変態転生令嬢が強面不細工を狙う

狗沙萌稚

文字の大きさ
44 / 52

043 お茶会…?

しおりを挟む


今日はオルセイン様が我が家にいらっしゃる日です!ドキドキです!


私は朝からサリィに磨かれて磨かれています。ちょっと疲れました……。

「お嬢様、ご令嬢なら誰しもやっていることですよ。これくらいで根を上げないでください。」

「みんな凄いわ……」


とても疲れたけどその分いつもより髪もつやつやしているし、肌もぷるぷるしている気がする……。

「サリィも凄いわ~。なんか綺麗になった気分だわ♪」

「実際にお綺麗ですよ」

「ありがとう♪お世辞でも嬉しいわ~」


私なんか平凡だけどそう言ってもらえるとちょっと自信にもなるわ~
オルセイン様にも綺麗って言ってもらえるかしら?うふふ♪

サリィが溜め息を吐きながら私にドレスをせっせと着せて、髪も結い上げてくれる。今日はクリーム色で落ち着いたドレスです。………このドレス始めて見るんだけど…お母様ったら新調したのかしら?我が家のお財布は大丈夫なのかしら…?


「さぁ、奥様はサロンで準備しています。私達も行きましょう。」

「えぇ。オルセイン様を精一杯おもてなししないとね!」

大した物は無いけど、それでもオルセイン様に寛いでもらえるように頑張らないと!
意を決して私の自室を出てサロンへ向かいます。



***



サロンに向かいながらおもてなしを考えるが、今日のお茶会はお母様主催となっているので…私が出来ることはそんなに無いのよね…。
いつか私主催のお茶会を開くときはあるのかしら?……あまり得意では無いけどその時の為に今日は勉強させてもらいましょう!

さて、気合いも入った所でサロンに到着です。


ーーーーーーートントントンッ

「お母様、エレーヌです。」


入室を求めるとドアが開いたので中へ入る。
サロンを見渡すと、綺麗な花が活けられていて華やかになっている。家具の位置も変えたようだ。その中でも、一際目立つ……金髪が…

「どうしてジェシーがいるの?!」

「ごきげんよう~来ちゃった♪」


うふふ~と言いながらお茶を飲んでいる親友が私よりもサロンに来ていた……


「来ちゃったじゃないわよ…私貴女が来るの知らなかったんだけど…」

「私が呼んだのよ~♪ジェシーちゃんも貴女のお相手のこと気になっていたみたいだから」


親友とお母様が2人でサプライズ成功~♪って手を取り合う姿は本当に可愛いです。お母様だけど見た目がまだまだ若いから許されるわね……


「オルセイン様に言ってないからびっくりしちゃいそうだわ……」

「あら~それが目的よ~」

「えっ?」

「貴女の想い人が少しでも私やジェシーちゃんに揺らぎそうなら、私は認めないからね」

「えぇっ?!」

「当然じゃない~!私は貴女には素敵な結婚をしてもらいたいのよ」


心配?と言われるが、そりゃあ心配です…。だってお母様は今もお美しくお若い……私よりも大人なオルセイン様にはお似合い…にみえる……。ジェシーだってとても可愛らしい見た目だから笑顔を向けられたら分からない……。
でも私はもうオルセイン様を諦められない!

「分かりましたわ……私はオルセイン様を信じます!そして頑張りますわ!!」

「お嬢様、あまり頑張りますとシュレヴィッツ様が倒れますからほどほどになさってください。」

クスクスとお母様とジェシーにも笑われてしまいました。そんなに笑わなくってもいいのに……。


「さぁ!レニちゃんの"想い人"が来る前に終わらせちゃうわよ~!」

「「はーい」」

お母様の指揮の元、急ピッチでサロンを仕上げます。オルセイン様が来られるのはもうちょっと先ですが、今からドキドキです。



***


「シュレヴィッツ様が到着したみたいです。」

「どうしましょう……お出迎えをした方が良いのかしら?」

「こちらにいて下さい。エミリアさんがお出迎えをしてくださっていますので。」

「わかったわ……」

分かっていてもドキドキしちゃいます…!3日ぶりのオルセイン様が拝めるなんて……緊張しないのが無理な話よね。


ーーーーーーーートントントンッ


きたわ!


「どうぞ」

お母様が入室を促してドアを開けてもらうと、そこには会いたかったオルセイン様が…!
今日も団服をきっちりと着ていて素敵!!
でも見とれてばかりは駄目よね…

「ようこそおいで下さいました。さぁ、こちらにどうぞ。」

オルセイン様を中へ促しても固まって動いてくれません。どうしたのかしら?


「貴女は確か…ウィームス家の御息女だったか…?」


ジェシーのことすっかり忘れていたわ……


「えぇ。お久しぶりです。今日は私の親友のお相手に逢いたいとマリアンヌ様にお願いしてお茶会に参加させて頂きましたわ。お邪魔かしら?」

「いや、そのようなことはありません。失礼しました。」

「オルセイン様お忙しいのに突然申し訳ありません。私もジェシカ様がいらっしゃるの今日知りましたの。」

「うふふ~ごめんなさいね。サプライズにしたかったの~♪」

もう!お母様ったらひどいんだから!!
私にまで黙っていなくてもいいのに!
でもそれよりもオルセイン様よね。早くお茶会を始めましょう。

「オルセイン様、今エミリアが美味しいお茶を入れてくれるので、こちらにお掛けになってください。」

「あっ、ああ。…その前に、エレーヌにこれを…」

オルセイン様はそう言って私に花束をプレゼントしてくださいました!!入った時から気にはなっていたのですが……今日の主催であるお母様宛かと思っていました。

「オルセイン様、ありがとうございます!私…花束を男性から頂くのは初めてで…とっても嬉しいです……」

思わずオルセイン様の胸元へ飛び込んでみます。難なく私を抱きとめてくださり、もうキュンとしちゃいます!!背の高い私のことをお姫様抱っこだって余裕なんでしょうね……素敵……!!
オルセイン様を見上げて見ると、耳が少しだけ赤くなっていて少しはにかんだ笑顔があるわ……


