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35. 結婚が嫌なら、戻ってきてもいいぞ Side レオン
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Side レオン
あの雪の日。ティーナが借金取りに追いかけられて湖に落ちたとわかってから、俺は必死でティーナを探したが、彼女はなかなか見つからなかった。
(どこに行ったんだよ…!)
母が残したオルゴールも、あの日の光を完全に失ってしまっている。国軍にも届け出たが、妙齢の女性が所在不明になっても、積極的に調べようとはしなかった。
トール国では、最近若い女性がさらわれるという事件が多発しているのだが、その犯人はわからず、国軍はややお手上げ状態であった。
俺と同じくらい、ティーナがいなくなったことに動揺していたのは、俺の父だった。
『ど、どこにいったんだ‼ティーナは‼借金取りだと?!』
歩けば壁にぶつかり、食事はこぼしまくる。何も手につかない様子の父は、”歌姫ティーナ”を必要としていた。母が亡くなってしまってから、父はティーナをこの国一番の歌手にすることを生きがいとしており、必要以上にティーナに厳しく当たっているように見えた。何度か、やめろと言ったが、聞き耳持たずだ。
『ティーナを探すために、手掛かりが必要だ。ティーナが好きになった男は誰だよ?知らないのか?』
『…そんなものおらん!』
『は…!ティーナが好きな人ができたから俺と婚約破棄するって…。』
『お前と婚約破棄すれば、また歌えるようになると思ったんじゃ!』
腕を組んでそっぽを向く父が信じられない。
『ふっざけんなよ!そんなんでティーナを追いだしたのかよ!…じゃああいつは頼る場所ないじゃねーか!』
俺は両手で頭を押さえて、髪をかきむしった。
(なんでだよ…なんで俺はあの日、ティーナに事情を聞かなかった?!)
最後にティーナに会った時、ティーナの様子がいつもと違うのはわかった。だが、ティーナは他に好きな男がいる。それなのに、元婚約者が言えることなんでない…とかっこつけていた。…大変な時は頼れ、くらい言っておけばよかった。
それから一か月半後。俺が、ティーナが死んでしまったのではないかと心のどこかであきらめようとしたとき。借金取りがダルトン家に来て、ダルトン家から金をむしり取ろうとしてきた。
『払うっ、いくらでも払うからティーナの居場所を教えてくれっ‼』
『おいおい、待て。ちょーっと話をしようか?』
金を払おうとする父をいさめて、借金取りたちから情報を聞き出すことにしたのだった。
現状では、その男たちの罪を問うことは難しかった。まぁ…そのぼこぼこにして、その男たちから情報を聞き出したのだが、どうやらティーナは大国のハルトン国で生きているらしい。
(そうか…ティーナ・ヴィギルト…。あれはティーナのことだったのか‼)
船の名簿を探したときあったその名前。どうやら隣国の公爵家の妻らしいと聞き、ティーナのはずないとあきらめた。『ティーナ』という名前は、トール国ではそれほど珍しい名前ではないから。
それから俺は急いで病院に休職届を出して、ハルトン国に向かった。
『ブレイブ・ヴィギルト』
その男の情報は、トール国でも手にすることができた。悪徳商家バスクド家と手を組んでいるヴィギルト家。そんな家の息子がまともな人間とは思えなかった。
(とにかくティーナに会ったら穏やかに、…威圧しないように…)
そう念じていたのだが…、
『なぜ何も言わずに国を出た?』
ティーナが生きていると安心したとたん、俺はティーナに叫んでいたのだった。
****
ティーナを怒らせて部屋に一人残った俺は、ベットの上でがっくりとうなだれていた。
(あー、馬鹿すぎる。俺は何のためにこの国に来たんだよ…。ティーナを守ろうと思ってきたはずなのに、結局傷つけてんじゃねーかよ…。)
両手で頭をぐしゃぐしゃにする。
(まぁ…ティーナが生きていて、飯には困ってそうじゃなくてよかったよ。)
『ブレイブ・ヴィギルト』
悪徳公爵家の息子。どんな嫌な奴が出てくるのかと思っていたが、思ったより優しそうで、まともそうな奴だった。
『僕らはただの夫婦で、僕はティーナの夫だ。』
俺の挑発に、そう言い返してティーナを追いかけたブレイブは妙に頼もしくて、俺は少し安心してしまった。
(なんだ…こいつ、ちゃんとティーナのこと、好きなんじゃないか。)
どっちにしろ俺は、もうすでに一度ティーナと婚約破棄している。ティーナが一番つらかった時、あいつの力になれなかった俺が、いまさらティーナの幸せを邪魔する資格なんてないのだ。
もしも、『ブレイブ・ヴィギルト』とかいう男が、ティーナを一途に大切にするつもりなら、おとなしく国に帰るつもりだ。
”ずっと、ティーナが好きだった”
(ま…俺は言えないよな…)
7年間、仲直りすることすらできなかった俺が、そんなこと伝えられるはずないのだ。
コンコン
「レオン、私。入るよ。」
(ティーナ?)
