662 / 667
さんにんでしあわせに、ご
しおりを挟む
火照った身体はシャワーを浴びるだけでもその熱を増した。水滴が皮膚に当たり、滑り落ちていく。そのくすぐったさを敏感に感じ取っている。
「続き……するのかな」
雪兎の身体を撫で回して興奮した。雪兎は勃起したくせに何もやり返してくれなかった。雪風に胸を触られて心身ともに完全にスイッチが入っている。一発抜かなければ他のことに気を逸らすこともできない。
「自分で……いや、でも……」
脱衣場で雪風と雪兎が何かしてくれるなら自慰はしたくない。けれど何もしてくれないなら今抜いておかなければ朝食の味が分からなくなる。
「…………よし」
二人を信じて自慰せずに脱衣場に出る。二人ともスキンケアは終わったらしく髪を乾かしていた。
「あ、ポチ。ちょっとこっち来て、着替えてからでもいいから」
「分かりました」
裸のまま雪兎の前に行く。今更な羞恥心で顔が熱くなるのを感じつつ、勃起した陰茎を揺らし、静かにアピールしてみる。
「正座」
雪兎は脱衣場備え付けだろう椅子にゆったりと腰掛けている。そんな雪兎を見上げながら硬い床に正座をすると自分が犬だという自覚が湧く。
「ポチが変な触り方するから勃っちゃった。責任、取ってくれるよね」
雪兎は短パンと下着をズラして半勃ちの性器を俺の目の前に突き出した。いや、俺が自ら近寄っていた。
「はい……もちろんですユキ様、お手数お掛けして申し訳ありません。どうぞこの駄犬の口をお使いください」
口の端に人差し指を引っ掛け、左右に引っ張って大きく口を開ける。口内を見せる恥ずかしさに胸が高鳴る、雪兎の性器が膨らんでいくのに誇りを覚える。
「うん、じゃあ遠慮なく、使わせてもらうね」
立ち上がった雪兎は俺の髪を掴み、性器を押し付けた。頬に感じる熱と鼻に届く匂いに俺は無意識のうちに口を開けていた。
「ふふ……顔にこんなの乗せられて、そんな蕩けた顔するなんて……変態」
髪を掴んでいなかった方の手が後頭部に回り、やはり髪を掴んで俺の口内に陰茎をねじ込む。口腔から喉の曲がり具合も気にせず、喉肉をえぐる突きに噎せながら悦んだ。
「んぐぅっ!? んっ、ぅぶっ、ぅえっ……ぅ、ううっ! んぅうっ!」
「ポチってば喉も名器なんだからっ……」
俺の体の構造なんて無視して、陰茎に合った形になれと喉奥を殴りつけられる。
「ぉごっ……! ほ、ぁっ……ふぅっ、ぅゔぅうっ! んゔぅううっ!」
口内も喉も関係なく擦られていたかと思えば、最奥まで挿入したままぐりぐりと腰を回される。喉の奥に亀頭を擦り付けられ、その苦しさと快感で俺は絶頂寸前まで持っていかれた。
「もう……ポチったら、お口めちゃくちゃにされてるのにそんなに気持ちよさそうな顔しちゃダメでしょ? もっと激しくしてあげたくなっちゃうじゃん!」
髪を強く掴まれて頭を前後させられる。喉肉を細かくえぐるカリ首の刺激に多幸感を覚え、勝手に腰が揺れる。
「ポチ、ポチっ……好きだよ、全部飲んでねっ」
喉奥に亀頭を沈められ、嘔吐寸前の苦痛という快楽と雪兎に精液を与えられているという幸福感で俺も絶頂を迎え、雪兎の足に精液をかけてしまった。
「飲めた? ふふ……」
「ん……んっ、はぁっ、げほっ、ぉえ……はぁっ、はぁ……」
胃に落ちるまで口を押さえ、もういくら咳き込んでも一滴も零さないと確信してから咳き込む。椅子に座り直した雪兎に頬を優しく蹴られ、涙を溜めた瞳で見上げる。
「汚れちゃった。綺麗にして?」
「はい……ユキ様」
白濁液にまみれた素足に舌を這わせる。自分の精液だという不快感は雪兎の足を舐められる悦びで掻き消されていた。
「両方綺麗になったら言ってね」
雪兎はすっかり乾いた白髪を手鏡を見ながら整え始めた。俺は雪兎に見られてもいないことに興奮を覚え、小さな親指を舐めしゃぶった。
「続き……するのかな」
