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[クリス]
ピナーグレン §2
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ぱたん……と、部屋の扉が軽い音を立てて閉まった。
リア様の花の香りが、ふわり、ふわりと漂い、俺の鼻をくすぐる。まるで高貴な白バラと、摘んだばかりのジャスミンを合わせたような、優雅な甘さと清廉さが部屋の空気を一変させた。キョロキョロと部屋を見回す彼女の胸の下で、おさげ髪の先っぽが揺れている。
聖女になって以来、彼女は薄着になった。護符で気温を調整しているとはいえ、神力のせいで暑いらしい。以前よりも襟元が広く開いたドレスを着ていることが増えた。きめ細やかで、触れたら手に吸いつきそうな白い肌が、窓から差し込む夕陽を受けて真珠のように……って、おおおい! 俺は何を考えている!
――ふ、ふたりきり、だと?
俺は猛烈に動揺していた。心臓が喉元で激しく脈打ち、手のひらにはじんわりと汗がにじんだ。
食事で外に出ている間はいい。しかし、問題はその後だ。いくらなんでも朝まで二人きりはマズイだろう。
この状況に喜んだ俺の下半身が、理性から外れて単独行動をしようとソワソワしている。
ばーかーやろおぉ。勝手な行動は許さんぞ! ちょん切られたくなければ言うことを聞きやがれ!
「あっ!」と、リア様が声を上げた。
「ハいっ?!」
くそ……声が裏返った。
「わたし、このソファなら余裕で寝られます。大丈夫ですわ、くまんつ様」と、にこやかな表情で彼女は言った。
――違う。俺が大丈夫じゃないんだ……泣。
彼女がソファなんぞに寝ていたら、俺は何をするかわからない。しかし、彼女にだけは嫌われたくない。
「俺がソファで寝ますから、心配は要りません」と、必死で冷静を装った。
紳士でいなくてはならない。絶対にボロを出してはいけない。彼女にだけは、絶対に、絶対に、粗相をしてはならない。
「でも、サイズの問題と言いますか。ベッドはくまんつ様サイ……ずぁッ!」
「えっ!?」
話しながらトコトコ歩いていた彼女が、何も障害物がない場所でつまずいた(なぜだ!?)
「コケた」という表現がピッタリだった。バンザイのポーズでスコーン!と勢いよく飛んでいこうとしている。
まずい! 聖女にケガをさせたら終わる!!
かつてパトラという名の王国が、聖女を傷つけたことが原因で滅亡しているのだ。
俺は瞬時に飛び出した。次の瞬間、ドーンという衝撃音とともに鈍い痛みが背中に走る。床に落ちたものの受け身は取れており、たいしたことはなかった。
「大丈夫か!」と、彼女の様子を確認した。
「は、はい。すみませんっ」
彼女は見るからに動揺していた。
改めて「痛いところは?」と尋ねたが、彼女は大丈夫だと答えた。俺がクッション代わりになり、なんともなかったようだ。
「あの……わたしは何につまずいたのでしょうか?」と、彼女は目をぱちくりさせている。
むしろ俺がそれを聞きたかったのだが、本人もなぜ転んだのか心当たりがないようだ。
はぁ~~~……それにしても、肝が冷える。
アレンの奴は側仕えとして毎日これをやっているのだ。さぞかし大変だろう。
ヴィルは「ちょっとの段差なのに、アレンはすぐに抱いて運ぶんだ」などと文句を言っていたが、何もないところでコケる彼女を見たら、すべての行程を抱いて運びたい心境にもなる。むしろ「一人で歩かせて、アレンはえらいな」と褒めてやったほうがいい。
ふと見ると、リア様が真っ赤になっていた。
どうしたのだろう? ……って、俺のせいだ!
俺が下敷きになる形で彼女を抱き留めており、密着状態のまま床に転がっていた。
「も、申し訳ないッ!」
「とんでもないです。わたしがボーっとしていたせいで……っ」
慌てて手を離したが、すぐに後悔した。
もっと神経を研ぎ澄ませ、彼女の感触を手に焼きつけておけば良かった。かあー、もったいねぇー! しかし、腹に当たっていた柔らかな感触は、もしや……と、つい口元が緩む。
彼女の顔が赤い。耳も赤いし、うなじもピンクだ。
そんな風にしていると「嫌ではないのかも」とか「ちょっと押せばイイ関係になれてしまうのでは」と、男は都合良く解釈してしまう。特に俺は。
いいのだろうか。これは、攻め込んでもヨシという合図なのだろうか。このまま後ろから抱き締め、唇を奪い、あんなことやこんなことを……って、できるかボケぇ~~!
ヤバいヤバいヤバい、落ち着け俺! 彼女を見てはダメだ!
婚約者のヴィルすら我慢をしている状況だ。俺にそんなことをする資格があるはずもない。ここで聖女を手籠めにでもしたら、兄弟でやらかしてクランツ家はお終いだ。
没落を通り越して滅亡だーー! 滅亡だー! めつぼーだー!(ええい、山びこだクソッタレ!)
