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ミレイユの結婚
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王宮の開放の日に、ジュスティーヌ姫の面前で自殺未遂をやらかしたミレイユとその父アギヨン侯爵に対し、王家の裁定はミュルーズ県の召し上げであった。王宮で、それも王族の前で刃物を振り回した。暗殺未遂を疑われても文句の言えない状況であったが、全てを内密に処理した上で、表向き、ミレイユはミュルーズ県を持参金として、王家の指定した相手に嫁ぐ。夫は新ミュルーズ領主として王家から封爵を受け、アギヨン家としてはミレイユの失態はなかったことにしてもらえ、王家はアギヨン家からの土地で、新たに封爵させることができる。
スール子爵との結婚は当然白紙になり、アギヨン侯爵も、内心はともかく、大人しく王家の裁定を受け入れ、ミュルーズ領を差し出した。見たこともない相手に嫁ぐことに不安が無いわけではない。でも、あんな不祥事を起こしてしまった自分は、王家の裁定を受け入れる以外に生きる道はない。相手はどこかでミレイユを見初め、是非にと懇請したと聞き、求められて嫁ぐのが幸せと思い決め、ミレイユは生まれ変わったつもりで、その人に誠意を尽くそうと思うのだった。
あの日、どうしてあんなことをしでかしたのか、ミレイユ本人にもさっぱりわからない。気づけば王宮をうろついて、ラファエルの姿を見つけ、その姿を目に焼き付けて死のうと思った。結局死にきれなくて、ただの狂言のようになってしまった。冷静になった今では、とても恥ずかしい。必死に姫を守ろうとするラファエルにも傷ついたが、あの場面で刃物を持った女が出てくれば、護衛としては当たり前のことだ。ラファエルの気持ちがもう、自分にはないと気づけば、ミレイユは憑き物が落ちたようにすっきりしていた。
あの王宮の開放の日より数か月、冬が終わって春の日差しが零れるころ。
指定された婚礼の日、ミレイユは次兄のフィリップを付き添いに、王都から四日ほどのミュルーズ領に馬車で乗り付けた。葡萄畑と麦畑の広がる穏やかな土地で、森の向こうに領主館の赤い屋根が見えて、ミレイユは何となくほっとする。――結婚相手の新・ミュルーズ男爵はすでに領地に赴き、新領主として働いているはずだ。
遠目で見るよりも立派な領主館であった。庭には花が咲き乱れ、手入れも行き届いている。敷地内に小さな礼拝堂があって、そこで結婚式をするらしい。
侍女の手を借りて馬車を降りると、玄関前には中年の婦人が出迎えていた。フィリップと挨拶を交わす様子を見ながら、その人に見覚えがあると思い、ミレイユは記憶を辿る。どこで会った人だったか――。
だが、ミレイユが思い出すよりも早く、その婦人がミレイユに抱きつかんばかりに駆け寄ってきた。
「ミレイユちゃん! まあまあ、綺麗になって! オーガスタが亡くなってから、もう何年になるかしら! ああもう、何てこと、わたしったら、言葉も出ないわ!」
「……おば、さま……?」
まだ母と二人下町に住んでいた時、二軒隣に住んでいたデボラおばさまだ。
「どうしてここに?!」
家政婦か何かで雇われたのか? ミレイユはわけがわからなくて目を丸くする。
「どうしてって……やだ、あの子ったら何も説明してないの?」
「あの子ってそう、あのお兄さん、お元気ですか? もうずっと会ってなくて……」
もうすっかり顔も忘れたわと思いながら、ミレイユが尋ねると、デボラは呆れたように天を仰いだ。
「信じられないわ! あのバカ息子ときたら……」
「……婚礼の時刻もありますし、俺は先に花婿に挨拶してきます。ミレイユの支度をお願いできますか?」
「そうね、まずお茶を飲んで、それから結婚式の支度を済ませてしまいましょう。あのバカ息子への説教は、それからでも遅くないわ」
フィリップに促されて、ミレイユはデボラに手を引かれて二階の部屋へと通る。フィリップは執事に案内されて、奥の応接室に消えた。
動顛しているミレイユは、デボラがどういう立場でこの屋敷にいるのか、首を傾げるしかない。