雪兎の身体を撫で回して興奮した。雪兎は勃起したくせに何もやり返してくれなかった。雪風に胸を触られて心身ともに完全にスイッチが入っている。一発抜かなければ他のことに気を逸らすこともできない。
「自分で……いや、でも……」
脱衣場で雪風と雪兎が何かしてくれるなら自慰はしたくない。けれど何もしてくれないなら今抜いておかなければ朝食の味が分からなくなる。
「…………よし」
二人を信じて自慰せずに脱衣場に出る。二人ともスキンケアは終わったらしく髪を乾かしていた。
「あ、ポチ。ちょっとこっち来て、着替えてからでもいいから」
「分かりました」
裸のまま雪兎の前に行く。今更な羞恥心で顔が熱くなるのを感じつつ、勃起した陰茎を揺らし、静かにアピールしてみる。
「正座」
雪兎は脱衣場備え付けだろう椅子にゆったりと腰掛けている。そんな雪兎を見上げながら硬い床に正座をすると自分が犬だという自覚が湧く。
「ポチが変な触り方するから勃っちゃった。責任、取ってくれるよね」
雪兎は短パンと下着をズラして半勃ちの性器を俺の目の前に突き出した。いや、俺が自ら近寄っていた。
「はい……もちろんですユキ様、お手数お掛けして申し訳ありません。どうぞこの駄犬の口をお使いください」
口の端に人差し指を引っ掛け、左右に引っ張って大きく口を開ける。口内を見せる恥ずかしさに胸が高鳴る、雪兎の性器が膨らんでいくのに誇りを覚える。
「うん、じゃあ遠慮なく、使わせてもらうね」
立ち上がった雪兎は俺の髪を掴み、性器を押し付けた。頬に感じる熱と鼻に届く匂いに俺は無意識のうちに口を開けていた。
「ふふ……顔にこんなの乗せられて、そんな蕩けた顔するなんて……変態」
髪を掴んでいなかった方の手が後頭部に回り、やはり髪を掴んで俺の口内に陰茎をねじ込む。口腔から喉の曲がり具合も気にせず、喉肉をえぐる突きに噎せながら悦んだ。
「んぐぅっ!? んっ、ぅぶっ、ぅえっ……ぅ、ううっ! んぅうっ!」
「ポチってば喉も名器なんだからっ……」
俺の体の構造なんて無視して、陰茎に合った形になれと喉奥を殴りつけられる。
「ぉごっ……! ほ、ぁっ……ふぅっ、ぅゔぅうっ! んゔぅううっ!」
口内も喉も関係なく擦られていたかと思えば、最奥まで挿入したままぐりぐりと腰を回される。喉の奥に亀頭を擦り付けられ、その苦しさと快感で俺は絶頂寸前まで持っていかれた。
「もう……ポチったら、お口めちゃくちゃにされてるのにそんなに気持ちよさそうな顔しちゃダメでしょ? もっと激しくしてあげたくなっちゃうじゃん!」
髪を強く掴まれて頭を前後させられる。喉肉を細かくえぐるカリ首の刺激に多幸感を覚え、勝手に腰が揺れる。
「ポチ、ポチっ……好きだよ、全部飲んでねっ」
喉奥に亀頭を沈められ、嘔吐寸前の苦痛という快楽と雪兎に精液を与えられているという幸福感で俺も絶頂を迎え、雪兎の足に精液をかけてしまった。
「飲めた? ふふ……」
「ん……んっ、はぁっ、げほっ、ぉえ……はぁっ、はぁ……」
胃に落ちるまで口を押さえ、もういくら咳き込んでも一滴も零さないと確信してから咳き込む。椅子に座り直した雪兎に頬を優しく蹴られ、涙を溜めた瞳で見上げる。
「汚れちゃった。綺麗にして?」
「はい……ユキ様」
白濁液にまみれた素足に舌を這わせる。自分の精液だという不快感は雪兎の足を舐められる悦びで掻き消されていた。
「両方綺麗になったら言ってね」
雪兎はすっかり乾いた白髪を手鏡を見ながら整え始めた。俺は雪兎に見られてもいないことに興奮を覚え、小さな親指を舐めしゃぶった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1,376
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる