起源召喚士〜魔法が使えないと宣言されたのに召喚魔法に目覚めた件〜

ユズル

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始まりの日

魔力発現

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「なっ、なんとか間に合ったぁ……!」

 そのまま着替えもせず飛び出したシルヴァと共にソウル達は街の中央広場へと到着する。

 周りの人は怪しい物でも見るような目でこちらを見ているが、こちらはそんな事を気にしている余裕はない。

「ジジィ……てめぇのせいだからなぁ……!」

 文句を言うライも疲労で声に張りがない。

「し、死んじゃう……」

 元々運動が得意でないガストは地面に突っ伏している。

「ソ、ソウルは相変わらず元気だね……」

「た、体力だけは俺の取り柄だからな……」

 呆れたように告げるウィルにソウルは息を整えながら答える。

 ガストとライは既に少し魔法の発現が見られていた。ガストは水でライは雷。

 しかし、ソウルとウィルはまだ魔法が発現していない。魔法が使えないのであれば、と2人は毎日野山を駆け回って体力作りをしていた。

 将来2人で騎士を目指すために。かつて交わした約束を果たすために。

 そして、ソウルはウィルと比較しても体力がついてきている自身があった。

「でも、それも今日でおしまいだ!」

 ソウルは顔を上げる。

 この魔導霊祭で自分の魔法の才能が分かるはず。そうすれば体を使うだけでなく魔法の稽古も始めることが出来るようになる。

「楽しみだね」

 ウィルもいつもの軽い笑顔を見せるが心無しかその顔も普段より明るい。

「いいか、俺が1番だ!おめぇらには負けねぇからな!」

 少し元気を取り戻したライがニヤリと笑いかけてくる。

「.......っ!」

 ガストもコクコク頷いた。昨日の心配は晴れたようでソウルは安心する。

「ほ、ほんじゃあ行くぞおめぇらぁ……」

 元気な子ども達とは対照的にボロボロのシルヴァは顔を上げるとヘロヘロと広場の中央へと進むのだった。

ーーーーーーー

 ソウル達がへばっている間に偉い人の話も終わっていたようで、鎧に身を包んだ騎士と思われる男が整理番号を配っていた。

「それでは、属性がわかり次第各々属性別に別れて基礎講習を受けてもらいます。そこで才能のある児童には5年後魔導学校への入学案内を送らせていただきます」

 鎧の男からの説明を聞きながらソウル達は整理番号を受け取る。

 どうやらウィル、ライ、ガスト、ソウルの順番になったらしい。

 ライは「俺が1番だ!」と文句を言っていたが華麗に無視されていた。

 まだ時間には余裕があったので広場に並んだ屋台を回りながら順番が来るのを待つことになる。

 年に一度の祭りということで、街の広場は大賑わいだ。

 いくつかの広場に分けて行われているがかなりの人数がこの街に集まっているのだろう。一度人波に呑まれれば、再会は難しいかもしれない。

 「今回は特別だ!好きなもんを買ってやる!」と、シルヴァが屋台で好きな物を買ってくれる事になったので各自食べたいものを買って近くのベンチに座ることとなった。

「お、次だな」

「ふぇ?」

 ガストが白い綿状の砂糖菓子を頬張りながら気の抜けた声を出す。

「お前、俺たちが何しにここにきたか忘れたのか?」

 そんなガストの様子を見てライは呆れている。

「まぁ、仕方ないよ。こんなにぎやかな祭り、初めてだから」

 ウィルも口一杯にアップルパイを頬張りながら告げる。

「ったく。しょうがねぇヤツらだぜ」

 そういうライもでかい骨付き肉を両手に持ちながら祭りを楽しんでいるようだった。

 指摘するとうるさいので誰も突っ込まないが。

 各自買った物を急いで平らげると広場の奥にある大きな図書館のような建物に入っていく。

「こちらへ」

 建物に入ると華美なマントに身を包み、立派な髭を蓄えた男が案内してくれる。

 いくつか通路が分かれていたが、男は迷う様子もなくスタスタと進んでいき、やがて大きく開けた場所に出る。

「おぉ!?」

 見るとそこには黄金の巨大な装置があった。

