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設定・補足(※時系列不同&ネタバレあり)

補足①

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 こちらは、作中の本文にうまく組み込めそうにない部分の補足です。
 
※このページは、完全にネタバレを含みます。
 第一章(全52話)及び番外編[第一章]『01.フィリップ・グランシア①』を読んでからこちらをお読みいただくことを推奨します。
 本編や番外編[第一章]『01.フィリップ・グランシア①』を未読の方は、ページをそっと閉じてお戻りください。(ネタバレOKな方はどうぞ。読んでもよくわからないかもしれませんが……)
 
 それでは、問題がないようでしたら、このまま先へお進みください。
 
 ~*~*~*~*~*~

 
※再確認※
 この先はネタバレを含みます。
 第一章(全52話)及び番外編[第一章]『01.フィリップ・グランシア①』をお読みになった上で、お読みいただくことを推奨します。

 
【グランシア公爵家の本家と分家について】
 
 グランシア公爵家の本家筋は、初代グロリオーサ王家の娘であるアマリリスが産んだ最初の娘から繋がる血筋のことを言います。(アマリリスの直系)
 
 アマリリスの直系には女児しか生まれません。(魔力やら何やらが複雑かつ特殊な作用を起こした未知の力であると思ってください^^;)

 アマリリスの直系である娘が、複数の娘を産んだときは、一人目に生まれた娘が後継者となります。(本編で出てきた“直系の長女”というのは、このことを指しています)
 その理由は、直系の一人目に生まれた娘に、アマリリスの特徴が最も強く現れるからという設定です。(容姿、魔力や能力等)
 なので、アマリリスの血筋を残すと定めたグランシア公爵家の後継者は、その長女であり、表向き公爵家当主となるのは、長女と婚姻した夫の方です。(男尊女卑とまではいかないが、男性が爵位を継ぐのが一般的という風潮であるため)
 
 そして、グロリオーサ王国は、初代国王ジーニアが妻アルメリアただ一人を寵愛していたこともあり、一夫多妻や不貞を良しとしない風潮があります。(明確に禁じてはいない)
 しかし、いつの時代も伴侶以外に愛人を持つ者(ほぼ男側のみ。女側はごく稀にいる程度)が、一定数いるという状況です。(現グロリオーサ王家の祖先であるジーニアの弟は愛人の子)
 この愛人の風習は、グランシア公爵家も例に漏れず…ということで、愛人が産んだ子の血筋や直系第二子以降の娘の血筋がグランシア公爵家の傍系として連なっています。(愛人の子にはアマリリスの血が流れていないので、子は男女どちらも生まれます)
 さらに、アマリリスの直系に生まれた第二子以降の娘の血筋は、いずれ男児も生むようになり、そちらはアマリリスの特徴がなくなっていくという設定もあります。(今後作中に登場させるかは未定です)
 
 セレーネの祖父と侍女との間にできた子(イリス)は、サナリアより先に生まれましたが、アマリリスの直系が産んだ子ではないため正当な後継者ではなく、結婚後に産んだのは男(フィリップ)のみです。(イリスは成人直後、サナリアより五年ほど早く嫁いでいるという設定です)
 尚、イリスを産んだ侍女は、出産後、イリスを残してグランシア公爵家を去りました。
 その後、公爵家とは一切関わりがありません。(雇用主との不貞に至った際の状況は、番外編[第一章]『01.フィリップ・グランシア①』の本文よりお察しください)



 ~*~*~*~*~*~

 今後もこのように、補足が必要な場合は別途ページを作成します。
 著者が不足に気づいた際に作成するため、時系列は不同です。(※必要に応じて冒頭に注意書きを入れます)

 ここが知りたい、これどうなったの?など、何かご意見がありましたら、感想や近況ボードのコメントにお寄せいただければ、補足ページを作成するか、番外編等の作中に組み込むか検討してまいります。(※全てにお応えすることはできません)
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