部屋に入ってきたのは、ティーナ一人だった。ティーナの目元は少し赤くはれている。
(泣かしちまったなぁ…)
「すまなかったな…その…。」
「そうだね、レオンは相変わらず口が悪いね。」
「すまん…。」
だが頭を上げたとき、ティーナは少し笑っていた。
「どうして、ハルトン国に来たの?」
「っと…その。死んだかと思ったんだよ!」
「死んだかと思ったから?」
「…生きているか確認しに来た。」
「そっか。」
ティーナはゆっくりと頭を下げた。
「心配かけたね。わざわざ探してくれてありがとう。」
「あ、ああ…。」
「仕事は?大丈夫?」
「休んできた。」
「そっか、ねえ、レオン。私は大丈夫。ここで、とてもよくしてもんらって、とっても元気にしてるよ。だから、心配ないよ。」
ティーナはさらに笑みを深くした。きちんとした襟のついた紺色の服を着て、きれいに髪を束ねている。トール国にいる時よりも、ティーナはきれいになっている。
(なんっか、気に食わないな。)
ティーナの笑顔はどこか無理しているように見えた。
「あいつ、ブレイブ・ヴィギルトだっけ。なんで、あいつと結婚したんだよ?」
「その…えっと、その…。いい人だったから。」
ティーナは俺から目をそらして答えた。
ブレイブ・ヴィギルトがほんとにいい奴なら、かまわない。けど、そうじゃないなら。
「結婚が嫌なら、戻ってきてもいいぞ。」
「え?」
ティーナは、きょとんとした顔をした。
「借金くらい、俺が払ってやるよ。こんな結婚やめて、トール国に帰ってこい。」
(あ、俺、ちゃんと言えたじゃん。)
心の中で、自分をほめる。今までの俺は、大事な時に、ティーナを傷つけることに臆病になって、一つも大切なことを言えなかった。俺はこの一言を言うためだけに、この国に来たのだ。
「でも…私歌えないよ?」
「だから、どうした。別に、歌わなくたって、好きなことすればいいじゃん。」
こんなこと言ったら、多分死んだ母さんは怒るだろう。けど、俺は、ずっと”歌”が嫌いだった。母さんは国の人気歌手で、もともと体も丈夫じゃないのに、かなり無理して毎日ステージに立っていた。
歌に魔法を込める。それが一体どれほどの魔力の消費量なのかわからないけれど、魔法歌手は基本的に短命なことが多い。まるで歌が、母さんの命を縮めているように感じていた。
「苦しいなら、歌うのなんてやめちまえ。」
それが俺の本心だった。ティーナまで、歌に奪われたくなかったけれど、歌にすべてをかけているティーナにそんなこと言えるはずもなかった…これまでは。
「そっかぁ…レオンは、そう思ってたんだねぇ。」
「ああ、ずっとな。」
さっきまでとは違う、穏やかな顔でティーナは笑った。
「なんか…ちょっと気が楽になったよ。」
「そうか。…ま、ならよかった。」
俺はしばらくこの国にとどまることにした。俺にとって、ずっと大切であり続けた幼馴染。不器用で、だが誰よりも優しい彼女が本当に幸せだとわかるまで、俺はトール国には帰らない。
あの雪の日。ティーナが借金取りに追いかけられて湖に落ちたとわかってから、俺は必死でティーナを探したが、彼女はなかなか見つからなかった。
(どこに行ったんだよ…!)