 それは大きな塔のようにそびえ立ち、その頂上へ向かうために黄金の板が階段のように浮かんでいる。

 恐る恐る宙に浮かぶ板に足を乗せると、意外にしっかりしており普通の階段となんら変わりがない様子だった。

 中央の塔の周りにはさらに5つの塔が建っており、それらの頂上には直径2メートルほどの水晶が飾られていた。

「ソウル、みてっ」

 すると、ガストが上を指さしながら肩をたたく。その先を見ると天井に巨大な魔法陣が書かれていた。

「なんだかすごいところに来たみたいだね」

「はっ、てめぇらガキだなぁ」

 そう言うライも周りをキョロキョロ見渡しながら見たことも無い景色に心踊っている様子だった。

「おーら、足元見てしっかりあるけよー」

 そんな4人を他所にシルヴァはゆっくり階段を登ってくる。

 やがて、塔の上にたどり着くと、そこには片眼鏡に白い髭のいかにも「学者」といった男が待っていた。


「よおおおぅこそ!!金の卵たち!!!!」


 男は大きく手を広げながらこちらを向く。

 その笑顔はぎこちなく、アゴは突き出し口角も無理やり上げているように見える。

 正直街中で見かけたらお巡りさんを呼んでも構わないような姿をしていた。マジでこわい。

「..............」

 ガストはソウルの背後に隠れながら相手の様子を伺い、ウィルはいつもの爽やかスマイルのまま凍りついたように動かない。その隣でライはゴミを見るような目をしていた。

「よぉ、久しぶりだな」

「おぉ、シルヴァくんではないか!ご無沙汰している」

 どうやらシルヴァとは旧知の中らしい。軽く挨拶を交わすシルヴァに4人は「何とかしてくれ」と目で合図する。

「ったく……」

 シルヴァはやれやれと言った感じでウィルの背中を押した。

「じゃあ早速頼むわ」


「ぅぅうぇえるかぁああむ!」


 目の前の怪しい学者はウィルを歓迎しているが、正直行きたくない。

 ウィルも同じ気持ちらしく、笑顔で固まったまま背中を押すシルヴァに抵抗している。

「あーっめんどくせぇ!」

 やがて、しびれを切らしたシルヴァはウィルを抱え、塔の中央に連れていく。

「ひっ、ソウルぅぅう!ガストぉぉぉぉ!ライいいいい!」

 ウィルがこの世の終わりのような顔でこちらに叫ぶ。

 ソウルは普段ひょうひょうとしているウィルのあられもない姿に笑いが込み上げてくる。

 ライはゲラゲラ声を上げて笑い、ガストはプルプル震えながら笑いをこらえている。こらえすぎて涙が零れていた。

 塔の中央には椅子が置いてあり、ウィルはそこに固定される。

 ウィルは暴れているが、ついている拘束具をはめられ身動きが取れなくなる。

「ちょっ、心の準備を.......!」

 ウィルが慌てて抗議する。その表情は酷く不安そうだった。まぁ当然だろう。

「じゃあな、ウィル。今までありがとう」

 ライは横で手を振り、ガストはオロオロとライとウィルを交互に見比べている。

 ソウルは両手を合わせながらウィルに祈りを捧げてみた。

「み、みんな!?あんまりじゃないかな!?」

 あまりの扱いにウィルが悲鳴をあげている。

「スゥウイッチイイ.......スタァトォォウ!」

 ウィルの抵抗虚しく装置のスイッチが押されると、円盤から黒い光が溢れる。

 その光景はウィルが深い闇に飲み込まれていくようだ。


「ぁぁあああああああ!?」


 ウィルは闇の向こうで悲鳴を上げる。

「だ、大丈夫か?」

 その光景に流石にソウルは冷や汗を流す。ちなみにガストは背中で震えていた。

「おぉ、これは珍しいな」

 すると、ウィルのことはそっちのけで学者は上を見上げている。

 ソウルもそれに釣られて視線をあげると、塔の水晶が黒く変わっていることに気がついた。

 しばらくすると装置はシュウと音を立てて止まり、霧のように闇が散っていく。

 そして、闇の向こうから放心状態のウィルが姿を現した。よかった、ウィルは無事のようだ。

「彼は珍しい。闇のマナをお持ちのようだ」

「ほぉ、闇ねぇ」

「……え?」

 放心状態だったウィルは、はっとなりシルヴァの方を向く。

「この水晶はオリジン・マナに干渉されやすくなっていてだね」

 急に真面目な話し方になった学者は続ける。

「光った色に応じて、オリジン・マナの属性が分かるようになっているのだよ」

