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ちゃんと、愛してる※エロ(本編完結)
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「あっ、久々のお前の・・・ヤバいよぉ」
雄大のデカいのが、中を埋める圧迫感と熱でぞくぞくする。
「は・・・ぁ」
雄大も吐息を漏らしてた。
あー、顔、エロい。眉しかめちゃって、可愛いなぁ。
「ふっ、雄大も気持ちいい?」
嬉しくなって聞いたら、
「・・・ん」
素直な返事が返って来て、きゅううんって胸が疼いちゃった。
「んあーっ、もう、雄大、好きっ!」
首にしがみ付いて言ったら、
「俺も。好きだよ湊」
・・・え。
いつもの、『ペットとしてな』って言い方じゃない、なんかマジっぽい言い方なんだけど。
まじまじと顔を見ちゃってたら、雄大が笑った。
「はは、何だよその顔。すげぇ間抜け面なんだけど」
「だ、だって、いつもと違うじゃんお前・・・マジで俺のこと、好き?ペットじゃなくて?」
そしたら雄大は俺の唇にちゅーってキスして、言った。
「あー。好きだよ。お前がいなくなったらマジで落ちるくらいにはな」
「うそぉ・・・」
「あ?んだよ、お前自分で言ってただろ。俺に好きだって言わせてやるってさ。ほら、満足したか?」
「う、うう、ま、まだ!だからもっと言ってよ!」
信じらんなくてそう言ったら、雄大は「しょうがねぇなあ」ってニヤッと笑った。
「じゃあお前のいい所ガンガン攻めながら、もういいってくらい言ってやるよ」
「あっ、ああ~っ、雄大ぃっ!いきなりそれっ、やばいってぇっ」
そのままマジでガンガン突かれて、気持ち良くてたまんない。
「だめっ、またイきそうっ・・・」
「湊。好きだ、愛してる」
「・・・うっ!あ、ああっ」
いつかのシチュエーションプレイとは違う、マジなトーンで言われて、もう耐えらんなかった。
「もうイッたのかよ?でもまだまだイけるだろ」
「あっ、今イったばっかりだからっ・・・ちょ、っと待っ」
「遠慮すんなよ、ほら」
「やっ、あああっ、マジでやばいってばぁっ」
「はぁっ、エロいお前も、アホなお前も好きだよ、湊」
やってることはいつもと同じように、ちょっと意地悪でSなのに、言葉も雰囲気も優しくて甘くて、俺、もうどうにかなりそう。
気持ち良くて、嬉しくて、全身溶けちゃうよぉ。
「う、出るっ・・・湊っ」
「ゆうだいっ、来て、いっぱい出してっ」
俺の中の雄大のが、ビクッとして、腹の中が熱くなる。
あーもう、過去最高に気持ち良かったかも。
汗だくではぁはぁしてたら、同じように息切らした雄大が俺に体重掛けて乗っかって来た。
「ぐえっ」
「湊、すげぇ良かったわ、愛してる」
おいおい、雄大のやつタガが外れたみたいに好き好き言いまくるんだけど?
「も、もういいよ、分かったからさぁ」
嬉しいけど、なんか別人みたいで落ち着かないわ。
「いいじゃん、言って欲しかったんだろ。思う存分受け取れよ」
あ、ニヤニヤしていつも通りの雄大だ。
なんだよ、途中からわざと言ってたってわけ?
ふーん。
ま、この方が雄大らしいけどさ。
でもちょっと悔しいから俺は雄大の顔を手で挟んで、ながーいキスしたあと、真っ直ぐ目を見つめながら言ってやった。
「雄大、俺お前と出会えて良かったよ。めちゃめちゃ愛してる。お前ほど好きになるやつ、今までいなかったよ。俺、これからもずっとお前だけ好きだからね」
どうだ。
これが、ホントの俺の正直な気持ちだよ。
今まで照れたり、正直に言って引かれるのが怖くて、こんなに真っ直ぐに言ったことなんかなかったけど、今回みたいなことで俺、もう二度と後悔なんかしたくない。
雄大がどんな顔するのか、じっと見つめたままでいたら、雄大のやつは、初めて見る顔で俺のこと見つめてた。
戸惑ってるような、泣きそうな、変な顔。
でもその顔がばーっと赤くなっていったと思ったら、ぎゅうっと裸の胸に抱き締められて顔が見えなくなった。
「あ、雄大、照れたんでしょ?やった、初めてお前のテレ顔見たぜ!あはは、可愛いな~もう、雄大ちゃんはぁ」
愛おしくなって頭をわしゃわしゃしてやったら、腕を掴まれて大人のエロいキスで動きを封じられた。
ああもう・・・
さっきイったばっかりだから、さすがに勃ちはしなかったけど、やっぱりこいつのキス、超気持ちいい。
とろーんとしてたら、唇を離した雄大が俺のこと見つめながら笑った。
「俺にマウント取ろうなんて100年早ぇんだよ、湊」
「はぁ~?マウントなんて取ろうとしてませんけどぉ~?つか、俺の渾身の告白、なかったことにすんなよな!」
ムッとして口を尖らしたら、雄大はふっと優しい顔になった。
「なかったことになんかしねぇって。嬉しいよ。俺もお前と同じだし。俺もお前ほど好きになる奴、いなかったよ」
「え、雄大」
あぁああ、何これ。
甘々でとろけるスイートないちゃらぶタイムじゃん。
まさかあの雄大がこんな顔で俺のこと見つめて、こんなこと言ってくれるようになるなんて、マジでマジで生きてて良かった。
「嬉しい!雄大~、大好き~愛してる~」
嬉しくてたまんなくて雄大に抱き着いてスリスリしたけど、雄大も嬉しそうに笑って俺のこと、撫でてくれてた。
はぁ~、ほんと最高。
しばらくいちゃいちゃして、ふと雄大が言った。
「お前、ここ住んでもいいぜ。その方が大学近いんだろ」
「えっ!いいの!?そりゃ、俺その方が助かるけどさ、雄大、人がいると落ち着かないんでしょ?」
「お前一人うろうろしてたって、別に気になんねぇし。仕事で使ってる部屋さえ入らなきゃ、自由にしていいぜ」
「えっ、お前仕事してたんだ」
「そりゃするだろ」
そっかぁ。そんなことさえ知らなかった。
でも同棲か。
なんかめまぐるしい展開だけど、めっちゃ嬉しいかも。
「俺嬉しいよ、雄大。じゃあこれからよろしくね」
「ああ。・・・ま、一緒に住んでた方が都合いいしな」
ん?何のことだろ?
でも「どういう意味?」って追及する前に、
「俺、また元気んなって来たんだけど」
って、復活した雄大に押し倒された。
・・・そういえば雄大のやつ、なんで俺の家知ってたんだろ?
そこんところ、気になってたんだよな。
でも聞いてもまたはぐらかれそうな気がしないでもないなあ。
・・・ま、いっか。
やっと雄大に愛してるって言わせたしね。
分かんないことはこれからいくらでも聞く機会があるだろうし。
これからはずーっと一緒にいられるんだもん。
一瞬だけ頭の隅でそんな風なことを考えたけど、雄大のテクにぐずぐずになった俺は、すぐどうでも良くなっちゃったのだった。
(終)
********
やっとこれで本編完結です~( ;∀;)
あとは、本編の補足としての由貴哉くんのことと、雄大視点のちょっとした話アップします。本編完結まで読んで下さった方々、ブクマして下さった方々、ありがとうございました!
雄大のデカいのが、中を埋める圧迫感と熱でぞくぞくする。
「は・・・ぁ」
雄大も吐息を漏らしてた。
あー、顔、エロい。眉しかめちゃって、可愛いなぁ。
「ふっ、雄大も気持ちいい?」
嬉しくなって聞いたら、
「・・・ん」
素直な返事が返って来て、きゅううんって胸が疼いちゃった。
「んあーっ、もう、雄大、好きっ!」
首にしがみ付いて言ったら、
「俺も。好きだよ湊」
・・・え。
いつもの、『ペットとしてな』って言い方じゃない、なんかマジっぽい言い方なんだけど。
まじまじと顔を見ちゃってたら、雄大が笑った。
「はは、何だよその顔。すげぇ間抜け面なんだけど」
「だ、だって、いつもと違うじゃんお前・・・マジで俺のこと、好き?ペットじゃなくて?」
そしたら雄大は俺の唇にちゅーってキスして、言った。
「あー。好きだよ。お前がいなくなったらマジで落ちるくらいにはな」
「うそぉ・・・」
「あ?んだよ、お前自分で言ってただろ。俺に好きだって言わせてやるってさ。ほら、満足したか?」
「う、うう、ま、まだ!だからもっと言ってよ!」
信じらんなくてそう言ったら、雄大は「しょうがねぇなあ」ってニヤッと笑った。
「じゃあお前のいい所ガンガン攻めながら、もういいってくらい言ってやるよ」
「あっ、ああ~っ、雄大ぃっ!いきなりそれっ、やばいってぇっ」
そのままマジでガンガン突かれて、気持ち良くてたまんない。
「だめっ、またイきそうっ・・・」
「湊。好きだ、愛してる」
「・・・うっ!あ、ああっ」
いつかのシチュエーションプレイとは違う、マジなトーンで言われて、もう耐えらんなかった。
「もうイッたのかよ?でもまだまだイけるだろ」
「あっ、今イったばっかりだからっ・・・ちょ、っと待っ」
「遠慮すんなよ、ほら」
「やっ、あああっ、マジでやばいってばぁっ」
「はぁっ、エロいお前も、アホなお前も好きだよ、湊」
やってることはいつもと同じように、ちょっと意地悪でSなのに、言葉も雰囲気も優しくて甘くて、俺、もうどうにかなりそう。
気持ち良くて、嬉しくて、全身溶けちゃうよぉ。
「う、出るっ・・・湊っ」
「ゆうだいっ、来て、いっぱい出してっ」
俺の中の雄大のが、ビクッとして、腹の中が熱くなる。
あーもう、過去最高に気持ち良かったかも。
汗だくではぁはぁしてたら、同じように息切らした雄大が俺に体重掛けて乗っかって来た。
「ぐえっ」
「湊、すげぇ良かったわ、愛してる」
おいおい、雄大のやつタガが外れたみたいに好き好き言いまくるんだけど?
