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番外編
もう一人の求婚者②
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ジュスティーヌにとっても、タイス公爵子息トリスタン卿との縁談は、寝耳に水であった。
「……ラファエル、わたくしその方と、どうしてもお会いせねばならないのかしら?」
あくまで護衛としてジュスティーヌを先導するラファエルも、内心、気が気ではない。
「姫の肖像を描きたい、というトリスタン卿の希望を、国王陛下がお認めになられましたので……」
彫像のような外見にもかかわらず、芸術方面が壊滅的なラファエルは、画家であるという公爵子息に脅威すら感じていた。身分、家柄ともに素晴らしいのに、絵まで描けるなんて、神様は不公平だと思う。もし、姫君が芸術の話で公爵子息と意気投合してしまったら、何をしても挽回は不可能とさえ思った。
光の降り注ぐ明るいサロンに姫君がお出ましになると、座っていた若い男が立ち上がる。黒い天鵞絨に金糸の装飾がうるさくない程度に入った、趣味のよい上着とチャコールグレーの脚衣。芸術家らしい趣味のよい服装の男は、身長はラファエルより頭一つほど低く、細見で腕っぷしならば確実に勝てそうだった。
「トリスタンと申します、姫君。この度は俺の我儘を聞いていただき、ありがとうございます」
「いえ、わたくしこそ。絵がお得意だと伺っております。……父上が、嫁ぐ前にわたくしの肖像を残したいとおっしゃいますので」
「はい、誠心誠意、描かせていただきます」
男はまず、ジュスティーヌとあれこれと話しながら、立ち位置を決め、ポーズをあれこれ変えさせる。それから黒炭で麻布のキャンバスにサクサクと描いていく。後ろから覗いていたラファエルには、手品のように見える。
半刻ほどもそうして描いてから、ジュスティーヌがやや疲れてため息をついたのを潮に、トリスタンは休憩をしようと提案した。
背後に控えていた侍女の一人が伝え、ラファエルも手伝ってテーブルを運び、お茶の支度をする。ラファエルが自然に椅子を引き、それにジュスティーヌが腰を下ろし、無言で微笑み合う様子を見て、トリスタンがクスっとわずかに笑った。
「どうかなさいましたの」
「いえ、仲睦まじいことと思いましたので、つい」
「ラファエルは、その――」
「ええ、聞いておりますよ」
トリスタンが微笑んだ。ラファエルは護衛であるから、ジュスティーヌの背後に控えるだけで、お茶にはご相伴しない。ただ、ジュスティーヌとトリスタンのみがテーブルで向かい合っている。
「公爵のご子息で絵を嗜まれるのは、珍しいですわね」
「昔からの下手の横好きです。……死んだ婚約者の身体が弱くて、彼女を描いたり、外の風景を描いて彼女に見せたり――外にあまり出られない人でしたのでね」
「亡くなられましたの」
「ええ、三年前に。それから、彼女以外と結婚するつもりはないと、ずっと断っておりましたが、ローヌ公爵の方からお話があって、俺の一存では断り切れない筋ですので」
なんとなく、ジュスティーヌが振り向いてラファエルを見る。
「……そちらのラファエル卿との結婚を、姫君がお望みでないということなら、お受けしてもいいと思っておりました。お互い、結婚するつもりのない者同士、見かけ上の結婚でいいという話であるならば」
「それは――」
ジュスティーヌが困惑して視線を彷徨わせ、トリスタンが微笑む。
「ですが、そのご様子ならば、俺が入り込む余地はなさそうですね」
「わたくしはその……ラファエルとどうしても結婚したいわけでは……」
ぼそぼそと呟くジュスティーヌの言葉に、ラファエルがぎょっとして表情を変える。それを見て、トリスタンが笑った。
「ならば、俺と愛のない結婚をなさいますか? 俺は亡き婚約者をずっと想い、姫君に心はありません。それよりは――」
「姫、俺は――」
ジュスティーヌは慌ててラファエルを振り返り、首を振った。
「わかっています、こんなところではやめて! 恥ずかしいわ」
真っ赤になってラファエルを止めるジュスティーヌの様子に、トリスタンがアハハハと軽快な笑い声をあげた。
「ラファエル卿のお気持ちはハッキリしているようですよ、姫君」
ジュスティーヌは少しばかりトリスタンをにらんだ。
「……わざわざ、わたくしを揶揄うために、領地から出ていらっしゃったの?」
「姫君の絵は描いてみたかったのですよ。……俺も、故郷でくすぶっているのも飽きてきて、画家として身を立てたいと思い始めていました。王家とつながりができるのは、悪くはありません」
結局、それからトリスタンは数回にわたって王宮に伺候して、王女の絵を仕上げると、絵画を学ぶために隣国に旅立ってしまった。
***
「本当に絵を描きにきただけだったのね」
完成した絵を眺めながら、ジュスティーヌが不思議そうに言う。
「トリスタンはいまだに、死んだ婚約者を愛しているそうだ」