「ほんと、久しぶりよねぇ。あなたがお父様のお邸に引き取られた後で、息子には文句を言われたのよ。何で引き留めなかったのかって。実の父親が引き取るって言ってるのを、近所のおばさんが引き留められるわけないでしょうってもう、大喧嘩よ。……あ、その口紅の色はちょっと濃すぎじゃないかしら。ミレイユちゃんにはもっと、可愛らしい色が似あうわ。髪飾りはそうねぇ……」
ミレイユに着いてきた侍女が髪飾りや化粧を直すのを、横からデボラが口を出し、デボラが以前に用意していたらしい、装身具なども出してきて、あーでもないと言いあっている。
「その……あの、おばさま、その、わたくしの結婚相手のミュルーズ男爵って……」
「ねえ、もしかしてミレイユちゃん、結婚相手の名前も聞いてないの?」
「名前は知っていますよ。セルジュ様とおっしゃると。封爵で王都を離れなければならないから、事前に会うことができなくて申し訳ないとのお手紙はいただきました。……その、その方とおばさまの関係がわからないのですが」
「わたしの息子よ!」
そう言われて、ミレイユは青い目を見開く。
「……お兄さん、そんな名前でしたっけ……」
「ああ、ミレイユちゃんの前では、あんたとか、バカ息子としか呼んでないから、小さかったミレイユちゃんは、名前まで憶えてなかったかもしれないわね。王宮騎士になって、ミレイユちゃんを迎えに行こうとしたけど、その時には目の覚めるような美男子の恋人がいて、尻尾巻いて引き下がっちゃったのよ! まったく、意気地がないったら。でも、縁は不思議なものね。王太子様の機転で、結局、収まるところに収まったってところかしら」
「……王宮の騎士……そうか、お兄さんにお会いしていたのですね。全然、気づかなかった……」
頬に手をあてて考えるミレイユを、デボラはおかしそうに眺める。ミレイユとの結婚が叶って、セルジュはめちゃくちゃに浮かれていたのだが、王太子の意向で詳しい説明を止められていたのである。――一応、不祥事に対する罰則でもあるので、嫁ぐ前からミレイユが幸せ満開になってもらっては困るからだ。
「さあ、できたわ、ミレイユちゃん、息子に会ったら、『あんた誰?』って言っておやりなさいな!いい気味よ!」
デボラに促されて鏡の前から立ち上がると、ちょうど、正装に着替えたフィリップが迎えに来ていた。
「支度はいいか、セルジュ先輩がお待ちかねだ」
フィリップの差し出す右手に左手を乗せて、ミレイユが尋ねる。
「……それって、もしかして、お兄様の従騎士時代の先輩?」
「そうだ。庶子のくせに、って言ったら、ボコボコにされた。あれで俺も目が覚めて、庶子という理由でお前を見下すのをやめたんだ。――まさか、お前の幼馴染とは、全然知らなかったよ」
晴れた空の下、庭の小道を歩いて、小さな礼拝堂に向かう。新しい領主の結婚式を、村人が総出で祝ってくれるらしい。礼拝堂の奥の祭壇の前で、騎士の正装で待っている背の高い人。
(ああ、あれ、「お兄さん」だったのね――)
王宮舞踏会の夜の庭でラファエルに振られた日、ミレイユが泣き止むまで、付き添ってくれた黒髪の騎士。
ミレイユは礼拝堂の中に足を踏み入れる。
――水に映った月を、もう追い求めたりはしない。わたくしの幸せは、きっとここにある。
スール子爵との結婚は当然白紙になり、アギヨン侯爵も、内心はともかく、大人しく王家の裁定を受け入れ、ミュルーズ領を差し出した。見たこともない相手に嫁ぐことに不安が無いわけではない。でも、あんな不祥事を起こしてしまった自分は、王家の裁定を受け入れる以外に生きる道はない。相手はどこかでミレイユを見初め、是非にと懇請したと聞き、求められて嫁ぐのが幸せと思い決め、ミレイユは生まれ変わったつもりで、その人に誠意を尽くそうと思うのだった。
あの日、どうしてあんなことをしでかしたのか、ミレイユ本人にもさっぱりわからない。気づけば王宮をうろついて、ラファエルの姿を見つけ、その姿を目に焼き付けて死のうと思った。結局死にきれなくて、ただの狂言のようになってしまった。冷静になった今では、とても恥ずかしい。必死に姫を守ろうとするラファエルにも傷ついたが、あの場面で刃物を持った女が出てくれば、護衛としては当たり前のことだ。ラファエルの気持ちがもう、自分にはないと気づけば、ミレイユは憑き物が落ちたようにすっきりしていた。