「はあぁ~。死ぬ……」
俺は両手で顔を覆った。かつて、これほどまで己の欲に危機感を抱いたことがあっただろうか。
偉そうなことを言ってはいけないのだが、食べてもよいものしか目の前にない生活をしてきた。
大きな声では言えないが、リア様と出会う前の俺はあまり品行方正ではなかった。
社交の場に出れば、必ず金と権力目当ての者がわんさと近寄ってくる。紳士のたしなみとして、淑女に恥をかかせてはいけないし、言い寄ってくる女性たちを無下に断ることができず、こちらの都合で利用させてもらうこともあった。
恋というものは小説の中にあるもので、俺とは関係のないものだった。誰かに恋をして求婚をするなど想像したこともなく、いつか王家が戦略的な婚姻でも提案してきたなら、それを受け入れればいいかぁ程度の感覚だ。
彼女にまつわるすべてが、俺の想定外だった。
このまま一晩、自分から彼女を護りきれる自信がない。
彼女の部屋の外に交代で護衛を立たせることにしたが、むしろ俺がその役目を担ったほうがいいだろう。俺から彼女を護る方法は、もはやそれしかない。明日の昼間、荷馬車で少し仮眠を取ろう。それが崖っぷちクランツ家にとっては最善の策だ。
アレンがおかしなメガネをかけ続けている理由は、おそらくこれだ。あの魔道具のメガネは、自分自身から彼女を護るために違いない。
常々、あいつにだけは負けられねぇと思っているが……ごめん、今日だけは俺の負けでいいから、メガネを貸してくれ!
心の中で弱音を吐きまくっていると、急に外が騒がしくなった。扉の向こうから聞き覚えのある底抜けに陽気な声が響いている。
「いやー、羊くんかわいかったなぁー」
「マジうまそかったなー」
「うまそう言うなし」
「やっぱ今宵は羊けぇ?」
「名物はすべて食うしかなくねぇ? 昨日のキノコ鍋も美味かったしさぁ」
「食い倒れぢゃああ!」
「イエェェェア!」
「フッフゥーー!」
――あいつらだ……!
スウィーツ愛好会の女学生四人組が同じ宿にいた。リア様も声で気づいたようだ。彼女はピコンと飛び上がり、扉へ向かって走って行く。
平民服を着た彼女は普段よりも機敏だ。その動きはほとんど「うさぎさん」である。
カチャリと音を立てて扉が開いた。
リア様の花の香りが、ふわり、ふわりと漂い、俺の鼻をくすぐる。まるで高貴な白バラと、摘んだばかりのジャスミンを合わせたような、優雅な甘さと清廉さが部屋の空気を一変させた。キョロキョロと部屋を見回す彼女の胸の下で、おさげ髪の先っぽが揺れている。
聖女になって以来、彼女は薄着になった。護符で気温を調整しているとはいえ、神力のせいで暑いらしい。以前よりも襟元が広く開いたドレスを着ていることが増えた。きめ細やかで、触れたら手に吸いつきそうな白い肌が、窓から差し込む夕陽を受けて真珠のように……って、おおおい! 俺は何を考えている!
――ふ、ふたりきり、だと?
俺は猛烈に動揺していた。心臓が喉元で激しく脈打ち、手のひらにはじんわりと汗がにじんだ。
食事で外に出ている間はいい。しかし、問題はその後だ。いくらなんでも朝まで二人きりはマズイだろう。
この状況に喜んだ俺の下半身が、理性から外れて単独行動をしようとソワソワしている。
ばーかーやろおぉ。勝手な行動は許さんぞ! ちょん切られたくなければ言うことを聞きやがれ!
「あっ!」と、リア様が声を上げた。
「ハいっ?!」
くそ……声が裏返った。
「わたし、このソファなら余裕で寝られます。大丈夫ですわ、くまんつ様」と、にこやかな表情で彼女は言った。
――違う。俺が大丈夫じゃないんだ……泣。
彼女がソファなんぞに寝ていたら、俺は何をするかわからない。しかし、彼女にだけは嫌われたくない。
「俺がソファで寝ますから、心配は要りません」と、必死で冷静を装った。
紳士でいなくてはならない。絶対にボロを出してはいけない。彼女にだけは、絶対に、絶対に、粗相をしてはならない。
「でも、サイズの問題と言いますか。ベッドはくまんつ様サイ……ずぁッ!」
「えっ!?」
話しながらトコトコ歩いていた彼女が、何も障害物がない場所でつまずいた(なぜだ!?)
「コケた」という表現がピッタリだった。バンザイのポーズでスコーン!と勢いよく飛んでいこうとしている。
まずい! 聖女にケガをさせたら終わる!!