 突然知識人のようになった学者の豹変ぶりに4人はまた固まってしまう。

 そんな4人を見かねたシルヴァが口を開いた。

「あー、紹介しとこうか。こいつは魔導学者のヴィクターだ。こいつ子ども受けが悪いってんでユーモアに話しかけるように頑張ってんだが……」

「む……やはりどこかまずかったか?シルヴァくんよ」

 ヴィクターは学者のようなしっかりした口調で話している。何だ、普通に喋れるじゃないか。

「むしろそっちの方がいいです……はい」

 拘束されたウィルはぐったりしながら告げる。

「む、そう言うならそれでもいいのだが……」

 そう告げるヴィクターは少ししょんぼりしている。どこにも需要はないだろうけど。

 ヴィクターが普通に戻ったことで安心したのかウィルが装置から降り、フラフラとこちらへ歩いてくる。

「お、お疲れさま」

「ありがとうガスト……」

 そしてウィルはそのまま床に突っ伏して動かなくなった。

「さぁ、次は誰だい?」

「俺だ!」

 ライは自ら名乗り出ると、真っ直ぐ装置へと歩く。

 だが、その表情は固い。ライにしては珍しく緊張しているようだった。

 そしてライもまた装置に固定される。

 ……なぁ、だからなんで拘束具がついてるんだ?

「さぁ!こいよ!」

「では!」

 ヴィクターがスイッチを入れると、床から真紅の閃光……いや稲妻が走る。

「いやはや、これはまた美麗な」

 ヴィクターの呟きを聞きながらソウルも黙って見つめる。隣でガストは「わぁ」と声を上げており、ウィルは相変わらずぐったりしていた。

 やがてそれらが収まると共に、5つのうち2つの水晶が黄と赤に輝きを放つ。

「……あれ?」

 それを見たガストが首をかしげる。

「さっきは全部の水晶が光ったのに……?」

「あれはウィルくんの属性が闇だったからさ」

 そんなガストにヴィクターが解説する。

「あれら水晶はそれぞれが対応する属性が決まっている。赤く光るものは火、黄色に光るものは雷と言った具合にだ。しかし、闇と光属性については話が違う。基本属性よりもさらに【起源】に近い力なのだよ。言うなれば基本5属性の親のようなものだな。だから全ての属性になりうる要素を持っている」

「「「????」」」

 ヴィクターの難しい説明に3人は仲良く首を傾げる。

「要は、闇と光の力が分かれて他の属性が生まれたってことらしいぞ」

 シルヴァが噛み砕いて説明する。

「そう!流石は孤児院の管理者だ!故に光と闇の属性は他の5属性の元の力だ!だから全ての水晶に光が灯ったと言うわけさ!」

「おー、なんかすげえんだな」

 ソウルはよく分からないままに呟いた。

「さて、次は……」

 ヴィクターがこちらに向き直る。

 次はガストの番なのだが……。

「……っ!」

 ガストはソウルの服をぎゅっと握った。やっぱりまだ不安なのだろう。

「ガスト、昨日も言ったろ?お前ならきっと大丈夫」

 そんなガストの手を握りながらソウルはガストに語りかける。

「……でも」

 震える声でガストは立ちすくむ。

「安心しろ!何があっても昨日の約束は絶対に守る!だから行ってこい!」

「……っ!うんっ」

 ソウルの言葉を聞いてガストは安心したのか笑顔で答えてくれる。しかし、心なしかガストの顔が少し赤い気が……。

「だ、大丈夫か?もし体調が悪いなら……」

「なっ、なんでもない!」

 顔を真っ赤にしたガストは慌てて装置に向かう。

「「「「……」」」」

 すると、他の皆がにやにやしながらこっちを見ている。

「な、なんだよ」

「いやぁ?お熱いねぇと」

 調子を取り戻したウィルがニヤリと笑う。

 あ、カッチーン。

「……ソウルぅぅう!ガストぉぉぉぉ!ライいいいい!」

 仕返しに装置に連れられた時のウィルの真似をしてみる。

「そ、それは忘れろ!?」

 ウィルの慌てるさまを見てソウルとライはケラケラと笑う。

「ったく、始まるぞ」

 そんな3人に呆れながらもシルヴァは声をかけた。

「「「……!」」」

 神妙な、それでも何か覚悟を決めたような表情のガストに青い光が降り注ぐ。

「め、目が……」

 その輝きはどんどん強くなっていき、目を開けることも難しくなっていく。

 シュゴオオオン!