母が残したオルゴールも、あの日の光を完全に失ってしまっている。国軍にも届け出たが、妙齢の女性が所在不明になっても、積極的に調べようとはしなかった。
トール国では、最近若い女性がさらわれるという事件が多発しているのだが、その犯人はわからず、国軍はややお手上げ状態であった。
俺と同じくらい、ティーナがいなくなったことに動揺していたのは、俺の父だった。
『ど、どこにいったんだ‼ティーナは‼借金取りだと?!』
歩けば壁にぶつかり、食事はこぼしまくる。何も手につかない様子の父は、”歌姫ティーナ”を必要としていた。母が亡くなってしまってから、父はティーナをこの国一番の歌手にすることを生きがいとしており、必要以上にティーナに厳しく当たっているように見えた。何度か、やめろと言ったが、聞き耳持たずだ。
『ティーナを探すために、手掛かりが必要だ。ティーナが好きになった男は誰だよ?知らないのか?』
『…そんなものおらん!』
『は…!ティーナが好きな人ができたから俺と婚約破棄するって…。』
『お前と婚約破棄すれば、また歌えるようになると思ったんじゃ!』
腕を組んでそっぽを向く父が信じられない。
『ふっざけんなよ!そんなんでティーナを追いだしたのかよ!…じゃああいつは頼る場所ないじゃねーか!』
俺は両手で頭を押さえて、髪をかきむしった。
(なんでだよ…なんで俺はあの日、ティーナに事情を聞かなかった?!)
最後にティーナに会った時、ティーナの様子がいつもと違うのはわかった。だが、ティーナは他に好きな男がいる。それなのに、元婚約者が言えることなんでない…とかっこつけていた。…大変な時は頼れ、くらい言っておけばよかった。
それから一か月半後。俺が、ティーナが死んでしまったのではないかと心のどこかであきらめようとしたとき。借金取りがダルトン家に来て、ダルトン家から金をむしり取ろうとしてきた。
『払うっ、いくらでも払うからティーナの居場所を教えてくれっ‼』
『おいおい、待て。ちょーっと話をしようか?』
金を払おうとする父をいさめて、借金取りたちから情報を聞き出すことにしたのだった。
現状では、その男たちの罪を問うことは難しかった。まぁ…そのぼこぼこにして、その男たちから情報を聞き出したのだが、どうやらティーナは大国のハルトン国で生きているらしい。
(そうか…ティーナ・ヴィギルト…。あれはティーナのことだったのか‼)
船の名簿を探したときあったその名前。どうやら隣国の公爵家の妻らしいと聞き、ティーナのはずないとあきらめた。『ティーナ』という名前は、トール国ではそれほど珍しい名前ではないから。
それから俺は急いで病院に休職届を出して、ハルトン国に向かった。
『ブレイブ・ヴィギルト』
その男の情報は、トール国でも手にすることができた。悪徳商家バスクド家と手を組んでいるヴィギルト家。そんな家の息子がまともな人間とは思えなかった。
(とにかくティーナに会ったら穏やかに、…威圧しないように…)
そう念じていたのだが…、
『なぜ何も言わずに国を出た?』
ティーナが生きていると安心したとたん、俺はティーナに叫んでいたのだった。
****
ティーナを怒らせて部屋に一人残った俺は、ベットの上でがっくりとうなだれていた。
(あー、馬鹿すぎる。俺は何のためにこの国に来たんだよ…。ティーナを守ろうと思ってきたはずなのに、結局傷つけてんじゃねーかよ…。)
両手で頭をぐしゃぐしゃにする。
(まぁ…ティーナが生きていて、飯には困ってそうじゃなくてよかったよ。)
『ブレイブ・ヴィギルト』
悪徳公爵家の息子。どんな嫌な奴が出てくるのかと思っていたが、思ったより優しそうで、まともそうな奴だった。
『僕らはただの夫婦で、僕はティーナの夫だ。』
俺の挑発に、そう言い返してティーナを追いかけたブレイブは妙に頼もしくて、俺は少し安心してしまった。
(なんだ…こいつ、ちゃんとティーナのこと、好きなんじゃないか。)
どっちにしろ俺は、もうすでに一度ティーナと婚約破棄している。ティーナが一番つらかった時、あいつの力になれなかった俺が、いまさらティーナの幸せを邪魔する資格なんてないのだ。
もしも、『ブレイブ・ヴィギルト』とかいう男が、ティーナを一途に大切にするつもりなら、おとなしく国に帰るつもりだ。
”ずっと、ティーナが好きだった”
(ま…俺は言えないよな…)
7年間、仲直りすることすらできなかった俺が、そんなこと伝えられるはずないのだ。
コンコン
「レオン、私。入るよ。」
(ティーナ?)
