不可侵領域

千木

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「セイ、ちゃんと息をするんだよ。鼻でするの」
「ふ、……ッわ、わかってはいるんです。上手くできなくて……」

 緊張でおぼつかないセイの頬を、レンが愛おしそうに撫でる。自分から言い出したくせにと情けなく思うものの、セイにとっては何もかもが初めてなのだ。落ち着こうとすればするほど、身体は反比例して強張っていく。上手く出来ずにもどかしそうにしていると、何度目かのキスが降ってくる。不意に舌で唇をこじ開けられ、びくりと大袈裟に震えたセイの手を、逃すまいとレンが強く握りしめた。

「……口を少し開いて、舌を出して」
「っ、ん、」
「上手」

 自分の舌に彼の舌が絡まる。唾液が交わる音にぞくぞくと背筋が震え、たまらずきゅっと目を瞑る。
 嫌ではない。けれど、身体が勝手に熱くなる。幸せなのに、それだけではない。間違いなく自分の中から滲み出る情欲に困惑する。自分にもあったのだと、当たり前でも信じられなくて。上擦った声が溢れて鼓膜を震わせる。自分のものとは思いたくない、甘くて、レンを欲しがる声音。
 口端から漏れた銀糸が垂れる。解放され、溜まった息が大きく吐き出された。機能していないとは思えない、光を宿した瞳と目が合う。そこにはやはり情欲が浮かんでいて、見ぬ間に濃くなったように思えて、また体温が上がった。
 彼の手が腹部に触れる。熱い身体に体温の低い指が触れて、それだけで小さく声が上がった。手は素肌を滑り、布の下に潜り込む。困惑と多少の恐怖と、期待と性欲が入り乱れて、思考が追いつかないままに、セイはその動きを眺めるしか出来ない。
 震える身体をレンに委ねる。誰にも見せたことのない彼女の、豊満な胸元が露わになり、そこに彼の手が触れる。ふに、と優しく持ち上げられ、恥じらいと未知の感触に唇を噛んだ。

「自分でしたことは?」
「な、いです」
「そう。嫌なら言うんだよ」

 欲を纏っているのに、レンの言葉はいつまでも優しい。自分に経験があったら、気を遣わせずに済んだだろうか?本来は、目の見えないレンをリードしなくてはならないのでは?知識というか、そういった動画や本を目にしたことはあるのだが、興奮するどころか気分が悪くなってしまって、まともに見終えたことはなかったから、本当にこういったことに関して無知だった。ふにふにと揉みしだかれる感覚が不思議で、漠然とした不安感にそっとレンの腕に指をかける。それに制止の意図は無い。

「貴方は、経験豊富なのだから。好きにすれば……ッん、……いいのに、」
「まぁ、見えなくてもそこそこ出来るくらいにはね。不本意だけれど……。けれど、君は違うから」
「……?」
「本気で好きになった人を抱くのは初めてなんだよ。緊張しているのは俺も同じ」
「ッ、」
「見えないことで、そうじゃなくても、君を傷つけたくない。だからどうしたものかと、正直悩んではいる」

 恥ずかしながら、と眉を下げて笑うレンを見て、少しだけ無駄な力が抜けた気がした。
 レンも同じ?それなら、と。セイはキスをする。今度は歯は当たらなかった。

「貴方の触れたい場所に、したいように抱いてくれたら良いのです。難しいことを考えずに。それが、私の望みです」
「……」
「ま、まぁそもそも経験が無い以上、上手く受け止められるかは疑問ですが……努力をしますから」
「……はぁ、そうも可愛いことを言われてしまうと、すぐにタガが外れそうなんだけれど」
「余裕の無い貴方、見てみたいです」
「もう無いんだったら」

 軽口を言いながら、くすくすと笑うセイの肩元に顔を置いて、レンは再度小さく息を吐いた。
 ……これで、少しは彼はやりやすくなっただろうか?安堵するのも束の間、突如耳に刺激を感じて、一際大きな声を上げる。舐められている、とわかった時には擽ったさと、それに近いが別の何かがぞわぞわと脳を揺さぶっていた。吐息が鼓膜を直接振るわせ、水音がいやらしく響く。

「ぅあ、ッ……♡しん、ぷさま、待っ……」
「駄目」
「ーーッ!?そこで喋っちゃ……」

 少し低くなった声が、電気のように流れ込む。翻弄されながら、これが快楽だと知覚する。これに、……レンから与えられるこの感覚に、委ねたら良いのか?しかしそんなことをしたら、自分はどうなってしまうのだろう。そんな必死の思考は、胸の先に指が這わされたことで遮られた。乳房自体を優しく触られた時とは違う、直接的な快楽がセイを襲う。