 そして装置から大きな音が聞こえたかと思った次の瞬間。



 天井から大量の水が降ってきた。



「うおおおお!?」

 息つく間もなく水はあっという間に降り注ぐ。その光景に思わずソウルは身構えた。


「……?」

 しかし、ソウルの体は全く水に濡れていない。

 どうやらこの水は実体があるものでは無いらしい。どんどんすり抜けては床に吸い込まれて消えていく。

 その輝きは眩しく、美しかった。ソウル達がまるで水の世界へと誘われたかのようだった。


「おおおおおおおおおおおおぉぉぉぉ!!!!!!」


 装置が止まるや否やヴィクターが大きな声を上げ、ガストはそれを見てビクッとする。

「これは!治療の才能だ!!それもかなりの力だ!素晴らしいではないか!!!!」

「え?……え?え?」

 ガストはそのまま席から降ろされ、こちらへタタっと駆けてくる。

「やったな、ガスト」

 シルヴァはそう言いながら帰ってきたガストの頭を撫でた。

「……っ!!!!」

 ガストは全ての緊張が溶けたのか、決壊したように涙をこぼし始める。

「何十年に1人の逸材だ!さっそく国へ報告する必要が……」

「あー、待ってくれヴィクター……」

 嬉しそうに告げるヴィクターにシルヴァが声をかけると2人は何やら話をし始める。

「……やったな、ガスト」

 ソウルはガストにほほ笑んだ。

 ライあたりは嫉妬で拗ねるかと思ったが、他の2人も素直に笑顔でガストを出迎えていた。

「うん……うん!」

 ガストは鼻をすすりながら答える。

 ソウルはそのガストの頭を優しく撫でるのだった。

ーーーーーーー

「最後は君か」

 ガストが落ち着いてから顔を上げるとヴィクターがソウルを呼ぶ。どうやらシルヴァとの話は終わったらしい。

「うっし!」

 ソウルは立ち上がる。

「みてろ!すごいの見せてやるからな!」

 そして自信満々に席につく。そしてまたつけられる拘束具。なぁほんと、やめてくれ。

「それは期待ですな」

 ソウルの言葉を聞いて、ヴィクターは嬉しそうにスイッチを入れた。

 もし、魔力が弱い、変な力しかないと言われたらどうしよう。

 魔力が強ければみんなを守れる強い騎士になれる。騎士になってこの国を、みんなを守っていける……その夢が叶う。

 だが、弱い魔力しかなければもうその夢への道は閉ざされることになるだろう。

 あぁ、そうか。

 ソウルは思った。

 この瞬間に、人生がかかってるのか。

 人生がここで決まってしまう、その実感がふつふつと湧き上がった。

 動機が収まらない。吐き気までもよおしてくる。それでもなるようにしかならない。堪えてただその時を待った。


 ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………ん?



 装置になんの変化も起こらない。

「ヴィクター、早くやってくれよ!」

 ソウルは足をばたつかせる。こっちはせっかく覚悟を決めたというのに何故こんな焦らされなければならないのか。

「む……む?」

 ところが、何やらヴィクターは首を傾げ、装置をいじり始めた。

「なんだなんだ?故障か?」

「いや……どこにも不具合はない」

「え?でも……」

 無言のままさらに装置をいじっていくとヴィクターは驚愕した表情になった。

「こ、これは……!?」

「なんだなんだ??」

 シルヴァもつられてモニターを覗き込むとその顔は怪訝なものになっていく。

 それを見てソウルは自分の顔からどんどん血の気が失せていくのがわかる。そんなに酷いのか。どれだけ怖い現実が待っているのか。

「信じられん事だが……」

 冷や汗が額を流れる。やめてくれ、それ以上は言わないでくれ、と心のどこかが叫んでいた。

 それでも、ヴィクターにはその想いは届かない。残酷な現実が突きつけられた。


「君には、魔力がない」


 彼の宣告にソウルの視界が全て真っ白になっていった。
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