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第7話・加速度的に落ちて行く2人

怪しい軟膏の効果(性描写有り)

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 それから私たちは、お題に取りかかりました。私は下を弄ってもらうなら、また体を洗って来たかったのですが

「別に汚くねーから、そのままでいいよ。下だけ脱いで、こっちに来て」

 と風丸に言われて、待たせるほうが迷惑なのかなと、指示に従うことにしました。ズボンとパンツは脱ぎましたが、ローブのおかげで太ももの中ほどまでは隠れます。

 そんな恰好でベッドに座っている風丸に、背を向けた体勢で足の間に座りました。向かい合ってすると表情や中を見られて余計に恥ずかしいだろうって、風丸の配慮です。単に興味が無いだけかもしれませんが、できるだけ私にダメージが無いようにしてくれるの、優しいです。

 しかしいざ行為がはじまると

「じゃあ、薬を塗るから足を開いて」
「く、薬って? もしかしてアルゼリオさんに使ったヤツですか?」

 振り返ると風丸の手には、前回アルゼリオさんを引くほどよがらせていた『怪しい軟膏』がありました。私も「んひぃ!」してしまう!? けれど風丸は意地悪でやっているわけではなく

「怖いだろうけど、我慢してくれ。普通にイかせるだけならともかく、ろくに弄ったこともねーのに、いきなり潮吹きは難しいだろ?」

 そこまで言うと、意味深に私の恥丘を撫でながら

「それとも潮が噴けるようになるまで、俺に1から開発して欲しい?」
「すみません! 薬でいいです!」

 自分の愚かさを認めると、素直に風丸の指示に従いました。

 薬を使うことは了承したものの、剥き出しの股間に風丸の手が触れるだけで、気が変になってしまいそうです。すぐに中を弄るのかと思ったら、風丸はふっくらした恥丘や大陰唇を、マッサージするように優しく撫でています。このくらいの優しい刺激だと、ただ気持ち良くて、ふにゃっと力が抜けてしまいます。

 股間を愛撫される心地よさに、中がしっとり潤んだ頃。風丸の指が入って来ました。溝の内側や敏感な突起に丁寧に薬を塗り込まれるうちに

「あっ……にゃっ、やぁぁん……」

 人差し指で優しく陰核をくすぐられると、なんとも言えず気持ち良くて、思わず腰を浮かせる私に

「まだ薬を塗っているだけなのに、ずいぶん敏感だな。これなら薬、要らなかったか」
「えっ、塗られ損? ……あっ、やぁぁ。なんか変。ムズムズします」
「薬が効いて来たんだろ」

 私の言葉に、風丸は素っ気なく答えると

「薬が効いて来たなら気持ちいいだろ? 痒いところ、かかれるの」

 わざと水音を立てるように中をかき回された私は

「あっ、ひゃいっ。気持ちいいですっ。にゃっ、ああっ」

 TLヒロインさんの反骨精神はすごいと思います。実際にされてみたら「か、感じてなんか」みたいな強がりはとてもできず、弦を弾けば音が鳴るように、自然と声が上がりました。

 そんな私の反応に

(いい声で鳴きやがる……)

 風丸は密かに欲情していたようで

「あっ、風丸? な、何をしているんですか?」

 下だけのはずが、風丸は私のローブやインナーをパッパと脱がせると、最後にブラジャーも剥ぎ取りました。風丸はあっという間に私を全裸にすると

「ついでだから、こっちも塗ってやろうかなって」

 手の平でおっぱいをタプタプしつつ、まだ引っ込んでいる乳首にも薬を塗りました。

「なんのついでに!? にゃあっ、やです! そこはもう十分敏感ですから!」

 しかし抵抗しても時すでに遅しで

「あっ、やぁ……。乳首ジンジンします……」
「だな。ビンビンに張り詰めてエロい」

 風丸は少し息を荒げながら言うと、私の乳首を指で上下にピンピンと倒しながら

「こうされると気持ちいい?」

 もう一方の手で充血したクリも掻かれた私は

「き、気持ちいいですっ。ああっ、良すぎちゃいますっ。上も下もっ」

 敏感なところを同時に刺激されて悶える私の耳に、風丸は背後から

「このやり方だと乳首、片方放っておかれて切ないだろ? 体勢を変えて、全部同時に責めてもいい?」

 唆すような甘い囁き。普通なら恥じらって抵抗するところでしょうが

「あっ、して。乳首、両方して欲しいです。下もグリグリして欲しいの」

 私は自分から風丸の指に、敏感なところを押し付けるように腰を上下させながら、ねだってしまいました。もう自らの所業を顧みる理性も無い私に

「……処女のくせにエロい誘い方すんね。可愛いから、いいけどさ」

 風丸は私の後頭部にキスすると、私をベッドにうつ伏せにしました。風丸は私の背後からのしかかると、両手でおっぱいを揉みながら、指先で乳首を捏ねてくれました。風丸に後ろから乗っかられて体を触られるの、すごく気持ちいいです。

 体の奥からは、この先の行為を期待するみたいにヌルヌルが溢れて、太ももまで伝って来ました。ドロドロになった足の間に、熱くて硬い棒状のものが差し込まれます。ぱちゅぱちゅと音をたてながら、何度も溝を擦るそれに気づいて

「あっ、これ下を擦っているの、風丸のおちんちんですか?」
「そーだよ。嫌?」
「嫌じゃないです。嬉しいです。風丸と本当にしているみたいで」

 風丸の動きに合わせて自分もお尻を揺らすと、まるで恋人になったみたいで嬉しくなってしまいました。風丸を穢したくないとさんざん抵抗していたくせに、私はけっきょくこういう触れ合いを望んでいたんです。

 密かな願望を吐露してしまったことにも気づかず、夢中で行為を喜ぶ私に
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