうございます!私…花束を男性から頂くのは初めてで…とっても嬉しいです……」
思わずオルセイン様の胸元へ飛び込んでみます。難なく私を抱きとめてくださり、もうキュンとしちゃいます!!背の高い私のことをお姫様抱っこだって余裕なんでしょうね……素敵……!!
オルセイン様を見上げて見ると、耳が少しだけ赤くなっていて少しはにかんだ笑顔があるわ……
ーーーーーチュッ
思わずオルセイン様のほっぺにチューしちゃったわ!きゃっ!!恥ずかしいわ~!でもでも私達お付き合いしているんだし、ほっぺにチューは大丈夫よね?嫌がられない…よね??
……何も言われないけどいきなりチューされてオルセイン様は嫌だったかしら…?
チラッとオルセイン様のお顔を見ると、お顔が真っ赤になって驚いたお顔で固まっていました。この感じだと嫌なわけではなさそだから良かったわ~。
「あらあら…レニちゃんったら大胆ね♪」
「ちょっとレニ?そのお方お顔が険しいままだけど…怒っているのではなくて?大丈夫??」
「えっ?オルセイン様は険しくも怒ってもいませんよ?ちょっとびっくりしたお顔で固まっているだけですわ。」
「「えっ?」」
あら……皆んなに驚かれちゃいました…?確かに眉間に皺が寄っていますが、目はいつもより大きく瞠いていますし…何より怒りの感情が見えません。私の方が合っている…はずです……。
「オルセイン様?オルセイン様?今の嫌でしたか?」
「……えっ?あっ、いや……嫌では無い…です。」
良かったですわ~♪さて、オルセイン様も活動してくださったので早速お席に案内をして、花束は名残惜しいですがサリィにお願いして生けてもらいましょう。
お母様とのお茶会スタートです!!
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なかなか書きたい話まで進まない…!!
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