ーーーーーチュッ


思わずオルセイン様のほっぺにチューしちゃったわ!きゃっ!!恥ずかしいわ~!でもでも私達お付き合いしているんだし、ほっぺにチューは大丈夫よね?嫌がられない…よね??


……何も言われないけどいきなりチューされてオルセイン様は嫌だったかしら…?

チラッとオルセイン様のお顔を見ると、お顔が真っ赤になって驚いたお顔で固まっていました。この感じだと嫌なわけではなさそだから良かったわ~。

「あらあら…レニちゃんったら大胆ね♪」

「ちょっとレニ?そのお方お顔が険しいままだけど…怒っているのではなくて?大丈夫??」

「えっ?オルセイン様は険しくも怒ってもいませんよ?ちょっとびっくりしたお顔で固まっているだけですわ。」

「「えっ?」」

あら……皆んなに驚かれちゃいました…?確かに眉間に皺が寄っていますが、目はいつもより大きく瞠いていますし…何より怒りの感情が見えません。私の方が合っている…はずです……。


「オルセイン様?オルセイン様?今の嫌でしたか?」

「……えっ?あっ、いや……嫌では無い…です。」


良かったですわ~♪さて、オルセイン様も活動してくださったので早速お席に案内をして、花束は名残惜しいですがサリィにお願いして生けてもらいましょう。


お母様とのお茶会スタートです!!




==============================


なかなか書きたい話まで進まない…!!




















しおりを挟む
感想 14

あなたにおすすめの小説

【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!

ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。 ※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、陛下は私を離してくれません!

花瀬ゆらぎ
恋愛
「おまえには、国王陛下の側妃になってもらう」 婚約者と親友に裏切られ、傷心の伯爵令嬢イリア。 追い打ちをかけるように父から命じられたのは、若き国王フェイランの側妃になることだった。 しかし、王宮で待っていたのは、「世継ぎを産んだら離縁」という非情な条件。 夫となったフェイランは冷たく、侍女からは蔑まれ、王妃からは「用が済んだら去れ」と突き放される。 けれど、イリアは知ってしまう。 彼が兄の死と誤解に苦しみ、誰よりも孤独の中にいることを──。 「私は、陛下の幸せを願っております。だから……離縁してください」 フェイランを想い、身を引こうとしたイリア。 しかし、無関心だったはずの陛下が、イリアを強く抱きしめて……!? 「離縁する気か?  許さない。私の心を乱しておいて、逃げられると思うな」 凍てついた王の心を溶かしたのは、売られた側妃の純真な愛。 孤独な陛下に執着され、正妃へと昇り詰める逆転ラブロマンス! ※ 以下のタイトルにて、ベリーズカフェでも公開中。 【側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、陛下は私を離してくれません】

美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ 

さら
恋愛
 会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。  ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。  けれど、測定された“能力値”は最低。  「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。  そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。  優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。  彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。  人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。  やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。  不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

王宮メイドは今日も夫を「観察」する

kujinoji
恋愛
「はぁぁ〜!今日も働くヴィクター様が尊すぎる……!」 王宮メイドのミネリは、今日も愛しの夫ヴィクターを「観察」していた。 ヴィクターが好きすぎるあまり、あますところなく彼を見つめていたいミネリ。内緒で王宮メイドになり、文官である夫のもとに通うことに。 だけどある日、ヴィクターとある女性の、とんでもない場面を目撃してしまって……? ※同じものを他サイトにて、別名義で公開しています。

【完結】夜会で借り物競争をしたら、イケメン王子に借りられました。

櫻野くるみ
恋愛
公爵令嬢のセラフィーナには生まれつき前世の記憶があったが、覚えているのはくだらないことばかり。 そのどうでもいい知識が一番重宝されるのが、余興好きの国王が主催する夜会だった。 毎年余興の企画を頼まれるセラフィーナが今回提案したのは、なんと「借り物競争」。 もちろん生まれて初めての借り物競争に参加をする貴族たちだったが、夜会は大いに盛り上がり……。 気付けばセラフィーナはイケメン王太子、アレクシスに借りられて、共にゴールにたどり着いていた。 果たしてアレクシスの引いたカードに書かれていた内容とは? 意味もなく異世界転生したセラフィーナが、特に使命や運命に翻弄されることもなく、王太子と結ばれるお話。 とにかくツッコミどころ満載のゆるい、ハッピーエンドの短編なので、気軽に読んでいただければ嬉しいです。 完結しました。 小説家になろう様にも投稿しています。 小説家になろう様への投稿時から、タイトルを『借り物(人)競争』からただの『借り物競争』へ変更いたしました。

【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました

ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。 名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。 ええ。私は今非常に困惑しております。 私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。 ...あの腹黒が現れるまでは。 『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。 個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。

処理中です...