マルスランに言われ、ジュスティーヌも頷く。
「コレット、とおっしゃるそうですわ。……体の弱い儚げな方で、三年前、結婚直前に亡くなったと」
「あの男が今まで描く聖母像は、すべてコレットをモデルにしているそうだ」
「そうですの……一途な方でいらっしゃるのね」
ジュスティーヌが感心するが、実は、ラファエルはトリスタンからその内心を聞いていた。
トリスタンの婚約者コレットは、結婚式を一か月後に控えて倒れ、そこから半年ほど寝込んで、そのまま世を去った。着ることを熱望していた婚礼衣装に身を包み、最も愛した白い百合の花に囲まれて、コレットは葬られた。純潔のまま死んだコレットの、無垢さと神聖さを愛している、と。
ゆえに、四十も年上の隣国の大公に嫁ぎ、未亡人となった王女と、婚姻を結ぶつもりはない、と告げられた時は、ラファエルは危うくトリスタンを殴りつけるところであった。
『姫君は、国の平和のために望まぬ結婚に身を捧げられたのだ』
ラファエルの言葉に、トリスタンは肩をすくめて見せた。
『それはわかっているし、姫君も立派だとは思うが、四十も上の男とって思うと、不潔感が拭い去れないんだよね。まあ、俺がちょっと潔癖すぎるのかもしれないけどさ。どう、断ろうか悩んでいて、――でも、あんたとは相思相愛っぽいから、ホッとしたよ』
姫とはまだ相思相愛ではないし、このままだと白い結婚まっしぐらなのだが……とラファエルは思ったが、姫のことを内心、軽蔑しているような男との結婚を防げたのはよかったと、ラファエルも胸をなでおろす。
『姫も美しいけれど、俺はあんたの顔の方が気に入ったな』
そう言ってちらりと見せてきた素描に、ラファエルは驚く。
『いつの間に俺の顔を……!』
『あはは、あんた姫君の方ばっかり見てたから、俺がスケッチしてるの気づいてなかったもんな。まあ、あんた朴念仁だけど、その顔は神様からのプレゼントだと思って、せいぜい大事にしなよ!』
そう言って、隣国に旅立った画家のことを、ラファエルは苦々しく思い出すのであった。
後世、絵画の巨匠トリスタン・ド・シルヴァンの最高傑作のひとつ、「月夜の逢瀬」は、白い衣装を着た儚げな女と見目麗しい騎士の、月光の下での逢瀬が描かれている。トリスタンの故郷の、王女とその騎士がモデルと言われている。
ちなみにトリスタン自身は生涯、独身を貫いた。
「……ラファエル、わたくしその方と、どうしてもお会いせねばならないのかしら?」
あくまで護衛としてジュスティーヌを先導するラファエルも、内心、気が気ではない。
「姫の肖像を描きたい、というトリスタン卿の希望を、国王陛下がお認めになられましたので……」
彫像のような外見にもかかわらず、芸術方面が壊滅的なラファエルは、画家であるという公爵子息に脅威すら感じていた。身分、家柄ともに素晴らしいのに、絵まで描けるなんて、神様は不公平だと思う。もし、姫君が芸術の話で公爵子息と意気投合してしまったら、何をしても挽回は不可能とさえ思った。
光の降り注ぐ明るいサロンに姫君がお出ましになると、座っていた若い男が立ち上がる。黒い天鵞絨に金糸の装飾がうるさくない程度に入った、趣味のよい上着とチャコールグレーの脚衣。芸術家らしい趣味のよい服装の男は、身長はラファエルより頭一つほど低く、細見で腕っぷしならば確実に勝てそうだった。
「トリスタンと申します、姫君。この度は俺の我儘を聞いていただき、ありがとうございます」
「いえ、わたくしこそ。絵がお得意だと伺っております。……父上が、嫁ぐ前にわたくしの肖像を残したいとおっしゃいますので」
「はい、誠心誠意、描かせていただきます」
男はまず、ジュスティーヌとあれこれと話しながら、立ち位置を決め、ポーズをあれこれ変えさせる。それから黒炭で麻布のキャンバスにサクサクと描いていく。後ろから覗いていたラファエルには、手品のように見える。
半刻ほどもそうして描いてから、ジュスティーヌがやや疲れてため息をついたのを潮に、トリスタンは休憩をしようと提案した。
背後に控えていた侍女の一人が伝え、ラファエルも手伝ってテーブルを運び、お茶の支度をする。ラファエルが自然に椅子を引き、それにジュスティーヌが腰を下ろし、無言で微笑み合う様子を見て、トリスタンがクスっとわずかに笑った。
「どうかなさいましたの」
「いえ、仲睦まじいことと思いましたので、つい」
「ラファエルは、その――」
「ええ、聞いておりますよ」
トリスタンが微笑んだ。ラファエルは護衛であるから、ジュスティーヌの背後に控えるだけで、お茶にはご相伴しない。ただ、ジュスティーヌとトリスタンのみがテーブルで向かい合っている。
「公爵のご子息で絵を嗜まれるのは、珍しいですわね」
「昔からの下手の横好きです。……死んだ婚約者の身体が弱くて、彼女を描いたり、外の風景を描いて彼女に見せたり――外にあまり出られない人でしたのでね」
「亡くなられましたの」