「も、もういいよ、分かったからさぁ」
嬉しいけど、なんか別人みたいで落ち着かないわ。
「いいじゃん、言って欲しかったんだろ。思う存分受け取れよ」
あ、ニヤニヤしていつも通りの雄大だ。
なんだよ、途中からわざと言ってたってわけ?
ふーん。
ま、この方が雄大らしいけどさ。
でもちょっと悔しいから俺は雄大の顔を手で挟んで、ながーいキスしたあと、真っ直ぐ目を見つめながら言ってやった。
「雄大、俺お前と出会えて良かったよ。めちゃめちゃ愛してる。お前ほど好きになるやつ、今までいなかったよ。俺、これからもずっとお前だけ好きだからね」
どうだ。
これが、ホントの俺の正直な気持ちだよ。
今まで照れたり、正直に言って引かれるのが怖くて、こんなに真っ直ぐに言ったことなんかなかったけど、今回みたいなことで俺、もう二度と後悔なんかしたくない。
雄大がどんな顔するのか、じっと見つめたままでいたら、雄大のやつは、初めて見る顔で俺のこと見つめてた。
戸惑ってるような、泣きそうな、変な顔。
でもその顔がばーっと赤くなっていったと思ったら、ぎゅうっと裸の胸に抱き締められて顔が見えなくなった。
「あ、雄大、照れたんでしょ?やった、初めてお前のテレ顔見たぜ!あはは、可愛いな~もう、雄大ちゃんはぁ」
愛おしくなって頭をわしゃわしゃしてやったら、腕を掴まれて大人のエロいキスで動きを封じられた。
ああもう・・・
さっきイったばっかりだから、さすがに勃ちはしなかったけど、やっぱりこいつのキス、超気持ちいい。
とろーんとしてたら、唇を離した雄大が俺のこと見つめながら笑った。
「俺にマウント取ろうなんて100年早ぇんだよ、湊」
「はぁ~?マウントなんて取ろうとしてませんけどぉ~?つか、俺の渾身の告白、なかったことにすんなよな!」
ムッとして口を尖らしたら、雄大はふっと優しい顔になった。
「なかったことになんかしねぇって。嬉しいよ。俺もお前と同じだし。俺もお前ほど好きになる奴、いなかったよ」
「え、雄大」
あぁああ、何これ。
甘々でとろけるスイートないちゃらぶタイムじゃん。
まさかあの雄大がこんな顔で俺のこと見つめて、こんなこと言ってくれるようになるなんて、マジでマジで生きてて良かった。
「嬉しい!雄大~、大好き~愛してる~」
嬉しくてたまんなくて雄大に抱き着いてスリスリしたけど、雄大も嬉しそうに笑って俺のこと、撫でてくれてた。
はぁ~、ほんと最高。
しばらくいちゃいちゃして、ふと雄大が言った。
「お前、ここ住んでもいいぜ。その方が大学近いんだろ」
「えっ!いいの!?そりゃ、俺その方が助かるけどさ、雄大、人がいると落ち着かないんでしょ?」
「お前一人うろうろしてたって、別に気になんねぇし。仕事で使ってる部屋さえ入らなきゃ、自由にしていいぜ」
「えっ、お前仕事してたんだ」
「そりゃするだろ」
そっかぁ。そんなことさえ知らなかった。
でも同棲か。
なんかめまぐるしい展開だけど、めっちゃ嬉しいかも。
「俺嬉しいよ、雄大。じゃあこれからよろしくね」
「ああ。・・・ま、一緒に住んでた方が都合いいしな」
ん?何のことだろ?
でも「どういう意味?」って追及する前に、
「俺、また元気んなって来たんだけど」
って、復活した雄大に押し倒された。
・・・そういえば雄大のやつ、なんで俺の家知ってたんだろ?
そこんところ、気になってたんだよな。
でも聞いてもまたはぐらかれそうな気がしないでもないなあ。
・・・ま、いっか。
やっと雄大に愛してるって言わせたしね。
分かんないことはこれからいくらでも聞く機会があるだろうし。
これからはずーっと一緒にいられるんだもん。
一瞬だけ頭の隅でそんな風なことを考えたけど、雄大のテクにぐずぐずになった俺は、すぐどうでも良くなっちゃったのだった。
(終)
********
やっとこれで本編完結です~( ;∀;)
あとは、本編の補足としての由貴哉くんのことと、雄大視点のちょっとした話アップします。本編完結まで読んで下さった方々、ブクマして下さった方々、ありがとうございました!
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