「ゃ、ぁ♡……なに、なんで、こんな……っ♡」

 乳首を指で挟まれ、捏ねられている。耳を舐められ、裏筋をなぞられている。それだけなのに、腰が跳ねるのを止められない。レンの背中にぎゅっとしがみついて、快楽を受け止めようと努めた。レンの顔が見えなくて、不安そうに何度も名前を呼ぶと、深いキスを落とされる。一瞬見えた彼の顔に、笑みは無かった。
 胸を弄られ、口内を弄られ、浮く腰を撫でられる。そのどれもに、信じられないくらいセイの身体は従順に快楽を拾い、甘い声を上げた。
 レンに触れられている。レンの香りが強くなる。認識すればするほどに、セイの思考は蝕まれていく。

「っ、ひ♡あ、ぁ、や……しんぷさま、だめ、だめ、ッぁ♡」
「……イきそう?」
「わ、からな、ンッ♡いっかい、まって、」
「駄目だよ。痛かったり苦しかったりしないなら、このまま、」

 弄られていない方の乳首も、ぷっくりと勃ち上がっていて。徐に顔を近づけられかと思うと、それを口に含まれた。理解が追いつかないセイに構わず、舌で飴のように転がして、それから付け根を軽く噛む。そうすれば、たまらずセイの身体がしなった。
 下半身がかくかくと痺れる感覚に、セイは呆然とする。何が起きた?強い快楽が自分を貫いて、気づいたら力が抜けていた。これが絶頂というものなのだろうか。レンがキスをしてくれる。啄むように触れるだけなのに、その度にぴくりと反応してしまった。
 大丈夫かと問うレンに、こくりと頷く。大丈夫かどうかは、実のところはわからなかったが。
 首に腕を回すように言われ、その通りに。足を立てるようにも言われ、それも言われるがままに。しかし下腹部に手がいくのがわかると、はっとしたように意識が戻った。心許ない布をずらされ、股座が露出する。レンには見えていないとは言っても、人前で、こんな姿を。今更ではあるが、羞恥心に顔から火が出そうだ。
 ゆっくりと指が宛てがわれ、息を飲んだセイに、やはりレンはキスをする。目元に、頬に、唇に。
 つぷり。自分のナカに、レンの指が入り込んだ感触は、思うよりずっと鮮明だった。一度達したからなのか、すんなりと中に入っていく。きゅ、と下腹部に力が入って、その指を絡めとってしまうことに居た堪れなくて、腕に力を込めた。

「痛い?」
「痛くない、です……。不思議では、ありますが、」
「うん。慣れるまでは……そうだね。痛かったら言うんだよ」
「はい……」

 言葉は途切れ途切れになりはしても、快楽自体は先ほどよりは無く、一度息を吐く。あんなものがまた来たら、本当におかしくなってしまいそうだったから。
 レンの指が中を出たり入ったり、何かを探るように動く。息を吐いて、出来るだけ力を入れないように。彼がやりやすいように。そんな余裕が出て来て、しかしすぐに、それはかき消えていく。

「ぁ、う、…ンンッ♡……??」

 先ほどまでなんでも無かったのに、再びじわじわと身体が痺れ始めた。レンが何かしたのだろうか?しかし指の動きに変わりはないように思えた。時々関節を折り曲げているくらいで……。
 指が抜かれて、また奥を擦られて。ぐちゅ、と音がした。嬌声が漏れ出す。ナカを意識してしまう。
 ぐちゅ、ぐちゅと嫌な音が響く。それは自分が出しているものだと理解が出来ない。指が増やされて、上下に開かれる。空気に触れるたびに震えた。
 声が、止まらない。

「し、んぷさま、ぁ♡アッ、あ、や♡だめぇ……また、イッちゃ……ッ」
「いいよ」
「やッ♡やぁ、いや、いやです、」
「……どうして?」
「わたし、ばかりッ、ぅ、あなたも、あなたと一緒に……!」
「ッ」