「ええ、三年前に。それから、彼女以外と結婚するつもりはないと、ずっと断っておりましたが、ローヌ公爵の方からお話があって、俺の一存では断り切れない筋ですので」
なんとなく、ジュスティーヌが振り向いてラファエルを見る。
「……そちらのラファエル卿との結婚を、姫君がお望みでないということなら、お受けしてもいいと思っておりました。お互い、結婚するつもりのない者同士、見かけ上の結婚でいいという話であるならば」
「それは――」
ジュスティーヌが困惑して視線を彷徨わせ、トリスタンが微笑む。
「ですが、そのご様子ならば、俺が入り込む余地はなさそうですね」
「わたくしはその……ラファエルとどうしても結婚したいわけでは……」
ぼそぼそと呟くジュスティーヌの言葉に、ラファエルがぎょっとして表情を変える。それを見て、トリスタンが笑った。
「ならば、俺と愛のない結婚をなさいますか? 俺は亡き婚約者をずっと想い、姫君に心はありません。それよりは――」
「姫、俺は――」
ジュスティーヌは慌ててラファエルを振り返り、首を振った。
「わかっています、こんなところではやめて! 恥ずかしいわ」
真っ赤になってラファエルを止めるジュスティーヌの様子に、トリスタンがアハハハと軽快な笑い声をあげた。
「ラファエル卿のお気持ちはハッキリしているようですよ、姫君」
ジュスティーヌは少しばかりトリスタンをにらんだ。
「……わざわざ、わたくしを揶揄うために、領地から出ていらっしゃったの?」
「姫君の絵は描いてみたかったのですよ。……俺も、故郷でくすぶっているのも飽きてきて、画家として身を立てたいと思い始めていました。王家とつながりができるのは、悪くはありません」
結局、それからトリスタンは数回にわたって王宮に伺候して、王女の絵を仕上げると、絵画を学ぶために隣国に旅立ってしまった。
***
「本当に絵を描きにきただけだったのね」
完成した絵を眺めながら、ジュスティーヌが不思議そうに言う。
「トリスタンはいまだに、死んだ婚約者を愛しているそうだ」
マルスランに言われ、ジュスティーヌも頷く。
「コレット、とおっしゃるそうですわ。……体の弱い儚げな方で、三年前、結婚直前に亡くなったと」
「あの男が今まで描く聖母像は、すべてコレットをモデルにしているそうだ」
「そうですの……一途な方でいらっしゃるのね」
ジュスティーヌが感心するが、実は、ラファエルはトリスタンからその内心を聞いていた。
トリスタンの婚約者コレットは、結婚式を一か月後に控えて倒れ、そこから半年ほど寝込んで、そのまま世を去った。着ることを熱望していた婚礼衣装に身を包み、最も愛した白い百合の花に囲まれて、コレットは葬られた。純潔のまま死んだコレットの、無垢さと神聖さを愛している、と。
ゆえに、四十も年上の隣国の大公に嫁ぎ、未亡人となった王女と、婚姻を結ぶつもりはない、と告げられた時は、ラファエルは危うくトリスタンを殴りつけるところであった。
『姫君は、国の平和のために望まぬ結婚に身を捧げられたのだ』
ラファエルの言葉に、トリスタンは肩をすくめて見せた。
『それはわかっているし、姫君も立派だとは思うが、四十も上の男とって思うと、不潔感が拭い去れないんだよね。まあ、俺がちょっと潔癖すぎるのかもしれないけどさ。どう、断ろうか悩んでいて、――でも、あんたとは相思相愛っぽいから、ホッとしたよ』
姫とはまだ相思相愛ではないし、このままだと白い結婚まっしぐらなのだが……とラファエルは思ったが、姫のことを内心、軽蔑しているような男との結婚を防げたのはよかったと、ラファエルも胸をなでおろす。
『姫も美しいけれど、俺はあんたの顔の方が気に入ったな』
そう言ってちらりと見せてきた素描に、ラファエルは驚く。
『いつの間に俺の顔を……!』
『あはは、あんた姫君の方ばっかり見てたから、俺がスケッチしてるの気づいてなかったもんな。まあ、あんた朴念仁だけど、その顔は神様からのプレゼントだと思って、せいぜい大事にしなよ!』
そう言って、隣国に旅立った画家のことを、ラファエルは苦々しく思い出すのであった。
後世、絵画の巨匠トリスタン・ド・シルヴァンの最高傑作のひとつ、「月夜の逢瀬」は、白い衣装を着た儚げな女と見目麗しい騎士の、月光の下での逢瀬が描かれている。トリスタンの故郷の、王女とその騎士がモデルと言われている。
ちなみにトリスタン自身は生涯、独身を貫いた。
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感想ありがとうございます!
途中でめっちゃギャグになってなんでwww
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ラファエル様は単純に野暮天だったのかもですが、好きです…
ありがとうございます!
古いのも読んでいただけて嬉しいです!
感想ありがとうございます!
前に書いた作品ですが、改めて表紙をご依頼して、こうして読んでいただけて幸いです!