かつてパトラという名の王国が、聖女を傷つけたことが原因で滅亡しているのだ。
俺は瞬時に飛び出した。次の瞬間、ドーンという衝撃音とともに鈍い痛みが背中に走る。床に落ちたものの受け身は取れており、たいしたことはなかった。
「大丈夫か!」と、彼女の様子を確認した。
「は、はい。すみませんっ」
彼女は見るからに動揺していた。
改めて「痛いところは?」と尋ねたが、彼女は大丈夫だと答えた。俺がクッション代わりになり、なんともなかったようだ。
「あの……わたしは何につまずいたのでしょうか?」と、彼女は目をぱちくりさせている。
むしろ俺がそれを聞きたかったのだが、本人もなぜ転んだのか心当たりがないようだ。
はぁ~~~……それにしても、肝が冷える。
アレンの奴は側仕えとして毎日これをやっているのだ。さぞかし大変だろう。
ヴィルは「ちょっとの段差なのに、アレンはすぐに抱いて運ぶんだ」などと文句を言っていたが、何もないところでコケる彼女を見たら、すべての行程を抱いて運びたい心境にもなる。むしろ「一人で歩かせて、アレンはえらいな」と褒めてやったほうがいい。
ふと見ると、リア様が真っ赤になっていた。
どうしたのだろう? ……って、俺のせいだ!
俺が下敷きになる形で彼女を抱き留めており、密着状態のまま床に転がっていた。
「も、申し訳ないッ!」
「とんでもないです。わたしがボーっとしていたせいで……っ」
慌てて手を離したが、すぐに後悔した。
もっと神経を研ぎ澄ませ、彼女の感触を手に焼きつけておけば良かった。かあー、もったいねぇー! しかし、腹に当たっていた柔らかな感触は、もしや……と、つい口元が緩む。
彼女の顔が赤い。耳も赤いし、うなじもピンクだ。
そんな風にしていると「嫌ではないのかも」とか「ちょっと押せばイイ関係になれてしまうのでは」と、男は都合良く解釈してしまう。特に俺は。
いいのだろうか。これは、攻め込んでもヨシという合図なのだろうか。このまま後ろから抱き締め、唇を奪い、あんなことやこんなことを……って、できるかボケぇ~~!
ヤバいヤバいヤバい、落ち着け俺! 彼女を見てはダメだ!
婚約者のヴィルすら我慢をしている状況だ。俺にそんなことをする資格があるはずもない。ここで聖女を手籠めにでもしたら、兄弟でやらかしてクランツ家はお終いだ。
没落を通り越して滅亡だーー! 滅亡だー! めつぼーだー!(ええい、山びこだクソッタレ!)
「はあぁ~。死ぬ……」
俺は両手で顔を覆った。かつて、これほどまで己の欲に危機感を抱いたことがあっただろうか。
偉そうなことを言ってはいけないのだが、食べてもよいものしか目の前にない生活をしてきた。
大きな声では言えないが、リア様と出会う前の俺はあまり品行方正ではなかった。
社交の場に出れば、必ず金と権力目当ての者がわんさと近寄ってくる。紳士のたしなみとして、淑女に恥をかかせてはいけないし、言い寄ってくる女性たちを無下に断ることができず、こちらの都合で利用させてもらうこともあった。
恋というものは小説の中にあるもので、俺とは関係のないものだった。誰かに恋をして求婚をするなど想像したこともなく、いつか王家が戦略的な婚姻でも提案してきたなら、それを受け入れればいいかぁ程度の感覚だ。
彼女にまつわるすべてが、俺の想定外だった。
このまま一晩、自分から彼女を護りきれる自信がない。
彼女の部屋の外に交代で護衛を立たせることにしたが、むしろ俺がその役目を担ったほうがいいだろう。俺から彼女を護る方法は、もはやそれしかない。明日の昼間、荷馬車で少し仮眠を取ろう。それが崖っぷちクランツ家にとっては最善の策だ。
アレンがおかしなメガネをかけ続けている理由は、おそらくこれだ。あの魔道具のメガネは、自分自身から彼女を護るために違いない。
常々、あいつにだけは負けられねぇと思っているが……ごめん、今日だけは俺の負けでいいから、メガネを貸してくれ!
心の中で弱音を吐きまくっていると、急に外が騒がしくなった。扉の向こうから聞き覚えのある底抜けに陽気な声が響いている。
「いやー、羊くんかわいかったなぁー」
「マジうまそかったなー」
「うまそう言うなし」
「やっぱ今宵は羊けぇ?」
「名物はすべて食うしかなくねぇ? 昨日のキノコ鍋も美味かったしさぁ」
「食い倒れぢゃああ!」
「イエェェェア!」
「フッフゥーー!」
――あいつらだ……!
スウィーツ愛好会の女学生四人組が同じ宿にいた。リア様も声で気づいたようだ。彼女はピコンと飛び上がり、扉へ向かって走って行く。
平民服を着た彼女は普段よりも機敏だ。その動きはほとんど「うさぎさん」である。
カチャリと音を立てて扉が開いた。
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