 ぐり、と一点を抉られて、セイは軽く果てる。中途半端なイき方に意識を飛ばすことも、しかししっかりとものを考えることも出来ずにいれば、ずるりと指が引き抜かれた。あったものが無くなった感覚に、ナカが切なそうに締まるのを自覚する。
 ズボンに手を掛けるレンをぼんやりと眺める。反り立った男性のモノが晒け出されると、あれだけ嫌悪し直視出来なかった筈なのに、無意識に手を伸ばしていた。ふるふるとしている。レンが驚いたのか息を詰めたのがわかった。
 自分のこんなはしたない姿に、興奮してくれている。それが顕著に表れていることに、愛おしさを感じた。そして、快楽を吐ききれていない自分の身体は、間違いなくこれを求めていた。
 心身共に繋がりたいと、強く願った。

「ーー、」

 言葉を交わすことはなく、片手を繋ぎ、キスをして。指とは比べ物にならない質量の熱が宛てがわれ、詰まりそうな息を吐く。
 ずぷり。

「……ーーッ!!♡」

 押し広げられる感覚。伴う痛み。圧迫感。じりじりと侵入されていく。空いた片手で、自分の下に敷かれた彼の上着をぐしゃりを掴む。
 それでも、受け入れたいという想いは揺らぐことはなかった。自分の上で、苦しそうなレンの吐息が聞こえる。力を抜かなくてはと、無理矢理に吐いた息は嬌声になった。
 何かが破れる感触がした。それでも侵食は続く。内壁が擦れる感覚に、痛みと共に快楽を覚える。
 痛い。苦しい。なのに、幸せで、気持ち良い。
 奥まで貫かれて、足の震えが止まらない。やがてレンは動きを止めて、じっとりと汗を浮かべたセイの額にキスをした。

「……、入ったよ。全部」
「……本当に?」
「見る?」
「……」

 そっと目をやる。自分のナカに、すっかりおさまったレンの欲望。素直に驚きもあり、快楽も痛みもあり、恥もあったが……何より彼と繋がれた事実に、その多幸感に無意識に涙が溢れた。

「嬉しい。……嬉しいです。神父様」
「セイ、」
「大丈夫です。だから……抱いて。離さないでください。……ね、ぎゅっとして……」
「うん、離さない。……愛しているよ」

 身体を密着させる。抱き合って、体温を感じる。レンに纏わりついていたあの嫌な香りは、もうしない。
 ゆっくりと、レンは動き出す。初めて受け入れたのに、自分はもう快楽を見出していることを、幻滅されやしないかと。セイはレンの肩口で口を押さえ喘ぎを押さえる。しかし、とん、と先程軽く絶頂させられた箇所を突かれれば、あっけなくイかされてしまった。それでも今度は、レンは動きを止めない。快楽が波のように押し寄せる。もはや痛みさえ、快楽の一部になる。

「は、ぁ"ッ♡あ♡ぃッ、ぅぁ♡」

 彼の背に爪を立てて、快楽に甘んじる。目の前がチカチカして、意識がスパークする。粘着質な音がひっきりなしに響いて、肌同士が当たる音がする。
 自分に覆い被さったレンは眉間に皺を寄せて、珍しく頬を紅潮させていて、汗を垂らしながら余裕なさげに吐息を噛み殺している。本気で愛されているのが、嫌でもわかる。
 キスを交わす。情欲に溺れる。五感全てで彼を感じて、他には何もわからない。

「しんぷさま、すき、しゅき♡ぁ、ッあ"!♡」
「俺も、俺も好き、セイ、……ごめんね、止まらない……!」

 腰を強く打ちつけられて、海老反りになる身体を抱き締められる。何度達したかわからない。縋りついて、腰を揺らす。お互いを求めて、愛欲に塗れていく。

「し、んぷしゃ、ま♡ッひぁ、あ、あ"、キ、ちゃうッ、……!♡」
「いいよ。俺も、もう、」
「このまま"ッ♡キて、くだしゃ、ッはなさないでぇ、」

 ガクガクと痙攣する足を絡める。呂律はとっくに回らない。抱き締めるレンの手が、痛いくらいに肩に食い込む。
 刹那、どくりと熱い欲望がナカに流し込まれ、セイの身体は大きく跳ねた。透明な欲が噴き出るのが止められない。そんな余裕はない。

「ッ♡……ッ、は、♡」
「セイ、……セイ」

 荒い息を整えることはしない。二人で抱き合ったまま、絶頂の余韻を堪能する。愛おしそうに名前を呼ばれ、安心したと思うと、途端に身体に力が入らなくなっていった。目が、まだチカチカしている。

「いいよ、このまま落ちてしまって。……ね?」
「……、いて、くれますか……?」
「うん。……傍にいる」
「……、………」

 瞼が重くなる。意識を手放す直前に見たのは、自分の頬を撫でる手と、やはり、優しい彼の顔だった。
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