部屋に入ってきたのは、ティーナ一人だった。ティーナの目元は少し赤くはれている。
(泣かしちまったなぁ…)
「すまなかったな…その…。」
「そうだね、レオンは相変わらず口が悪いね。」
「すまん…。」
だが頭を上げたとき、ティーナは少し笑っていた。
「どうして、ハルトン国に来たの?」
「っと…その。死んだかと思ったんだよ!」
「死んだかと思ったから?」
「…生きているか確認しに来た。」
「そっか。」
ティーナはゆっくりと頭を下げた。
「心配かけたね。わざわざ探してくれてありがとう。」
「あ、ああ…。」
「仕事は?大丈夫?」
「休んできた。」
「そっか、ねえ、レオン。私は大丈夫。ここで、とてもよくしてもんらって、とっても元気にしてるよ。だから、心配ないよ。」
ティーナはさらに笑みを深くした。きちんとした襟のついた紺色の服を着て、きれいに髪を束ねている。トール国にいる時よりも、ティーナはきれいになっている。
(なんっか、気に食わないな。)
ティーナの笑顔はどこか無理しているように見えた。
「あいつ、ブレイブ・ヴィギルトだっけ。なんで、あいつと結婚したんだよ?」
「その…えっと、その…。いい人だったから。」
ティーナは俺から目をそらして答えた。
ブレイブ・ヴィギルトがほんとにいい奴なら、かまわない。けど、そうじゃないなら。
「結婚が嫌なら、戻ってきてもいいぞ。」
「え?」
ティーナは、きょとんとした顔をした。
「借金くらい、俺が払ってやるよ。こんな結婚やめて、トール国に帰ってこい。」
(あ、俺、ちゃんと言えたじゃん。)
心の中で、自分をほめる。今までの俺は、大事な時に、ティーナを傷つけることに臆病になって、一つも大切なことを言えなかった。俺はこの一言を言うためだけに、この国に来たのだ。
「でも…私歌えないよ?」
「だから、どうした。別に、歌わなくたって、好きなことすればいいじゃん。」
こんなこと言ったら、多分死んだ母さんは怒るだろう。けど、俺は、ずっと”歌”が嫌いだった。母さんは国の人気歌手で、もともと体も丈夫じゃないのに、かなり無理して毎日ステージに立っていた。
歌に魔法を込める。それが一体どれほどの魔力の消費量なのかわからないけれど、魔法歌手は基本的に短命なことが多い。まるで歌が、母さんの命を縮めているように感じていた。
「苦しいなら、歌うのなんてやめちまえ。」
それが俺の本心だった。ティーナまで、歌に奪われたくなかったけれど、歌にすべてをかけているティーナにそんなこと言えるはずもなかった…これまでは。
「そっかぁ…レオンは、そう思ってたんだねぇ。」
「ああ、ずっとな。」
さっきまでとは違う、穏やかな顔でティーナは笑った。
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