あの王宮の開放の日より数か月、冬が終わって春の日差しが零れるころ。
指定された婚礼の日、ミレイユは次兄のフィリップを付き添いに、王都から四日ほどのミュルーズ領に馬車で乗り付けた。葡萄畑と麦畑の広がる穏やかな土地で、森の向こうに領主館の赤い屋根が見えて、ミレイユは何となくほっとする。――結婚相手の新・ミュルーズ男爵はすでに領地に赴き、新領主として働いているはずだ。
遠目で見るよりも立派な領主館であった。庭には花が咲き乱れ、手入れも行き届いている。敷地内に小さな礼拝堂があって、そこで結婚式をするらしい。
侍女の手を借りて馬車を降りると、玄関前には中年の婦人が出迎えていた。フィリップと挨拶を交わす様子を見ながら、その人に見覚えがあると思い、ミレイユは記憶を辿る。どこで会った人だったか――。
だが、ミレイユが思い出すよりも早く、その婦人がミレイユに抱きつかんばかりに駆け寄ってきた。
「ミレイユちゃん! まあまあ、綺麗になって! オーガスタが亡くなってから、もう何年になるかしら! ああもう、何てこと、わたしったら、言葉も出ないわ!」
「……おば、さま……?」
まだ母と二人下町に住んでいた時、二軒隣に住んでいたデボラおばさまだ。
「どうしてここに?!」
家政婦か何かで雇われたのか? ミレイユはわけがわからなくて目を丸くする。
「どうしてって……やだ、あの子ったら何も説明してないの?」
「あの子ってそう、あのお兄さん、お元気ですか? もうずっと会ってなくて……」
もうすっかり顔も忘れたわと思いながら、ミレイユが尋ねると、デボラは呆れたように天を仰いだ。
「信じられないわ! あのバカ息子ときたら……」
「……婚礼の時刻もありますし、俺は先に花婿に挨拶してきます。ミレイユの支度をお願いできますか?」
「そうね、まずお茶を飲んで、それから結婚式の支度を済ませてしまいましょう。あのバカ息子への説教は、それからでも遅くないわ」
フィリップに促されて、ミレイユはデボラに手を引かれて二階の部屋へと通る。フィリップは執事に案内されて、奥の応接室に消えた。
動顛しているミレイユは、デボラがどういう立場でこの屋敷にいるのか、首を傾げるしかない。
「ほんと、久しぶりよねぇ。あなたがお父様のお邸に引き取られた後で、息子には文句を言われたのよ。何で引き留めなかったのかって。実の父親が引き取るって言ってるのを、近所のおばさんが引き留められるわけないでしょうってもう、大喧嘩よ。……あ、その口紅の色はちょっと濃すぎじゃないかしら。ミレイユちゃんにはもっと、可愛らしい色が似あうわ。髪飾りはそうねぇ……」
ミレイユに着いてきた侍女が髪飾りや化粧を直すのを、横からデボラが口を出し、デボラが以前に用意していたらしい、装身具なども出してきて、あーでもないと言いあっている。
「その……あの、おばさま、その、わたくしの結婚相手のミュルーズ男爵って……」
「ねえ、もしかしてミレイユちゃん、結婚相手の名前も聞いてないの?」
「名前は知っていますよ。セルジュ様とおっしゃると。封爵で王都を離れなければならないから、事前に会うことができなくて申し訳ないとのお手紙はいただきました。……その、その方とおばさまの関係がわからないのですが」
「わたしの息子よ!」
そう言われて、ミレイユは青い目を見開く。
「……お兄さん、そんな名前でしたっけ……」
「ああ、ミレイユちゃんの前では、あんたとか、バカ息子としか呼んでないから、小さかったミレイユちゃんは、名前まで憶えてなかったかもしれないわね。王宮騎士になって、ミレイユちゃんを迎えに行こうとしたけど、その時には目の覚めるような美男子の恋人がいて、尻尾巻いて引き下がっちゃったのよ! まったく、意気地がないったら。でも、縁は不思議なものね。王太子様の機転で、結局、収まるところに収まったってところかしら」
「……王宮の騎士……そうか、お兄さんにお会いしていたのですね。全然、気づかなかった……」
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